12/14発売 神田まつや 鶏南ばんそば(2020年)
12/14発売の日清「神田まつや 鶏南ばんそば」を食べました!
年越しが近づくと発売される「神田まつや」の監修商品です!

自分は毎年定期的に発売されている商品はスルーする傾向がありますが、
この「神田まつや」はレベルが極めて高いので毎年買うのですよね!
「カップ麺Award」においても、「鴨南ばんそば」を2015年に4位に、
「鶏南ばんそば」を2019年に8位に選ぶなど、高く評価しています!(`・ω・´)
発売時期を考えても、年越しそばを意識しているのは間違いないでしょう!
ただちょっと面白いのは「明るい一年に」という微妙に曖昧な表現ですね!
「年越しに」と書くと、年明けしてから販売しにくくなる弱点がありますが、
この表現なら年が明けてからでも大丈夫という雰囲気になりますからね!
なんだかそのあたりを考慮したのだろうなぁという感じがしてきますね!

内容物はフタに貼り付けられたゆず七味となっています!
ゆず七味の袋のデザインなども昨年と変わっていませんね!

鶏肉具材のカットの大きさが目を引くビジュアルですね!
まずはスープですが・・・いやぁ、やっぱり素晴らしいクオリティですね!(●・ω・)
ゆず七味も見事なのですが、ベースのスープも非常に優秀なのですよね!
「神田まつや」は東京のお店なので、昆布は使わない東京風ですが、
醤油はおだやかでそこまでキレ重視のスープではないこともあって、
かつおの旨味がストレートに伝わる柔軟な味わいなのですよね!
単に好みで言うなら、やはり関西人なので昆布も入るのが好きですが、
昆布が入らないことで逆にかつおの旨味がわかりやすく入ってくる、
一方で関西人が苦手としがちな「強すぎる醤油」は出てこないので、
「関東風のつゆの良さ」を感じやすいスープでもあるのですよね!
ベースのつゆだけで、これだけ深いと思わせてくれるのはいいですね!
そしてここに加わるゆず七味が非常にいい効果を見せてくれています!(*゚◇゚)
このゆず七味の香りはほんとに上品かつ深いと呼ぶにふさわしいです!
柚子の香りが加わることによって、全体の風味がグッと引き立ちますね!
ベースのスープがすごく柚子と相性がいいということも言えますし、
柚子の香りが入ることによって味が完成するという感もありますね!
そして七味らしい山椒の香りがふわっと上がるのも絶妙なのですね!
柚子や山椒が加わると、それが前面に出すぎてしまうこともありますが、
ベースのつゆの旨さも生きて、柚子なども明確にその主張を見せてくれる、
この調和の高さはもはやスキがないと言ってもいいぐらいのものですね!
数あるカップそばの中でも、ここまで上品で深いつゆはなかなかないです!
というか、カップそばの中でも間違いなく最高クラスのつゆと言えますね!
関西人の自分をここまでうならせる関東風のつゆはさすが「神田まつや」です!
スープの原材料は糖類、粉末しょうゆ、かつおぶし調味料、豚脂、
食塩、魚粉、たん白加水分解物という組み合わせになっています!
原材料は並びも含めて昨年のバージョンと全く同じですね!
すでに完成されたつゆになっているということなのでしょう!
そして麺ですが・・・いやぁ、この麺はまさに「珠玉」と呼ぶにふさわしいです!(*゚ー゚)
間違いなく断言できますが、油揚げ麺の和そばとしては断トツの内容です!
油揚げ麺でありながら、ヤマダイのノンフライそばに匹敵するすごさです!
油揚げ麺のそばとしては「どん兵衛」やエースコックも優秀なのですが、
このそばはそれらの商品と比べても、圧倒的に上と言っていいでしょう!
もともと「神田まつや」の麺はクオリティが高かったのですが、
2019年のリニューアルでさらなる高みに達したのですよね!
この麺は細めのそばでありながら、湯戻し時間が5分なのですよね!
それだけ密度感を高めた麺であり、コシがまず素晴らしいです!
