今日の料理 第13回 2024/4/27~4/30

今回もいろいろと自分で作った料理を紹介していきますよ!(`・ω・´)

4/27 - 中華丼


中華丼(2024/4/27)

かなりお手軽な感じで作った中華丼ですね!

中華丼のように使う具材の種類が多い料理って、
ガチに作ろうとするとなかなか大変なのですよね;

全部の種類の具材をそろえようとすると、
大量にできるか、具材が余るかのどちらかですからね;

そこで最近はカット野菜を上手く活用しています!

以前に比べると余った野菜の使い方も上手になってきましたが、
それでもあまり冷蔵庫をぎゅうぎゅうにはしたくないので、
こういうときはカット野菜でほどよく妥協するようにしています!

本来ならきくらげやたけのこなんかも欲しかったりするのですが、
そのあたりは割り切ってカット野菜の構成に合わせて作ります!

そこに残っていた豚肉、シーフードミックスを活用することで、
「手軽に作ったけどきちんと豪華」な仕上がりとなっています!

味付けに関しては既存のタレなどに頼ることはなく、
もちろん自分で様々なだし素材をブレンドしています!

最近はこのあたりの中華風味でミスすることはないですね!(●・ω・)

鶏ガラスープ、貝柱だし、和風だし、オイスターソース、
今回はこのあたりを中心にして組み立てました!

創味シャンタンも入れてますが、少なめにするのがコツですね!

というのも、創味シャンタンは味の完成度が非常に高いので、
入れ過ぎると「何でも創味シャンタン味」になりますからね!

そこで「ちょっとしたまとめ役」として活用するわけですね!

4/28 - どてめし


どてめし(2024/4/28)

「どてめし」って何なんだと思われてしまいそうですが、
これは大阪名物の「どて焼き」をどんぶり形式にしたものです!

どて焼きとは牛すじをこんにゃくと合わせて、
白味噌やみりんなどで甘めの味噌味に炊いたものです!

牛すじということで、本来は煮込み時間が長くかかりますが、
圧力鍋を使ったのでほんの15分で済んでいます!

ただその段階ではスープが多く、とろみがついていないので、
あとは普通に煮込んでとろみがつくあたりまで調整しています!

このちょっと味噌ダレがとろっとしたあたりが最高なのですよ!(*・ω・)

どて焼きはかなり古くから大阪では食べられている料理ですが、
若い世代で食べている人は少なく、自分も以前は知りませんでした!

ただときどき通っていたラーメン屋で「どてめし」が提供されており、
それを食べたことを最近になってふと思い出したので、
「そうだ、どてめしを家で作ろう」となったわけですね!

味はしっかり仕上がりましたし、とろとろの牛すじもさることながら、
牛すじの旨味をたっぷりと吸ったこんにゃくも上々の仕上がりでした!

この「どてめし」は今後もちょくちょく作っていきたいですね!

4/29 - マカロニ海老グラタン


マカロニ海老グラタン(2024/4/29)

いかにも大阪の味だった「どてめし」の翌日はいきなり洋食です!笑

急な変化ですが、むしろこのあたりは意図的だったりします!
あまり似たような料理が続くとどうしても飽きてきますからね!

今回は「ひさしぶりにホワイトソース系が作りたいな」と思って選びました!

ホワイトソース作りは手慣れているのでミスはほぼしないですし、
今回もしっかり焦がさないようにしながら、
ほどよい粘度のホワイトソースに仕上げることができました!

非常にオーソドックスながらもいい味に仕上がりましたね!(*゚ー゚)

4/30 - 京都風たぬきうどん


京都風たぬきうどん(2024/4/30)

家でうどんやそばを作るとき、一つの料理として作るなら、
やっぱり一定の創作性のようなものが欲しいのですよね!

そこで「あんかけ系のうどんとかいいかな」と思っていたところ、
「そういえば京都のたぬきうどんってあんかけなんだよな」と思い出し、
「じゃあそれを家で再現してみよう」と思ってこれを作りました!

京都のたぬきうどんは刻んだお揚げと長めに切った青ねぎを加え、
それをあんかけのつゆに仕立てて、最後におろし生姜を乗せます!

いかにも体が温まることを意識した組み合わせになってますよね!(*゚◇゚)

「なぜそれを暑くなってきた今作るのか」とはなりますが;苦笑

ただ、これがなかなか相性が良く、味は非常に良かったですね!
これをベースに具材を変えたあんかけにしてもいいでしょうね!

実は今回はつゆにもこだわり、いつもの関西風以上に醤油の色を弱め、
普段よりもやや昆布寄りのだしにしていたりもします!

「そのほうが京都風らしいかなぁ」という勝手な想像ですが!

でもつゆのビジュアルはなかなか京都っぽいのではないですかね!

◎今回の最優秀料理


今回の最優秀料理はもう「どてめし」一択でしょう!

大阪の地元の味を現代的な要素を加えつつ再現したどんぶりで、
これはもっと大阪はもちろん、全国的に知られていいと思いますね!

「牛すじ肉のおいしい食べ方」の一つとして素晴らしいと思いますし!

これからもいろんな料理にどんどん挑戦していきます!(゚x/)モキリーヌ

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テーマ : おうちごはん | ジャンル : グルメ

綿麺 冷やしぶっかけ海老しょうゆ

新しい限定を求めて綿麺に訪問してまいりました!

前々回の限定「焼き海老醤油らーめん」で限定ラッシュに関しては
いったん打ち止めかと思いましたが、むしろこのラーメンから派生した
限定麺がさらに連発で登場するという流れになっていますね!

今回の限定は明らかに前回の「汁なし海老しょうゆ」の流れですね!
事前に公表されたトッピング写真などのかなり似ていましたし!

なので、「汁なし海老しょうゆ」を作る中で
「時期的に冷やしにしてもいいのではないか」となって、
冷やしバージョンも提供することにしたという感じでしょうかね!

そのためこの3つの海老系限定をコンプするというよりは、
そのどれかに当たって楽しむというのが向いていそうです!

とは言いながら、自分はこの3つの限定をきちんとコンプしましたが!(*゚ー゚)

綿麺 冷やしぶっかけ海老しょうゆ

ということで、「冷やしぶっかけ海老しょうゆ」がやってきました!
あれ、これ前回の「汁なし海老しょうゆ」と全く異なる点がありますね!

「言われてみればそうだけど、言われないとつい勘違いしちゃう」
というような大きな違いがありましたね!

◎スープ - 海老油の香ばしさがしっかり攻めてくる


まずはスープですが・・・うん、今回は海老油が主役級の役割ですね!(●・ω・)

スープの縁を見ても、はっきりとオレンジの油が見て取れます!
このオレンジ色は間違いなく海老油によるものですからね!

前回の「汁なし海老しょうゆ」との最大の違い、
それは実はこちらは「汁なし」ではないということです!

てっきり汁なしの流れで冷やしになっているかと思いきや、
今回は「冷やしラーメン」的なアプローチになっています!

「言われてみれば今回は汁なしって書いてない」と気付くのですが、
最初に名前を見たときはてっきり汁なしかと誤解していましたね!

そのため当然ながらタレそのものは汁なしのときよりすっきりで、
ちゃんとスープとして飲んでも問題のない濃度となっています!

それゆえに全体の力関係が前回の汁なしのときと比べて、
タレよりも香味油(海老油)のほうが明らかに強くなっています!

前回の汁なしではタレから伝わる海老の旨味がメインでしたが、
今回はむしろ多めの海老油でガツンと攻めてくるスタイルです!

それゆえ前回をかなり継承しつつも意外と印象は異なります!

この海老油とトッピングである揚げ小海老が合わさることで、
「海老の香ばしさ」がビシビシと前面に出てきますね!(*゚◇゚)

今回は海老という海鮮系がテーマの限定麺ということで、
冷やしに応用しやすかったのは間違いなくあるでしょうね!

