1/20発売 マルちゃん 汁なしラー油肉そば
1/20発売の東洋水産「汁なしラー油肉そば」を食べました!
東洋水産の和風麺シリーズから汁なし系商品の第2弾が出ました!

ライバルである日清の「どん兵衛」が汁なし商品の展開に熱心ですが、
昨年あたりから東洋水産も負けじと汁なし商品を出してきましたね!
第1弾は夏向けに発売された「冷しぶっかけたぬきそば」でしたが、
今回は温かい汁なしということで、スタイルは大きく変わってます!
なので、「温汁なし和風麺」としては今回が第1弾とも言えますね!(*゚ー゚)
面白いのは「どん兵衛」の汁なしがどれもうどん商品なのに対して、
東洋水産はうどんではなく和そばの汁なし商品を作ってる点ですね!
なかなか上手い具合に棲み分けを狙っているというふうにも読めます!
まだ他のメーカーが手を付けていない分野のほうが広げやすいですしね!

内容物はかやくと液体スープというシンプルな構成となっています!
また具材のうち、かまぼこに関してはあらかじめカップに入ってます!

汁なし向けに麺の幅が広くなっているのがはっきりとわかりますね!
まずはその味ですが・・・おぉ、これは汁なし蕎麦と抜群の相性ですね!(●・ω・)
「ラー油肉蕎麦」は今ではすっかり和そばの1ジャンルとして定着しましたが、
この味ってよく考えれば汁なしとかなり相性が良さそうなものでしたからね!
どうしても和そばって汁なしにするというアイデアがあまり出ないですが、
「ラー油肉蕎麦」に関してはすでに和そばとの相性の良さが証明されてて、
なおかつワイルド路線との相性がいい汁なしには非常に向いてるのですよね!
そこにきちんと着目したのがこの商品の大きな勝利と言えるでしょうね!
自分はどちらかというと「ラー油肉蕎麦」の味があまり得意ではないですが、
汁なしとしてはむしろ抜群で、申し分のない味わいと言える感じがしますね!
「ラー油肉蕎麦」というと、強い甘み、濃いめの醤油、そしてラー油の3つが鍵で、
この商品はその3つのポイントをそのままストレートに押さえてきた感があります!
汁あり商品だとここにあと一工夫加えないとちょっと個性が足りないですが、
汁なしだと「汁なしラー油蕎麦」という時点で明確な個性として成立するので、
あえてひねりを入れずに打ち出してきたというふうにも考えられますね!
汁なし和そばはカップ麺でもほとんど登場することがないですが、
「ペヤング 和風焼き蕎麦」という名作が過去にあったのですよね!(*゚◇゚)
なので、和そばは決して汁なしと合わないということではなくて、
味次第では他の汁なし以上のパフォーマンスを見せるのですよね!
そのあたりは今後の汁なし商品でもぜひ追求していってほしいですね!
そしてこの商品の隠れた良さは、家で再現しても面白そうな点です!
味はシンプルで「甘めで濃いめの醤油+ラー油」とすればいいですし、
温かい和そばに絡めれば家でも十分に再現できる方向性ですからね!
「あ、こういう食べ方があるか」という発想を与えてくれる商品ですね!
タレの原材料はしょうゆ、水あめ、香味油脂、発酵調味料、魚介エキス、
こんぶエキス、砂糖、しいたけエキスという組み合わせになっています!
醤油、ラー油(香味油脂)、砂糖によって「ラー油蕎麦」の個性を出しつつ、
魚介・昆布・椎茸によって和風だしとしての旨味も追求されていますね!
そして水あめは甘みと同時に、タレに軽いとろみをつける狙いもあるでしょう!
汁なし商品はしっかりと麺と絡んでくれる必要も求められますからね!
麺は厚みをやや抑えた、幅の広いタイプの油揚げ麺の和そばです!(=゚ω゚)
「ペヤング 和風焼き蕎麦」は和そばにかんすいを加えることで、
中華麺に通じる強めのコシを出すという手法を採っていましたが、
こちらはそうしたことはなく、素直な和そばと言っていいでしょう!