ひ弱な感じが全くなく、絶妙なレベルのコシが堪能できますね!
そして何より素晴らしいのは油揚げ麺の香りがもうほぼないことです!
この点において「どん兵衛」など他のブランドを遥かに凌駕してます!
「油揚げ麺でここまでネガな香りを抑えられるのか!」と驚きますね!
これはもう日清の麺の技術力・開発力を褒めたたえるしかありません!
「細麺なのに湯戻し時間が長い」のにはちゃんと意味があるのですね!
麺の量は72gで、カロリーは409kcalとなっています!
脂質は15.5gで、ほどほどの数字と言っていいでしょうね!
ちなみに栄養成分もやはり2019年版と全く変わっていません!
要するにこの商品は2019年版をそのまま再発売したものですね!
具材は炭火焼鶏肉とねぎというシンプルな構成となっています!
ねぎは基本的にリアル系のやや大きめのカットのものですが、
ごく一部ながらも白い茎の太い部分も加えられていますね!
これがねぎの甘さを表現していて、なかなかのものがあります!
とはいえ、何と言ってもこの商品は鶏肉のクオリティに尽きます!(=゚ω゚)
カットが大ぶりで食べごたえがあり、鶏肉として旨味が詰まっていて、
炭火焼の香ばしさがある、これだけの鶏肉具材はなかなかないですね!
しかもそうした大ぶりの鶏肉が3個か4個ぐらいは入っている、
これはもう「鶏南蛮そば」と呼ぶにふさわしいと言えるでしょう!
ほんと欠点を探そうとしても一つも見つからないぐらい優秀な一杯です!
これはもう本当に年越しそばに食べても全く後悔しないと思います!
まず油揚げ麺の和そば商品としては他を寄せ付けない断トツの強さですし、
ヤマダイのノンフライそば商品と比べても総合力なら上を行くかもです!
昨年「カップ麺Award」に入賞させて、今年はそのままの再発売なので、
この商品を今年の「カップ麺Award」には入賞させる予定はないのですが、
でも純粋に品質を見れば「カップ麺Award」の10位以上の価値は確実にあります!
ほんとにこれはカップ和そばの進化を知るためにもぜひ食べてほしいです!
年越しそばをカップ麺でいこうと思う人は、ぜひコンビニでこの商品を!!(゚x/)モギギギーヌ
【関連記事】
・神田まつや 鶏南ばんそば(2020年)
・神田まつや 鶏南ばんそば(2019年)
・神田まつや 鶏南ばんそば(2018年)
・神田まつや 鶏南ばんそば(2017年)
・老舗の逸品 神田まつや監修 鶏南ばんそば
・老舗の逸品 総本家更科堀井監修 天麩羅そば
・老舗の逸品 神田まつや監修 鴨南ばんそば
・老舗の逸品 総本家更科堀井監修 鴨つくねそば
年越しが近づくと発売される「神田まつや」の監修商品です!

自分は毎年定期的に発売されている商品はスルーする傾向がありますが、
この「神田まつや」はレベルが極めて高いので毎年買うのですよね!
「カップ麺Award」においても、「鴨南ばんそば」を2015年に4位に、
「鶏南ばんそば」を2019年に8位に選ぶなど、高く評価しています!(`・ω・´)
発売時期を考えても、年越しそばを意識しているのは間違いないでしょう!
ただちょっと面白いのは「明るい一年に」という微妙に曖昧な表現ですね!
「年越しに」と書くと、年明けしてから販売しにくくなる弱点がありますが、
この表現なら年が明けてからでも大丈夫という雰囲気になりますからね!
なんだかそのあたりを考慮したのだろうなぁという感じがしてきますね!

◎内容物 - 定番の「ゆず七味」つき
内容物はフタに貼り付けられたゆず七味となっています!
ゆず七味の袋のデザインなども昨年と変わっていませんね!

鶏肉具材のカットの大きさが目を引くビジュアルですね!