動物系ベースだと、どうしても冷やすと油脂が凝固するので、
油脂を植物系にせざるをえず、それでコクが落ちるのですよね!

でもこちらの海老油は植物性ベースで作ればそうはならないので、
冷やしにするうえで向いていたというのは間違いなくあるでしょうね!

しかもちょうど暑くなってきた時期なのが良かったですね!

◎トッピング - 実は前回とバランスなどに変化がある


トッピングは薄切りレアチャーシュー、ダイスレアチャーシューを中心に、
大葉、味玉、スナップえんどう、新玉ねぎのピクルス、揚げ小海老です!

新玉ねぎの上にかかっているのは「ゆずからりん」というスパイスです!
要するに「柚子入りの七味」みたいにとらえればいいでしょう!

またタレにはけっこう多めの粗挽き黒胡椒も入っています!

前回との違いは薄切りレアチャーシューが導入されたことと、
煮込み系チャーシューはそのかわりに外されたことですね!

今回導入された薄切りレアチャーシューはこの冷やしによく合っていましたね!
相性という点ではダイスチャーシューよりも薄切りのほうが良かったですね!

前回は汁なしということでややワイルド方面のチャーシューにして、
今回は冷やしなのでさっぱり系へと移行したとも言えそうですね!

それ以外の具材に関しては前回の汁なしから継承されています!(=゚ω゚)

スナップえんどうと新玉ねぎのピクルスで春らしさを演出し、
ゆずからりん、新玉ねぎのピクルスと大葉で清涼感を演出します!

今回意外に注目だったのが、大葉の量が増えていたことですね!
これは明らかに清涼感をさらに増すことを狙ったものでしょうね!

このあたりは冷やしであることを踏まえたアレンジでしょうね!

綿麺 冷やしぶっかけ海老しょうゆ(麺)

◎麺 - いつも以上にもちもち感をアピール


麺は前回以上にもちもち感をはっきり感じる太麺です!

普通は冷やしになると麺はがっしり系の食感に傾きがちですが、
こちらはむしろそれとは逆の動きを見せていたという点ですね!

表面にがっしり感を持たせるのではなく、表面はむしろ少しやわらかく、
噛むことでもちもちとした食感を楽しめる、そういう麺になってましたね!

それゆえに優しさともっちり感の両方を楽しめる麺になっていました!
この食感は綿麺の麺としてもちょっと珍しい調整と言えますね!

この麺が楽しめたというのもこの冷やしの大きなポイントでした!(`・ω・´)

◎まとめ - 海老というテーマを上手く冷やしに昇華


海老をメインにした限定が3回続いたということになりましたが、
きちんと前回の汁なしとは差別化が上手くされていましたね!

特に海老という素材と冷やしの相性の良さ、冷やしならではのアレンジ、
前回を継承しながらもその違いをいろいろと楽しむことができました!

どうも今年の綿麺はいろんな限定が楽しめそうな気配ですね!(゚x/)モキュリッ

お店の住所と地図 大阪府松原市松ヶ丘3丁目6-15

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自己流ラーメン 綿麺 総合メニュー

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4月が終わりました!

桜も咲き終わって完全に春を迎えた4月も今日で終わりました!

今月は自分としては珍しく絶好調だったと言える一ヶ月でしたね!

3月は中盤でそれまで進めていたプランが完全にストップして、
それを再起させられるか模索しながらも迷走してしまい、
その一方でそれとは別の道を考えていたのですよね!

3月末にかけて以前のプランの再起についてはいったん諦め、
新しい方法の実行を4月の頭から実行することにしました!

このあたりちょっと腹をくくらないといけないところもありましたが、
そこも思い切って乗り越え、一定の成果をあげることができたのですよね!

しかも4月下旬にその流れで新しい動きももう一つスタートさせ、
それも話がまとまり、5月初旬からそれが動くことになりました!

この2つの動きが花開いてくれるかは天に任せるしかないですが、
いずれにしても4月はしっかりと新しい動きを始められましたし、
それがきちんと動かせるところまでいったのは大きかったですね!

ある意味では新年度の始まりという4月らしい一ヶ月にできました!(●・ω・)

3月が春を迎えながらも迷走気味で精神的にも安定しなかったのに対し、
今月は全体的に調子良く、気持ちだけでなく実際の動きも加速するなど、
ほぼマイナスの部分が見当たらないぐらいに上手く進みましたね!

ただ4月に撒いた種が花開いてくれるかは未知数な部分もあるので、
5月から6月に出てくる結果を見つつ新しい動きにまた繋げていく、
そういう第二のプランも頭に入れておく必要がありそうです!

ただ4月に腹をくくって動くことができたという成果があるだけに、
いじいじとして動けないという事態に陥るのは避けられそうですし、
「とにかく動くときは動け」と自分の尻を叩いていきたいですね!

そして3月にストップしたプランは再起への小さな芽が4月下旬に出てきて、
諦めていたこちらのほうも何かしらの動きが今後できる可能性が出るなど、
4月はほんと全部が少しずついい方向に動かせた一ヶ月になりましたね!

ある意味では3月に以前のプランにブロックがかかったことが、
この4月の新しい動きへのやる気に繋がった面もあるのですよね!

そういう点では自分にとって必要な切り替えだったのかもですね!
以前からの中途半端な流れに一定の区切りをつけられましたからね!

近くの公園のソメイヨシノ(2024年4月)
(近くの公園のソメイヨシノ:2024年4月)

そして実生活の好調の後押しを受けてか、ブログも好調でしたね!

更新記事数が20を超えたのは、ブログの毎日更新を終了した
2022年10月から見ると初めてだったりするのですよね!

実はブログ再開更新後はあまり毎日更新をしないようにしていたのですが、
そうするとブログ記事の在庫がたまりすぎる状態に入ったので、
今月から「毎日更新のときができてもいいや」と方針変更したのですよね!

そうしたこともあって、ブログの更新も非常に好調になりました!(=゚ω゚)

ただこれは春の花の関連の記事更新が多かったからでもあるので、
それが減ってくる5月はもう少し更新はゆるやかになるでしょうね!

でも今は更新頻度についてはあまり深くは考えていなくて、
「更新したいときに書きたい記事を書こう」という感じなので、
この気持ちさえ維持しつつゆるやかに更新できればいいと思っています!

今月は「今日の料理」を中心に、ラーメン屋さんの食べ歩き記事、
季節の花の紹介、音楽記事など、どれもバランス良く更新できるなど、
特に偏りが生まれなかったことも良かったと思いますね!

近くの公園のハナカイドウ(2024年4月)
(近くの公園のハナカイドウ:2024年4月)

そして今月に入ってひさしぶりに軽い筋トレを再開しました!

昨年のどこかで左肩が四十肩になってしまったこともあり、
やむなく筋トレの再開を先延ばしにしていたのですよね;

もっともこれは肩の不調を言い訳にしていたとも言えますが;

ただ今月は全体的にあらゆる方面へのモチベーションが高かったので、
「じゃあもう気軽に筋トレを再開するか」とやり始めました!

四十肩は治ってはいるものの、四十肩になると肩の可動域がせばまるので、
それをリハビリすることで復活させていかないといけないのですよね!

ただこのあたりも自然と可動域がある程度復活していたので、
リハビリについてもスムーズに進めることができています!

そしてこの筋トレは最近増えてしまった体重への対策も兼ねています(;゚◇゚)

今日体重計に乗ると、昨年よりもさらに数kgほど増えていましたね;

これはさすがにまずいので、お菓子などの間食はカットして、
ソフトドリンクも大幅に減らすなどのダイエットをスタートします!

