4/5発売 渡なべ監修 やみつきブラック
4/5発売の日清「渡なべ監修 やみつきブラック」を食べました!
ファミマ40周年企画商品ということで、ファミマ限定品です!

ファミマ40周年の5社横断企画もついにラストを迎えました!
サンヨー食品→明星→エースコック→東洋水産ときて、
ラストはもちろん王者である日清ということになります!(*゚◇゚)
この「渡なべ」がカップ麺になるのはどうも初めてではなく、
2015年に「東京 渡なべ監修 魚介豚骨醤油」が出ています!
このときもファミマ限定で製造は日清が担当していました!
ただ今回とはラーメンのコンセプトは全く変わっていますし、
麺も油揚げ麺からノンフライ麺になり共通項はほぼないです!
なので、今回の商品は純然たる新商品と見て間違いないです!

内容物はフタに貼り付けられた後入れ調味油です!
ライバルの東洋水産との最大の違いはノンフライ麺ですね!

麺が沈まないよう工夫はしましたが、それでも黒すぎますね;
まずはスープですが・・・うん、おいしいスープではありますね!(●・ω・)
日清らしくベースは豚脂によってがっちりと固めたうえで、
「黒」に由来する素材を並べて香ばしさとコクを演出します!
まず黒醤油によって、コクの深い醤油の風味を出しています!
そしてにんにくは黒だからマー油で来るのかと思いきや違います!
なんだか焦がしにんにくを粉末にしたような感じなのですよね!
なので、にんにく系のラーメンには分類できるのですが、
昨今の生にんにくガンガン系とは全く違いタイプです!
「マー油ともまた違った香ばしにんにく系」というものですね!
そして後半になってやたらと目立ってくるのが黒胡椒なのですね!
粗挽きなので、前半はそれほど気付かなかったりするのですよね!
しかしカップの底にはけっこう多くの黒胡椒が沈んでいるので、
最後には黒胡椒の清涼感で一気にリセットされる感じですね!
そして調味油を加えると、これは王道の動物系油脂ですかね!(=゚ω゚)
このラーメンのコンセプトを考えるとてっきりマー油と思いますが、
色は透明で、おそらくは豚脂を中心に香味油をミックスしたものです!
でもって、この油脂自体はにんにくの香りも別にしないのですよね!
なんで、ベースのスープによっていろいろと変化をつけながら、
調味油によって王道の方向に引っ張るという珍しいスタイルです!
これによってスープ全体に柱ができて、強さが感じられますね!
それまでは様々な変化球が好きに飛んでいる感もありましたが、
これによって豚鶏をベースにしたラーメンの顔が明確になります!
スープの原材料は豚脂、食塩、粉末しょうゆ、でん粉、植物油脂、
小麦粉、香辛料(にんにく、胡椒)、酵母エキス、糖類、たまねぎ、
香味油、チキン調味料、ポーク調味料となっています!
こう見ると、やはり動物系は豚脂に頼っている感がありますね!
麺は日清の縦型らしいどっしりとしたノンフライ麺です!
断面は四角く、麺は太め、そして麺にかなり重みがあります!
この重みによってカップに沈むのが大きな特徴でもあります!(*゚ー゚)
それゆえカップ麺ブロガーはみんな撮影に苦労するのですよね;
麺は完全に多加水系で、どちらかと言うと札幌味噌ラーメン向けの
ブリブリとした力強いタイプの弾力の強い麺となっています!
基本的に日清の縦型ノンフライ麺はこのパターンばかりですからね!
でも別に今回のスープと合っていないという印象はなかったです!
具材はキャベツ、肉そぼろ、玉ねぎ、ねぎとなっています!
ねぎは普通の薬味で、一方の玉ねぎはいい仕事をしています!
この玉ねぎ特有の辛味と甘みはいいアクセントですね!
いっそ普通のねぎはなくていいように思えもしましたね!(`・ω・´)
キャベツは普通の具材ながら、意外とスープと合っていました!
そして主役のはずの肉そぼろは細かく、味も弱いです;
日清の肉そぼろでここまで貧弱なのは珍しいですね!
この商品はたしかに個性もあって味もおいしかったのですよね!
でもどこかで「にんにくは流行だよね」という冷めた目もあって、
そこが自分の中で特別な印象を残せなかったところでしたね!
ということで、自分の中でのベスト5を発表します!
1位 さんくるげ 辛いらぁ麺(東洋水産)
2位 渡なべ監修 やみつきブラック(日清)
3位 利尻らーめん味楽本店監修 焼き醤油味らーめん(サンヨー食品)
4位 支那そばや監修 醤油らぁ麺(明星)
5位 麺屋剛監修 剛麺 とんこつ味(エースコック)
1位の東洋水産はもう断トツでした!(*・ω・)
超個性的なラーメンなのに、直感で「旨い!」と言わしめてくれる、
作りも弱点がなく、個性・味・完成度、どれも完璧でしたね!
2位の日清はこの記事を読むと意外に感じるかもですね!
でもなんだかんだでノンフライ麺を使えるというところは強く、
にんにくには食傷気味でも全体の個性とバランスの良さは見事で、
全体のバランスを見ても3位以下に落とす選択肢はなかったです!
3位のサンヨー食品はもうスープの個性に尽きると言っていいですね!
サンヨー食品は麺などにはどうしても弱点を持つメーカーですが、
このスープの個性はスープだけなら2位に入ると言っていいものです!
それを見事に再現してきたところを評価して3位に選出しました!
4位の明星は正直なところ気の毒という印象がしてしまいますね;
「支那そばや」という超オーソドックスなラーメンの再現を手掛ける、
これってパンチのあるラーメンの再現よりはるかに難しいのですよね;
カップ麺のコストとの勝負もありますし、どうしても地味に味になりがち、
ものすごく頑張ったしバランスも良かったけど、やっぱり地味でした;
5位のエースコックは自分はスープはかなり高く評価しています!
ただ今回の勝負はどのメーカーも本気をかけて戦っているので、
「なかなかスープがいい」だけでは上位は難しいのですよね!
しかもそこでエースコックが得意とする疑似具材の起用、
こういうマイナスポイントをやらかすのはやはりダメですね!
ということで、しっかりと楽しめたファミマ40周年企画でした!(゚x/)モギリーシュ
【関連記事】
・渡なべ監修 やみつきブラック
・さんくるげ 辛いらぁ麺
・麺屋剛監修 剛麺 とんこつ味
・支那そばや監修 醤油らぁ麺
・利尻らーめん味楽本店監修 焼き醤油味らーめん
ファミマ40周年企画商品ということで、ファミマ限定品です!