◎スープ - かつおベースのつゆにゆず七味の香りが映える
まずはスープですが・・・いやぁ、やっぱり素晴らしいクオリティですね!(●・ω・)
ゆず七味も見事なのですが、ベースのスープも非常に優秀なのですよね!
「神田まつや」は東京のお店なので、昆布は使わない東京風ですが、
醤油はおだやかでそこまでキレ重視のスープではないこともあって、
かつおの旨味がストレートに伝わる柔軟な味わいなのですよね!
単に好みで言うなら、やはり関西人なので昆布も入るのが好きですが、
昆布が入らないことで逆にかつおの旨味がわかりやすく入ってくる、
一方で関西人が苦手としがちな「強すぎる醤油」は出てこないので、
「関東風のつゆの良さ」を感じやすいスープでもあるのですよね!
ベースのつゆだけで、これだけ深いと思わせてくれるのはいいですね!
そしてここに加わるゆず七味が非常にいい効果を見せてくれています!(*゚◇゚)
このゆず七味の香りはほんとに上品かつ深いと呼ぶにふさわしいです!
柚子の香りが加わることによって、全体の風味がグッと引き立ちますね!
ベースのスープがすごく柚子と相性がいいということも言えますし、
柚子の香りが入ることによって味が完成するという感もありますね!
そして七味らしい山椒の香りがふわっと上がるのも絶妙なのですね!
柚子や山椒が加わると、それが前面に出すぎてしまうこともありますが、
ベースのつゆの旨さも生きて、柚子なども明確にその主張を見せてくれる、
この調和の高さはもはやスキがないと言ってもいいぐらいのものですね!
数あるカップそばの中でも、ここまで上品で深いつゆはなかなかないです!
というか、カップそばの中でも間違いなく最高クラスのつゆと言えますね!
関西人の自分をここまでうならせる関東風のつゆはさすが「神田まつや」です!
◎スープの原材料
スープの原材料は糖類、粉末しょうゆ、かつおぶし調味料、豚脂、
食塩、魚粉、たん白加水分解物という組み合わせになっています!
原材料は並びも含めて昨年のバージョンと全く同じですね!
すでに完成されたつゆになっているということなのでしょう!
◎麺 - これを超える油揚げ麺のそばはないと言えるほど
そして麺ですが・・・いやぁ、この麺はまさに「珠玉」と呼ぶにふさわしいです!(*゚ー゚)
間違いなく断言できますが、油揚げ麺の和そばとしては断トツの内容です!
油揚げ麺でありながら、ヤマダイのノンフライそばに匹敵するすごさです!
油揚げ麺のそばとしては「どん兵衛」やエースコックも優秀なのですが、
このそばはそれらの商品と比べても、圧倒的に上と言っていいでしょう!
もともと「神田まつや」の麺はクオリティが高かったのですが、
2019年のリニューアルでさらなる高みに達したのですよね!
この麺は細めのそばでありながら、湯戻し時間が5分なのですよね!
それだけ密度感を高めた麺であり、コシがまず素晴らしいです!
ひ弱な感じが全くなく、絶妙なレベルのコシが堪能できますね!
そして何より素晴らしいのは油揚げ麺の香りがもうほぼないことです!
この点において「どん兵衛」など他のブランドを遥かに凌駕してます!
「油揚げ麺でここまでネガな香りを抑えられるのか!」と驚きますね!
これはもう日清の麺の技術力・開発力を褒めたたえるしかありません!
「細麺なのに湯戻し時間が長い」のにはちゃんと意味があるのですね!
◎麺量と栄養成分
麺の量は72gで、カロリーは409kcalとなっています!
脂質は15.5gで、ほどほどの数字と言っていいでしょうね!
ちなみに栄養成分もやはり2019年版と全く変わっていません!
要するにこの商品は2019年版をそのまま再発売したものですね!
◎具材 - 炭火焼鶏肉のクオリティが素晴らしい
具材は炭火焼鶏肉とねぎというシンプルな構成となっています!
ねぎは基本的にリアル系のやや大きめのカットのものですが、
ごく一部ながらも白い茎の太い部分も加えられていますね!
