1/11発売 麺屋翔監修 香彩鶏だし塩らーめん(2021年)

1/11発売のサンヨー食品「麺屋翔監修 香彩鶏だし塩らーめん」を食べました!
この時期の定番となりつつある「麺屋翔」の監修商品が今年も登場しました!

1/11発売 麺屋翔監修 香彩鶏だし塩らーめん(2021年)

とにかく鶏スープと鶏油が強いのが特徴のラーメンなのですよね!
そして今年は「丸鶏だし2倍」とさらに鶏を強めてきたようです!

ただ正直なところ自分はこの商品にはいつもけっこう落胆していて、
毎年「今年はスルーしようかな」と迷ってる商品でもあるのですよね;

今回も最初に見たときは購入せずにスルーしたのですが、
2回目で「丸鶏だし2倍かぁ・・・」と思って購入しました!(`・ω・´)

印象が良くないのに4年連続でブログで紹介してるのも妙な話ですね;

印象がイマイチになるのはサンヨー食品の縦型カップにありがちな
「こだわりのない麺」が足を引っ張ってしまうからなのですよね;

今年こそはそれを吹き飛ばしていい印象になるのを期待しています!
スープに厚みが出ることで麺のマイナス点が消えることがありますしね!

1/11発売 麺屋翔監修 香彩鶏だし塩らーめん(2021年)(内容物)

◎内容物 - 今年も後入れの調味油が多め


内容物はフタに貼り付けられた調味油(仕上げの小袋)となっています!
この鶏油メインの調味油がこの商品の大きな特徴でもありますからね!

1/11発売 麺屋翔監修 香彩鶏だし塩らーめん(2021年)(できあがり)

具材はややさみしいですが、素直な鶏塩ラーメン的な雰囲気ですね!

◎スープ - 複合的ながらもクセも含めて打ち出した鶏塩スープ


まずはスープですが・・・なるほど、今年はスープの個性がわかりやすいですね!(●・ω・)

それとともにこれまでの商品での自分のスープへの誤解も見えましたね!

自分はベースのスープについてはクセのない優しい鶏塩味で、
そこに鶏油と麺の風味が強いクセを与えているという印象でしたが、
どうもそうではなく、これはベースのスープもクセが強いのですね!

これが今回丸鶏だしが2倍になったことではっきり見えてきましたね!

ベースのスープは鶏を中心に昆布や魚介などを加えた複合性なのですが、
今回は丸鶏だしが2倍になったことで、より鶏が中心になっています!

そのため鶏の持っているパンチがガンガンに攻めてくる味わいですね!
丸鶏スープではありながらも優しさよりも攻撃性を強く感じます!

でもって、調味油を入れる前の段階から鶏のクセがけっこう強いです!

おそらくこれについては意図的にそのようにしているのでしょうね!

「クセも含めて鶏を強く打ち出す」という狙いのスープなのでしょう!

なので、丸鶏らしい優しさがありながらけっこう鶏のクセもあります!

昆布や海老などの魚介系は完全にサポート役に回っていますね!

そして調味油を加えると、鶏油によってさらにパンチとクセが出ます!(*゚◇゚)

ほんとこの商品って、清湯系ながらも鶏のクセが強いのですよね!

「鶏の強さ」という点で見れば、あらゆるカップ麺の中でも上位です!
そのかわりクセについても強く出てくるので好みは分かれるでしょう!

でもこの商品が弱点を持ちながらも4年連続で発売されてるのを見ると、
この鶏スープの濃さによって固定ファンを確保できているのでしょうね!

調味油は鶏油メインでそこに植物油脂も多めに加わっているのですが、
体感的には鶏油の持っているワイルドさがかなり強く感じられますね!

これもまた鶏油の持つ鶏のクセを強めに打ち出しているためですね!

最近の他社の鶏油はあえてそうしたクセを抑える傾向があるだけに、
それをストレートに打ち立ててくるこの鶏油は今では珍しいですね!

◎スープの原材料


スープの原材料はチキンエキス、食塩、糖類、鶏脂、植物油脂、
昆布粉末、香辛料、椎茸エキス、発酵調味料、酵母エキス、えび粉末、
かつおエキス、ホタテエキス、煮干いわし粉末という構成になってます!

鶏を中心にしつつも昆布・椎茸・海老・かつお・ホタテ・煮干と複合的です!

なので、スープを飲むと真っ先に鶏がガンガン主張してくるのですが、
じっくり味わうと「あ、けっこう複合的だな」と感じるスープですね!

