綿麺 ヤキニボトン 大盛 燻製ハムトッピング
ひさしぶりに綿麺へと足を運んでまいりました!
6月に入ったあたりから「綿麺のつけ麺が食べたい」モードに入っていて、
天気などを確認しつつちょうどいい訪問タイミングを探っていたのですよね!
そこで白羽の矢が立ったのがこの6月24日の土曜日だったのですが、
なんと訪問の直前に限定メニューの提供が発表されたのですね!
その前日ぐらいに「そろそろ限定が出るっぽい」という雰囲気があったので、
「そろそろ限定が来る心の準備もしておかないと」とは思っていたのですが、
それが訪問予定日と重なったので「そりゃ当然限定を選ぶでしょ」と、
もともとの予定だったつけ麺は次回に回して、今回は限定を迷わず頼みました!
今回の限定メニューは「ヤキニボトン」と名付けられています!
そしてここに追加で燻製ハムをトッピングしました!
さて、この「ヤキニボトン」とはどんなコンセプトのラーメンなのか、
そのあたりを女将さんのtwitterをもとに探っていきましょう!
(女将さんのtwitterより引用)
マイワシの煮干しをロースターで香ばしく焼いて粉砕し、
自慢の濃厚豚骨スープに入れ出汁を取りました!
自家製の玉ねぎの酢漬けがかなり良い仕事してくれてます!
最近マイブームのゆずからりんをちょっと添えて
(引用ここまで)
これを見るに、「焼き煮干し+豚骨」というテーマがあるようですね!
綿麺で煮干を強く打ち出すというのはけっこう珍しいのですよね!
決して煮干をめったに使わないお店というわけではないのですが、
煮干の風味を主役に打ち立てるというのはあまりないですからね!

ちょっとグレーっぽい濁りがあるあたりが煮干ラーメンぽいですね!
まずはスープですが・・・なるほど、こうやって煮干の個性を引き出しましたか!(●・ω・)
今回の限定を味わうにあたって、自分が最も強い関心を持ったのが、
「綿麺はどのように煮干の個性を引き出すのか」だったのですよね!
昨今の煮干ラーメンって、煮干の持つえぐみやクセであったり、
そのあたりをあえて強く打ち出すことで煮干の個性を引き出す、
そういうスタイルのものが多くなっていると思うのですよね!
ただ「綿麺はそういう形の煮干の出し方はたぶんしないな」というのは
何となく予想はできていて、とはいえ煮干をきれいなだし感としてだけ出すと、
煮干の旨味は出ても個性が打ち出せきれないということにもなりうる、
そこでどういう手を打ってくるのかがすごく興味があったのですね!
ここで綿麺が選んだのが、煮干を焼くことでその香ばしさを引き出し、
その「煮干の香ばしさ」を主役に打ち立ててくるという手法でした!
なので、この煮干の香ばしさがこのスープからはダイレクトに来ます!
一方で煮干のえぐみやクセなどについてはそこまで前面には出さず、
そうした煮干のクセが苦手な人も食べやすい仕上がりになっています!
「クセは抑えて個性は出す」、なるほどそこを成功させてきましたね!
普段の「和風とんこつ」はおそらく豚骨と魚介のダブルスープ方式ですが、
今回は女将さんの説明にあるように、焼き煮干し粉末を豚骨スープに入れて
だしを取る手法なので、ダブルスープ方式ではないようなのですよね!
その分だけ豚骨のコクはよりダイレクトに来ることになっていますが、
一方で「和風とんこつ」では豚骨と和風の力関係がおおよそ50:50なのに対し、
今回は豚骨が下支え、前面に出るのは焼き煮干しという関係になっています!
このあたりのバランスの違いなども面白いポイントと言えるでしょう!
そして今回の何気ない隠し味の一つが「ゆずからりん」です!(=゚ω゚)
画像で玉ねぎの上に乗っている七味唐辛子風のものがこれですね!
簡単に言うと「赤い柚子胡椒」がこの「ゆずからりん」です!
そういえば煮干ラーメンは一味系のアクセントがよくつけられるので、
そこを綿麺流にアレンジしたと言ってもいいポイントでしょう!
トッピングはレアチャーシュー、黒糖メンマ、玉ねぎの甘酢漬け、かいわれです!
そして追加トッピングとして燻製ハムを加えています!
レアチャーシューはいつものつけ麺のものより厚切りですね!
