綿麺 濃厚家系 綿田家 大

綿麺から新たに登場した夜営業限定のメニューを狙って訪問しました!
今回の限定メニューは「濃厚家系 綿田家」というラーメンになります!

これは明らかに横浜家系ラーメンを意識したネーミングとなってますね!

綿麺で家系ラーメンが登場するのはおそらくこれが初となりますね!
過去のフライデーナイトでは家系ラーメンが出た形跡はないですし!

また今回は「コロナなんかぶっ飛ばせ企画!」と銘打たれてます!

今はコロナの関係でみんな外食を控える傾向があるようですし、
そこで1つインパクトのある企画を打ち出したと言えそうですね!

とすると、今後限定が登場する頻度がやや上がるかもしれませんね!(*゚ー゚)

今回も夜限定のメニューですが、少し注意が必要なのが提供時間帯です!
夜営業は18:00開店ですが、限定の提供開始は18:30となっています!

限定メニューは少し準備に時間がかかるということなのでしょう!
もともとフライデーナイトについても18:30開店でしたからね!

綿麺 濃厚家系 綿田家 大

ということで、「濃厚家系 綿田家」がやってまいりました!
家系ラーメンの看板でもあるほうれん草がしっかり乗ってますね!

◎スープ - 自分が食べた中では綿麺史上最濃厚豚骨


まずはスープですが・・・うおっ、これはかなりヘヴィですね!(●・ω・)

いやはや、これはちょっと自分の予想ともかなり違ってましたね!

たしかにラーメンの名前には「濃厚」という文字は入ってましたが、
家系らしい豚骨とややキレのある醤油ダレで攻めるのかと思いきや、
これは完全にベースの豚骨スープそのもので強く主張してきましたね!

これまで綿麺では豚骨系の限定は、基本的にはいつもの豚骨スープを使い、
そこにタレや香味油などによって変化をつけるスタイルが基本でしたが、
今回は豚骨スープでありながら、組み立てそのものを大きく変えてきました!

お店のアナウンスでも「いつもと違う部位の豚骨」とありましたが、
これは食べた感触としても明らかに普段と違うことがわかります!

1つのお店が個性の違う2つの豚骨スープを炊くって珍しいですし、
それゆえに「使う部位でこんなに個性が変わるのか」と驚きますね!

もちろん部位だけでなく、炊き方も少し今回は変えた可能性がありますね!

その最大の特徴は、スープのテロリ感、豚骨臭の強さ、そして濃度の高さです!(`・ω・´)

いやぁ今回のスープはとにかくヘヴィです!
家系という以上に「無鉄砲」とかを連想させる濃厚さです!

これはもう完全にドロ系豚骨のレベルに足を踏み入れていますね!

初期の綿麺では「超こてーり」なる極濃豚骨ラーメンが限定で出ていて、
その「超こてーり」は自分は食べてないので比較はできないのですが、
それ以降の綿麺のスープでは最濃厚豚骨スープと言っていいでしょう!

このタイプのドロ系豚骨スープは強さのある醤油ダレと相性がいいですし、
そういう点でもドロ系豚骨醤油としての完成度の高さをはっきり感じます!

自分はてっきりノーマルな豚骨とキレのある醤油、鶏油という形で、
「綿麺なりのわかりやすい家系」で来るのかなと予想していたので、
こうしたヘヴィな濃度がガツンと叩き込んできたのは驚きましたね!

なので、このラーメンは「綿麺が家系を?」という視点で楽しむ以上に、
「綿麺が見せる超濃厚系豚骨」というところを楽しむのがいいですね!

そういう点において、このラーメンはかなり価値のある存在ですね!
この濃度はおそらく今後もなかなか出さないような気がしますしね!

でももしかすると今回のラーメンをきっかけに、豚骨系の限定において、
このタイプのテロリ系濃厚豚骨をちょくちょく使ってくるかもですね!

豚骨スープの分野でも新しいスタイルを見せてきたのは面白いですね!

なんせ綿麺はこれまでの16年の歴史で豚骨スープは完成してるわけで、
限定とはいえ、そこにあえて新しい方式を取り入れてきたのですからね!

◎トッピング - このラーメン専用の燻製レアチャーシュー?


トッピングは燻製レアチャーシュー、焼海苔、ほうれん草、うずら味玉です!

うずら味玉を起用してきたあたりが家系らしさを感じますね!
これ意外とうずら味玉は作るのが少し大変だった気はしますね!

労力を考えればいつもの味玉を乗せるほうが楽なはずなのですよね!
卵の殻をむくという作業も、いつもの卵のほうが慣れてるわけですし!

うずらの卵はそれはそれで剥くためのコツが普通の卵とは違うので、
それでもあえて起用してきたというところに気合を感じますね!

ほうれん草は家系らしさの演出も含めていい仕事をしていますね!