最近は代謝が落ちていることも明らかで、そこでダイエットへの意識まで下がり、
そこに母の介護へのストレス解消などの言い訳なども重なったことで、
体重維持への気持ちが弱まっている時期が続いてしまいましたからね;

ここは数ヶ月から1年ほどかけてしっかりと取り組みたいと思っています!

大泉緑地 ふれあいの庭の金魚草
(大泉緑地 ふれあいの庭の金魚草:2024年4月)

[今月の1曲]
先月は春っぽい曲を選びたかったのに気持ちが全く安定せず、
それゆえひたすらどんよりとした曲を選んだのですが、
今回は好調だったこともあり、とびきり春らしい曲を選びました!

60年代サンシャインポップを代表するソングメーカーである
Roger Nicholsの"Love So Fine"という曲です!

実はこの曲、関西ローカルのテレビ大阪の夕方のニュース番組である
「やさしいニュース」のオープニングに使われていた曲なのですよね!

なので、関西の人だと「あぁ、あの曲か!」と思う人もいるかもです!
(今もこの曲が使われているのかはテレビを見てないのでわかりません;)

この曲をその番組で聴いたときに「めっちゃサンシャインポップっぽいな」と思い、
「なんて曲名なんだろう」と思いつつも情報が出てこなかったので放置していましたが、
ひさしぶりにこのアルバムを聴いたら「あ、あの曲じゃないか!」となって、
「実は持っていたうえに過去にも聴いていた」ことが発覚したのです;苦笑

曲はもうサンシャインポップらしく春の雰囲気がムンムンで多幸感に満ちています!
途中の曲調の変化がこの曲の一番の見どころではないかと自分は思います!

ということで、5月もこの好調をしっかりと維持していきたいですね!(゚x/)モシリーン

Roger Nichols & The Small Circle of Friends - Love So Fine (1968)
[Sunshine Pop]

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テーマ : ひとりごとのようなもの | ジャンル : 日記

中華そば ふじい 芦原橋本店 中華そば 大盛り

芦原橋駅そばにある「中華そば ふじい 芦原橋本店」に行ってきました!

昨年11月ぐらいから芦原橋に行く機会が増えているので、
このお店にも定期的に通うような感じになっていますね!

前回訪問では「最初の訪問のときに中華そばを食べたので、
今回はかしわそばを注文」ということにしましたが、
その初訪問も2018年とかなり前のことなので、
今回は基本の「中華そば」を再び注文しました!(*゚ー゚)

6年ぶりともなれば、味もけっこう忘れていますからね!

初訪問のときはセットにしてチャーハンなどをつけましたが、
今回はセットにしないかわりに大盛りにして注文しています!

中華そば ふじい 芦原橋本店 中華そば 大盛り

ビジュアルについては麺の多さ以外はほぼ6年前と同じですね!

チャーシューが1枚増えているのは大盛りにした関係なのか、
あるいはセットではないからなのかはわからないですが!

◎スープ - たしかに「昭和」を強く感じる複合的スープ


まずはスープですが・・・なるほど、「懐かしさ」への意識を明確に感じます!(●・ω・)

前回食べた「かしわそば」も懐かしさを感じるスープでしたが、
「かしわそば」が明確に中心に鶏があるのが伝わる構成なのに対し、
こちらは何かがはっきりと前面に出るタイプのスープではないですね!

いろいろな要素を複合的に重ね合わせることによる旨味が中心であり、
あえて何かをとがらせたりせず、むしろそこはやや曖昧にさせています!

でもパーツごとに見ると、あえて「昭和風」にしているのが伝わります!

鶏と和風を複合的に合わせつつも、いわゆる「Wスープ系」とは全く異なり、
全体がぼんやりとミックスされているような、そんな仕上がりなのですよね!

「Wスープ系」の場合はかなり魚介の存在感が前面に出てきますが、
和風だしを使っていてもそうしたバランスにはされていません!

あくまで動物系のコクを支える旨味の補佐役という感じですね!

そしてコクについては豚の背脂が支えている部分が大きいです!
この油脂にけっこう厚みがあり、この自然な甘さが仕事をしています!

なので、スープと背脂による二段構えのコクの演出と言えるでしょう!
豚の背脂が入ることで、鶏と豚の風味の融合もおおむね等価な感じです!

そして醤油ダレもおそらくはチャーシューダレベースな気がしますね!(*゚◇゚)

チャーシューを炊いたタレをかえしに使うのは昔のラーメン店の定番で、
それを採用することであえて懐かしさを演出している感じもしますね!

でもそうした手法であるからこそのおいしさが上手く出ていますね!

なので、トータルで見ると昭和のラーメンの手法を取り入れながら、
それをきれいにまとめて現代に通用する形に仕上げた感じですね!

◎トッピング - 伝統的な具材ながらも味は優秀


トッピングはチャーシュー、メンマ、青ねぎとなっています!

このあたりは非常にベーシックな組み合わせとなっていますね!
「あえて現代的にはしていない」という内容だと言えます!

なので、チャーシューも現代的なレアチャーシューではなく、
ベーシックなものですが、部位はおそらく肩ロースで、
脂身と赤身のバランスが良く、旨味のあるチャーシューです!

肉質はホロリととろける感じで、脂身もクセがなく、
昔ながらのチャーシューを上質にしたような感じですね!(=゚ω゚)

メンマの風味はほんといかにも昭和のベーシックな味わいです!

豚の背脂はやや大きめで、溶ける感じというよりは存在感が強めです!

中華そば ふじい 芦原橋本店 中華そば 大盛り(麺)

◎麺 - パツパツとした低加水ストレート麺


麺は加水が低めの歯切れのいいストレート細麺です!

低加水細麺を採用しているのがこのお店の大きな特徴でもあります!

昭和のラーメンって、そこまで低加水麺を採用している印象はないですが、
あえてこのお店ではこうしたパツッと歯切れのいい麺を使っていますね!(`・ω・´)

前半は歯切れがよく、後半はスープとのなじみが映えるタイプの麺です!
パツパツザクザクと小気味よく食べられるのが特徴の麺ですね!

◎まとめ - たしかに「昭和」らしさが再現されている


お店も「昭和のラーメンを追求」とうたっていますが、
それがはっきりと感じられるラーメンだと言えましたね!

同じく懐かしさのある「かしわそば」が鶏がメインなのが明確なのに対し、
「なんとなく複合的な昭和風」である点で差別化もはっきりされていました!

このある種の曖昧さこそが昭和風の雰囲気を高めてもいましたね!

こちらのお店が目指す昭和らしさがはっきりと伝わる一杯でした!(゚x/)モキーシュル

お店の住所と地図 大阪府大阪市浪速区塩草3-9-19

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今日の料理 第12回 2024/4/23~4/25

ということで、今回も「今日の料理」を紹介していきましょう!

4/23(朝) - ガチ炒飯


ガチ炒飯(2024/4/23朝)

「あれ、前回のラスト(4/22の夜)が高菜チャーハンだったのに、
その次の日の朝にも炒飯を作ったの?」と思われるかもですが、
実際にその通りだったりします!

というのも、これは高菜チャーハンの際に少しだけ
残しておいたチャーシューをこれに使いたかったからですね!(●・ω・)

で、何が「ガチ」なのかですが、これは調理法ですね!

普段多めの量のチャーハンを作るときは、
焦げ付きなどを起こさないようにテフロン加工の鍋を使います!

そうすると強火にするわけにもいかず、とにかくこびり付かないよう、
中華料理店とは全く違う家庭向けの作り方になるのですよね!

それはそれでちゃんとおいしく作れるからいいのですが、
本当においしい炒飯の作り方は中華料理店の方法のはずで、
そういう「本物」の炒飯をマスターしたい思いがあったのです!

それに初挑戦したのが今回のこの「ガチ炒飯」だったのですね!