さっぱりとした味わいながらも厚切りで食べごたえがあります!
黒糖メンマは最近綿麺が前面にプッシュしているトッピングですね!
それを食べる機会が今回作ることができたのも大きなポイントでした!
食べ終わりの頃にメンマの発酵感と黒糖の風味がふわっと香る、
このあたりが他のお店のメンマとは異なる個性となっています!
今回のデフォルトのトッピングの主役は玉ねぎの甘酢漬けでしょう!(*゚◇゚)
煮干ラーメンのトッピングと言えば生玉ねぎが定番ですが、
生玉ねぎって辛味が強すぎて案外好みは分かれるのですよね!
そこで綿麺が選んだのが、玉ねぎを乗せるという公式は踏襲しつつ、
この玉ねぎを甘酢漬けにすることで食べやすく、なおかつ辛味も抑える、
これがすごく功を奏していて、いい箸休めとして活躍してくれています!
そしてこの玉ねぎピクルス、綿麺の限定に通っていた方なら、
思わずニヤリとしてしまうトッピングでもあるのですよね!
というのも、この玉ねぎピクルスは過去にも何度か登場してますからね!
綿麺限定マニアの人は「お、ひさびさの玉ねぎピクルスじゃないか」
と思った人もけっこういたのではないでしょうか!
そして追加トッピングの燻製ハムですが、これが大正解でした!(*゚ー゚)
今後またこの「ヤキニボトン」が限定で登場することがあった場合は、
この燻製ハムを追加トッピングすることを強くオススメします!
これまでの綿麺のラーメンの中でも燻製ハムとの相性では
過去最高と言ってもいいぐらいのものじゃないですかね!
というのも、麺と燻製ハムを一緒に食べたときに、
焼き煮干しと燻製ハムの2つの香ばしさがマリアージュする、
その感覚が今回のラーメンの最大の至福の瞬間でしたからね!
これを味わわずして終わるのは絶対にもったいないですよ!

麺はかなり加水が高めの、プリッとした平打ち麺となっています!
煮干ラーメンというと、加水が低めの細麺がよく使われますが、
こちらはそれとはかなり対極的な麺が使われていますね!
この加水の高いプリ感のある麺は綿麺らしいと言えますね!
「和風とんこつ」の麺と比べると、麺の幅がやや短くて、
厚みについてもこちらのほうが少し抑えめとなっています!
なので、優しさとプリ感が同居した平打ち麺と言えるでしょうかね!(`・ω・´)
あるいは、スープとのなじみを重視しているとも言えそうです!
そのため麺が単独でガンガン主張してくる感じはないですね!
スープと合わさって一つになるタイプの麺と言えるでしょう!
単に「煮干ラーメンを食べる」という感覚で食べるのではなく、
「綿麺は煮干ラーメンをどうまとめてくるのか」を事前にイメージして、
それと比べながら食べてニヤリとするのがこのラーメンの一つの楽しみですね!
「なるほど、こうきたか」という場面がいくつもありました!
焼き煮干しの香ばしさ、玉ねぎの甘酢漬けなどは特に印象的でしたね!
そして燻製ハム、注文するときはこれを忘れないでくださいね!(゚x/)モキシュー
[メニュー]

お店の住所と地図 大阪府松原市松ヶ丘3丁目6-15
【関連記事】
・自己流ラーメン 綿麺 総合メニュー
6月に入ったあたりから「綿麺のつけ麺が食べたい」モードに入っていて、
天気などを確認しつつちょうどいい訪問タイミングを探っていたのですよね!
そこで白羽の矢が立ったのがこの6月24日の土曜日だったのですが、
なんと訪問の直前に限定メニューの提供が発表されたのですね!
その前日ぐらいに「そろそろ限定が出るっぽい」という雰囲気があったので、
「そろそろ限定が来る心の準備もしておかないと」とは思っていたのですが、
それが訪問予定日と重なったので「そりゃ当然限定を選ぶでしょ」と、
もともとの予定だったつけ麺は次回に回して、今回は限定を迷わず頼みました!
今回の限定メニューは「ヤキニボトン」と名付けられています!
そしてここに追加で燻製ハムをトッピングしました!
さて、この「ヤキニボトン」とはどんなコンセプトのラーメンなのか、
そのあたりを女将さんのtwitterをもとに探っていきましょう!
