Flowerhead
[Discography]
1st Ka-Bloom! (1992)
2nd The People's Fuzz (1995)
(ここに紹介した作品は全て持っていて、未聴のものはありません)
[関連の深いジャンル]
Grunge, Neo Psychedelia, Psychedelic Rock
サイケデリックなグランジとして知られているバンドです。
サイケデリックなグランジというとまずはScreaming Treesですが、
このバンドの見せるサイケデリアは彼らとはかなり違っています。
Screaming TreesはThe Doorsの香りを非常に強く感じさせますが、
FlowerheadのサイケデリアはThe Beatlesからの影響が極めて強いです。
The Beach Boysの"Friends"あたりのアルバムの香りもそこそこします。
言葉で表現するなら「春の暖かい陽射しにまどろむような」サイケ感です。
そこに70年代ハードロックの硬質さや、曲によってはパンキッシュだったりします。
このあたりのミックス具合がいかにも90年代のバンドらしくもあります。
決して売れたバンドではないですが、音楽性は非常に高いです。
まずはその彼らの代表曲であるこの曲から紹介しましょう。
Flowerhead - "Snagglepuss" (1992) [from "Ka-Bloom!"]
彼らの個性が非常によく出ている曲と言えますね。
ちなみにFoo Fightersの1stに収録されている"Watershed"に次の一節があります。
この"flowerhead"というのはおそらくこのバンドのことだと思われ、
デイヴ・グロールのお気に入りのバンドだったとうかがわれます。
さて、先ほどは1stから"Snagglepuss"という曲を紹介しましたが、
アルバムにはもっとサイケ感を強調した粘つきの強い曲もあります。
次に紹介する2曲はまさにその粘り気が極限まで高められています。
Flowerhead - "Coffee" (1992) [from "Ka-Bloom!"]
Flowerhead - "Oh Shane" (1992) [from "Ka-Bloom!"]
アルバムのオープニングを飾る"Acid Reign"もこの路線ですが、
この曲は最後の埋め込み動画のほうで紹介することにしています。
さて、ここで彼らに影響を与えたであろうThe Beatlesから、
彼らの音楽性との関連がわかる曲を2つ紹介したいと思います。
The Beatles - "Strawberry Fields Forever" (1967)
The Beatles - "Rain" (1966)
"Rain"はScreaming Treesのときにも紹介していますが、
両者の影響の受け方が違うあたりがなかなか面白いです。
Flowerheadはこのねっとりとしたメロディをより受け継いでますね。
1stは国内盤も出ていて、なおかつけっこう安く手に入ります。
(amazonのマーケットプレイスだと1円(送料別)で買うことができます;)
「大炸裂!! フラワーヘッド爆弾」という失笑ものの邦題がついてますが(汗
ちなみにこのバンドはYoutube上にある動画が少ないのです。
なので、本当は他にも貼りたい曲があったりするのですが、
すでにYoutubeにある動画だけを紹介する形になっています;
さて、2ndでも彼らの持つサイケ感のあるサウンドは健在です。
ですが、そのサイケデリアの質がけっこう変わってきています。
やはりメインはThe Beatles的なサイケデリアとは言えますが、
粘り気を減らして、よりクリアなサイケ感が前面に出ています。
Youtubeには2ndの曲がないのでmyspaceをちょっと貼ってみます。
myspace - Flowerhead
この中にある"Words to You"が2ndからの楽曲となっています。
1stに比べるとやや透明感のあるサウンドなのが見て取れます。
個人的にはTommy James and the Shondellsのサイケ感と通じるものを感じます。
Tommy James and the Shondells - "(Baby, Baby) I Can't Take It No More" (1967)
Tommy James and the Shondells - "Ball of Fire" (1969)
この曲の動画を探していると、あのFastbacksによるカバーバージョンも見つかりました。
Fastbacksというとシアトルで長いキャリアを持つパンクバンドで、
Nirvana, Soundgardenなどが参加した"Sub Pop 200"にも登場していますね。
Fastbacks - "Ball of Fire (Tommy James and the Shondells cover)"
意外にもかなり原曲に忠実なカバーとなっていますね。
さて、2ndの"The People's Fuzz"は国内盤は出ていないですが、
それでもけっこう安く手に入れることができる作品です。
2ndも1stと少しタイプは違うものの、なかなかの完成度の作品です。
それでは最後に1stのオープニングである"Acid Reign"を貼っておきます。
この脳を溶かしてしまうような暖かい酩酊感が素晴らしいです。
The Beatlesの"Rain"を連想させる箇所もあったりしますね。
Flowerhead - "Acid Reign" (1992)
【関連記事】
・グランジ紹介 総合メニュー
1st Ka-Bloom! (1992)
2nd The People's Fuzz (1995)
(ここに紹介した作品は全て持っていて、未聴のものはありません)
[関連の深いジャンル]
Grunge, Neo Psychedelia, Psychedelic Rock
サイケデリックなグランジとして知られているバンドです。
サイケデリックなグランジというとまずはScreaming Treesですが、
このバンドの見せるサイケデリアは彼らとはかなり違っています。
Screaming TreesはThe Doorsの香りを非常に強く感じさせますが、
FlowerheadのサイケデリアはThe Beatlesからの影響が極めて強いです。
The Beach Boysの"Friends"あたりのアルバムの香りもそこそこします。
言葉で表現するなら「春の暖かい陽射しにまどろむような」サイケ感です。
そこに70年代ハードロックの硬質さや、曲によってはパンキッシュだったりします。
このあたりのミックス具合がいかにも90年代のバンドらしくもあります。
決して売れたバンドではないですが、音楽性は非常に高いです。
まずはその彼らの代表曲であるこの曲から紹介しましょう。
Flowerhead - "Snagglepuss" (1992) [from "Ka-Bloom!"]