これがねぎの甘さを表現していて、なかなかのものがあります!
とはいえ、何と言ってもこの商品は鶏肉のクオリティに尽きます!(=゚ω゚)
カットが大ぶりで食べごたえがあり、鶏肉として旨味が詰まっていて、
炭火焼の香ばしさがある、これだけの鶏肉具材はなかなかないですね!
しかもそうした大ぶりの鶏肉が3個か4個ぐらいは入っている、
これはもう「鶏南蛮そば」と呼ぶにふさわしいと言えるでしょう!
◎まとめ - 全くスキのない、カップそばの頂点をうかがう一杯
ほんと欠点を探そうとしても一つも見つからないぐらい優秀な一杯です!
これはもう本当に年越しそばに食べても全く後悔しないと思います!
まず油揚げ麺の和そば商品としては他を寄せ付けない断トツの強さですし、
ヤマダイのノンフライそば商品と比べても総合力なら上を行くかもです!
昨年「カップ麺Award」に入賞させて、今年はそのままの再発売なので、
この商品を今年の「カップ麺Award」には入賞させる予定はないのですが、
でも純粋に品質を見れば「カップ麺Award」の10位以上の価値は確実にあります!
ほんとにこれはカップ和そばの進化を知るためにもぜひ食べてほしいです!
年越しそばをカップ麺でいこうと思う人は、ぜひコンビニでこの商品を!!(゚x/)モギギギーヌ
【関連記事】
・神田まつや 鶏南ばんそば(2020年)
・神田まつや 鶏南ばんそば(2019年)
・神田まつや 鶏南ばんそば(2018年)
・神田まつや 鶏南ばんそば(2017年)
・老舗の逸品 神田まつや監修 鶏南ばんそば
・老舗の逸品 総本家更科堀井監修 天麩羅そば
・老舗の逸品 神田まつや監修 鴨南ばんそば
・老舗の逸品 総本家更科堀井監修 鴨つくねそば
<<カップ麺Award 2020 特別賞 | ホーム | 12/14発売 ペヤング 濃厚みそヌードル>>
たういさん、こんばんは!
「明るい一年に」という表現はなんだか不思議でしたよね!
「このそばで締めることで、今年を明るい一年に」とも読めますし、
あるいは「来年が明るい一年になりますように」とも読めますし、
あえて広く解釈できる余地を与えた一文という感じがありましたね!(●・ω・)
そのあたりはあえて意図してこうした言葉を選んだのでしょうね!
そして商品の質は思ったとおり素晴らしいものがありましたね!
たういさんの年越しそば記事というと、もうあれが定番なので、
おそらくはあのメーカーのあの商品なのだろうなと予想しています!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
「明るい一年に」という表現はなんだか不思議でしたよね!
「このそばで締めることで、今年を明るい一年に」とも読めますし、
あるいは「来年が明るい一年になりますように」とも読めますし、
あえて広く解釈できる余地を与えた一文という感じがありましたね!(●・ω・)
そのあたりはあえて意図してこうした言葉を選んだのでしょうね!
そして商品の質は思ったとおり素晴らしいものがありましたね!
たういさんの年越しそば記事というと、もうあれが定番なので、
おそらくはあのメーカーのあの商品なのだろうなと予想しています!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
| ホーム |
「明るい一年に」・・・この一文はひじょうに興味深かったです。
本心は「明るい一年に」の前に「来年は」とか「来年こそ」
という接頭語が隠れているのだと思います。
ということは、2020年は決して明るい一年ではなかった・・・
ということでしょう、自分もそう思います。
コロナだけでなく、九州の大雨災害とかそりゃ酷いものでしたからね。
製品はもはや完成形ですよね。
でもお店コラボだとどうも年越しそばって感じがしないのですよね。
それはニュータッチの富士そばの商品でも同じです。
やっぱり年越しそばというなら日清ではどん兵衛天そばになるのかもです。
ちなみに自分はすでにだいぶ前に年越しそば記事用の商品は購入済です。