(女将さんのtwitterより引用)
マイワシの煮干しをロースターで香ばしく焼いて粉砕し、
自慢の濃厚豚骨スープに入れ出汁を取りました!
自家製の玉ねぎの酢漬けがかなり良い仕事してくれてます!
最近マイブームのゆずからりんをちょっと添えて
(引用ここまで)
これを見るに、「焼き煮干し+豚骨」というテーマがあるようですね!
綿麺で煮干を強く打ち出すというのはけっこう珍しいのですよね!
決して煮干をめったに使わないお店というわけではないのですが、
煮干の風味を主役に打ち立てるというのはあまりないですからね!

ちょっとグレーっぽい濁りがあるあたりが煮干ラーメンぽいですね!
◎スープ - 焼き煮干しならではの香ばしさが最大の魅力
まずはスープですが・・・なるほど、こうやって煮干の個性を引き出しましたか!(●・ω・)
今回の限定を味わうにあたって、自分が最も強い関心を持ったのが、
「綿麺はどのように煮干の個性を引き出すのか」だったのですよね!
昨今の煮干ラーメンって、煮干の持つえぐみやクセであったり、
そのあたりをあえて強く打ち出すことで煮干の個性を引き出す、
そういうスタイルのものが多くなっていると思うのですよね!
ただ「綿麺はそういう形の煮干の出し方はたぶんしないな」というのは
何となく予想はできていて、とはいえ煮干をきれいなだし感としてだけ出すと、
煮干の旨味は出ても個性が打ち出せきれないということにもなりうる、
そこでどういう手を打ってくるのかがすごく興味があったのですね!
ここで綿麺が選んだのが、煮干を焼くことでその香ばしさを引き出し、
その「煮干の香ばしさ」を主役に打ち立ててくるという手法でした!
なので、この煮干の香ばしさがこのスープからはダイレクトに来ます!
一方で煮干のえぐみやクセなどについてはそこまで前面には出さず、
そうした煮干のクセが苦手な人も食べやすい仕上がりになっています!
「クセは抑えて個性は出す」、なるほどそこを成功させてきましたね!
普段の「和風とんこつ」はおそらく豚骨と魚介のダブルスープ方式ですが、
今回は女将さんの説明にあるように、焼き煮干し粉末を豚骨スープに入れて
だしを取る手法なので、ダブルスープ方式ではないようなのですよね!
その分だけ豚骨のコクはよりダイレクトに来ることになっていますが、
一方で「和風とんこつ」では豚骨と和風の力関係がおおよそ50:50なのに対し、
今回は豚骨が下支え、前面に出るのは焼き煮干しという関係になっています!
このあたりのバランスの違いなども面白いポイントと言えるでしょう!
そして今回の何気ない隠し味の一つが「ゆずからりん」です!(=゚ω゚)
画像で玉ねぎの上に乗っている七味唐辛子風のものがこれですね!
簡単に言うと「赤い柚子胡椒」がこの「ゆずからりん」です!
そういえば煮干ラーメンは一味系のアクセントがよくつけられるので、
そこを綿麺流にアレンジしたと言ってもいいポイントでしょう!
◎トッピング - 燻製ハム追加トッピングはマスト
トッピングはレアチャーシュー、黒糖メンマ、玉ねぎの甘酢漬け、かいわれです!
そして追加トッピングとして燻製ハムを加えています!
レアチャーシューはいつものつけ麺のものより厚切りですね!
さっぱりとした味わいながらも厚切りで食べごたえがあります!
黒糖メンマは最近綿麺が前面にプッシュしているトッピングですね!
それを食べる機会が今回作ることができたのも大きなポイントでした!
食べ終わりの頃にメンマの発酵感と黒糖の風味がふわっと香る、
このあたりが他のお店のメンマとは異なる個性となっています!
今回のデフォルトのトッピングの主役は玉ねぎの甘酢漬けでしょう!(*゚◇゚)
煮干ラーメンのトッピングと言えば生玉ねぎが定番ですが、
生玉ねぎって辛味が強すぎて案外好みは分かれるのですよね!
そこで綿麺が選んだのが、玉ねぎを乗せるという公式は踏襲しつつ、
この玉ねぎを甘酢漬けにすることで食べやすく、なおかつ辛味も抑える、
これがすごく功を奏していて、いい箸休めとして活躍してくれています!
そしてこの玉ねぎピクルス、綿麺の限定に通っていた方なら、
思わずニヤリとしてしまうトッピングでもあるのですよね!
