1/13発売 麺屋翔監修 香彩鶏だし塩ラーメン(2020年)
1/13発売のサンヨー食品「麺屋翔監修 香彩鶏だし塩ラーメン」を食べました!
東京の新宿の有名店である「麺屋翔」とのコラボ商品が登場しました!

「麺屋翔」は今回で3年連続とけっこう定番に近い存在になってますね!
一方で自分の中での評価はちょっと微妙なところがあったりするので、
「あぁ、また出たのか;」とあまり歓迎していない面もありますが;
ただそうは言いながらも、3年ともちゃんと購入して紹介してるのですよね!(*゚ー゚)
というか、昨年に関してはスルーしたような記憶があったのですが、
新商品の少ない時期だったこともあってかちゃんと食べてるのですよね!
サンヨー食品の店カップは麺へのこだわりがないことが多いので、
そこがネックになってしまうことが多かったりしてしまいますからね;
それゆえサンヨー食品の店カップはどうしても警戒心が強まります;
数年前までは東洋水産に関しても同様の傾向があったりしましたが、
東洋水産の麺は改良が進んだのでその問題は解消されましたからね!

内容物はフタに貼り付けられた調味油(仕上げの小袋)となってます!
この「仕上げの小袋」は液体スープではなく、完全にオイルとなってます!
要するに後入れオイルによってバチッとパンチを効かせるわけですね!

うん、たしかに「鶏油の多い鶏塩ラーメン」といった雰囲気があります!
まずはスープですが・・・やはり今年も鶏油の強い香りは生きてますね!(●・ω・)
カップ麺でこれだけ鶏油のクセを出す商品は珍しいのではないですかね!
大抵は鶏油を使いながらもどこかクセの部分は抑えてあったり、
食べやすくバランスを取っていることが多かったりしますし!
それに比べると、この鶏油は「鶏臭い」と思わせるぐらいに強烈です!
「鶏油を味わうラーメン」という点では上位に来るパンチがあります!
ただそれゆえに鶏油のクセが苦手な人には絶対に向かない味ですね!
しかも油揚げ麺の商品なので、油揚げ麺の油臭と負の相乗効果を見せて、
前半は「とにかく油臭い」となって撃沈してしまう人もいそうですね;
自分もこの商品に関してはそうした印象を少なからず持っていますしね;
ただそうした「トータルとしての油臭さ」をある程度横に置いて見れば、
「鶏油によるアクセントの強さ」は特筆すべきものはあるのですよね!
そんなスープですが、実はベースの風味はなかなか凝ってもいます!(=゚ω゚)
最近のラーメンの流行の趨勢を見ると、鶏油が強いラーメンは、
スープのほうも大抵鶏一色に染めているということが多いですが、
このラーメンは複合旨味型+大量の鶏油というスタイルなのですよね!
そのため鶏油の主張がやや薄れてくる後半になるとその複合性が立って、
昆布を中心とした、椎茸や海鮮魚介系の旨みが際立ってくるのですよね!
なので、もしオイルがなければ「優しい複合型塩ラーメン」という感じで、
そこに大量の鶏油が加わることで違う表情を見せているとも言えますね!
そして前半は鶏油一色、後半は複合性が立ってくるという雰囲気です!
なので、スープだけを見るとなかなか上手くできているのですよね!
スープの原材料は食塩、鶏脂、糖類、チキンエキス、植物油脂、昆布粉末、
香辛料、椎茸エキス、発酵調味料、酵母エキス、えび粉末、ホタテエキス、
デキストリン、煮干いわし粉末、かつおエキスという構成になってます!
鶏系を中心にしながらも複合的な構成になってるのがわかりますね!
特に海鮮系だけで海老・ホタテ・煮干・かつおと4つも入っています!
昨年と比べると鶏油が増えてチキンエキスが少し減った感じですかね!
ただトータルの構成としてはほとんど変わってはいないようです!
麺はちょっとヌードル麺ぽさも感じる中細の油揚げ麺です!
商品説明には「お店の特徴である、しなやかでつるみがあり、
適度なコシのあるめんを再現」と書かれているのですが、
「そんなアホな」と突っ込みたくなるような麺ではありますね;
いかにもカップ麺的な縮れ、強めの油揚げ麺としての香り、
やや幅が薄めでちょっとヌードル麺のような安っぽい雰囲気、
やはりどこをどう切り取ってもこだわりがあるとは言えないです(;゚◇゚)
ほんと麺を見るたび「もうちょっと頑張って」と言いたくなります;
サンヨー食品の製麺技術って、別に決して低くはないですからね;
まぁ変に悪目立ちするような麺よりはいいかと思わなくもないですが、
やっぱりスープと落差があって足を引っ張っているのはたしかですね;
麺の量は70gで、カロリーは426kcalとなっています!
脂質は21.0gで、鶏油が入る分だけ脂質はやはり多めです!
具材はチャーシューチップ、鶏肉そぼろ、メンマ、ねぎとなってます!
今年は昨年と比べて具材を30%増量したのがウリとなっています!
30%増量とは言っても、「具がぎっしり」というほどではないです!
というか、むしろやや貧弱といった部類の具材の量ではありますね;
ねぎはごく普通で、メンマに関してはやややわらかめになっています!
チャーシューチップもやわらかめで、そこまで肉感は強くはないです!
そのかわり鶏そぼろは鶏の風味がかなりギュッと詰まっていますね!(`・ω・´)
なので、肉具材が2種類あってもそこまで豪華な雰囲気ではないですが、
それでもカップ麺としては十分に楽しめる内容と言えるでしょうね!
毎年思うのですが、この商品の持っている本来のポテンシャルを生かすには、
縦型カップではなく、やはりどんぶり型ノンフライのほうがいいと思いますね!
「クセをあえて強く出した鶏油」は縦型油揚げ麺では悪目立ちしやすく、
油揚げ麺臭と合わさって油臭い印象をどうしても残してしまうのですよね!
だからノンフライ麺商品なら、スープの持つ2つの良さがきちんと生きて、
そうした負の側面が一気に解消してくれそうな気もするのですけどもね!
ただこのところサンヨー食品はノンフライ麺系の新商品があまり多くなく、
あまり力を入れてくれていないという印象もするだけに望みは薄いです;
いい個性はあるんだけど、弱点も同時に感じさせる一杯でございました!(゚x/)モッキズ
【関連記事】
・麺屋翔監修 香彩鶏だし塩ラーメン(2020年)
・麺屋 翔 香彩鶏だし塩ラーメン(2019年)
・麺屋 翔 香彩鶏だし塩ラーメン(2018年)
東京の新宿の有名店である「麺屋翔」とのコラボ商品が登場しました!

