4/27発売 マルちゃん 正麺 カップ 濃ニボ
4/27発売の東洋水産「マルちゃん 正麺 カップ 濃ニボ」を食べました!
「正麺カップ」シリーズから約1年ぶりに煮干系の商品が出ました!

今やすっかり煮干系のラーメンも1つのジャンルとして成長しましたよね!
強烈な煮干を効かせたラーメンも今ではよく見かけるようになりましたし、
青森のご当地ラーメンである煮干系の知名度も上がってきていますしね!(=゚ω゚)
そして「正麺」は昨年も「濃い煮干醤油」という商品を出してますね!
昨年の商品は「濃い煮干醤油」というネーミングではありながらも、
実際にはバランス型の食べやすいタイプの煮干醤油だったのですよね!
なので、むしろ「煮干ラーメンの入門編」といったイメージでしたね!
今年の「濃ニボ」はどれぐらいのバランスで攻めているのか気になりますね!
また今回は背脂をたっぷり入れているというのも大きな特徴のようです!
煮干+背脂というと、新潟の燕三条系ラーメンを連想させますよね!
そういえば数年前は燕三条系のカップ麺もけっこう出たのですよね!
この煮干と背脂がどのように調和しているかもポイントと言えますね!

具材はかやく2袋と粉末スープ、液体スープとなっています!
スープが粉末と液体を合わせた仕様なのは昨年と同じですね!
粉末スープも後入れ仕様となっている点には注意が必要です!

昨年よりもややグレーが濃く、醤油の色合いが薄い気がしますね!
まずはスープですが・・・おっ、今年の煮干はかなり攻めてますね!(●・ω・)
昨年はバランス型でしたが、今年は決して強烈とは言えないまでも、
パワー系のガツンと攻め立てる煮干スープと呼んでもいいでしょう!
煮干特有の風味、ちょっとしたクセであったり苦味であったりとか、
煮干の持つ個性をできるだけ丸めずにストレートに打ち出してます!
東洋水産はもともとゴリゴリ系の煮干スープも得意としていますが、
バランス型よりはゴリゴリ型のほうに近いと言えるぐらいですね!
このあたりは昨年の商品への不満の声を反映したのかもしれませんね!
昨年は非常に食べやすく間口の広い良質は煮干スープだったのですが、
「濃い煮干醤油」という名前には明らかに負けてしまってたのですよね!
それに対して今年は「じゃあ正麺としてできる限り攻めてやろう」というか、
そういう思い切りの良さを感じることができるというのは好感が持てますね!
またガーリックなどの香味野菜がそこそこ感じられるのも特徴ですね!
なので、煮干を中心に据えつつややワイルドな印象を与えてきます!
また塩分濃度に関してもいくぶん高めにまとめられていますね!
そのあたりはお湯の量によって調整するのもいいでしょうね!
煮干系ラーメンって、お店でも少々塩分濃度が高いのですよね!
もしかするとそのあたりの再現も多少意識したのかもですね!
そしてもう一つの主役の背脂ですが・・・これは完全におまけですね!(*゚◇゚)
というのも、今回の商品で背脂を表現してるのは背脂顆粒なのですが、
この乾燥背脂顆粒って、背脂の食感の再現という点では非常に優秀ながら、
具材単体ではそれほど油脂の風味までは持ってなかったりするのですよね!
なので、この背脂顆粒を使うときは液体スープなどに豚脂をたっぷりと加え、
その豚脂の風味と交わらせることによってリアルな背脂の風味を再現する、
この2つが両立してこそ映える具材と言ってもいいところがあるのですよね!
ですが、今回のスープは正直なところ油脂感はあまり強くはありませんし、
背脂の風味を液体スープが再現しているというところもそれほどないです!
豚脂が皆無ではないながらも、ごくごく軽めと言ったところなのですよね!
なので、自分としては「背脂はほぼ食感だけかな」という印象でしたね!
そのためこのラーメンは組み合わせこそ燕三条風ではありながらも、
実際の風味に関しては燕三条っぽさはほとんどないと言えますね!
そのかわり煮干に関してはかなり攻めたものを見せてくれるので、
背脂はあまり期待せずに、素直に煮干ラーメンとして楽しみましょう!
スープの原材料は魚介エキス(煮干しエキス、さばエキス、かつおエキス)、
しょうゆ、豚脂、粉末煮干し、ポークエキス、香味油脂、デキストリン、
食塩、こんぶエキス、植物油、砂糖、香辛料、発酵調味料となっています!