というのも、この玉ねぎピクルスは過去にも何度か登場してますからね!
綿麺限定マニアの人は「お、ひさびさの玉ねぎピクルスじゃないか」
と思った人もけっこういたのではないでしょうか!
そして追加トッピングの燻製ハムですが、これが大正解でした!(*゚ー゚)
今後またこの「ヤキニボトン」が限定で登場することがあった場合は、
この燻製ハムを追加トッピングすることを強くオススメします!
これまでの綿麺のラーメンの中でも燻製ハムとの相性では
過去最高と言ってもいいぐらいのものじゃないですかね!
というのも、麺と燻製ハムを一緒に食べたときに、
焼き煮干しと燻製ハムの2つの香ばしさがマリアージュする、
その感覚が今回のラーメンの最大の至福の瞬間でしたからね!
これを味わわずして終わるのは絶対にもったいないですよ!

◎麺 - かなり加水が高めの平打ち麺
麺はかなり加水が高めの、プリッとした平打ち麺となっています!
煮干ラーメンというと、加水が低めの細麺がよく使われますが、
こちらはそれとはかなり対極的な麺が使われていますね!
この加水の高いプリ感のある麺は綿麺らしいと言えますね!
「和風とんこつ」の麺と比べると、麺の幅がやや短くて、
厚みについてもこちらのほうが少し抑えめとなっています!
なので、優しさとプリ感が同居した平打ち麺と言えるでしょうかね!(`・ω・´)
あるいは、スープとのなじみを重視しているとも言えそうです!
そのため麺が単独でガンガン主張してくる感じはないですね!
スープと合わさって一つになるタイプの麺と言えるでしょう!
◎まとめ - 焼きの香ばしさなど綿麺流の個性が光る
単に「煮干ラーメンを食べる」という感覚で食べるのではなく、
「綿麺は煮干ラーメンをどうまとめてくるのか」を事前にイメージして、
それと比べながら食べてニヤリとするのがこのラーメンの一つの楽しみですね!
「なるほど、こうきたか」という場面がいくつもありました!
焼き煮干しの香ばしさ、玉ねぎの甘酢漬けなどは特に印象的でしたね!
そして燻製ハム、注文するときはこれを忘れないでくださいね!(゚x/)モキシュー
[メニュー]

お店の住所と地図 大阪府松原市松ヶ丘3丁目6-15
【関連記事】
・自己流ラーメン 綿麺 総合メニュー
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ボリューム満点で美味しそうですね💓
鳥天さん、こんばんは!
煮干って、他の魚介系のだしと比べるとクセが強いですからね!
もちろん下処理をきちんとして、炊く温度などを調整すれば、
そうしたクセも抑えられるのですが、最近のラーメン屋さんでは
あえてそのクセを前面に出すことが多くあるだけに、
煮干が苦手な人にはどうしても鬼門になってしまいますよね!
このラーメンはそのあたりをかなりしっかりと考えられた、
「クセを抑えて旨味を出す」のが成功していましたね!(●・ω・)
玉ねぎの甘酢漬けに関してはほんといい仕事をしていましたよ!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
煮干って、他の魚介系のだしと比べるとクセが強いですからね!
もちろん下処理をきちんとして、炊く温度などを調整すれば、
そうしたクセも抑えられるのですが、最近のラーメン屋さんでは
あえてそのクセを前面に出すことが多くあるだけに、
煮干が苦手な人にはどうしても鬼門になってしまいますよね!
このラーメンはそのあたりをかなりしっかりと考えられた、
「クセを抑えて旨味を出す」のが成功していましたね!(●・ω・)
玉ねぎの甘酢漬けに関してはほんといい仕事をしていましたよ!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
彩華姫さん、こんばんは!
彩華姫さんのブログも覗かせていただきました!
彩華姫も大阪メインのグルメブログをされていらっしゃるのですね!
この綿麺は南大阪を代表するラーメンの名店ですし、
もしこちらまで足を運ばれるときはぜひ行ってみてください!(●・ω・)
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
彩華姫さんのブログも覗かせていただきました!
彩華姫も大阪メインのグルメブログをされていらっしゃるのですね!
この綿麺は南大阪を代表するラーメンの名店ですし、
もしこちらまで足を運ばれるときはぜひ行ってみてください!(●・ω・)
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
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玉ねぎ甘酢漬けのトッピングとか面白いねー