中華鍋をガンガンに熱してラードを多めに投入し、
そこに卵を入れて、固まり切るよりも前にご飯を投入、
素早くほぐして炒め、塩・胡椒・味の素で軽く味付け、
チャーシューを入れて醤油で味を完全に固めてねぎを投入、
あとは数秒ほど炒めたら完成となります!

最初から最後まで一貫して強火なので調理時間も短く、
やはりいつもの炒飯とは緊張感が全然違いました!

そのかわりその味は今まで作った炒飯の中で
最も中華料理店のものに近いものができました!

これまでいろんなプロの炒飯の動画を見ながら、
頭で描いていたものの答え合わせができた感じですね!

そこではっきりとわかったのは次のことでした!(*゚ー゚)

・炒飯の味付けは最小限で十分で、それこそが中華料理店の味に最も近くなる
(炒飯の素などは不要)
・炒飯とは油を上手にご飯にまとわせることでおいしくなる料理
(多めの油とそれを手早く乳化させつつご飯にまぜてほぐす、それができれば上手く行く)

プロの動画を見て「油脂は多すぎるぐらいでいい」と考え、
実際に今回は不安になるぐらい多めにラードを入れたのですが、
それでも食べたときには「お店の味にするにはもう一息油が欲しい」
となったので、油脂は本当に思い切って入れるぐらいでいいですね!

ただしこれは油脂→卵→ご飯を手早く投入することで、
油脂が乳化する効果もプラスに大きく作用しているので、
「ただ油を大量にいれればいい」わけではないことには注意です!

中華鍋っておいしい中華料理を作る最高の武器ではあるのですが、
強火で中華鍋を使うのは非常に技術のいるものでもあるので、
なかなかそれを上手く使いこなすのは勇気がいるのですよね!

今回はその壁を乗り越えられ、しかもいい味の炒飯ができた、
これは自分としても大きな自信になりましたね!

いずれは家族(父)の分もこの方法で作って提供したいですね!

4/23(夜) - たらのムニエル


たらのムニエル(2024/4/23夜)

最初にたらの切り身を買ったときは「フライにしようかな」と
思っていたのですが、同じく買ったアジがフライ候補になったので、
「じゃあこちらはムニエルにしてみよう」ということになりました!

まぁミスもなかったですし、きちんとおいしくできましたが、
何かもう一つ決め手になるものが欲しかった気もするのですよね!

でもそれが何なのかが自分の中でよくわかっていません;
そのあたりはまた別の魚のムニエルを作る際に考えたいですね!

ちなみにソースは白ワイン+バター醤油によるものです!(=゚ω゚)

何というか、全体的に70点ぐらいといった印象になりましたね!

4/24 - すみれスープの味噌鍋


すみれスープの味噌鍋(2024/4/24)

「そのビジュアルはどうなんだ」問題が炸裂してしまってますね;

まぁ、鍋料理はきれいに整えて撮影することもできるのですが、
野菜を入れる順番とか食べやすさを考えると、
こういうふうにざくっと作ってしまうほうが楽なのですよね;

もちろんそれはどういう鍋料理かにもよりますが!

これは家に「すみれ」監修の鍋スープがあったためですね!
「すみれ」は札幌味噌ラーメンを代表するお店です!

ビジュアルはともかく、このスープは味はいいですね!
ベースとなっている豚骨のまろやかさがすごくいいです!(*゚◇゚)

実際の「すみれ」のラーメンは表面がラードで覆われてますが、
こちらは鍋向けに作られているのでラードは特にないです!

そうしたこともあって、食べやすくアレンジされてますね!

入れたのは豚肉・キャベツ・エリンギ・ニラ・ねぎ・もやし・玉ねぎですが、
このほとんどは冷蔵庫に入っていた残り物を使ったものですね!

最近はそういう具材の使い方が得意になってきました!

4/25 - アジフライ


アジフライ(2024/4/25)

生アジを開いたものが売っていたら、第一候補は何と言ってもアジフライですよね!(`・ω・´)

アジフライを作るときの一番のコツは、
事前にしっかりと小骨を全部抜いておくことですね!

そうすることで食べるときに小骨を一切気にしなくていいので、
ほんとにすっきりとアジフライを楽しむことができますね!

今回はお酒で軽く下味をつけたことで臭みも抜けて、
それがさらにおいしさを増してくれたように思います!

◎今回の最優秀料理


今回の最優秀料理はもう「ガチ炒飯」一択でしょう!

中華料理店に近い味が作れたというだけでも高評価できますし、
それ以上に一つの料理の壁を超えられたのが大きいですね!

中華鍋を使いこなす能力が一段上がったように思いましたね!
今後もそうした料理全体のレベルアップをいろんな方面で目指したいですね!

ということで、これからも自作料理を頑張ってまいります!(゚x/)モキヌーヌ

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グランジができるまで 第3回 ~脱Black Flag化とハードロックへの接近~

◎Soundgardenのメジャー契約の獲得とハードロックへの接近


Green RiverやSoundgardenといったグランジの元祖的なバンドの先導と
Sub Popの成立により、一気に「Black Flagチルドレン」的なサウンドが
シアトルのパンクシーンを彩り、黎明期のグランジはピークを迎えましたが、
1989年から1991年あたりにかけてシーンに大きな変化が生じてきました。

それが「Black Flagの『遅いハードコア』によって始まったグランジシーンが
Black Flag的なサウンドからの脱却を進めていく動きが生じた」ことです。

そしてその動きを先導したのもまたGreen Riverのメンバー達とSoundgardenでした。

まずはそのうちのSoundgardenの動きを見ていきましょう。

Soundgardenは1988年にアルバム"Ultramega OK"をリリースした後、
メジャーレーベルであるA&Mと契約を結びます。

一般的にはこれが最初のグランジバンドによるメジャーレーベルとの契約と言われます。

そして続くアルバムの"Louder Than Love"のレコーディングを開始しますが、
ここでSoundgardenは大幅な音楽性の変化を敢行します。

前作の"Ultramega OK"は明確に「Black Flagチルドレン」の流れにあり、
そこにBauhausなどのポストパンク的なニュアンスを加えていたものでしたが、
"Louder Than Love"では、一気にLed Zeppelin的なハードロックに接近します。

ただし決して「王道ハードロック」そのものといったサウンドではなく、
そこにはサイケデリックな強い粘り気や変拍子の多用など、
一筋縄ではいかない要素がふんだんに盛り込まれてはいましたが、
これが「グランジバンドの脱Black Flag化とハードロックへの接近」への
先鞭となったことは間違いないでしょう。

そこで、"Louder Than Love"からの代表曲を聴いてもらいましょう。

Soundgarden - Loud Love (1989) [Grunge]


この曲を「あえて分類するならパンクとハードロックのどちら」と問うなら、
おそらくほとんどの人は「ハードロックかな」と答えることでしょう。

黎明期のグランジにもLed ZeppelinやBlack Sabbathの要素は見られましたが、
それはあくまで「パンクを基盤としたサウンドの中に
Black Sabbathなどのハードロックの要素が見られる」というものであり、
そのサウンドの中心部にはパンクが据えられていましたが、
この"Louder Than Love"ではハードロック側に力点が移っています。

そもそもグランジはシアトルのパンクシーンで起こったことを考えると、
この変化はシーンそのもののあり方を動かしうるものでした。

◎Green Riverの分裂とMother Love Boneの誕生


次にもう一方のグランジの雄であったGreen Riverについて見ていきましょう。

Green RiverはJane's Addictionというバンドの登場によって岐路を迎えます。

このJane's Addictionはオルタナティブロックの新進気鋭と呼べるバンドで、
ポストパンク的な実験性、Van Halenなどにも通じる都市型メタル的な感性、
そこにファンクのグルーヴをミックスした新しいスタイルのバンドでした。