ただ普通の和そばだと、どうしても麺の食感の主張が控えめになるので、
幅広の麺を起用することによって食べごたえを強めたことがうかがえます!
この麺を食べると、汁なしとしての和そばの可能性も広がってきますね!
「和そばは汁なしに向かない」というわけではないことが伝わります!
麺の量は69gで、カロリーは407kcalとなっています!
脂質は18.5gで、ほどほどの数字といったところですかね!
汁なし系商品としては麺量はかなり少ない部類にはなってしまいますが、
マルちゃんの和風麺シリーズとしては標準とほぼ変わらない麺量ですね!
具材は味付豚肉、かまぼこ、ねぎという構成になっています!
豚肉は東洋水産が得意とするリアル系の豚肉が使われています!
ただいつもに比べるといくぶん肉の厚みが控えめな感じですね!
もしかすると厚みを抑えることで枚数を確保する狙いなのですかね!
重量管理のはずなので、そうすれば枚数を増やすことはできますしね!
「たっぷり入っている」とまでは言えないレベルの量ではありますが、
「肉蕎麦」を主張するうえで十分な内容と言えるぐらいは入ってます!(`・ω・´)
かまぼこは汁あり商品と同じような、ごく普通のタイプのものですね!
ねぎはややリアル系で、薬味としてだけでなく具材としても楽しめます!
全体的になんとか限られた量の中でクオリティを確保してきた感じです!
比較的価格帯の安い商品なので、豪華という内容ではないのですが、
「ラー油肉蕎麦は汁なしにも合う」ことを上手く証明してくれましたね!
またこの商品は自分なりのアレンジを加えてみても面白いでしょうね!
まずトッピングとしてごまと刻み海苔は確実に合うと言えますし、
ちょこっと山椒あたりをプラスしてみてもおいしいと思われます!
特に薬味系のアレンジはこの商品の可能性を広げてくれそうです!
「汁なし和そば」の可能性の大きさを感じさせてくれる一杯でした!(゚x/)モッキヌヌ
【関連記事】
・マルちゃん 和風麺・色シリーズ 総合メニュー
東洋水産の和風麺シリーズから汁なし系商品の第2弾が出ました!

ライバルである日清の「どん兵衛」が汁なし商品の展開に熱心ですが、
昨年あたりから東洋水産も負けじと汁なし商品を出してきましたね!
第1弾は夏向けに発売された「冷しぶっかけたぬきそば」でしたが、
今回は温かい汁なしということで、スタイルは大きく変わってます!
なので、「温汁なし和風麺」としては今回が第1弾とも言えますね!(*゚ー゚)
面白いのは「どん兵衛」の汁なしがどれもうどん商品なのに対して、
東洋水産はうどんではなく和そばの汁なし商品を作ってる点ですね!
なかなか上手い具合に棲み分けを狙っているというふうにも読めます!
まだ他のメーカーが手を付けていない分野のほうが広げやすいですしね!

◎内容物 - かやくと液体スープのシンプルな内容
内容物はかやくと液体スープというシンプルな構成となっています!
また具材のうち、かまぼこに関してはあらかじめカップに入ってます!

汁なし向けに麺の幅が広くなっているのがはっきりとわかりますね!
◎タレ - 甘めの「ラー油肉蕎麦」路線は汁なしにピッタリ
まずはその味ですが・・・おぉ、これは汁なし蕎麦と抜群の相性ですね!(●・ω・)
「ラー油肉蕎麦」は今ではすっかり和そばの1ジャンルとして定着しましたが、
この味ってよく考えれば汁なしとかなり相性が良さそうなものでしたからね!
どうしても和そばって汁なしにするというアイデアがあまり出ないですが、
「ラー油肉蕎麦」に関してはすでに和そばとの相性の良さが証明されてて、
なおかつワイルド路線との相性がいい汁なしには非常に向いてるのですよね!
そこにきちんと着目したのがこの商品の大きな勝利と言えるでしょうね!