彼らの個性が非常によく出ている曲と言えますね。
ちなみにFoo Fightersの1stに収録されている"Watershed"に次の一節があります。
I wanna swim in the watershed
I wanna listen to flowerhead
この"flowerhead"というのはおそらくこのバンドのことだと思われ、
デイヴ・グロールのお気に入りのバンドだったとうかがわれます。
さて、先ほどは1stから"Snagglepuss"という曲を紹介しましたが、
アルバムにはもっとサイケ感を強調した粘つきの強い曲もあります。
次に紹介する2曲はまさにその粘り気が極限まで高められています。
Flowerhead - "Coffee" (1992) [from "Ka-Bloom!"]
Flowerhead - "Oh Shane" (1992) [from "Ka-Bloom!"]
アルバムのオープニングを飾る"Acid Reign"もこの路線ですが、
この曲は最後の埋め込み動画のほうで紹介することにしています。
さて、ここで彼らに影響を与えたであろうThe Beatlesから、
彼らの音楽性との関連がわかる曲を2つ紹介したいと思います。
The Beatles - "Strawberry Fields Forever" (1967)
The Beatles - "Rain" (1966)
"Rain"はScreaming Treesのときにも紹介していますが、
両者の影響の受け方が違うあたりがなかなか面白いです。
Flowerheadはこのねっとりとしたメロディをより受け継いでますね。
1stは国内盤も出ていて、なおかつけっこう安く手に入ります。
(amazonのマーケットプレイスだと1円(送料別)で買うことができます;)
「大炸裂!! フラワーヘッド爆弾」という失笑ものの邦題がついてますが(汗
ちなみにこのバンドはYoutube上にある動画が少ないのです。
なので、本当は他にも貼りたい曲があったりするのですが、
すでにYoutubeにある動画だけを紹介する形になっています;
さて、2ndでも彼らの持つサイケ感のあるサウンドは健在です。
ですが、そのサイケデリアの質がけっこう変わってきています。
やはりメインはThe Beatles的なサイケデリアとは言えますが、
粘り気を減らして、よりクリアなサイケ感が前面に出ています。
Youtubeには2ndの曲がないのでmyspaceをちょっと貼ってみます。
myspace - Flowerhead
この中にある"Words to You"が2ndからの楽曲となっています。
1stに比べるとやや透明感のあるサウンドなのが見て取れます。
個人的にはTommy James and the Shondellsのサイケ感と通じるものを感じます。
Tommy James and the Shondells - "(Baby, Baby) I Can't Take It No More" (1967)
Tommy James and the Shondells - "Ball of Fire" (1969)
この曲の動画を探していると、あのFastbacksによるカバーバージョンも見つかりました。
Fastbacksというとシアトルで長いキャリアを持つパンクバンドで、
Nirvana, Soundgardenなどが参加した"Sub Pop 200"にも登場していますね。
Fastbacks - "Ball of Fire (Tommy James and the Shondells cover)"
意外にもかなり原曲に忠実なカバーとなっていますね。
さて、2ndの"The People's Fuzz"は国内盤は出ていないですが、
それでもけっこう安く手に入れることができる作品です。
2ndも1stと少しタイプは違うものの、なかなかの完成度の作品です。
それでは最後に1stのオープニングである"Acid Reign"を貼っておきます。
この脳を溶かしてしまうような暖かい酩酊感が素晴らしいです。
The Beatlesの"Rain"を連想させる箇所もあったりしますね。
Flowerhead - "Acid Reign" (1992)
【関連記事】
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