1/11発売 魁力屋 京都背脂風醤油ラーメン
1/11発売の日清「魁力屋 京都背脂風醤油ラーメン」を食べました!
ローソン限定で「魁力屋」のカップ麺が発売されました!

「魁力屋」というと、京都系背脂醤油ラーメンとして知られてますね!
以前は「魁力屋」のカップ麺はファミマ限定で出ていたのですよね!
ただサークルKサンクスとの合併の際にそちらの限定だった
「来来亭」が新たに合併後のファミマの限定商品になったことで、
同じく京都系背脂醤油であるこちらは限定から外れたのですよね!
その後に一般販売として「魁力屋」のカップ麺が出たこともありますが、
それからは発売されず、いつのまにかローソン限定として登場しました!(`・ω・´)
メーカーについてもサンヨー食品から日清へと変わっていますね!
サンヨー食品時代はどんぶり型ノンフライで出ることが多かったですが、
今回は「来来亭」と同じく縦型ビッグカップでの登場なのですよね!
ライバルであるファミマの「来来亭」への強い意識も感じますよね!

内容物は後入れの調味油となっています!
おそらくは背脂風味の調味油となっているのでしょう!

まぁ、それなりに京都系背脂醤油っぽい雰囲気ではありますかね!
まずはスープですが・・・うん、それなりに京都系背脂醤油ぽいですね!(●・ω・)
ベースのスープは鶏メインで豚もミックスしたあっさりとしたもので、
そこに豚系の背脂を加えるという、基本的な京都系背脂醤油ですね!
食べる前に予想していたよりは「京都風」ぽさは感じましたかね!
ベースとなるスープはそこそこ軽めで、油脂感もやや控えめながら、
「風味としての背脂らしさ」はそれなりに感じられたのですよね!
食べていると、「あ、京都っぽいな」とそう思わせる力はあります!
本来であればもっとドカッと背脂が入るべきなんでしょうけど、
なぜか雰囲気の演出には成功しているという不思議な感じですね!
醤油のキレは控えめで、食べやすいのは「魁力屋」とは言えます!
キレ重視の「来来亭」とはそのあたりが明確に異なってますね!
しかしながら、「背脂の臨場感」では圧倒的に「来来亭」が上ですね!(*゚◇゚)
この商品における背脂風の要素は具材に入っている「ラード加工品」と、
後入れの調味油の2つで、正直なところちょっと弱さがありますね!
乾燥具材の油脂加工品って、どうしてもコクを出すには弱いですし、
しかも今回は背脂加工品ではなくラード加工品なのも弱点ですね!
どうしてもこうなると背脂としてのリアル感は下がってしまいますし!
そして調味油は風味はいいながらも、量がそれほど多くないので、
「あっさりスープとどっさり背脂」にはなってないのですよね!
それと比べると、やはり「来来亭」の製造を担当している
エースコックは背脂方面には強いなと改めて感じますね!
メーカーとしての総合力では圧倒的に日清のほうが強いのですが、
「背脂のリアル感」という点ではエースコックは非常に強いですからね!
なので、「京都風背脂醤油らしさ」では「来来亭」に軍配ですかね!
スープの原材料は糖類、チキン調味料、粉末しょうゆ、豚脂、ポーク調味料、
香辛料、しょうゆ、食塩、鶏脂、香味調味料、発酵調味料、メンマパウダーです!
メンマ風味が強めなのは今回のスープの一つの特徴でしたね!
ただやっぱり油脂が弱いというのが原材料からも見えますね!
あとは一味唐辛子の風味がほぼなかったのは不思議でしたね!
麺は細めでストレートの油揚げ麺となっています!
食べる前は油揚げ麺を起用してきたのが意外だったのですよね!
最近の日清の店カップはほとんどがノンフライ麺ですからね!
しかしながら日清の縦カップのノンフライ麺はほぼ多加水系の
プリッとしたタイプなので、京都系背脂醤油でよく使われる
パツッとした歯切れ重視の低加水麺とは方向性が逆なのですよね!
おそらくはそこを考慮してあえて油揚げ麺を採用したのでしょう!(*゚ー゚)
そしてその点については正解だったと言っていいでしょうね!
バツバツッとした歯切れの良さは素晴らしくリアル感もあり、
「これぞ低加水麺」と呼べるだけのクオリティがありました!
京都系背脂醤油スープとしての臨場感では「来来亭」が上でしたが、
麺のクオリティで見るなら、逆に圧倒的にこちらが良かったですね!
このあたりは日清の実力を見せてくれたなと思わせてくれました!
麺の量は多めの80gで、カロリーは471kcalとなっています!
脂質は21.0gで、やはり京都系背脂醤油としては低めですね!
具材はラード加工品、大豆たん白加工品、メンマ、ねぎです!
ラード加工品は要するに背脂をイメージした具材ですね!
とはいえ、この手の具材は背脂っぽい食感は演出しつつも、
風味は弱いので、見た目だけのものになりがちなのですよね!
なので、本格派の京都系背脂醤油ラーメンを目指すのであれば、
こうしたものに頼らず、本物の背脂調味油を使ってほしいですね!
大豆たん白加工品はチャーシューチップっぽく見えるものです!(=゚ω゚)
最近の日清はこうしたチャーシュー風大豆たん白を使うのですよね!
ただ普通に食べている限りは大豆たん白だとは気付かない品質の高さで、
日清の疑似肉系具材の中では最も優れていると言っていいでしょう!
しかしながら今回は量があまり多くないという別の問題がありますが;
メンマはそれなりに入っていて、コリコリ感もけっこう楽しめます!
今回の具材の主役はこのメンマと言ってもいいかもしれませんね!
たしかにそれなりに京都系背脂醤油らしさは感じられましたし、
麺のクオリティなどはさすがと言えるだけのものがありましたが、
背脂のパンチがいささか弱いというのは指摘せざるをえないですね!
あえて「来来亭」とはそのあたりを対照的にしたのかもしれませんが、
でも京都系背脂醤油を求めるなら背脂のパンチはどうしても欲しいですし、
その点で弱さを見せてしまっているのは難しいところではありますね!
背脂さえ改善すればもっと良くなりそうなだけにもったいなさもありました!(゚x/)モキー
ローソン限定で「魁力屋」のカップ麺が発売されました!

