やきそば弁当 ちょい辛(2020年)
北海道限定の東洋水産「やきそば弁当 ちょい辛」を食べました!
北海道フェアで購入した「やきそば弁当」シリーズのうちの1つです!

今回はちょっぴり辛く仕上げた「ちょい辛」バージョンですね!
この「ちょい辛」は単にいつもの味を少し辛くしただけではなくて、
ソースそのものも濃口路線にするなど、全体的に変化をつけています!
この「ちょい辛」については2010年にも紹介したことがありますね!
そう考えると、そこそこ長く販売されている商品と言えそうです!
2010年というと、まだペヤング的な縦長容器だった頃ですね!(*゚ー゚)

内容物はかやく、液体ソース、ふりかけ、コンソメスープとなっています!
スープがいつもの中華スープではなくコンソメスープとなってますね!

おっ、やっぱりできあがりの色が基本の「やき弁」とは全く違いますね!
まずはソースですが・・・なるほど、どろソース系の味わいなのですね!(●・ω・)
どろソースというのはソース製造過程における沈殿物のことで、
これが「どろソース」という1つのソースとして着目されたのですよね!
「どろソース」で最も有名なのは関西のソースメーカーのオリバーで、
それゆえ「どろソース」と聞くと関西がまず思い浮かぶのですよね!
そのため関西のソース売り場には大抵どろソース系は置いてありますが、
カップ焼そばではどろソース系の商品は関西でも特にないのですよね!
そんな中でなぜか北海道限定の「やきそば弁当」でどろソースが定着している、
この構図はなんだか関西人としてはちょっと面白く感じてしまいますよね!
なので、商品説明には「どろソースをベースに」とあるのですが、
北海道の方は「どろソースって何だろう」と思う人が多いかもですね!
そんな沈殿物から作られるどろソースはソースの濃厚な味わいと、
ちょっとピリッとした辛口の味わいが特徴となっています!
なので、この商品についてもそんな「濃いめの辛口」が感じられますね!
動物系のベースについてはほとんど感じるところがないので、
素直にどろソース系の味わいを生かしたソースと言えるでしょう!
そしてここにふりかけである粗挽き胡椒を入れると味が引き締まります!(*゚◇゚)
こうして見ると「やきそば弁当」って、ふりかけに凝ってますよね!
商品ごとにふりかけの種類がけっこう大幅に変えられてますからね!
どろソースを用いることによって、ソースに軽い辛味を加えながら、
胡椒によってさらに「ちょい辛」らしさを演出してるわけですね!
こうして見るとこの商品のポイントは実は「ちょい辛」というよりは、
従来の「やきそば弁当」の持っている甘口の優しい味わいに対して、
「もっと濃口でスパイシーな焼そばが食べたい」というニーズに応える
そういう商品というふうに見たほうが正しいのではないかと思いますね!
そうした濃口系の商品はUFOをはじめいろいろとあるわけですが、
どろソース系の商品はないのでそこを攻めることで個性を打ち出す、
実はこう見えてよく練られた商品というふうに言えるでしょうね!
ソースの原材料はしょうゆ、砂糖、たん白加水分解物、ソース、植物油、
香辛料、野菜エキス、りんご酢、酵母エキス、食塩、香味油脂です!
動物系は加えずにソースそのものを軸にしてるのがわかりますね!
野菜エキスやりんご酢もソースに加えられやすいものですしね!
麺は「やきそば弁当」らしい中細の油揚げ麺となっています!
「やきそば弁当」シリーズはおおむねこの麺で統一されてるのでしょうね!
ただごく一部に太麺など異なる麺を使った商品もあるみたいですが!(=゚ω゚)
歴史のある商品ということもあってか、麺は本当にオーソドックスです!
とはいえ、この麺も数年前に大幅にリニューアルはされてるのですが!
それでもノーマルな中細麺で、縮れがかなり強くてラードの香ばしさと、
このあたりはやはりどこかレトロな雰囲気を漂させているのはたしかですね!
ラードの香ばしさゆえにちょっとソースを選ぶところはありますが、
これもまた「やきそば弁当」シリーズの個性と言っていいでしょうね!
麺の量は90gで、カロリーは517kcalとなっています!
脂質は25.2gで、そこそこ高めではありますかね!
具材はキャベツとひき肉という組み合わせになっています!
またふりかけのほうに粗挽きの黒胡椒が多く入っています!
キャベツは量もごく普通で、カットはやや細かめとなってます!
この少し細かめなカットは「やきそば弁当」の特徴の1つですね!
ひき肉はおそらく豚と鶏のミックスで、ややジャンクな味わいです!(`・ω・´)
そしてこのジャンクな味わいがどろソースとよく合ってますね!
個性の強いソースと個性の強いひき肉が上手く引き合います!
「やきそば弁当」といえば、戻し湯で作るスープが特徴ですが、
この商品は「中華スープ」ではなく「コンソメスープ」です!
一言で言うと、こちらのほうが優しい味わいが広がってきますね!
原材料は食塩、チキンエキス、砂糖、しょうゆ、香辛料、パセリ、植物油で、
鶏のエキスをベースにパセリで洋風らしさを出した構成となっています!
中華スープのほうははっきりとした動物系のエキスは入っておらず、
胡椒も強いなど、ケミカルでスパイシーな印象があったのですよね!
それに比べると、こちらはしっとりとした鶏スープという感じです!
ケミカル感もあまりなく、ほっこりと飲めるスープとなっていますね!
「やきそば弁当」自体が「濃い味系カップ焼そばへのアンチテーゼ」
というような特徴を持っている中、濃い系ユーザーもつかまないといけない、
その中で個性を打ち立てるために白羽の矢が当たったのがどろソースという、
関西で親しまれるソースだったというのは面白い経緯ではありますよね!
もしかすると関西の次にどろソースの味が親しまれている地域は
この商品を通じて北海道だったりするのかもしれないですね!
いつもの「やきそば弁当」との違いをしっかり打ち立てた一杯でした!(゚x/)モニーン
【関連記事】
・やきそば弁当 ちょい辛(2020年)
・やきそば弁当 旨塩
・やきそば弁当(2020年)
・やきそば弁当 焼とうきび風焦がし醤油味
・やきそば弁当 たらこ味
・やきそば弁当 ちょい辛
・濃いやきそば弁当
・やきそば弁当
北海道フェアで購入した「やきそば弁当」シリーズのうちの1つです!

