1/18発売 謹製 生姜香る塩そば

1/18発売の東洋水産「謹製 生姜香る塩そば」を食べました!
こだわりのブランドである「謹製」から新作が登場しました!

1/18発売 謹製 生姜香る塩そば

「謹製」ブランドはラーメンも汁無しもどちらも発売されますが、
基本的には「縦型カップの高級系ラーメン」という印象ですね!

「油揚げ麺の縦型カップでの限界に挑戦する」とのイメージです!(=゚ω゚)

ラーメン系商品としては昨年7月の「鴨だしラーメン」以来ですね!
直接の前作は昨年9月の「ゆず香る鶏白湯味あえそば」の汁なしでしたし!

さて、今回は「生姜」をテーマに据えた新作となりました!

「謹製」は何かの素材の香りを立てるのと得意としていますね!
山椒がよく使われますが、これまで松茸なども登場しました!

「生姜」のラーメンということで上品さがイメージされますね!

1/18発売 謹製 生姜香る塩そば(内容物)

◎内容物 - 後入れの調味油つき


内容物はフタに貼り付けられた後入れの調味油です!
今回はこの調味油がけっこうポイントになってきそうですね!

1/18発売 謹製 生姜香る塩そば(できあがり)

鶏だんごが入るあたりはいかにも「謹製」シリーズらしいですね!

◎スープ - 生姜も香るが鶏油などの調味油も強い


まずはスープですが・・・あら、思った以上に鶏油などが強いですね!(●・ω・)

「山椒香る」のときは調味油に山椒の強い香りがついていましたが、
今回の調味油には特に生姜の香りがついている感じがないですね!

調味油だけを少し味わってみましたが、生姜風味は特になかったです!

鶏油をメインに植物油脂系のオイルを多めに加えたものとなってます!

そのため調味油が入ることによって生姜が強調されることはなく、
むしろベースのスープの生姜を調味油の鶏油や油脂感がマスクして、
意外と分厚くどっしりとした清湯系スープに仕上がるのですよね!

そうしたこともあって、インパクトは「山椒香る」ほどではないですね!

「山椒香る」はベースのスープでもしっかりと山椒を引き出しつつ、
調味油によってさらに山椒の鮮烈さをアピールしてくれていましたが、
こちらはベースのスープと調味油の向いている方向が異なりますからね!

これなら調味油ももっと強く生姜を打ち出しても良かったように思いますね!

ちょっと「生姜香る」というすっきり感を連想させるネーミングとしては、
油脂の重さが目立ちますし、生姜もトータルとしてはほんのりになりますし!

一方でベースのスープは鶏と生姜のバランスが非常にいいですね!(*゚◇゚)

ふくよかでしっとりとした丸鶏系の鶏の旨味をベースにしながら、
生姜がきっちりとアピールすることですっきりと仕上げている、
なおかつ醤油ではなく塩なので、味わいの輪郭が非常に明確です!

そしてそこに昆布が加わることによって旨味をサポートしていて、
またほんのりとした胡椒がごく軽めに清涼感をプラスしています!

このベースの組み立ての上手さはさすが「謹製」だと思いましたね!
それゆえに調味油もできれば同じ方向性で組んでほしかったですね!

◎スープの原材料


スープの原材料は植物油、チキンエキス、ゼラチン、食塩、鶏脂、
こんぶエキス、香辛料(しょうがパウダー、こしょう)、酵母エキスです!

スープの中心は鶏で、油脂は植物油が多めの鶏油という感じですね!
スープの組み立てに関してはかなりシンプルなものになってますね!

◎麺 - 「謹製」シリーズらしいしなやか麺


麺は平打ち気味で、しなやかな食感をアピールする油揚げ麺です!

この麺はいかにも「謹製」シリーズらしいといった印象ですね!(`・ω・´)

東洋水産は縦型カップにおける麺の改良をここ数年進めてますが、
その中でも最も象徴的に見えるのがこの「謹製」なのですよね!