「魁力屋」というと、京都系背脂醤油ラーメンとして知られてますね!
以前は「魁力屋」のカップ麺はファミマ限定で出ていたのですよね!
ただサークルKサンクスとの合併の際にそちらの限定だった
「来来亭」が新たに合併後のファミマの限定商品になったことで、
同じく京都系背脂醤油であるこちらは限定から外れたのですよね!
その後に一般販売として「魁力屋」のカップ麺が出たこともありますが、
それからは発売されず、いつのまにかローソン限定として登場しました!(`・ω・´)
メーカーについてもサンヨー食品から日清へと変わっていますね!
サンヨー食品時代はどんぶり型ノンフライで出ることが多かったですが、
今回は「来来亭」と同じく縦型ビッグカップでの登場なのですよね!
ライバルであるファミマの「来来亭」への強い意識も感じますよね!

◎内容物 - 後入れ調味油つき
内容物は後入れの調味油となっています!
おそらくは背脂風味の調味油となっているのでしょう!

まぁ、それなりに京都系背脂醤油っぽい雰囲気ではありますかね!
◎スープ - ややすっきりとしたやわらかい京都系背脂醤油
まずはスープですが・・・うん、それなりに京都系背脂醤油ぽいですね!(●・ω・)
ベースのスープは鶏メインで豚もミックスしたあっさりとしたもので、
そこに豚系の背脂を加えるという、基本的な京都系背脂醤油ですね!
食べる前に予想していたよりは「京都風」ぽさは感じましたかね!
ベースとなるスープはそこそこ軽めで、油脂感もやや控えめながら、
「風味としての背脂らしさ」はそれなりに感じられたのですよね!
食べていると、「あ、京都っぽいな」とそう思わせる力はあります!
本来であればもっとドカッと背脂が入るべきなんでしょうけど、
なぜか雰囲気の演出には成功しているという不思議な感じですね!
醤油のキレは控えめで、食べやすいのは「魁力屋」とは言えます!
キレ重視の「来来亭」とはそのあたりが明確に異なってますね!
しかしながら、「背脂の臨場感」では圧倒的に「来来亭」が上ですね!(*゚◇゚)
この商品における背脂風の要素は具材に入っている「ラード加工品」と、
後入れの調味油の2つで、正直なところちょっと弱さがありますね!
乾燥具材の油脂加工品って、どうしてもコクを出すには弱いですし、
しかも今回は背脂加工品ではなくラード加工品なのも弱点ですね!
どうしてもこうなると背脂としてのリアル感は下がってしまいますし!
そして調味油は風味はいいながらも、量がそれほど多くないので、
「あっさりスープとどっさり背脂」にはなってないのですよね!
それと比べると、やはり「来来亭」の製造を担当している
エースコックは背脂方面には強いなと改めて感じますね!
メーカーとしての総合力では圧倒的に日清のほうが強いのですが、
「背脂のリアル感」という点ではエースコックは非常に強いですからね!
なので、「京都風背脂醤油らしさ」では「来来亭」に軍配ですかね!
◎スープの原材料
スープの原材料は糖類、チキン調味料、粉末しょうゆ、豚脂、ポーク調味料、
香辛料、しょうゆ、食塩、鶏脂、香味調味料、発酵調味料、メンマパウダーです!
メンマ風味が強めなのは今回のスープの一つの特徴でしたね!
ただやっぱり油脂が弱いというのが原材料からも見えますね!
あとは一味唐辛子の風味がほぼなかったのは不思議でしたね!
◎麺 - 低加水麺の表現はさすが日清
麺は細めでストレートの油揚げ麺となっています!
食べる前は油揚げ麺を起用してきたのが意外だったのですよね!
最近の日清の店カップはほとんどがノンフライ麺ですからね!
しかしながら日清の縦カップのノンフライ麺はほぼ多加水系の
プリッとしたタイプなので、京都系背脂醤油でよく使われる
パツッとした歯切れ重視の低加水麺とは方向性が逆なのですよね!
おそらくはそこを考慮してあえて油揚げ麺を採用したのでしょう!(*゚ー゚)
そしてその点については正解だったと言っていいでしょうね!
バツバツッとした歯切れの良さは素晴らしくリアル感もあり、