今回はちょっぴり辛く仕上げた「ちょい辛」バージョンですね!
この「ちょい辛」は単にいつもの味を少し辛くしただけではなくて、
ソースそのものも濃口路線にするなど、全体的に変化をつけています!
この「ちょい辛」については2010年にも紹介したことがありますね!
そう考えると、そこそこ長く販売されている商品と言えそうです!
2010年というと、まだペヤング的な縦長容器だった頃ですね!(*゚ー゚)

◎内容物 - 一見すると構成は普段と同じ
内容物はかやく、液体ソース、ふりかけ、コンソメスープとなっています!
スープがいつもの中華スープではなくコンソメスープとなってますね!

おっ、やっぱりできあがりの色が基本の「やき弁」とは全く違いますね!
◎ソース - どろソースベースのちょっぴりピリ辛な濃い味
まずはソースですが・・・なるほど、どろソース系の味わいなのですね!(●・ω・)
どろソースというのはソース製造過程における沈殿物のことで、
これが「どろソース」という1つのソースとして着目されたのですよね!
「どろソース」で最も有名なのは関西のソースメーカーのオリバーで、
それゆえ「どろソース」と聞くと関西がまず思い浮かぶのですよね!
そのため関西のソース売り場には大抵どろソース系は置いてありますが、
カップ焼そばではどろソース系の商品は関西でも特にないのですよね!
そんな中でなぜか北海道限定の「やきそば弁当」でどろソースが定着している、
この構図はなんだか関西人としてはちょっと面白く感じてしまいますよね!
なので、商品説明には「どろソースをベースに」とあるのですが、
北海道の方は「どろソースって何だろう」と思う人が多いかもですね!
そんな沈殿物から作られるどろソースはソースの濃厚な味わいと、
ちょっとピリッとした辛口の味わいが特徴となっています!
なので、この商品についてもそんな「濃いめの辛口」が感じられますね!
動物系のベースについてはほとんど感じるところがないので、
素直にどろソース系の味わいを生かしたソースと言えるでしょう!
そしてここにふりかけである粗挽き胡椒を入れると味が引き締まります!(*゚◇゚)
こうして見ると「やきそば弁当」って、ふりかけに凝ってますよね!
商品ごとにふりかけの種類がけっこう大幅に変えられてますからね!
どろソースを用いることによって、ソースに軽い辛味を加えながら、
胡椒によってさらに「ちょい辛」らしさを演出してるわけですね!
こうして見るとこの商品のポイントは実は「ちょい辛」というよりは、
従来の「やきそば弁当」の持っている甘口の優しい味わいに対して、
「もっと濃口でスパイシーな焼そばが食べたい」というニーズに応える
そういう商品というふうに見たほうが正しいのではないかと思いますね!
そうした濃口系の商品はUFOをはじめいろいろとあるわけですが、
どろソース系の商品はないのでそこを攻めることで個性を打ち出す、
実はこう見えてよく練られた商品というふうに言えるでしょうね!
◎ソースの原材料
ソースの原材料はしょうゆ、砂糖、たん白加水分解物、ソース、植物油、
香辛料、野菜エキス、りんご酢、酵母エキス、食塩、香味油脂です!
動物系は加えずにソースそのものを軸にしてるのがわかりますね!
野菜エキスやりんご酢もソースに加えられやすいものですしね!
◎麺 - ごくノーマルな中細麺
麺は「やきそば弁当」らしい中細の油揚げ麺となっています!
「やきそば弁当」シリーズはおおむねこの麺で統一されてるのでしょうね!
ただごく一部に太麺など異なる麺を使った商品もあるみたいですが!(=゚ω゚)
歴史のある商品ということもあってか、麺は本当にオーソドックスです!
とはいえ、この麺も数年前に大幅にリニューアルはされてるのですが!
それでもノーマルな中細麺で、縮れがかなり強くてラードの香ばしさと、
このあたりはやはりどこかレトロな雰囲気を漂させているのはたしかですね!
ラードの香ばしさゆえにちょっとソースを選ぶところはありますが、
