1/13発売 マルちゃん 正麺 カップ 汁なし黒マー油担々麺
1/13発売の東洋水産「マルちゃん 正麺 カップ 汁なし黒マー油担々麺」を食べました!
東洋水産の「マルちゃん正麺カップ」の汁なしからの新作が出ました!

昨年から「正麺カップ」は汁なし商品へとかなり力を入れてますね!
汁なしノンフライ麺市場でまだ十分に開拓しきれていないので、
とにかくそこを熱心に掘り起こしたいという意識が見えますね!(*゚◇゚)
自分は汁なし好きで、汁なしノンフライ系への期待も大きいので、
この最近の「正麺カップ汁なし」の動きは高く評価したいところです!
一方で今やノンフライカップ麺を代表する存在である「正麺カップ」なだけに、
もっと爆発的な完成度を誇る製品を作ってほしいという思いもあるのですよね!
どうも自分の中での「正麺カップ汁なし」はソースの完成度は高いのに、
麺のほぐれが少し悪いことが足を引っ張ってる印象が強いのですよね;
そこを克服すればそれだけで全体の完成度が一気に変わるのですけどもね!

内容物はかやく、液体ソース、調味油という構成となっています!
この調味油がマー油メインで、これがポイントになるのでしょう!

あら、思っていたよりもマー油の黒さが強くありませんね!
ほぼ透明なオイルに焦がしにんにくの粉末が入ってる感じです!
なので、オイルそのものに関しては別に大して黒くないですね!
まずはその味ですが・・・むむ、これは明らかに今までに味わったことのない味です!(●・ω・)
調味油が入る前だと、たしかに「汁なし担々麺」の範疇ではあります!
ねりごまのまろやかさと味噌ベースの風味、そしてやや強めのオイルと、
そのあたりの「汁なし担々麺」としての特徴はきちんと押さえられてます!
ただ花椒はあまり強くなく、あくまで唐辛子のピリ辛に抑えてますね!
一方で調味油が入る前でもけっこうマー油の風味は強めになっています!
写真では調味油は上から回しかけただけで全体とまぜてないのですが、
それでもやや黒みがかってるのはソースにマー油が入ってるためです!
なので、この時点で「焦がしにんにく風味の強い汁なし担々麺」です!
この段階であればまだ「分類不能」というほど奇抜な印象ないです!
そこで調味油とまぜてみると・・・うん、何味かがけっこう謎になります!(=゚ω゚)
本来は汁なし担々麺にここまでマー油が加わるということはないですし、
そこまで焦がしにんにくの風味を効かせたりはしないですからね!
でもって、マー油の量が多く、全体をマー油の主張が覆うことになるので、
ベースの「汁なし担々麺」の持つ個性は明らかに薄れてくるのですよね!
なので、「下のほうではまろやかでピリリと刺激のあるまぜそばがあって、
そこにマー油によってアクセントがついた油そば風の雰囲気もある」という、
「汁なし担々麺風味がサブに回ったマー油そば」みたいになるのですよね!
言い換えると、これは「汁なし担々麺」にマー油を加えたというよりは、
汁なしと相性のいい「マー油油そば」と「汁なし担々麺」という2つのものを、
ミックスさせることで新たに作り出した汁なしそばと言っていいでしょう!
なので、この商品はあまり「汁なし担々麺」として期待しないほうがいいです!
「汁なし担々麺」とも油そばとも違う、第3の汁なしととらえたほうがいいです!
こんな説明をすると「よくわからない味なのか」と思われてしまいますが、
たしかに「分類不能」ぽさはあるものの、その完成度はすこぶる高いです!