煮干エキスに粉末煮干しと、しっかりと煮干が強調されてますね!
ただ補佐的にさば・かつお・昆布なども加えられていますね!
動物系に関しては一応は豚系がメインとなっているようですね!
麺は「正麺カップ」らしいやや幅広のノンフライ麺となってます!
色はやや黄色く、一見すると普段の正麺カップの麺に近いのですが、
ちょっと透明感が低く感じるようなところがあったのですよね!(*゚ー゚)
このちょっと芯のあるような、小麦感を感じる仕上がりを見るに、
おそらくはいつもよりもやや加水を下げてるように感じたのですよね!
普段のちゅるんとした質感としこしこ感がいくぶん弱く感じましたし!
これはおそらくは煮干ラーメン向けに少し麺を変えたのでしょうね!
煮干ラーメンって、もともとパツパツの低加水麺がよく使われるので、
正麺カップらしいリアル感のある質感は残しつつ少し加水を下げて、
この麺の風味がよりダイレクトに出るようにしたのかもしれません!
もちろんさすがにパツパツというほど低加水にはなってないですが!
これはこれで決して悪くないアレンジではないかと感じましたね!
麺の量は75gで、カロリーは415kcalとなっています!
脂質は11.3gで、それほど高い数字にはなってないですね!
具材はチャーシュー、メンマ、ねぎ、背脂顆粒となってます!
背脂顆粒に関しては具材というよりはスープの一部に近いです!
食感はなかなかリアルで、とろけるような背脂感がよく出ています!
ただ風味はそこまで背脂風ではなく、食感重視の具材と言えるでしょう!(`・ω・´)
チャーシューは薄めで、そこまで肉感も強くはないですね!
ちょっとコストを抑えたチャーシューだなと感じもします!
おそらくは背脂顆粒で少々コストがかかったのでしょうね!
メンマはなかなか食感も良く、ねぎもリアル感がありますね!
チャーシューよりもむしろこの2つの具材がよくできてましたね!
具材の構成は昨年の「濃い煮干醤油」とは大きく変わってますね!
昨年は鶏だんごに小口切りの青ねぎが加えられていましたからね!
具材に関してはねぎを除いて昨年のほうが良かった感じですね!
背脂の強いコクを求めると、その点は少々肩透かしになりますが、
1つの煮干ラーメンとしてはなかなかの完成度を見せていましたね!
まず何より昨年と比べて煮干の主張を高めてきたのが良かったです!
これなら十分に「濃ニボ」と名乗れるだけのものがありましたからね!
煮干好きであれば、最低でも一度は食べてみてほしい一杯でしたね!(゚x/)モギリリン
【関連記事】
・マルちゃん正麺 総合メニュー
「正麺カップ」シリーズから約1年ぶりに煮干系の商品が出ました!

今やすっかり煮干系のラーメンも1つのジャンルとして成長しましたよね!
強烈な煮干を効かせたラーメンも今ではよく見かけるようになりましたし、
青森のご当地ラーメンである煮干系の知名度も上がってきていますしね!(=゚ω゚)
そして「正麺」は昨年も「濃い煮干醤油」という商品を出してますね!
昨年の商品は「濃い煮干醤油」というネーミングではありながらも、
実際にはバランス型の食べやすいタイプの煮干醤油だったのですよね!
なので、むしろ「煮干ラーメンの入門編」といったイメージでしたね!
今年の「濃ニボ」はどれぐらいのバランスで攻めているのか気になりますね!
また今回は背脂をたっぷり入れているというのも大きな特徴のようです!
煮干+背脂というと、新潟の燕三条系ラーメンを連想させますよね!
そういえば数年前は燕三条系のカップ麺もけっこう出たのですよね!
この煮干と背脂がどのように調和しているかもポイントと言えますね!

◎内容物 - 背脂顆粒のかやくが大きな特徴
具材はかやく2袋と粉末スープ、液体スープとなっています!
スープが粉末と液体を合わせた仕様なのは昨年と同じですね!
粉末スープも後入れ仕様となっている点には注意が必要です!

昨年よりもややグレーが濃く、醤油の色合いが薄い気がしますね!
◎スープ - 煮干は昨年より遥かに強く、背脂はおまけ的
まずはスープですが・・・おっ、今年の煮干はかなり攻めてますね!(●・ω・)
昨年はバランス型でしたが、今年は決して強烈とは言えないまでも、
パワー系のガツンと攻め立てる煮干スープと呼んでもいいでしょう!