ファミマ40周年の5社横断企画もついにラストを迎えました!
サンヨー食品→明星→エースコック→東洋水産ときて、
ラストはもちろん王者である日清ということになります!(*゚◇゚)
この「渡なべ」がカップ麺になるのはどうも初めてではなく、
2015年に「東京 渡なべ監修 魚介豚骨醤油」が出ています!
このときもファミマ限定で製造は日清が担当していました!
ただ今回とはラーメンのコンセプトは全く変わっていますし、
麺も油揚げ麺からノンフライ麺になり共通項はほぼないです!
なので、今回の商品は純然たる新商品と見て間違いないです!

◎内容物 - 後入れの特製油つき
内容物はフタに貼り付けられた後入れ調味油です!
ライバルの東洋水産との最大の違いはノンフライ麺ですね!

麺が沈まないよう工夫はしましたが、それでも黒すぎますね;
◎スープ - おいしいのだけど、流行の香りも強い
まずはスープですが・・・うん、おいしいスープではありますね!(●・ω・)
日清らしくベースは豚脂によってがっちりと固めたうえで、
「黒」に由来する素材を並べて香ばしさとコクを演出します!
まず黒醤油によって、コクの深い醤油の風味を出しています!
そしてにんにくは黒だからマー油で来るのかと思いきや違います!
なんだか焦がしにんにくを粉末にしたような感じなのですよね!
なので、にんにく系のラーメンには分類できるのですが、
昨今の生にんにくガンガン系とは全く違いタイプです!
「マー油ともまた違った香ばしにんにく系」というものですね!
そして後半になってやたらと目立ってくるのが黒胡椒なのですね!
粗挽きなので、前半はそれほど気付かなかったりするのですよね!
しかしカップの底にはけっこう多くの黒胡椒が沈んでいるので、
最後には黒胡椒の清涼感で一気にリセットされる感じですね!
そして調味油を加えると、これは王道の動物系油脂ですかね!(=゚ω゚)
このラーメンのコンセプトを考えるとてっきりマー油と思いますが、
色は透明で、おそらくは豚脂を中心に香味油をミックスしたものです!
でもって、この油脂自体はにんにくの香りも別にしないのですよね!
なんで、ベースのスープによっていろいろと変化をつけながら、
調味油によって王道の方向に引っ張るという珍しいスタイルです!
これによってスープ全体に柱ができて、強さが感じられますね!
それまでは様々な変化球が好きに飛んでいる感もありましたが、
これによって豚鶏をベースにしたラーメンの顔が明確になります!
◎スープの原材料
スープの原材料は豚脂、食塩、粉末しょうゆ、でん粉、植物油脂、
小麦粉、香辛料(にんにく、胡椒)、酵母エキス、糖類、たまねぎ、
香味油、チキン調味料、ポーク調味料となっています!
こう見ると、やはり動物系は豚脂に頼っている感がありますね!
◎麺 - 太めのどっしりしたノンフライ麺
麺は日清の縦型らしいどっしりとしたノンフライ麺です!
断面は四角く、麺は太め、そして麺にかなり重みがあります!
この重みによってカップに沈むのが大きな特徴でもあります!(*゚ー゚)
それゆえカップ麺ブロガーはみんな撮影に苦労するのですよね;
麺は完全に多加水系で、どちらかと言うと札幌味噌ラーメン向けの
ブリブリとした力強いタイプの弾力の強い麺となっています!
基本的に日清の縦型ノンフライ麺はこのパターンばかりですからね!
でも別に今回のスープと合っていないという印象はなかったです!
◎具材 -
具材はキャベツ、肉そぼろ、玉ねぎ、ねぎとなっています!
ねぎは普通の薬味で、一方の玉ねぎはいい仕事をしています!
この玉ねぎ特有の辛味と甘みはいいアクセントですね!
いっそ普通のねぎはなくていいように思えもしましたね!(`・ω・´)
キャベツは普通の具材ながら、意外とスープと合っていました!
そして主役のはずの肉そぼろは細かく、味も弱いです;
日清の肉そぼろでここまで貧弱なのは珍しいですね!
◎まとめ - 5社横断企画のランキングも発表
この商品はたしかに個性もあって味もおいしかったのですよね!
でもどこかで「にんにくは流行だよね」という冷めた目もあって、
そこが自分の中で特別な印象を残せなかったところでしたね!
ということで、自分の中でのベスト5を発表します!
1位 さんくるげ 辛いらぁ麺(東洋水産)
2位 渡なべ監修 やみつきブラック(日清)