正直なところ、これまでの「正麺カップ」の汁なしの中で最も気に入りましたし、
「これは新しい、面白い」と最後まで引き込まれながら食べることになりました!
先入観さえ変に持たなければ、これは間違いなく傑作の1つと言っていいです!
タレと調味油の原材料は香味油脂、植物油、みそ、ねりごま、豚脂、糖類、ポークエキス、
しょうゆ、香辛料、たん白加水分解物、りんご酢、豆板醤、食塩となっています!
ベースを豚とねりごまで作り、味噌でまとめた汁なし担々麺をベースに、
大量の香味油脂(マー油)・植物油・豚脂によってまとめていますね!
そして麺は「正麺カップ」らしいリアル感の高いノンフライ麺となってます!
ただ今回はこれまでの「正麺カップ汁なし」の麺と少し印象が違います!
自分は「正麺カップ汁なし」を食べるたびに麺のほぐれの問題を感じてましたが、
今回は非常にほぐれが良く、そうした問題を全く感じさせなかったのですよね!(`・ω・´)
また麺の食感も普段はみずみずしさとプリ感の2つが特に重視されてましたが、
今回はリアル感は高いながらも、そこまで極端な多加水感はなかったのですよね!
実際に麺の透明度がこれまでよりもいくぶん下がっているように感じましたし!
もともと担々麺ってやや加水を下げた麺を合わせることが多いので、
この商品向けにちょっと麺をアレンジした可能性もありますね!
ただ一方でこの「正麺カップ汁なし」シリーズの麺全体を見直して、
麺のほぐれという弱点を克服しにきたのかもしれないですね!
このあたりは今後の商品での麺についても吟味が必要そうですね!
いずれにしても今回はこれまでの「正麺カップ汁なし」の弱点が全くなく、
本来持っていた麺のポテンシャルを最大限に引き出していると言えますね!
麺の量は90gで、カロリーは523kcalとなっています!
脂質は19.4gで、ノンフライ麺商品としてはそこそこ高めですかね!
具材はチンゲン菜と豚肉団子という組み合わせになっています!
チンゲン菜に関しては汁なし担々麺を意識した内容と言えるでしょう!
この商品で素直に担々麺らしさを感じられる少ない要素のうちの1つです!
そして面白いのがやや大粒の豚肉団子が4つ入ってる点ですね!(*゚ー゚)
他社がこうしたミンチ風の具材を作ると謎肉ぽい感じになったり、
あるいはちょっとふわっとした質感に仕上げてくるものですが、
これはほんと豚肉ミンチをギュッと固めたような質感ですね!
そのため豚肉の風味をかなり濃厚に感じることができます!
この具材はなかなか新しい試みと言っていいかもしれません!
ここであえてそぼろ系具材を使わなかったのも意図的でしょうね!
もし担々麺らしさを強く意識するならここはそぼろ肉でしょうし、
そうしないことで「一味違う汁なし」をアピールしたのでしょうね!
実際にそうした雰囲気を高めるという点で大きく貢献してましたし!
「汁なし担々麺」を期待すると間違いなく肩透かしになってしまいますが、
その先入観さえ取り去ればこれは紛れもない優秀作と言っていいですね!
今年食べたカップ麺では自分の中でこれが暫定1位になってるほどです!
「正麺カップ汁なしが本気を出した」と思わせてくれる内容ですね!
「正麺カップ汁なし」が本当にブレイクするのは今年なのかもしれませんね!(゚x/)モギギヌヌッ
【関連記事】
・マルちゃん正麺 総合メニュー
東洋水産の「マルちゃん正麺カップ」の汁なしからの新作が出ました!