「これぞ低加水麺」と呼べるだけのクオリティがありました!
京都系背脂醤油スープとしての臨場感では「来来亭」が上でしたが、
麺のクオリティで見るなら、逆に圧倒的にこちらが良かったですね!
このあたりは日清の実力を見せてくれたなと思わせてくれました!
◎麺量と栄養成分
麺の量は多めの80gで、カロリーは471kcalとなっています!
脂質は21.0gで、やはり京都系背脂醤油としては低めですね!
◎具材 - ちょっと貧弱かも
具材はラード加工品、大豆たん白加工品、メンマ、ねぎです!
ラード加工品は要するに背脂をイメージした具材ですね!
とはいえ、この手の具材は背脂っぽい食感は演出しつつも、
風味は弱いので、見た目だけのものになりがちなのですよね!
なので、本格派の京都系背脂醤油ラーメンを目指すのであれば、
こうしたものに頼らず、本物の背脂調味油を使ってほしいですね!
大豆たん白加工品はチャーシューチップっぽく見えるものです!(=゚ω゚)
最近の日清はこうしたチャーシュー風大豆たん白を使うのですよね!
ただ普通に食べている限りは大豆たん白だとは気付かない品質の高さで、
日清の疑似肉系具材の中では最も優れていると言っていいでしょう!
しかしながら今回は量があまり多くないという別の問題がありますが;
メンマはそれなりに入っていて、コリコリ感もけっこう楽しめます!
今回の具材の主役はこのメンマと言ってもいいかもしれませんね!
◎まとめ - もう少し背脂のパワーが欲しい
たしかにそれなりに京都系背脂醤油らしさは感じられましたし、
麺のクオリティなどはさすがと言えるだけのものがありましたが、
背脂のパンチがいささか弱いというのは指摘せざるをえないですね!
あえて「来来亭」とはそのあたりを対照的にしたのかもしれませんが、
でも京都系背脂醤油を求めるなら背脂のパンチはどうしても欲しいですし、
その点で弱さを見せてしまっているのは難しいところではありますね!
背脂さえ改善すればもっと良くなりそうなだけにもったいなさもありました!(゚x/)モキー
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たういさん、こんばんは!
麺の食感は「おっ、これはいい」と思わせてくれたのですが、
背脂醤油ラーメンとしての臨場感にはやや欠けていましたよね;
そういえば日清は「豚ラ王」では攻めた背脂を出してるので、
決して背脂を苦手とするメーカーではないのですけども、
この商品では明らかにエースコックのほうが強かったですね!(●・ω・)
「来来亭」のカップ麺はもうかなり定着しているだけに、
それに挑戦するにはそれだけの内容が求められますよね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
麺の食感は「おっ、これはいい」と思わせてくれたのですが、
背脂醤油ラーメンとしての臨場感にはやや欠けていましたよね;
そういえば日清は「豚ラ王」では攻めた背脂を出してるので、
決して背脂を苦手とするメーカーではないのですけども、
この商品では明らかにエースコックのほうが強かったですね!(●・ω・)
「来来亭」のカップ麺はもうかなり定着しているだけに、
それに挑戦するにはそれだけの内容が求められますよね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
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麺は硬めのパツンパツンで美味しかったですね!
でもお店の麺は丸麺だったのでこのエッジ立った角麺は
ちょっと違うかなぁ~って感じもしました。
スープは正直かなり残念と感じました。
ベースの醤油スープがあまり美味しくなかったですね。
さらにそこに旨みアップする背脂役のラード加工品が
なんともビミョー、旨み出てませんでしたね~。
これならファミマの来来亭カップのほうが
よっぽと美味しいな~と思いました。