3位 利尻らーめん味楽本店監修 焼き醤油味らーめん(サンヨー食品)
4位 支那そばや監修 醤油らぁ麺(明星)
5位 麺屋剛監修 剛麺 とんこつ味(エースコック)
1位の東洋水産はもう断トツでした!(*・ω・)
超個性的なラーメンなのに、直感で「旨い!」と言わしめてくれる、
作りも弱点がなく、個性・味・完成度、どれも完璧でしたね!
2位の日清はこの記事を読むと意外に感じるかもですね!
でもなんだかんだでノンフライ麺を使えるというところは強く、
にんにくには食傷気味でも全体の個性とバランスの良さは見事で、
全体のバランスを見ても3位以下に落とす選択肢はなかったです!
3位のサンヨー食品はもうスープの個性に尽きると言っていいですね!
サンヨー食品は麺などにはどうしても弱点を持つメーカーですが、
このスープの個性はスープだけなら2位に入ると言っていいものです!
それを見事に再現してきたところを評価して3位に選出しました!
4位の明星は正直なところ気の毒という印象がしてしまいますね;
「支那そばや」という超オーソドックスなラーメンの再現を手掛ける、
これってパンチのあるラーメンの再現よりはるかに難しいのですよね;
カップ麺のコストとの勝負もありますし、どうしても地味に味になりがち、
ものすごく頑張ったしバランスも良かったけど、やっぱり地味でした;
5位のエースコックは自分はスープはかなり高く評価しています!
ただ今回の勝負はどのメーカーも本気をかけて戦っているので、
「なかなかスープがいい」だけでは上位は難しいのですよね!
しかもそこでエースコックが得意とする疑似具材の起用、
こういうマイナスポイントをやらかすのはやはりダメですね!
ということで、しっかりと楽しめたファミマ40周年企画でした!(゚x/)モギリーシュ
【関連記事】
・渡なべ監修 やみつきブラック
・さんくるげ 辛いらぁ麺
・麺屋剛監修 剛麺 とんこつ味
・支那そばや監修 醤油らぁ麺
・利尻らーめん味楽本店監修 焼き醤油味らーめん
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たういさん、こんにちは!
これだけの企画は今後もなかなか見られないでしょうね!
5社が全部首を縦に振ってくれないとできないわけですしね!(●・ω・)
そしてこうやってカップ麺ブロガーに比較されちゃいますし!
日清の縦型ノンフライはもうまず最初に
「あぁ写真撮るのが面倒;」ってなりますよね!
5社の中で実力以上に頑張ったという印象で言えば、
自分もサンヨー食品のあのスープを推したいですね!
食べる前は「大丈夫かサンヨー食品?」なんて思っていたのが、
「この味はやるじゃないか!」と評価を一変させましたしね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
これだけの企画は今後もなかなか見られないでしょうね!
5社が全部首を縦に振ってくれないとできないわけですしね!(●・ω・)
そしてこうやってカップ麺ブロガーに比較されちゃいますし!
日清の縦型ノンフライはもうまず最初に
「あぁ写真撮るのが面倒;」ってなりますよね!
5社の中で実力以上に頑張ったという印象で言えば、
自分もサンヨー食品のあのスープを推したいですね!
食べる前は「大丈夫かサンヨー食品?」なんて思っていたのが、
「この味はやるじゃないか!」と評価を一変させましたしね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
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このメーカー跨ぎ企画もついに終わってしまってさみしいです。
すばらしい企画なので、さすがに50周年は遠いので、
なんか別の企画で再登場してほしいものです。
この商品も限定メニューのカップ麺化みたいですが、
なかなか攻めたいい商品でしたね~。
富山ブラックのようでそうじゃないのがよかったですww
なによりも、やっぱりタテ型ではこの麺が最高峰。
写真撮りにくいけど・・・ww (^_^;)
あと5商品の順位付けですが、自分もかーとさんと
まったく同じ並びですね。
でも商品としてはサンヨー食品が利尻の味楽を
カップ麺化したのがもっとも素晴らしいと思いました。