自分はどちらかというと「ラー油肉蕎麦」の味があまり得意ではないですが、
汁なしとしてはむしろ抜群で、申し分のない味わいと言える感じがしますね!
「ラー油肉蕎麦」というと、強い甘み、濃いめの醤油、そしてラー油の3つが鍵で、
この商品はその3つのポイントをそのままストレートに押さえてきた感があります!
汁あり商品だとここにあと一工夫加えないとちょっと個性が足りないですが、
汁なしだと「汁なしラー油蕎麦」という時点で明確な個性として成立するので、
あえてひねりを入れずに打ち出してきたというふうにも考えられますね!
汁なし和そばはカップ麺でもほとんど登場することがないですが、
「ペヤング 和風焼き蕎麦」という名作が過去にあったのですよね!(*゚◇゚)
なので、和そばは決して汁なしと合わないということではなくて、
味次第では他の汁なし以上のパフォーマンスを見せるのですよね!
そのあたりは今後の汁なし商品でもぜひ追求していってほしいですね!
そしてこの商品の隠れた良さは、家で再現しても面白そうな点です!
味はシンプルで「甘めで濃いめの醤油+ラー油」とすればいいですし、
温かい和そばに絡めれば家でも十分に再現できる方向性ですからね!
「あ、こういう食べ方があるか」という発想を与えてくれる商品ですね!
◎タレの原材料
タレの原材料はしょうゆ、水あめ、香味油脂、発酵調味料、魚介エキス、
こんぶエキス、砂糖、しいたけエキスという組み合わせになっています!
醤油、ラー油(香味油脂)、砂糖によって「ラー油蕎麦」の個性を出しつつ、
魚介・昆布・椎茸によって和風だしとしての旨味も追求されていますね!
そして水あめは甘みと同時に、タレに軽いとろみをつける狙いもあるでしょう!
汁なし商品はしっかりと麺と絡んでくれる必要も求められますからね!
◎麺 - 幅広で食べごたえがあり、蕎麦らしい食感が楽しめる
麺は厚みをやや抑えた、幅の広いタイプの油揚げ麺の和そばです!(=゚ω゚)
「ペヤング 和風焼き蕎麦」は和そばにかんすいを加えることで、
中華麺に通じる強めのコシを出すという手法を採っていましたが、
こちらはそうしたことはなく、素直な和そばと言っていいでしょう!
ただ普通の和そばだと、どうしても麺の食感の主張が控えめになるので、
幅広の麺を起用することによって食べごたえを強めたことがうかがえます!
この麺を食べると、汁なしとしての和そばの可能性も広がってきますね!
「和そばは汁なしに向かない」というわけではないことが伝わります!
◎麺量と栄養成分
麺の量は69gで、カロリーは407kcalとなっています!
脂質は18.5gで、ほどほどの数字といったところですかね!
汁なし系商品としては麺量はかなり少ない部類にはなってしまいますが、
マルちゃんの和風麺シリーズとしては標準とほぼ変わらない麺量ですね!
◎具材 - 「ラー油肉蕎麦」としての最低限は押さえている
具材は味付豚肉、かまぼこ、ねぎという構成になっています!
豚肉は東洋水産が得意とするリアル系の豚肉が使われています!
ただいつもに比べるといくぶん肉の厚みが控えめな感じですね!
もしかすると厚みを抑えることで枚数を確保する狙いなのですかね!
重量管理のはずなので、そうすれば枚数を増やすことはできますしね!
「たっぷり入っている」とまでは言えないレベルの量ではありますが、
「肉蕎麦」を主張するうえで十分な内容と言えるぐらいは入ってます!(`・ω・´)
かまぼこは汁あり商品と同じような、ごく普通のタイプのものですね!
ねぎはややリアル系で、薬味としてだけでなく具材としても楽しめます!
全体的になんとか限られた量の中でクオリティを確保してきた感じです!
◎まとめ - ややこじんまりとしてるが方向性は良し
比較的価格帯の安い商品なので、豪華という内容ではないのですが、
「ラー油肉蕎麦は汁なしにも合う」ことを上手く証明してくれましたね!
またこの商品は自分なりのアレンジを加えてみても面白いでしょうね!