「麺屋翔」は今回で3年連続とけっこう定番に近い存在になってますね!
一方で自分の中での評価はちょっと微妙なところがあったりするので、
「あぁ、また出たのか;」とあまり歓迎していない面もありますが;
ただそうは言いながらも、3年ともちゃんと購入して紹介してるのですよね!(*゚ー゚)
というか、昨年に関してはスルーしたような記憶があったのですが、
新商品の少ない時期だったこともあってかちゃんと食べてるのですよね!
サンヨー食品の店カップは麺へのこだわりがないことが多いので、
そこがネックになってしまうことが多かったりしてしまいますからね;
それゆえサンヨー食品の店カップはどうしても警戒心が強まります;
数年前までは東洋水産に関しても同様の傾向があったりしましたが、
東洋水産の麺は改良が進んだのでその問題は解消されましたからね!

◎内容物 - 後入れの調味油(仕上げの小袋)がポイント
内容物はフタに貼り付けられた調味油(仕上げの小袋)となってます!
この「仕上げの小袋」は液体スープではなく、完全にオイルとなってます!
要するに後入れオイルによってバチッとパンチを効かせるわけですね!

うん、たしかに「鶏油の多い鶏塩ラーメン」といった雰囲気があります!
◎スープ - 今年も強烈な鶏油のパンチは健在
まずはスープですが・・・やはり今年も鶏油の強い香りは生きてますね!(●・ω・)
カップ麺でこれだけ鶏油のクセを出す商品は珍しいのではないですかね!
大抵は鶏油を使いながらもどこかクセの部分は抑えてあったり、
食べやすくバランスを取っていることが多かったりしますし!
それに比べると、この鶏油は「鶏臭い」と思わせるぐらいに強烈です!
「鶏油を味わうラーメン」という点では上位に来るパンチがあります!
ただそれゆえに鶏油のクセが苦手な人には絶対に向かない味ですね!
しかも油揚げ麺の商品なので、油揚げ麺の油臭と負の相乗効果を見せて、
前半は「とにかく油臭い」となって撃沈してしまう人もいそうですね;
自分もこの商品に関してはそうした印象を少なからず持っていますしね;
ただそうした「トータルとしての油臭さ」をある程度横に置いて見れば、
「鶏油によるアクセントの強さ」は特筆すべきものはあるのですよね!
そんなスープですが、実はベースの風味はなかなか凝ってもいます!(=゚ω゚)
最近のラーメンの流行の趨勢を見ると、鶏油が強いラーメンは、
スープのほうも大抵鶏一色に染めているということが多いですが、
このラーメンは複合旨味型+大量の鶏油というスタイルなのですよね!
そのため鶏油の主張がやや薄れてくる後半になるとその複合性が立って、
昆布を中心とした、椎茸や海鮮魚介系の旨みが際立ってくるのですよね!
なので、もしオイルがなければ「優しい複合型塩ラーメン」という感じで、
そこに大量の鶏油が加わることで違う表情を見せているとも言えますね!
そして前半は鶏油一色、後半は複合性が立ってくるという雰囲気です!
なので、スープだけを見るとなかなか上手くできているのですよね!
◎スープの原材料
スープの原材料は食塩、鶏脂、糖類、チキンエキス、植物油脂、昆布粉末、
香辛料、椎茸エキス、発酵調味料、酵母エキス、えび粉末、ホタテエキス、
デキストリン、煮干いわし粉末、かつおエキスという構成になってます!
鶏系を中心にしながらも複合的な構成になってるのがわかりますね!
特に海鮮系だけで海老・ホタテ・煮干・かつおと4つも入っています!
昨年と比べると鶏油が増えてチキンエキスが少し減った感じですかね!
ただトータルの構成としてはほとんど変わってはいないようです!
◎麺 - 相変わらずこだわりのない油揚げ麺
麺はちょっとヌードル麺ぽさも感じる中細の油揚げ麺です!
商品説明には「お店の特徴である、しなやかでつるみがあり、
適度なコシのあるめんを再現」と書かれているのですが、
「そんなアホな」と突っ込みたくなるような麺ではありますね;
いかにもカップ麺的な縮れ、強めの油揚げ麺としての香り、
やや幅が薄めでちょっとヌードル麺のような安っぽい雰囲気、
やはりどこをどう切り取ってもこだわりがあるとは言えないです(;゚◇゚)
ほんと麺を見るたび「もうちょっと頑張って」と言いたくなります;
サンヨー食品の製麺技術って、別に決して低くはないですからね;