Green Riverの中でハードロック寄りのサウンドが好みであった
ストーン・ゴッサードやジェフ・アメンはこのJane's Addictionに感銘を受け、
そこにより接近した音楽性をGreen Riverに持ち込もうとします。

しかしパンク畑のマーク・アームはJane's Addictionに感銘を受けず、
その動きに反対したため、バンドの軋轢が強まって解散に至ります。

そしてパンク畑のマーク・アームはGreen River創立時のメンバーであった
スティーブ・ターナーと再合流し、Mudhoneyというバンドを結成します。

こちらはどちらかと言えばBlack Flag的な流れを継承するグランジバンドです。

それに対してハードロック寄りの感性を持っていた
ストーン・ゴッサードとジェフ・アメンは
グラムロック寄りの感性を持ったバンドだったMalfunkshunの
フロントマンであるアンドリュー・ウッドを迎えて、
Mother Love Bone(結成時の名前はLords of the Wasteland)を結成します。

ハードロック畑のメンバーが集まったことで、
Mother Love Boneのサウンドもまたハードロック色が強まります。

ただこちらも一筋縄ではいかず、Guns N' Roses的なハードロックに、
Jane's Addiction的なファンクネス、そしてアンドリュー・ウッドが持ち込んだ
The Doors的なほの暗いサイケ感にT.Rex的なグラムロックの感性が合わさるなど、
「ハードロックを基盤としつつもごった煮的なサウンド」が作り出されます。

いずれにしても、Soundgardenとほぼ同時期にグランジシーンから
「脱Black Flag化とハードロックへの接近」を見せるバンドが登場したわけです。

これもまた当時のグランジシーンに与える影響は非常に強いものでした。

そしてMother Love Boneもまたメジャーレーベルとの契約を獲得し、
1989年から1990年にかけてアルバムをリリースします。

ここでは、その中から代表曲とも言える"This Is Shangrila"を紹介します。

Mother Love Bone - This Is Shangrila (1990) [Grunge / Funk Metal]


ファンクを取り込んだ軽快なグルーヴも目立ちますが、
これもまた基盤は明確にハードロックであると言えるでしょう。

◎他のシアトルバンドによるハードロックへの接近


シアトルのグランジシーンのバンドによるハードロックへの接近は
これまで述べたSoundgardenやMother Love Boneに留まりませんでした。

Nirvanaとほぼ同時期にシアトルのグランジシーンに参入したTadも
アルバムを重ねるごとにハードロック色が強まり、Black Flag色も継承しつつも
1991年の"8-Way Santa"ではその両者を融合したサウンドを鳴らしました。

そしてこの「グランジバンドによるハードロックへの接近」に関して、
もう一つ欠かすことができないのがGruntruckというバンドです。

グランジシーンを代表するプロデューサーと言えばジャック・エンディーノがいますが、
このジャック・エンディーノがギタリストとして在籍していたバンドがSkin Yardで、
このバンドはGreen RiverやSoundgardenと並んで黎明期のグランジを支えました。

そしてこのSkin Yardのヴォーカリストであるベン・マクミランが
よりハードロック色の強いバンドを目指して結成したのがGruntruckでした。

このGruntruckはSkin YardやBlack Flag的なサウンドを一定程度受け継ぎつつも、
軸足はBlack Sabbath的なザクザクとしてヘヴィなハードロックとなっており、
彼らもまた「グランジバンドによるハードロックへの接近」への先鞭をつけました。

彼らの1990年の1stアルバム"Inside Yours"からの代表曲を紹介しましょう。

Gruntruck - Not a Lot to Save (1990) [Grunge]


同時期のSoundgardenやMother Love Boneに比べると、
「黎明期のBlack Flagチルドレン的なグランジ」の流れも感じますが、
そのサウンドの構成の主軸にあるのはやはりハードロック/メタルです。

◎「王道ハードロックへの接近」の究極系としてのTemple of the Dog


「シアトルのグランジバンドによる王道ハードロックへの接近」の
最高到達点とも表現しうるのがTemple of the Dogというプロジェクトです。

そしてここにもずっとグランジシーンを先導してきた
SoundgardenとMother Love Boneが深く関わってきます。

Mother Love Boneのフロントマンであったアンドリュー・ウッドは
1990年3月19日にヘロインのオーヴァードーズによって亡くなります。

そしてこれによってMother Love Boneは解散を余儀なくされます。

これを受けて、アンドリュー・ウッドのルームメイトであった
Soundgardenのクリス・コーネルがアンドリューを追悼する曲を作り、
Mother Love Boneのメンバーと共に彼を追悼するためのプロジェクトである
Temple of the Dogを立ち上げ、彼らは1991年にアルバムをリリースします。

驚くべきは、このTemple of the Dogで提示された音楽性でした。

SoundgardenもMother Love Boneもハードロックに接近はしながらも、
「一筋縄ではいかないオルタナティブな感性」を強く宿していましたが、
このTemple of the Dogでは追悼プロジェクトという側面もあってか、
徹底的に「王道でブルージーなハードロックサウンド」が示され、
オルタナティブな要素やBlack Flagの香りは全くありませんでした。

「グランジバンドによる脱Black Flag化とハードロックへの接近」が
最も顕著な形で現れたアルバムであったと言ってもいいでしょう。

それは実際に曲を聴いてもはっきりと感じ取ることができるでしょう。

Temple of the Dog - Say Hello 2 Heaven (1991) [Grunge]


◎Nirvanaによる「脱Black Flagチルドレン化」


ここまで「シアトルのグランジバンドによるハードロックへの接近」の動きを見てきましたが、
もちろん全てのシアトルバンドが同じ動きをしたわけではありません。

Green Riverの分裂によって生まれたパンクサイドのMudhoneyは
むしろパンク色を強め、Black Flagの流れも少なからず汲んでいました。

またシアトルのグランジシーンで大きな流れとなりつつあった
「ハードロックへの接近」とは異なる動きを見せた代表格がNirvanaでした。

Nirvanaは1990年頃にPixiesというオルタナティブバンドから多大な影響を受け、
従来の「Black Flagチルドレン」的なサウンドから脱却し、
「Pixies的なひねくれたポップネス」とヘヴィなグランジの融合を目指し始めます。

その中で生まれたのが1990年にリリースされた"Sliver"というシングルでした。

Nirvana - Sliver (1990) [Grunge]


1stアルバム"Bleach"で見せた「Black Flagチルドレン」的なサウンドはなくなり、
「Pixies的なオルタナ感をいかに取り入れるか」を模索したことがうかがえます。

このように「グランジバンドによるハードロックへの接近」とは違う動きもありましたが、
これもまた「グランジバンドによる脱Black Flag化」の一つの動きではありました。

このようにして1989年から1990年にかけて、シアトルのパンク/グランジシーンは
「Black Flagチルドレン」一色だった時期を超え、過渡的な状況を迎えていきます。

その中でもとりわけ主要な動きであった「グランジのハードロックへの接近」は
シアトルの音楽シーン全体にある地殻変動を起こしていくことになります。

「グランジができるまで」の第4回記事ではその地殻変動を見ていくことにします。

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テーマ : 洋楽ロック | ジャンル : 音楽

今日の料理 第11回 2024/4/18~4/22

さて、今回も「今日の料理」コーナーがやってまいりました!
4日に1回ぐらいの更新ペースというのはちょうどいいですね!

あまり急かされないですし、マイペースで更新ができますね!(*゚ー゚)

4/18(夜) - エビカツ


エビカツ(2024/4/18夜)

「エビカツ? エビフライじゃなくて?」と思われそうな料理ですが、
簡単に言うと「魚介のすり身を中心としたふわっとさせた生地に
カットした海老をまぜこんでカツにしたもの」と言えますね!