そういえば綿麺がほうれん草を使うというのは珍しいですね!
綿麺が青菜を使うときは大抵の場合は小松菜ですからね!

もちろん家系にはほうれん草の存在が欠かせないわけですが!

ほうれん草は青菜の中でもかなりしっかりした風味を持ってるので、
どっしりとしたスープを軽く緩和する効果を見せてくれていますね!

そして肉具材ですが・・・これがちょっと珍しい感じでしたね!(=゚ω゚)

燻製の風味が非常に強く、その点ではいかにも燻製豚ハムなのですが、
食感で言うと「かなり薄くスライスしたレアチャーシュー的」でしたね!

ただいつものレアチャーシューよりはあえて脂身の部分が多いですし、
かといって燻製ハムとレアチャーシューをまぜたという感じでもなく、
燻製ハムか、あるいは燻製風味レアチャーシューという感じでした!

もしかするとこのラーメン向けの特別の具材だったのかもですね!

そして今回のラーメンで欠かせない存在だったのが焼海苔ですね!
家系と言えば海苔とほうれん草、この2つが絶対的存在ですからね!

海苔は非常にサイズが大きく、食べごたえがかなりありましたね!

それ以上に今回の海苔は、厚みがものすごくあって風味が濃厚でした!
これだけ味わいの濃い焼海苔というのはあまりないように思いますね!

今回の海苔は綿麺に近い場所にある松原市の「竹内海苔」のものを使ってます!

「竹内海苔」・・・どこかで聞いたことがあるなぁと思っていたら、
フライデーナイト時代の「焼きそば定食」でも使われていました!

綿麺 濃厚家系 綿田家 大(麺のアップ)

◎麺 - しっかりと縮れをつけたコシの強い太麺


麺は縮れが強めにつけられたむっちり感の強い太麺ですね!

麺を茹でる直前にご主人が1つ1つ腕で力をかけて縮れをつけます!
これによってちょうどいい感じに不規則な縮れがつくのですよね!

この縮れによってスープの拾い具合が非常に良くなっていますね!
その分だけよりスープの濃厚さがダイレクトに伝わってきます!

そして麺単体で見たときの食感や質感も非常に素晴らしかったですね!(*゚◇゚)

綿麺の太麺というと、むっちりとした凝縮感が大きな特徴ですが、
今回の麺はそんな綿麺の太麺の良さがしっかりと生きてましたね!

噛んだときの押し返しと密度感、小麦の風味が非常に優秀です!

今回は「大」にしたこともあって、量の多さも大満足でしたね!

◎まとめ - とにかく超濃厚でヘヴィ、豚骨の旨さを堪能できる一杯


「どんなふうに家系を表現するのだろう」と思っていましたが、
いやはや超濃厚な豚骨スープを主軸にするスタイルできましたね!

「綿麺の豚骨をとことん濃厚に楽しみたい」ニーズは高いはずで、
今回のラーメンはそれに真正面から応える一杯だと言えるでしょう!

そして今の時期は特に夕方以降は外食のお客さんは減りがちですが、
自分が退店する頃には外待ちまでできて大繁盛していましたね!

おそらくはこのラーメンを求めてきたお客さんも多かったでしょうね!

綿麺流の「テロリ系超濃厚豚骨」を求めるならこれは外せませんよ!(゚x/)モッキニーン

[メニュー]
綿麺 券売機(2019年7月)

お店の住所と地図 大阪府松原市松ヶ丘3丁目6-15

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コメント

 
おはようございます。
綿麺の店主さんは綿田さんなんですかね?

まぁ、それはいいとして、
たしかにほうれん草や海苔以外は
あまり家系ラーメンらしくないのですね。
スープの色とかもかなり濃いですし、
濁り具合とかも強烈でこってりしていそうです。

しかし2種類の豚骨スープと作るのってほんとに面倒でしょう。
そういう意味からも18時半からの提供になっているのかしれませんね。
家系で豚骨ガチって関西では少ないですよね。
コレ、惹かれるなぁ。
たういさん、こんばんは!

綿麺の店主さんの苗字は綿田さんですよ!
そこから「綿麺」という名前がつけられたのですね!

今回のラーメンは典型的な家系ラーメンというよりは、
とにかくどっしり豚骨、風来軒などにも通じる濃厚さでした!(●・ω・)

スープがかなりテロリとしてることが見た目からも伝わりますね!

そういえば白湯スープはやはり作るのに手間がかかるので、
それを2種類用意するというのはかなり大変でしょうね!

しかも今回のスープは炊く時間もかなり必要そうですしね!

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
べたろさん、こんばんは!

ここまでガチ豚骨な家系というのはすごく珍しい気がしますね!
ほんとストレートに豚骨の濃厚さで食べさせる一杯でしたし!

ドロ系豚骨の家系というのも、かなり面白いスタイルですよね!(●・ω・)

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)

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