まぁ変に悪目立ちするような麺よりはいいかと思わなくもないですが、
やっぱりスープと落差があって足を引っ張っているのはたしかですね;
◎麺量と栄養成分
麺の量は70gで、カロリーは426kcalとなっています!
脂質は21.0gで、鶏油が入る分だけ脂質はやはり多めです!
◎具材 - カップ麺的だが、そこそこ整ってはいる
具材はチャーシューチップ、鶏肉そぼろ、メンマ、ねぎとなってます!
今年は昨年と比べて具材を30%増量したのがウリとなっています!
30%増量とは言っても、「具がぎっしり」というほどではないです!
というか、むしろやや貧弱といった部類の具材の量ではありますね;
ねぎはごく普通で、メンマに関してはやややわらかめになっています!
チャーシューチップもやわらかめで、そこまで肉感は強くはないです!
そのかわり鶏そぼろは鶏の風味がかなりギュッと詰まっていますね!(`・ω・´)
なので、肉具材が2種類あってもそこまで豪華な雰囲気ではないですが、
それでもカップ麺としては十分に楽しめる内容と言えるでしょうね!
◎まとめ - スープがいいだけに少しもったいない
毎年思うのですが、この商品の持っている本来のポテンシャルを生かすには、
縦型カップではなく、やはりどんぶり型ノンフライのほうがいいと思いますね!
「クセをあえて強く出した鶏油」は縦型油揚げ麺では悪目立ちしやすく、
油揚げ麺臭と合わさって油臭い印象をどうしても残してしまうのですよね!
だからノンフライ麺商品なら、スープの持つ2つの良さがきちんと生きて、
そうした負の側面が一気に解消してくれそうな気もするのですけどもね!
ただこのところサンヨー食品はノンフライ麺系の新商品があまり多くなく、
あまり力を入れてくれていないという印象もするだけに望みは薄いです;
いい個性はあるんだけど、弱点も同時に感じさせる一杯でございました!(゚x/)モッキズ
【関連記事】
・麺屋翔監修 香彩鶏だし塩ラーメン(2020年)
・麺屋 翔 香彩鶏だし塩ラーメン(2019年)
・麺屋 翔 香彩鶏だし塩ラーメン(2018年)
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たういさん、こんばんは!
この商品、毎年出てるけどあまり気分は踊りませんよね;苦笑
過去に食べたときも麺にはそれほどいい印象がないだけに、
手に取った時点で「あの麺かぁ」みたいに感じますからね!(●・ω・)
今回改めて食べたら、ほんとヌードル麺みたいな貧弱な麺で、
「なんでこんな麺を使うのか」とほんとがっかりしましたね;
麺さえ改良されればあっという間に化けそうなのですがね!
「和ラー」ぐらいきちんとした麺を作れるのですから、
技術の出し惜しみはしないでほしいと思わされますね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
この商品、毎年出てるけどあまり気分は踊りませんよね;苦笑
過去に食べたときも麺にはそれほどいい印象がないだけに、
手に取った時点で「あの麺かぁ」みたいに感じますからね!(●・ω・)
今回改めて食べたら、ほんとヌードル麺みたいな貧弱な麺で、
「なんでこんな麺を使うのか」とほんとがっかりしましたね;
麺さえ改良されればあっという間に化けそうなのですがね!
「和ラー」ぐらいきちんとした麺を作れるのですから、
技術の出し惜しみはしないでほしいと思わされますね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
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この商品また出てるなぁ~って自分も見ていました。
でも今回はスルーさせてもらいました。
かーとさんと同じく、
サンヨーの油揚げ麺がどうも購買意欲のジャマをしますww
これ、ノンフライ麺とかクオリティの高い油揚げ麺だったら
「今年も買ってみよう!」って思うのですがね。
それくらい麺のクオリティがもったいないです。
スープはほんとに鶏の旨味がしっかりですね。
今年というか、最近のスープのトレンドにも乗っかった味ですし。
具の内容もなかなかのものなので、
ほんとに麺をなんとかしてもらえれば
もっと化ける商品なのに・・・って思います。