まずトッピングとしてごまと刻み海苔は確実に合うと言えますし、
ちょこっと山椒あたりをプラスしてみてもおいしいと思われます!
特に薬味系のアレンジはこの商品の可能性を広げてくれそうです!
「汁なし和そば」の可能性の大きさを感じさせてくれる一杯でした!(゚x/)モッキヌヌ
【関連記事】
・マルちゃん 和風麺・色シリーズ 総合メニュー
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たういさん、こんばんは!
たしかに温かい汁なしそばって珍しい印象ですよね!
ぶっかけ系でもそばの場合は冷たいのが多いですしね!
一応サガミなどでは温かい汁なしそばもあるようですが!(●・ω・)
どうしてもコシに着目すると冷たいほうがいいので、
それが汁なしの温かいそばが少ない理由なのかもですね!
うどんの場合はコシが強いので温かくても問題ないですが!
この商品はラー油をガンガンに主張させるというより、
「ラー油肉そばを汁なしに上手くアレンジした」という感じで、
インパクトよりもむしろバランスの良さを重視したものでしたね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
たしかに温かい汁なしそばって珍しい印象ですよね!
ぶっかけ系でもそばの場合は冷たいのが多いですしね!
一応サガミなどでは温かい汁なしそばもあるようですが!(●・ω・)
どうしてもコシに着目すると冷たいほうがいいので、
それが汁なしの温かいそばが少ない理由なのかもですね!
うどんの場合はコシが強いので温かくても問題ないですが!
この商品はラー油をガンガンに主張させるというより、
「ラー油肉そばを汁なしに上手くアレンジした」という感じで、
インパクトよりもむしろバランスの良さを重視したものでしたね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
汁なし麺全盛の折、カップ麺の温かい汁なしはなかなかの意欲作とお見受けしました。400超という微妙なカロリーは一般的な汁なし麺の低カロリーというイメージを払しょくする気が致します。少なくとも物足りないという印象が少なくなる「分水嶺的領域」であり、このあたりにはよく練られている印象を持ちました。
お陰様で、今回も結構な情報を頂きました。おはからいに感謝しております。ありがとうございます。
お陰様で、今回も結構な情報を頂きました。おはからいに感謝しております。ありがとうございます。
横町さん、こんばんは!
そういえばここ数年で汁なしはカップ麺でも広がりを見せてますね!
以前は汁なし=ソース焼そばというせまい範囲のものでしたが、
汁なし担々麺、まぜそば、油そばといろいろなものが出てきて、
カップ麺もそれを追うようにしてバリエーションが広がりましたね!(●・ω・)
そしてこの商品は従来のうどん・そばのカップを応用しながら、
それを汁なしにアレンジするという意欲作になってましたね!
汁なし商品というとがっつりと食べる印象がありますが、
するすると食べられるのがこの商品の大きな強みですね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
そういえばここ数年で汁なしはカップ麺でも広がりを見せてますね!
以前は汁なし=ソース焼そばというせまい範囲のものでしたが、
汁なし担々麺、まぜそば、油そばといろいろなものが出てきて、
カップ麺もそれを追うようにしてバリエーションが広がりましたね!(●・ω・)
そしてこの商品は従来のうどん・そばのカップを応用しながら、
それを汁なしにアレンジするという意欲作になってましたね!
汁なし商品というとがっつりと食べる印象がありますが、
するすると食べられるのがこの商品の大きな強みですね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
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「温ぶっかけ蕎麦」って考えてみれば珍しいジャンルですよね。
実際に提供しているお店もあまりないように感じますがいかがでしょう。
うどんの温ぶっかけはごく一般的なのですがねぇ・・・。
なのでなかなか斬新なカップ麺と言えるでしょう。
味は思ったよりもおとなしい味わいでしたね。
最近の汁ありのラー油そばがどれもかなり味が
濃く、甘いものばっかりだったので、
ちょっと拍子抜けしたくらいです。
でも食べるならこれくらいのバランスがいいでしょうね。
あまり濃いと味がクドくなってひつこいでしょうね。