今年は丸鶏だしが強くなったので、複合性は多少弱くはなってますが!

◎麺 - 昨年までよりはマシだが質は高くない


麺は角張った断面の四角い中太ぐらいの油揚げ麺となっています!

昨年までの薄っぺらいノードル麺ぽいものとは変わっていますね!
麺に厚みが出たことでペラペラとした感じはなくなっています!

昨年までの麺はさすがにどうかと思うひどさでしたからね;

ペラペラで食感もないのに、油揚げ麺臭はけっこう強く、
スープに干渉しまくるという評価しようのない麺でしたし;

今年の麺もいかにも旧世代のカップ麺的な質感なところはあり、
決して新世代の良質な麺になったと言えるものではないのですが、
それでも前半は食感がそこそこ締まっているのはまだ良かったです!(*゚ー゚)

前半の間はそこまで極端に油揚げ麺臭も出ていなかったですしね!

ただし時間が経って食感がゆるんでくるとだんだんと野暮になります;

食感もヘロヘロで、しかも油揚げ麺臭の無骨さもけっこう出てきて、
時間が経つにつれて「これはダメだな」という麺になってきます;

なので、あまり待たずにサッと食べるぐらいがいいでしょうね!

◎麺量と栄養成分


麺の量は70gで、カロリーは426kcalとなっています!
脂質は20.4gで、やはりなかなか高めの数字ですね!

脂質やカロリーについては昨年とそれほど違いはないですね!

◎具材 - チャーシューがカットされる


具材は鶏そぼろ、ねぎ、メンマという組み合わせです!
昨年まで入っていたチャーシューチップはなくなりました!

これは丸鶏だしを2倍にしたことにともなうコスト調整ですね!
これについてはさすがに仕方ない措置だとは思いますね!

そのかわり鶏そぼろについてはけっこう多めに入ってますね!(=゚ω゚)

鶏の風味もなかなか強く、ギュッと詰まった質感でもあり、
鶏塩系ラーメンを引き立てるうえではしっかり役立ってます!

メンマはちょっと細かくて、それほど存在感はなかったですね!
それでも入ってくれているだけそれなりの活躍はしてくれてますが!

ねぎはごく普通の乾燥ねぎで、これといって特筆すべき点はないです!

◎まとめ - クセは強いが鶏の風味は非常に強い


やはり大きな印象としてはこれまでの3年間と特に変わらないというか、
「鶏は非常に強くインパクトがあるがクセが強い」仕上がりでしたね!

でもって、今年は「鶏だしそのもののクセが強い」のも見えましたしね!

ただやはり「鶏の強さ」という点ではカップ麺屈指のものを持っていて、
欠点はあってもそれだけの強い個性を持っているのも間違いないところです!

麺の貧弱さやクセはどうであれ鶏の強さを求めるならいける一杯でしょう!(゚x/)モギュリン

【関連記事】
麺屋翔監修 香彩鶏だし塩らーめん(2021年)
麺屋翔監修 香彩鶏だし塩ラーメン(2020年)
麺屋 翔 香彩鶏だし塩ラーメン(2019年)
麺屋 翔 香彩鶏だし塩ラーメン(2018年)

にほんブログ村 グルメブログ カップ麺・カップラーメンへ このエントリーをはてなブックマークに追加
(クリックしてくださる際にはCtrlキーを押しながらすると非常に楽です。)

テーマ : カップめん | ジャンル : グルメ

コメント

 
おはようございます。
この商品はいつもお正月過ぎころに見かける商品ですね。
自分は2019年に食べただけで、
今年ももういいかなぁ~って感じでスルーしました。

スープはそこそこ美味しいのですが、
なんか特長のない商品なのですよね!
これくらいの内容の商品なら他にもあるという感じでしょうか。
毎年出るわりにはあまり魅力がない気がします。
たういさん、こんにちは!

まぁ正直言って、そんなにオススメする商品ではないですね;

自分としてもいつもスルーするかどうか迷っているのに、
なぜか4年連続で購入しているのが謎なぐらいですし(;゚ω゚)

まぁでも鶏だしの強さについては個性的なものはあるので、
そこに固定ファンがついているというのはあるのでしょうね!

麺も昨年までに比べればいくぶんマシになった感はありますね!
それでもお世辞にも良質とは言えない麺ではあるのですが;

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)

コメント

 
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

Powered by FC2 Blog
/ ある事件の記録ブログ版
Copyright © He can eat anything but himself! All Rights Reserved.