これを家庭で作る場合ははんぺんをベースにした生地に
海老のすり身やカットした海老を入れて揚げることが多く、
自分もおおむねそのレシピにしたがって作りました!

要はベースは「ふわふわ系白身魚系生地」で、
そこに海老のプリプリ感が加わってくるというものです!

厳密に作ろうとすると、白身魚と海老のすり身、
そこにふわふわ感を出すための卵白ややまいも、
そしてカットした海老を組み合わせることになるのでしょう!

ただこれは面倒なので、一般にははんぺんが使われます!
はんぺん=卵白ややまいもでふわふわさせた白身魚のすり身
なので、エビカツの生地の条件にそのまま当てはまるのですよね!

でもすり身そのものではなく、すり身に熱を加えたものなので、
揚げ物の生地とするには粘度が足りないという問題があります!

この揚げにくさとどう向き合うのかがこの料理の最大の課題ですね!
実は自分もこのエビカツを作るうえで最も苦戦したのがこの点でした!(*゚◇゚)

まずはんぺんと少量の海老をフードプロセッサーにかけましたが、
あまり粘度が出ず、やむをえずここに卵を1個加えたのですよね!

自分のエビカツの生地が黄色くなっているのはこのためです!

これによってまとまりは良くなったものの、粘度はゆるくなり、
凍らせたうえで揚げる必要が出て、仕上がりの食感も
ちょっとやわらかくなりすぎたかなという感じでした!

おそらく卵は蛇足で、本来ならはんぺんと海老のすり身と片栗粉、
それをまずフードプロセッサーである程度までまとめたうえで、
さらにすり鉢でしっかりこねればもっと良くなったのでしょうね!

ただ今は家にすり鉢がないので、購入したほうが良さげですかね!

あとは海老のすり身を増やして粘度を高めるのもアリでしょうね!

まぁこんなふうに一定の反省点が残りはしましたが、
初めて作ったにしてはなかなか良かったと思います!

「エビカツらしい良さと風味」はきちんと感じられましたからね!

4/19 - 野菜炒め


野菜炒め(2024/4/19)

実はこの「野菜炒め」、かなり強い意識を持って作った料理だったのですよね!

これ、以前の「牛肉ときのこの和風スパゲッティ」を作ったときの失敗の
リベンジ的な意味をもって作った料理だったりするのです!

例の「和風スパゲッティ」の最大の失敗は
「醤油を立てすぎてだし感などが全部食われたこと」でしたが、
その系統の失敗をする料理の代表例が「野菜炒め」だったのです;

それゆえ自分は「野菜炒め」に対して強い苦手意識があり、
ある時期からは作るのを避けるようになっていたのですよね;

でも和風スパゲッティの失敗を受けて、
「どのようにすれば改善できるか」を頭に描いたとき、
「それを野菜炒めで実践して苦手を克服しよう」と考えたのですね!

そこで今回は和風だしと中華だしを合わせたものを準備して、
まずそれだけで味付けをしたうえで、足りない分を醤油で補う、
そういう作り方をしてみたのですが、これが大成功でした!(*・ω・)

だしの旨味が前面に出て、醤油はあくまでサポートに徹する、
もちろん塩辛さもなく、非常にバランス良くまとまりました!

「和風スパゲッティ」の失敗の反省がしっかりと生きましたね!

ピーマンに熱が入り過ぎたのだけはちょっと失敗でしたが、
それ以外についてはおおむねイメージ通りに出来ましたね!

もちろん火が通りにくい野菜から順に炒める工夫はしています!

右にあるのは余った野菜と豚肉で作った「プチ豚汁」ですね!

4/21 - ニラチヂミ


ニラチヂミ(2024/4/21)

「チヂミもひさびさに挑戦したいなぁ」と思っていたので作りました!
なんだかこれはやたらと父が気に入っていて驚きました!

父が若い頃によく韓国料理店に行っていたのを思い出したのですかね!

これはこれでしっかりおいしく作ることができたのですが、
自分の理想はもうちょっとサクッと系のチヂミなのに対して、
今回はもっちり感が前面に出るタイプの食感になりましたね!

このあたりは粉の配分などもちょっと研究していきたいですね!(=゚ω゚)

あと今回は豚肉を入れましたが、自分の好みとしては
ここはイカなどの海鮮を入れたほうがいいかもですね!

ごま油をたっぷり使って焼くという点は成功でしたね!

4/22 - 高菜チャーハン


高菜チャーハン(2024/4/22)

高菜チャーハンは自分の定番料理でもありますね!
高菜チャーハンって安く、しかもおいしく作りやすいのですよね!

刻み高菜漬け(辛子高菜ではない)がスーパーに安く売っているので、
これをたっぷりのごま油と一味唐辛子や醤油で炒めて辛子高菜を作ります!

あとはそれをそのままチャーハンへと持って行けばいいのですね!(●・ω・)

辛子高菜がしっかりとした風味を持っていることで、
チャーハンそのものに他の旨味はあまり付加しなくても大丈夫で、
辛子高菜とチャーシューだけでほとんど味はきちんと決まります!

これはほんと手軽なので、多くの人にオススメしやすいですね!

◎今回の最優秀料理


「弱点のない作り方ができた」のは「高菜チャーハン」ですが、
今回の最優秀料理にはやはり「野菜炒め」を選びたいですね!

「和風スパゲッティの失敗を克服したい」という狙いがあって、
そのイメージ通りの味を作ることができたのは大きかったです!(`・ω・´)

これは今後の様々な和風系炒め料理を作るうえでプラスになるでしょう!

ということで、なかなか収穫の多い4つの料理となりました!(゚x/)モキヌン

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テーマ : おうちごはん | ジャンル : グルメ

造幣局 桜の通り抜け 2024 Part2

というわけで、今年の「造幣局 桜の通り抜け」記事の後半へとまいりましょう!

今年は文章量は少なめにして、桜の写真をメインにサクサク進めていきます!(*゚◇゚)

◎松月(しょうげつ)


造幣局 桜の通り抜け 2024(松月)

この「松月」も造幣局ではけっこう目立つ桜の一つですね!
しっかりと毬状に咲いてくれて、八重桜の良さを伝えてくれます!

白とピンクのミックス具合もちょうどいいですしね!(*゚ー゚)

◎舞姫(まいひめ)


造幣局 桜の通り抜け 2024(舞姫)

それに対して、こちらの「舞姫」はそれほど毬状という感じではないですね!
ただこちらもしっかりと八重桜で、花びらの数は15枚ぐらいはあるそうです!

◎夕暮(ゆうぐれ)


造幣局 桜の通り抜け 2024(夕暮)

先ほどの「舞姫」と比べると、いくぶん密集感が強めですかね!
花の中央あたりにちょっと紅色があるのが特徴となっていますね!(=゚ω゚)

◎林一号(はやしいちごう)


造幣局 桜の通り抜け 2024(林一号)

今年の造幣局でかなり人気だった花の一つがこの「林一号」ですね!
実際にこの花は目立っていて、撮影している人が多くいました!

「風情のない名前の桜の代表格」でもあったりしますが!(*・ω・)

もちろん林さんという方が育成したのでこのような名前となっています!
また「林二号」という桜もあり、そちらも造幣局にあります!

◎雨情枝垂(うじょうしだれ)、八重紅枝垂(やえべにしだれ)


造幣局 桜の通り抜け 2024(雨情枝垂&八重紅枝垂)

「造幣局 桜の通り抜け」における二大枝垂れ桜がこの2つになります!
たしか左が「雨情枝垂」で、右が「八重紅枝垂」だったと思います!

実は「雨情枝垂」はもともともっと前のあたりにあったのですよね!
ここは後半部分ですが、以前は全体の中央ぐらいにありました!