煮干特有の風味、ちょっとしたクセであったり苦味であったりとか、
煮干の持つ個性をできるだけ丸めずにストレートに打ち出してます!
東洋水産はもともとゴリゴリ系の煮干スープも得意としていますが、
バランス型よりはゴリゴリ型のほうに近いと言えるぐらいですね!
このあたりは昨年の商品への不満の声を反映したのかもしれませんね!
昨年は非常に食べやすく間口の広い良質は煮干スープだったのですが、
「濃い煮干醤油」という名前には明らかに負けてしまってたのですよね!
それに対して今年は「じゃあ正麺としてできる限り攻めてやろう」というか、
そういう思い切りの良さを感じることができるというのは好感が持てますね!
またガーリックなどの香味野菜がそこそこ感じられるのも特徴ですね!
なので、煮干を中心に据えつつややワイルドな印象を与えてきます!
また塩分濃度に関してもいくぶん高めにまとめられていますね!
そのあたりはお湯の量によって調整するのもいいでしょうね!
煮干系ラーメンって、お店でも少々塩分濃度が高いのですよね!
もしかするとそのあたりの再現も多少意識したのかもですね!
そしてもう一つの主役の背脂ですが・・・これは完全におまけですね!(*゚◇゚)
というのも、今回の商品で背脂を表現してるのは背脂顆粒なのですが、
この乾燥背脂顆粒って、背脂の食感の再現という点では非常に優秀ながら、
具材単体ではそれほど油脂の風味までは持ってなかったりするのですよね!
なので、この背脂顆粒を使うときは液体スープなどに豚脂をたっぷりと加え、
その豚脂の風味と交わらせることによってリアルな背脂の風味を再現する、
この2つが両立してこそ映える具材と言ってもいいところがあるのですよね!
ですが、今回のスープは正直なところ油脂感はあまり強くはありませんし、
背脂の風味を液体スープが再現しているというところもそれほどないです!
豚脂が皆無ではないながらも、ごくごく軽めと言ったところなのですよね!
なので、自分としては「背脂はほぼ食感だけかな」という印象でしたね!
そのためこのラーメンは組み合わせこそ燕三条風ではありながらも、
実際の風味に関しては燕三条っぽさはほとんどないと言えますね!
そのかわり煮干に関してはかなり攻めたものを見せてくれるので、
背脂はあまり期待せずに、素直に煮干ラーメンとして楽しみましょう!
◎スープの原材料
スープの原材料は魚介エキス(煮干しエキス、さばエキス、かつおエキス)、
しょうゆ、豚脂、粉末煮干し、ポークエキス、香味油脂、デキストリン、
食塩、こんぶエキス、植物油、砂糖、香辛料、発酵調味料となっています!
煮干エキスに粉末煮干しと、しっかりと煮干が強調されてますね!
ただ補佐的にさば・かつお・昆布なども加えられていますね!
動物系に関しては一応は豚系がメインとなっているようですね!
◎麺 - 正麺カップらしくも、いつもより加水は低め
麺は「正麺カップ」らしいやや幅広のノンフライ麺となってます!
色はやや黄色く、一見すると普段の正麺カップの麺に近いのですが、
ちょっと透明感が低く感じるようなところがあったのですよね!(*゚ー゚)
このちょっと芯のあるような、小麦感を感じる仕上がりを見るに、
おそらくはいつもよりもやや加水を下げてるように感じたのですよね!
普段のちゅるんとした質感としこしこ感がいくぶん弱く感じましたし!
これはおそらくは煮干ラーメン向けに少し麺を変えたのでしょうね!
煮干ラーメンって、もともとパツパツの低加水麺がよく使われるので、
正麺カップらしいリアル感のある質感は残しつつ少し加水を下げて、
この麺の風味がよりダイレクトに出るようにしたのかもしれません!
もちろんさすがにパツパツというほど低加水にはなってないですが!
これはこれで決して悪くないアレンジではないかと感じましたね!
◎麺量と栄養成分
麺の量は75gで、カロリーは415kcalとなっています!
脂質は11.3gで、それほど高い数字にはなってないですね!
◎具材 - ごく普通といった感じ
具材はチャーシュー、メンマ、ねぎ、背脂顆粒となってます!
背脂顆粒に関しては具材というよりはスープの一部に近いです!
食感はなかなかリアルで、とろけるような背脂感がよく出ています!
ただ風味はそこまで背脂風ではなく、食感重視の具材と言えるでしょう!(`・ω・´)
チャーシューは薄めで、そこまで肉感も強くはないですね!
