どうして東洋水産は縦型ノンフライを作らないのか
みなさんは「縦型カップノンフライ麺」と聞いて何を連想するだろうか。
多くの人は「いや、そんなに詳しくねぇよ」となるだろうが、
「そういえば縦型カップ麺はノンフライ麺が少ないな」と気付いたり、
さらには「言われてみれば縦型カップ麺でノンフライ麺を作っているのは、
メーカーがいやに偏ってるような気がしないでもない」と思う人もいるだろう。
まさにその通りで、どんぶり型カップではメーカーごとに頻度こそ異なるが、
どの大手メーカーもノンフライ麺技術を持っていて利用することがある。
それに比べると、縦型カップ麺はノンフライ麺を頻繁に使うメーカーと、
全く使わないメーカーへと完全に二極化する傾向が見られるのだ。
縦型カップのノンフライ麺をリードする存在は間違いない明星である。
かなり早い段階から縦型カップにもノンフライ商品を導入し、
「とりあえず縦型ノンフライなら明星」のイメージを確立した。
またどんぶり型でも特に豚骨向けバリカタ麺には非常に強く、
さらにその技術を縦型にまで移行する見事な成果を残している。
セブン&アイがセブンプレミアムの商品の一部を縦型化したときも、
明星の縦型カップ麺でのノンフライ麺技術が役に立っている。
明星の縦型ノンフライ麺技術はスチームノンフライ製法と呼ばれ、
麺の傾向としてはやや低加水寄りだがもっちりした食感の演出にも優れ、
オールマイティに様々なノンフライ麺を作るという傾向がある。
現在では日清も縦型ノンフライ麺の印象が強いメーカーだろう。
「縦型ラ王」系商品もときどき出るなど、インパクトもかなり強い。
ただ日清が縦型ノンフライ麺を作り始めたのはもう少し前である。
実は「カップヌードルライト」シリーズではノンフライ麺を起用し、
カロリーオフをはかるなどの手法を用いていたという経緯もある。
ただしあくまで例外的な形での縦型カップへのノンフライ麺への適用であり、
今のように主力新作商品にノンフライ麺を使うといった話ではなかった。
それが2010年代中盤あたりから徐々に縦型ノンフライ麺の商品が増えてくる。
今では縦型ノンフライ麺市場で明星と凌ぎを削るライバル関係となっている。
麺の傾向は透明度の高い多加水系で、ブリッとした強い食感がウリである、
そして麺の太さはおおむね中細のみに限定されているということが多い。
逆に言うと、このパターンの麺しか見かけないとも言えてしまうのだ。
この麺自体はなかなか突出したクオリティを持っているのだが、
バリエーションについてはまだまだ弱いと言っていいだろう。
私の記憶ではこの2社は縦型カップでノンフライ麺を使った記憶はない。
もしかすると例外的に登場したり、古い商品で存在するかもしれないが、
少なくとも現在はこの2社は現在は縦型ノンフライ麺商品を見かけない。
さぁ、ここでどうしても話題にせねばならないのが東洋水産である。
インスタント麺業界全体で見れば日清のライバルにあたる存在であり、
袋麺でもカップ麺でも「正麺」を展開するなどノンフライ麺に非常に強く、
製麺技術全体でライバルの日清と並んでずば抜けた技術を持っている。
しかしながら、現在では東洋水産は縦型ノンフライ麺は作っていない。
しかし、実は東洋水産はむしろ縦型ノンフライ麺の先駆者だったのだ。
その悲しい歴史こそが、おそらくは今の東洋水産の姿勢に繋がっている。
1997年頃、東洋水産は未来志向の縦型カップ麺「2001麺」を発売する。
なんとこの「2001麺」こそ、いち早く発売された縦型ノンフライだったのだ。
東洋水産としても力を入れ、未来志向をイメージしたCMも打ち、
おそらくは主力商品として育て上げたい思いがあったのだろう。
実は私はこの「2001麺」が大好きだった。
当時は中学生か高校生で親が買ってきてくれるだけだったが、
この「2001麺」を毎日のように夕方に食べていたのをおぼえている。
ノンフライ麺であることは知らなかったが、麺は先進的に感じたり、
スープもセンスが新しかった、決して駄作ではなかったのである。
しかしながら、この「2001麺」は数年で販売終了となってしまった。
そう、東洋水産は「早すぎる縦型ノンフライ麺の先駆者」であったがゆえに、
縦型ノンフライ麺の挫折を味わい、ある種の限界も感じ取ったのだろう。
それが縦型ノンフライ麺を封印する今の姿勢にも繋がっているのだろう。
しかし私は声を大にして言いたい。
「2001麺」は断じて駄作ではなかったし、東洋水産が作る縦型ノンフライ麺が食べたいと。
そして今社内ではその開発が進められていることだろうと信じている(゚x/)モキシッ
多くの人は「いや、そんなに詳しくねぇよ」となるだろうが、
「そういえば縦型カップ麺はノンフライ麺が少ないな」と気付いたり、
さらには「言われてみれば縦型カップ麺でノンフライ麺を作っているのは、
メーカーがいやに偏ってるような気がしないでもない」と思う人もいるだろう。
まさにその通りで、どんぶり型カップではメーカーごとに頻度こそ異なるが、
どの大手メーカーもノンフライ麺技術を持っていて利用することがある。
それに比べると、縦型カップ麺はノンフライ麺を頻繁に使うメーカーと、
全く使わないメーカーへと完全に二極化する傾向が見られるのだ。
◎明星 - 最もノンフライ麺に熱心
縦型カップのノンフライ麺をリードする存在は間違いない明星である。
かなり早い段階から縦型カップにもノンフライ商品を導入し、
「とりあえず縦型ノンフライなら明星」のイメージを確立した。
またどんぶり型でも特に豚骨向けバリカタ麺には非常に強く、