ただ数年前の激しい台風でこの2つの枝垂がダメージを負ってしまい、
その療養の目的もあってか、こちらに枝垂はまとめられました!(●・ω・)

おかげでどちらの枝垂れ桜も当時に比べるとずいぶん復活しましたね!

◎江戸(えど)


造幣局 桜の通り抜け 2024(江戸)

名前は平凡ですが、その美しさはなかなかのものがあります!
ピンク系の毬状に咲く八重桜として素晴らしいものがありますね!

今年は手毬系の代表格である「小手毬」などがまだ満開じゃなかったので、
この「江戸」が目立っていて、多くの撮影者を集めていましたね!(*゚◇゚)

実際に今年のこの「江戸」は非常にいい咲き方をしていましたね!

◎大手毬(おおてまり)


造幣局 桜の通り抜け 2024(大手毬)

今年の「桜の通り抜け」の「今年の花」に選出された「大手毬」です!
毎年「桜の通り抜け」では一つ「今年の花」を選ぶのですよね!

前半にあった「大手毬」はまだほとんどつぼみ状態でしたが、
出口近くのこちらの「大手毬」はいい具合に咲いていました!

ちょうどライティングが始まる時間でもあったので、
ライティングの光と大手毬の組み合わせがきれいですね!(*・ω・)

◎一葉(いちよう)


造幣局 桜の通り抜け 2024(一葉)

花びらが多く、一つ一つの花がもこもことしているのが特徴の「一葉」です!
でも「一葉」ってこんなタイプの咲き方だったかなとも思ってしまいますが;

というか、過去に撮影した「一葉」とか微妙に雰囲気が違うので、
もしかすると名札のチェックにミスってしまった可能性もあります;


ということで、これにて今年の「造幣局 桜の通り抜け」の桜の紹介は終了です!

今年は全体的に見ると最終日時点で7分咲きぐらいでしたが、
それでもいろんな桜が満開で見どころは十分にありましたね!

こちらの記事で八重桜の美しさを楽しんでいただけると自分としても幸いです!(゚x/)モシリール

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テーマ : 季節の花たち | ジャンル : 写真

綿麺 汁なし海老しょうゆ

新しい限定を求めて綿麺へと訪問してまいりました!
今回の限定ラーメンは「汁なし海老しょうゆ」です!

綿麺から汁なしの限定が出るのはけっこうひさしぶりですね!
調べてみると2022年の「にんにくパワー!!!!まぜそば」以来ですかね!

今回は海老系の汁なしメニューということで、
前回の限定「焼き海老醤油らーめん」の流れなのは間違いなさそうです!

海老系のメニューをもう一つ模索していく流れの中で
この汁なしバージョンが開発されたと言えるでしょう!(*゚ー゚)

となると、前回と海老の打ち出しがどのように変わるかに注目ですね!

前回の「焼き海老醤油らーめん」はスープを中心にパワフル系で、
かなり豪快でしたが、汁なしではスープ要素がなくなるため、
そのあたりの海老の打ち出し方がどうなるかがまだわかりませんしね!

そういえば今回は前回のときほど店内の海老の香りはないですね!
前回はお店の中に入った時点で海老の香ばしさがムンムンでしたからね!

綿麺 汁なし海老しょうゆ

ということで、「汁なし海老しょうゆ」がやってきました!
なんだか春らしさを感じるビジュアルが目を引きますね!

タレ - 海老の風味を素直に出した醤油ダレ


まずはタレですが・・・うん、パワフル系の海老とは違いますね!(●・ω・)

前回は焼き海老をガンガンにスープに打ち出して香ばしさを出し、
海老油も大量でかなりワイルドに攻めた仕上がりになっていましたが、
それに比べると「しっとりした海老感」と「バランス感」が重視されています!

今回の海老の風味は醤油ダレに含ませた海老の旨味がメインですね!
それをトッピングの揚げ小海老がサポートするといった内容です!

その海老の旨味も前回ほどガンガンに焼きの香ばしさを出すのではなく、
はっきりと海老の旨味が感じられつつも、一定のしっとり感があって、
じんわりと優しく海老の旨味を全体に広げるようなスタイルとなっています!

もちろん海老が弱いということはなく、海老の存在感は十分にありますが、
ゴリゴリに海老が攻めてきた前回のスタイルとは一線を画しています!

汁なしメニューって他の店ではワイルドさを強く打ち立てる傾向がありますが、
この汁なしに関してはむしろそうした路線ではなくバランス重視の味ですね!

そしてこの路線はかつての綿麺の限定メニューを強く思い起こさせますね!(*゚◇゚)

というのも、トッピングを中心に綿麺が得意とする要素が多く打ち出され、
「あぁ、綿麺が出す汁なしらしいなぁ」と思える点が多くあるのですよね!

このあたりについてはトッピングの項目で詳しく触れたいと思います!

そしてよくよく考えるとメニュー名からもこの路線が何となく読めますね!

「海老油そば」でも「海老ませそば」でもなく、「汁なし」なのですよね!
たしかにこのネーミングからもパワー路線ではないことがうかがえますね!

そして自分が今回最も注目していたのが海老油だったのですよね!

海老油を大量にガンガンに打ち出すパワー系で来るのか、
もうちょっとバランス型で来るのかというところですね!

これについては明らかにパワー系ではなくバランス型でしたね!

オイルの色を見ても、いかにも海老油的なオレンジ色ではなかったですし、
風味などを見るに玉ねぎ系の香味油のほうがメインだったかもしれません!

そしてこうした香味油は綿麺がもともと得意とするところなのですよね!
このあたりからも「かつてのフライデーナイトスタイル」が覗いていますね!

◎トッピング - 綿麺の得意路線による春の演出


トッピングはレアチャーシュー、ダイスチャーシュー、揚げ小海老、
新玉ねぎのピクルス、大葉、味玉、スナップえんどうです!

レアチャーシューはいつもの具材をダイス状にカットして、
いつもよりパワフルな歯ごたえをアピールしたものですね!

で、今回注目だったのが右側のダイスチャーシューですね!(=゚ω゚)

しっとりと炊いたチャーシューですが、脂身の入りや風味を見るに、
部位はバラではなく、肩ロースだったように思うのですよね!

とすると、これはこのメニュー用の限定ダイスチャーシューですね!
試作の中でこのチャーシューが合うと判断して採用したのでしょう!

そして今回の隠れた主役が中央の新玉ねぎのピクルスです!

綿麺はこの甘酸っぱい玉ねぎのピクルスをときどき作るのですよね!

これが非常に仕上がりがよく、全体をさっぱりとさせてくれます!
この具材を起用したあたりにもバランス型への狙いが見えますね!

そして大葉を少し加えているのも、実は綿麺の汁なしらしいです!
この大葉でちょこっと清涼感を加えるのも綿麺の得意な手法ですからね!

またスナップえんどうは春らしさの演出で非常にいい仕事をしています!
これは優しい和風だしに漬け込むことでふんわりとした味をしてましたね!

綿麺 汁なし海老しょうゆ(麺)

◎麺 - むっちりした食感の中太麺


麺は綿麺らしいむっちりとした食感の中太麺です!

汁なしということでパワー系の麺が来るかなと思いきや、
極太というよりは中太で食感もほどよいものでしたね!

これはタレの方向性などと合わせたバランスを取ったのでしょう!(`・ω・´)

この麺のチョイスからも、今回の調和重視の路線が見えますね!

麺だけで強くアピールするのではなく、タレや具材との一体感、
そのあたりを意識した麺の食感であったと言えるでしょうね!

◎まとめ - 綿麺らしい優しさを感じる汁なしのまとめ方


とにかくパワフルに攻めてきた前回の「焼き海老醤油らーめん」とは異なり、
海老の旨味をしっとりとまとわせた醤油味で春らしくまとめた一杯でした!

