Send No Flowers
[Discography]
1st Juice (1996)
(ここに紹介した作品は全て持っていて、未聴のものはありません)
[関連の深いジャンル]
Grunge
第2弾はイギリス出身のマイナーなグランジバンドです。
アルバムは1996年の"Juice"の1枚しか出していません。
こういったグランジ系のサウンドを鳴らすバンドにとって
イギリスでの活動というのは大きなネックになるのですよね。
イギリス出身のグランジというとBushが成功していますが、
Bushもイギリスでは2ndでゴールドを取るのが精一杯でしたから。
さて、彼らは1995年のEP(というかシングル)が最初の作品ですが、
時期を考えると明らかに遅く出てきたグランジバンドと言えます。
そんな彼らのサウンドですが、Stone Temple Pilotsの"Core"(1st)や
Alice In Chainsの"Dirt"(2nd)のようなドロドロとした雰囲気を持ちつつ、
そこにNirvanaが見せる強烈な切迫感を加えたような音となっています。
Black SabbathやBlack Flagの影響をダイレクトに感じられるタイプでもなく、
またメタルかパンクのどちらか一方に極端に寄っているバンドでもないですね。
ある意味では典型的なグランジの直系バンドと言うことができますし、
そのためグランジ好きなら安心して聴けるタイプの音とも言えます。
ですが作品の仕上がりが非常によく、自分としてはけっこう思い入れがあります。
そこでまずは彼らの最初のシングル(的なEP)として出た曲を紹介しましょう。
Send No Flowers - "Monotony" (1995)
途中から3つのヴォーカルパートが重なるあたりは非常に印象的です。
グランジ直系ではありながらも、なかなか面白い試みも見せてくれます。
彼らのサウンドに最も近い他のバンドの作品を挙げるとしたら、
それはおそらくStone Temple Pilotsの"Core"になるでしょう。
ヴォーカルスタイルがスコット・ウェイランドとは大きく違いますし、
"Core"ほど暑苦しさを感じさせるようなサウンドではありませんが、
最も特徴的な「(サイケさも持った)浮遊感」が強く共通しています。
この彼らのサウンドの浮遊感は次の曲からよく感じ取ることができます。
Send No Flowers - "Bitter Taste (Live Version)" (1996)
雨も降ってないのに、なんでヴォーカルの人が
レインコートのようなものを着てるのかひどく謎ですが。(笑
ちょっと曲の最後を少し残して動画が終わるのが難点です;
また、アルバムの中にはけっこう穏やかな曲もあります。
Send No Flowers - "Wrong (Live Version)" (1996)
この曲はアメリカンロック的な大らかさを持っていますね。
イギリスのバンドなので本当はアメリカンロックじゃないですけども。
この曲あたりを聴くと、なかなかコンポーズセンスも高く感じます。
1stだけで終わってしまうにはもったいないですね。
ただライヴ中のヴォーカルの動きだけは突っ込みどころが多いですが;
これまでの話だとあまりこのバンドに個性がなさそうですが、
彼らの持っているメロディの哀感は大きな個性となっています。
メタル的な叙情性とはまた違った哀感がつねに備わってますね。
この点はなかなかアメリカのグランジバンドにはないところです。
いかにもアメリカ的なサウンドを出しているバンドですが、
このあたりにイギリス出身のバンドらしさがありますね。
それでは最後に、その彼らの持つ哀感と切迫感が最もよく出ている
自分の最も好きな2ndEPにもなったこの曲を貼ることにします(*・ω・)ノ
ちなみにこのバンドはマイナーな存在ではありますが、
国内盤が出ているので日本ではそこそこ入手しやすいです。
また、国内盤はボーナストラックも入っているのでオススメです。
Send No Flowers - "Downfall" (1996)
【関連記事】
・グランジ紹介 総合メニュー
1st Juice (1996)
(ここに紹介した作品は全て持っていて、未聴のものはありません)
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Grunge
第2弾はイギリス出身のマイナーなグランジバンドです。
アルバムは1996年の"Juice"の1枚しか出していません。
こういったグランジ系のサウンドを鳴らすバンドにとって
イギリスでの活動というのは大きなネックになるのですよね。
イギリス出身のグランジというとBushが成功していますが、
Bushもイギリスでは2ndでゴールドを取るのが精一杯でしたから。
さて、彼らは1995年のEP(というかシングル)が最初の作品ですが、
時期を考えると明らかに遅く出てきたグランジバンドと言えます。
そんな彼らのサウンドですが、Stone Temple Pilotsの"Core"(1st)や
Alice In Chainsの"Dirt"(2nd)のようなドロドロとした雰囲気を持ちつつ、
そこにNirvanaが見せる強烈な切迫感を加えたような音となっています。
Black SabbathやBlack Flagの影響をダイレクトに感じられるタイプでもなく、
またメタルかパンクのどちらか一方に極端に寄っているバンドでもないですね。
ある意味では典型的なグランジの直系バンドと言うことができますし、
そのためグランジ好きなら安心して聴けるタイプの音とも言えます。
ですが作品の仕上がりが非常によく、自分としてはけっこう思い入れがあります。
そこでまずは彼らの最初のシングル(的なEP)として出た曲を紹介しましょう。
Send No Flowers - "Monotony" (1995)
途中から3つのヴォーカルパートが重なるあたりは非常に印象的です。
グランジ直系ではありながらも、なかなか面白い試みも見せてくれます。
彼らのサウンドに最も近い他のバンドの作品を挙げるとしたら、
それはおそらくStone Temple Pilotsの"Core"になるでしょう。
ヴォーカルスタイルがスコット・ウェイランドとは大きく違いますし、
"Core"ほど暑苦しさを感じさせるようなサウンドではありませんが、
最も特徴的な「(サイケさも持った)浮遊感」が強く共通しています。
この彼らのサウンドの浮遊感は次の曲からよく感じ取ることができます。
Send No Flowers - "Bitter Taste (Live Version)" (1996)
雨も降ってないのに、なんでヴォーカルの人が
レインコートのようなものを着てるのかひどく謎ですが。(笑
ちょっと曲の最後を少し残して動画が終わるのが難点です;
また、アルバムの中にはけっこう穏やかな曲もあります。
Send No Flowers - "Wrong (Live Version)" (1996)
この曲はアメリカンロック的な大らかさを持っていますね。
イギリスのバンドなので本当はアメリカンロックじゃないですけども。
この曲あたりを聴くと、なかなかコンポーズセンスも高く感じます。
1stだけで終わってしまうにはもったいないですね。
ただライヴ中のヴォーカルの動きだけは突っ込みどころが多いですが;
これまでの話だとあまりこのバンドに個性がなさそうですが、
彼らの持っているメロディの哀感は大きな個性となっています。
メタル的な叙情性とはまた違った哀感がつねに備わってますね。
この点はなかなかアメリカのグランジバンドにはないところです。
いかにもアメリカ的なサウンドを出しているバンドですが、
このあたりにイギリス出身のバンドらしさがありますね。
それでは最後に、その彼らの持つ哀感と切迫感が最もよく出ている
自分の最も好きな2ndEPにもなったこの曲を貼ることにします(*・ω・)ノ
ちなみにこのバンドはマイナーな存在ではありますが、
国内盤が出ているので日本ではそこそこ入手しやすいです。
また、国内盤はボーナストラックも入っているのでオススメです。
Send No Flowers - "Downfall" (1996)
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