さらにその技術を縦型にまで移行する見事な成果を残している。
セブン&アイがセブンプレミアムの商品の一部を縦型化したときも、
明星の縦型カップ麺でのノンフライ麺技術が役に立っている。
明星の縦型ノンフライ麺技術はスチームノンフライ製法と呼ばれ、
麺の傾向としてはやや低加水寄りだがもっちりした食感の演出にも優れ、
オールマイティに様々なノンフライ麺を作るという傾向がある。
◎日清 - ここ数年で一気に台頭
現在では日清も縦型ノンフライ麺の印象が強いメーカーだろう。
「縦型ラ王」系商品もときどき出るなど、インパクトもかなり強い。
ただ日清が縦型ノンフライ麺を作り始めたのはもう少し前である。
実は「カップヌードルライト」シリーズではノンフライ麺を起用し、
カロリーオフをはかるなどの手法を用いていたという経緯もある。
ただしあくまで例外的な形での縦型カップへのノンフライ麺への適用であり、
今のように主力新作商品にノンフライ麺を使うといった話ではなかった。
それが2010年代中盤あたりから徐々に縦型ノンフライ麺の商品が増えてくる。
今では縦型ノンフライ麺市場で明星と凌ぎを削るライバル関係となっている。
麺の傾向は透明度の高い多加水系で、ブリッとした強い食感がウリである、
そして麺の太さはおおむね中細のみに限定されているということが多い。
逆に言うと、このパターンの麺しか見かけないとも言えてしまうのだ。
この麺自体はなかなか突出したクオリティを持っているのだが、
バリエーションについてはまだまだ弱いと言っていいだろう。
◎エースコック、サンヨー食品 - 縦型ノンフライは作らない
私の記憶ではこの2社は縦型カップでノンフライ麺を使った記憶はない。
もしかすると例外的に登場したり、古い商品で存在するかもしれないが、
少なくとも現在はこの2社は現在は縦型ノンフライ麺商品を見かけない。
◎東洋水産 - 悲しき「2001麺」の歴史
さぁ、ここでどうしても話題にせねばならないのが東洋水産である。
インスタント麺業界全体で見れば日清のライバルにあたる存在であり、
袋麺でもカップ麺でも「正麺」を展開するなどノンフライ麺に非常に強く、
製麺技術全体でライバルの日清と並んでずば抜けた技術を持っている。
しかしながら、現在では東洋水産は縦型ノンフライ麺は作っていない。
しかし、実は東洋水産はむしろ縦型ノンフライ麺の先駆者だったのだ。
その悲しい歴史こそが、おそらくは今の東洋水産の姿勢に繋がっている。
1997年頃、東洋水産は未来志向の縦型カップ麺「2001麺」を発売する。
なんとこの「2001麺」こそ、いち早く発売された縦型ノンフライだったのだ。
東洋水産としても力を入れ、未来志向をイメージしたCMも打ち、
おそらくは主力商品として育て上げたい思いがあったのだろう。
実は私はこの「2001麺」が大好きだった。
当時は中学生か高校生で親が買ってきてくれるだけだったが、
この「2001麺」を毎日のように夕方に食べていたのをおぼえている。
ノンフライ麺であることは知らなかったが、麺は先進的に感じたり、
スープもセンスが新しかった、決して駄作ではなかったのである。
しかしながら、この「2001麺」は数年で販売終了となってしまった。
そう、東洋水産は「早すぎる縦型ノンフライ麺の先駆者」であったがゆえに、
縦型ノンフライ麺の挫折を味わい、ある種の限界も感じ取ったのだろう。
それが縦型ノンフライ麺を封印する今の姿勢にも繋がっているのだろう。
しかし私は声を大にして言いたい。
「2001麺」は断じて駄作ではなかったし、東洋水産が作る縦型ノンフライ麺が食べたいと。
そして今社内ではその開発が進められていることだろうと信じている(゚x/)モキシッ
たういさん、こんばんは!
とはいえ、どのメーカーもどんぶり型ではノンフライ麺は作ってますし、
そう考えるともともと製造のハードルが高いというのはあるのでしょうね!
それだけ安定した質を確保しつつ、コストがあまり上がらないようにする、
そうしたノンフライ麺をどうしても縦型では作りにくい、
特に作る場合に新開発になるサンヨー食品やエースコックはそうなのでしょうね!(●・ω・)
一方で経験のある東洋水産が作らないのは、
なんかちょっと違った意味合いを感じるところなのですよね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
とはいえ、どのメーカーもどんぶり型ではノンフライ麺は作ってますし、
そう考えるともともと製造のハードルが高いというのはあるのでしょうね!
それだけ安定した質を確保しつつ、コストがあまり上がらないようにする、
そうしたノンフライ麺をどうしても縦型では作りにくい、
特に作る場合に新開発になるサンヨー食品やエースコックはそうなのでしょうね!(●・ω・)
一方で経験のある東洋水産が作らないのは、
なんかちょっと違った意味合いを感じるところなのですよね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
| ホーム |
そのマルちゃんの2001麺というのは自分は記憶がないです。
この頃はもっともカップ麺食べていない時代だったのもあるかもです。
で、タテ型でノンフライ麺の必要性がポイントでしょう。
結局エースコックもサンヨー食品もタテ型では
ノンフライ麺は必要としていない結論なのでしょう。
製造ラインを改良したり、作り直したりも必要ですし。
そしていまや油揚げ麺でもクオリティの高い麺が出てきて
わざわざノンフライ麺の商品を作る必要性がなくなったのでしょう。