このあたりの調和の利いた汁なしは実に綿麺らしい仕上がりでしたね!

「あぁ、綿麺の汁なしだなぁ」と実感することのできる一杯でした!(゚x/)モキーシ

お店の住所と地図 大阪府松原市松ヶ丘3丁目6-15

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自己流ラーメン 綿麺 総合メニュー

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Pearl JamとMelvinsの新譜の感想

4月19日にPearl Jamのニューアルバム"Dark Matter"と、
Melvinsのニューアルバム"Tarantula Heart"が同日リリースされたので、
その2枚をじっくり聴いて感想を書いてみることにしました。

自分が運営している音楽bot(グランジbot)のフォロワーさん向け記事ですが、
詳しく書くのでそれ以外の読者さんも多少は楽しめるかとは思います。

◎Pearl Jam "Dark Matter"の感想


まずサラッと聴いてとりわけ印象に残ったのは、
・アグレッシブなアップテンポの曲において、変に気の抜けた感じがなく、
 その勢いやパンキッシュな攻撃性がしっかり打ち出されていること
・前作の"Gigaton"ではTalking Headsなどのポストパンク/ニューウェイブ的な
 アプローチが見られるなど、新しい音楽性への実験的な試みが見られたが、
 今作ではむしろそうしたことはせず、「今のPearl Jamが得意とするスタイルの音楽を
 そのままできるだけ高いクオリティで作ること」を狙っていて、それが成功している
という2点でした。

Pearl Jamの歴史を見ていくと、1998年の5th"Yield"でやや落ち着いた作風に着地し、
6th"Binaural"以降は良くも悪くも突き抜けた感触が薄い作品が多くなっていて、
今作もその流れの延長線上にはあるものの、そうした"Binaural"以降の作風を
いかにストレートに高い質で出すかを突き詰めた作品といった感じですね。

そして"Binaural"以降の作品で見ると、それが最も成功しているとも言え、
「"Binaural"以降の作品の中では最高傑作」という評価もできそうですし、
実際に今作に対してはそのような評価も多いようです。

実際にアルバムの流れもよく練られていて、
1曲目の"Scared of Fear"と2曲目の"React, Respond"でアグレッシブに攻め、
3曲目の"Wreckage"のしっとりとしたサウンドでいったん熱を冷ました後で、
ダークでヘヴィでスペーシーな感覚を持たせた今作の代表曲"Dark Matter"に繋ぐなど、
とりわけ前半の4曲の流れについては非常に上手くできています。

アルバムの中にはときおりスペーシーなムードが取り入れられていますが、
これはおそらく"Dark Matter"というテーマを表現しているもので、
ただこれはあくまで補完的にそういう要素が入っているという感じです。

決していかにもスペーシーなサウンドが多いというわけではないです。

そんな「Pearl Jamの得意なサウンドを素直に打ち出した」感のある本作ですが、
実は本作の最大の魅力はもう少し違ったところにあるように感じたのですよね。

最初に通して聴いたときはアグレッシブな曲などに耳が惹かれたものの、
もう一度聴くとこのアルバムの別の側面のほうが際立ったのですよね。

3曲目の"Wreckage"や5曲目の"Won't Tell"を聴いていると、
90年代の初期から中期にかけてよく登場した
「R.E.M.などのオルタナティブロックの流れを汲んだ
ポストR.E.M.的なアメリカンロックバンド」が連想されたのですよね。

Toad the Wet SprocketやCounting Crows、
ちょっとズレますがGin Blossomsあたりとかまで、
こうした「オルタナティブ時代におけるアメリカンロックの新解釈」を
行ってきたバンドと通じるものをこのアルバムには感じたのですね。

Pearl Jamのサウンドはそれらのバンドに比べるとヘヴィですが、
アルバムを通して聴くと、実はアグレッシブな曲のほうが少なく、
3曲目の"Wreckage"的なサウンドのほうが多くを占めてるのですよね。

そうした「このアルバムでは、Pearl Jamなりの
『オルタナティブロックを通過したアメリカンロック』
を表現しているのではないか」と考えつつ聴くと、
落ち着いた曲の多い後半も非常にしっくりきたのですよね。

ある意味では「Pearl JamなりのポストR.E.M.的サウンド」、
そんなふうな側面からこのアルバムを見るのも面白いかもしれないです。

そうしたこともあって、貼る動画は最もインパクトのある"Dark Matter"にするつもりでしたが、
「Pearl Jam流の『オルタナティブロックを通過したアメリカンロック』」的な側面を最も表す
このアルバムからの3枚目のシングルでもある"Wreckage"にしました。

最初に聴くと正直地味ですが、2回3回と聴くとじわじわと味わい深くなってきます。

Pearl Jam - Wreckage (2024)
[Alternative Rock / Post-Grunge / Grunge]


◎Melvins "Tarantula Heart"の感想


MelvinsはPearl Jamとは異なり、商業的な成功への関心がなく、
音楽的にも大衆向けのわかりやすさは普段から排除してますが、
その中で今回のアルバムがどうなっているのかということでしょうね。

まず今作で驚くのが、1曲目がいきなり19分という長尺の曲で、
しかもそれを含めて収録曲が5曲しかないということですね。

とはいえ、こうした長尺の曲はいくつかの曲を繋ぎ合わせたような、
数パートに分かれているのが普通で、実際にこの曲もそうなっています。

出だしはMelvins的なスラッジーなズルズルと引きずる感じではなく、
Hawkwindからの影響を感じるようなややスペーシーでサイケなヘヴィサウンド、
初期のMonster Magnetあたりとも通じるようなサウンドで展開していきます。

ここは一見すると「Melvinsとしては意外に聴きやすい」と思えるパートです。

そこからいかにもMelvinsらしいスラッジーなサウンドへと移行します。
ここはもうMelvinsが好きな人ならピタッとハマるパートでしょう。

ただ9:10ぐらいからこの曲の最後まではヴォーカルが入ることもなくなり、
不気味なドロドロとしたサウンド→メタリックなスラッジサウンド
→ノイジーなサウンドと移行して1曲目は幕を閉じます。

要するに出だしで「Melvins流のプログレッシブな展開を目指すのかも」
と思わせつつ、後半のノイジーなサウンドで落としていく感じですかね。

Melvinsらしいとも言えますが、なかなか突き抜けているのはたしかです。

こういう長尺の数パートに分かれた曲は"Lysol"を思い起こさせますね。

2曲目の"Working the Ditch"は見本のようなMelvinsサウンドです。
アグレッシブというよりは、ひたすらゴリゴリとヘヴィなスタイルです。

"Bullhead"期あたりを思い起こさせるようなところもありますね。

3曲目の"She's Got Weird Arms"は不協和音的なギターを中心に
ねじれたヴォーカルを絡めたけっこう実験性が強い曲です。

後半の2曲はMelvinsらしいヘヴィネスをアグレッシブに展開し、
そこにホラーなムードを持ったサウンドを導入した感じで、
どちらかと言えば最後の曲のほうがMelvinsの王道ですかね。

本作は何と言っても1曲目の長尺の曲が印象的で、
Melvinsとしてもかなり突き抜けた作風と言えますが、
それでも普段からMelvinsを聴いている人なら
十分に普通に楽しめる範囲には収めてきていますね。

もっともこうしたアンダーグラウンドなヘヴィロックに
慣れていない人は手を出さないほうがいい内容ではあります。

1曲選んで紹介するなら、2曲目の"Working the Ditch"か
最後の"Smiler"のどちらかが比較的わかりやすいですかね。

いずれも「Melvinsらしいヘヴィサウンド」が表現されていますからね。

Melvins - Smiler (2024) [Sludge Metal]

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