こうしたスタイルの麺が使われるのは他の商品でもあるのですが、
その洗練された印象を最も上手く強調してくれているのですよね!

平打ちだけど決して弱くはなく、表面は一見やわらかそうでありながら、
噛むとしっかりとコシがある、このコントラストが実に見事なのですよね!

油揚げ麺でここまで「リアルな中華麺のコシ」を再現してるのはないですね!

そしてこの麺の食感は洗練された印象のスープとよく合うのですよね!
だからこそ「謹製」シリーズで最も麺が生きていると言えるのでしょう!

◎麺量と栄養成分


麺の量は70gで、カロリーは418kcalとなっています!
脂質は20.3gで、やはりかなり高めの数字となってますね!

これだけ調味油が多いなら、やはり清涼感のある風味にすべきでしたね!

◎具材 - 「謹製」シリーズらしい内容


具材は鶏だんご、メンマ、ねぎという組み合わせになっています!

メンマとねぎに肉具材が加わるのは「謹製」シリーズの特徴ですね!
というか、東洋水産の縦型はもともとこの組み合わせが多いですが!

今回のねぎは具材系ではなく、ノーマルな小口切りの乾燥ねぎですね!

ちょっと硬めのものが多いながら、ときどき少し具材系ぽかったり、
ノーマルなねぎではありながらも意外と存在感はありましたね!

メンマは東洋水産らしいバランスのいいものとなっていますね!

東洋水産のメンマはサイズがほどよく、コリコリ感もけっこう強く、
いろんなメーカーの中でもバランスのいいメンマを作るのですよね!

量もなかなか多いですし、非常にいい具材として活躍しています!

そして主役である鶏だんごはやはり今回もクオリティが高いです!(*゚ー゚)

そういえば最近は鶏だんごを使うメーカーが少なくなってますね!

各社鶏だんごについてはけっこういいものを持っていたりしますが、
最近鶏だんごをよく使うのは東洋水産ぐらいになっていますからね!

そして各メーカーの中でも東洋水産の鶏だんごは特に質が高いです!

鶏の風味が強く、食感はふんわりとしつつもリアル感があって、
なおかつ量も多いので、いつもながら満足度が高いのですよね!

◎まとめ - 良質な内容だがもっと生姜が強くても


今回もベースのスープは鶏と生姜が非常にバランス合わされて、
「謹製」シリーズらしい洗練された印象を感じさせてくれましたね!

一方でちょっと調味油で重くなってしまうのは残念ではありました!
スープと調味油がダブルで生姜を強調してくれれば良かったのですが!

いずれ醤油バージョンでよりパワーアップしたものを味わいたいですね!(゚x/)モギッ

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テーマ : カップめん | ジャンル : グルメ

コメント

 
おはようございます。
期待した謹製の新商品ですが、
今回はちょっとメインがぼやけていましたね。
生姜が弱くてこれでは鶏塩ラーメンって感じ。
そこに生姜風味「も」付いているという感じでした。

自分は記事のとおり、途中からおろし生姜入れましたが
これがかなり美味しかったです。
冬の寒い時期の商品なのでもっと生姜しっかりで
温まる一杯にしてほしかったですね~。

あと刻み生姜の具材の開発に大いに期待しているんですが。
(これがサンヨーやエースコックなら期待しませんがww)
たういさん、こんにちは!

「山椒香る~」がオイルで鮮烈に山椒をアピールしてただけに、
それに近いものを期待したのですがそこは肩透かしでしたね!

なんかオイルに関しては完全に鶏塩系のものだったので、
むしろスープの生姜をマスクする感じになってましたしね!(●・ω・)

上品な香りの演出が上手な「謹製」シリーズであるだけに、
ここはやっぱり思い切った味わいにしてほしかったですね!

そういえばカップ麺で生姜系の具材ってあまりないですよね!

ペヤングの「ジンジャーヌードル」ではみじん切りの
生姜具材が入っていて、なかなか印象的でしたが!

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)

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