これもまた「やきそば弁当」シリーズの個性と言っていいでしょうね!
◎麺量と栄養成分
麺の量は90gで、カロリーは517kcalとなっています!
脂質は25.2gで、そこそこ高めではありますかね!
◎具材 - ひき肉がいいアクセントに
具材はキャベツとひき肉という組み合わせになっています!
またふりかけのほうに粗挽きの黒胡椒が多く入っています!
キャベツは量もごく普通で、カットはやや細かめとなってます!
この少し細かめなカットは「やきそば弁当」の特徴の1つですね!
ひき肉はおそらく豚と鶏のミックスで、ややジャンクな味わいです!(`・ω・´)
そしてこのジャンクな味わいがどろソースとよく合ってますね!
個性の強いソースと個性の強いひき肉が上手く引き合います!
◎コンソメスープ - チキンベースの優しい味わい
「やきそば弁当」といえば、戻し湯で作るスープが特徴ですが、
この商品は「中華スープ」ではなく「コンソメスープ」です!
一言で言うと、こちらのほうが優しい味わいが広がってきますね!
原材料は食塩、チキンエキス、砂糖、しょうゆ、香辛料、パセリ、植物油で、
鶏のエキスをベースにパセリで洋風らしさを出した構成となっています!
中華スープのほうははっきりとした動物系のエキスは入っておらず、
胡椒も強いなど、ケミカルでスパイシーな印象があったのですよね!
それに比べると、こちらはしっとりとした鶏スープという感じです!
ケミカル感もあまりなく、ほっこりと飲めるスープとなっていますね!
◎まとめ - どろソースという着眼点は面白い
「やきそば弁当」自体が「濃い味系カップ焼そばへのアンチテーゼ」
というような特徴を持っている中、濃い系ユーザーもつかまないといけない、
その中で個性を打ち立てるために白羽の矢が当たったのがどろソースという、
関西で親しまれるソースだったというのは面白い経緯ではありますよね!
もしかすると関西の次にどろソースの味が親しまれている地域は
この商品を通じて北海道だったりするのかもしれないですね!
いつもの「やきそば弁当」との違いをしっかり打ち立てた一杯でした!(゚x/)モニーン
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たういさん、こんばんは!
「どろソース」自体はオリバーの商標でもあるようですが、
「ソースの沈殿物を1つのソースとして扱う」考えは以前からあったようで、
それを明確に商品化したのがオリバーだったということのようですね!
でも「どろソース」が商標であるということを考えると、
この商品はオリバーの「どろソース」を使ってるのかもですね!(●・ω・)
そう考えると北海道と関西の共演的な商品ではありますよね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
「どろソース」自体はオリバーの商標でもあるようですが、
「ソースの沈殿物を1つのソースとして扱う」考えは以前からあったようで、
それを明確に商品化したのがオリバーだったということのようですね!
でも「どろソース」が商標であるということを考えると、
この商品はオリバーの「どろソース」を使ってるのかもですね!(●・ω・)
そう考えると北海道と関西の共演的な商品ではありますよね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
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ちょい辛もすっかり歴史ある商品ですね。
実際食べたらそこそこまで辛くないのも笑えます (^_^;)
ちょい辛の「ちょい」はふりかけの胡椒のこと
と思っていましたが、ソースなのですね。
しかし「どろソース」って、たんなるオリバーの
商品名じゃないのでしょうか?
そういうソースのジャンルがあるのは知りませんでした。