ちょっとコストを抑えたチャーシューだなと感じもします!
おそらくは背脂顆粒で少々コストがかかったのでしょうね!
メンマはなかなか食感も良く、ねぎもリアル感がありますね!
チャーシューよりもむしろこの2つの具材がよくできてましたね!
具材の構成は昨年の「濃い煮干醤油」とは大きく変わってますね!
昨年は鶏だんごに小口切りの青ねぎが加えられていましたからね!
具材に関してはねぎを除いて昨年のほうが良かった感じですね!
◎まとめ - 純粋に煮干ラーメンとして見ると優秀
背脂の強いコクを求めると、その点は少々肩透かしになりますが、
1つの煮干ラーメンとしてはなかなかの完成度を見せていましたね!
まず何より昨年と比べて煮干の主張を高めてきたのが良かったです!
これなら十分に「濃ニボ」と名乗れるだけのものがありましたからね!
煮干好きであれば、最低でも一度は食べてみてほしい一杯でしたね!(゚x/)モギリリン
【関連記事】
・マルちゃん正麺 総合メニュー
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たういさん、こんばんは!
前回の「濃い煮干醤油」はバランス型の味わいでしたが、
今回はがっつりと攻めた煮干風味になっていましたね!(●・ω・)
煮干+背脂ということで燕三条路線かと思っていましたが、
背脂については燕三条に比べて主張は控えめである一方で、
主役である煮干に関しては燕三条以上に攻めていましたね!
これだけ煮干でガツンと攻める商品は貴重と言えるでしょう!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
前回の「濃い煮干醤油」はバランス型の味わいでしたが、
今回はがっつりと攻めた煮干風味になっていましたね!(●・ω・)
煮干+背脂ということで燕三条路線かと思っていましたが、
背脂については燕三条に比べて主張は控えめである一方で、
主役である煮干に関しては燕三条以上に攻めていましたね!
これだけ煮干でガツンと攻める商品は貴重と言えるでしょう!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
煮干し系 そういえば少し前に聞いた気がします。 まだ食べたことはないですけど ><
これだけじゃなく 有名になったお店たくさんありますが、 長い事日本にいないので、ほとんど食べたことが無いです・・・
せめて カップ麺でも食べたいと思ったら 肉系スープが入ってるから 送れないし ><
もうすぐ 家のカップ麺が底をつきます >< コロナのせいで ← カップ麺はコロナ関係ないですけど www
困ったもんです
駐在おやじ
これだけじゃなく 有名になったお店たくさんありますが、 長い事日本にいないので、ほとんど食べたことが無いです・・・
せめて カップ麺でも食べたいと思ったら 肉系スープが入ってるから 送れないし ><
もうすぐ 家のカップ麺が底をつきます >< コロナのせいで ← カップ麺はコロナ関係ないですけど www
困ったもんです
駐在おやじ
駐在おやじさん、こんばんは!
ここ10年ぐらいで煮干系ラーメンがブーム化してるのですよね!
それも単に「煮干でだしを取ったラーメン」という感じでなく、
ドロドロのスープが灰色の煮干ラーメンがよくあるのですよ!(●・ω・)
もともと青森などではご当地ラーメンとして有名だったのですが、
最近は煮干の「クセのある旨味」へと注目が集まったのか、
ワイルドな煮干ラーメンがずいぶんと増えてきましたね!
今回の商品はそんな煮干系からの流れを感じさせられますね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
ここ10年ぐらいで煮干系ラーメンがブーム化してるのですよね!
それも単に「煮干でだしを取ったラーメン」という感じでなく、
ドロドロのスープが灰色の煮干ラーメンがよくあるのですよ!(●・ω・)
もともと青森などではご当地ラーメンとして有名だったのですが、
最近は煮干の「クセのある旨味」へと注目が集まったのか、
ワイルドな煮干ラーメンがずいぶんと増えてきましたね!
今回の商品はそんな煮干系からの流れを感じさせられますね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
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この商品はとても美味しかったですね!
まさに煮干しガッツリの地元の方が言うセメント系でした。
カップ麺でここまでがっつり煮干しも久しぶりでした。
背脂加工品はたしかに風味はおとなしめですね。
でもスープがとろ~っとなって、甘みが出て
それなりに雰囲気あって美味しかったと思います。
この商品の具はふつーなんですが、
このスープといつもの正麺の麺だけで
もうしっかり商品になっていたので大満足です。
この商品は今年の一品入賞確実です。