昨年から「正麺カップ」は汁なし商品へとかなり力を入れてますね!
汁なしノンフライ麺市場でまだ十分に開拓しきれていないので、
とにかくそこを熱心に掘り起こしたいという意識が見えますね!(*゚◇゚)
自分は汁なし好きで、汁なしノンフライ系への期待も大きいので、
この最近の「正麺カップ汁なし」の動きは高く評価したいところです!
一方で今やノンフライカップ麺を代表する存在である「正麺カップ」なだけに、
もっと爆発的な完成度を誇る製品を作ってほしいという思いもあるのですよね!
どうも自分の中での「正麺カップ汁なし」はソースの完成度は高いのに、
麺のほぐれが少し悪いことが足を引っ張ってる印象が強いのですよね;
そこを克服すればそれだけで全体の完成度が一気に変わるのですけどもね!

◎内容物 - 特製油の量が多く、大きな鍵になりそう
内容物はかやく、液体ソース、調味油という構成となっています!
この調味油がマー油メインで、これがポイントになるのでしょう!

あら、思っていたよりもマー油の黒さが強くありませんね!
ほぼ透明なオイルに焦がしにんにくの粉末が入ってる感じです!
なので、オイルそのものに関しては別に大して黒くないですね!
◎タレ - 「汁なし担々麺」というよりは分類不能の新ジャンル
まずはその味ですが・・・むむ、これは明らかに今までに味わったことのない味です!(●・ω・)
調味油が入る前だと、たしかに「汁なし担々麺」の範疇ではあります!
ねりごまのまろやかさと味噌ベースの風味、そしてやや強めのオイルと、
そのあたりの「汁なし担々麺」としての特徴はきちんと押さえられてます!
ただ花椒はあまり強くなく、あくまで唐辛子のピリ辛に抑えてますね!
一方で調味油が入る前でもけっこうマー油の風味は強めになっています!
写真では調味油は上から回しかけただけで全体とまぜてないのですが、
それでもやや黒みがかってるのはソースにマー油が入ってるためです!
なので、この時点で「焦がしにんにく風味の強い汁なし担々麺」です!
この段階であればまだ「分類不能」というほど奇抜な印象ないです!
そこで調味油とまぜてみると・・・うん、何味かがけっこう謎になります!(=゚ω゚)
本来は汁なし担々麺にここまでマー油が加わるということはないですし、
そこまで焦がしにんにくの風味を効かせたりはしないですからね!
でもって、マー油の量が多く、全体をマー油の主張が覆うことになるので、
ベースの「汁なし担々麺」の持つ個性は明らかに薄れてくるのですよね!
なので、「下のほうではまろやかでピリリと刺激のあるまぜそばがあって、
そこにマー油によってアクセントがついた油そば風の雰囲気もある」という、
「汁なし担々麺風味がサブに回ったマー油そば」みたいになるのですよね!
言い換えると、これは「汁なし担々麺」にマー油を加えたというよりは、
汁なしと相性のいい「マー油油そば」と「汁なし担々麺」という2つのものを、
ミックスさせることで新たに作り出した汁なしそばと言っていいでしょう!
なので、この商品はあまり「汁なし担々麺」として期待しないほうがいいです!
「汁なし担々麺」とも油そばとも違う、第3の汁なしととらえたほうがいいです!
こんな説明をすると「よくわからない味なのか」と思われてしまいますが、
たしかに「分類不能」ぽさはあるものの、その完成度はすこぶる高いです!
正直なところ、これまでの「正麺カップ」の汁なしの中で最も気に入りましたし、
「これは新しい、面白い」と最後まで引き込まれながら食べることになりました!
先入観さえ変に持たなければ、これは間違いなく傑作の1つと言っていいです!
◎タレの原材料
タレと調味油の原材料は香味油脂、植物油、みそ、ねりごま、豚脂、糖類、ポークエキス、
しょうゆ、香辛料、たん白加水分解物、りんご酢、豆板醤、食塩となっています!
ベースを豚とねりごまで作り、味噌でまとめた汁なし担々麺をベースに、
大量の香味油脂(マー油)・植物油・豚脂によってまとめていますね!
◎麺 - これまでの「正麺カップ汁なし」の麺では最強かも
そして麺は「正麺カップ」らしいリアル感の高いノンフライ麺となってます!
ただ今回はこれまでの「正麺カップ汁なし」の麺と少し印象が違います!
自分は「正麺カップ汁なし」を食べるたびに麺のほぐれの問題を感じてましたが、
今回は非常にほぐれが良く、そうした問題を全く感じさせなかったのですよね!(`・ω・´)
また麺の食感も普段はみずみずしさとプリ感の2つが特に重視されてましたが、
今回はリアル感は高いながらも、そこまで極端な多加水感はなかったのですよね!
実際に麺の透明度がこれまでよりもいくぶん下がっているように感じましたし!
もともと担々麺ってやや加水を下げた麺を合わせることが多いので、
この商品向けにちょっと麺をアレンジした可能性もありますね!
ただ一方でこの「正麺カップ汁なし」シリーズの麺全体を見直して、
麺のほぐれという弱点を克服しにきたのかもしれないですね!
このあたりは今後の商品での麺についても吟味が必要そうですね!
いずれにしても今回はこれまでの「正麺カップ汁なし」の弱点が全くなく、
本来持っていた麺のポテンシャルを最大限に引き出していると言えますね!
◎麺量と栄養成分
麺の量は90gで、カロリーは523kcalとなっています!
脂質は19.4gで、ノンフライ麺商品としてはそこそこ高めですかね!
◎具材 - ちょっと不思議な豚肉団子風具材
具材はチンゲン菜と豚肉団子という組み合わせになっています!
チンゲン菜に関しては汁なし担々麺を意識した内容と言えるでしょう!
この商品で素直に担々麺らしさを感じられる少ない要素のうちの1つです!
そして面白いのがやや大粒の豚肉団子が4つ入ってる点ですね!(*゚ー゚)
他社がこうしたミンチ風の具材を作ると謎肉ぽい感じになったり、
あるいはちょっとふわっとした質感に仕上げてくるものですが、
これはほんと豚肉ミンチをギュッと固めたような質感ですね!
そのため豚肉の風味をかなり濃厚に感じることができます!
この具材はなかなか新しい試みと言っていいかもしれません!
ここであえてそぼろ系具材を使わなかったのも意図的でしょうね!
もし担々麺らしさを強く意識するならここはそぼろ肉でしょうし、
そうしないことで「一味違う汁なし」をアピールしたのでしょうね!
実際にそうした雰囲気を高めるという点で大きく貢献してましたし!
◎まとめ - 「新種の汁なし」ととらえれば極めて優秀な一杯
「汁なし担々麺」を期待すると間違いなく肩透かしになってしまいますが、
その先入観さえ取り去ればこれは紛れもない優秀作と言っていいですね!
今年食べたカップ麺では自分の中でこれが暫定1位になってるほどです!
「正麺カップ汁なしが本気を出した」と思わせてくれる内容ですね!
「正麺カップ汁なし」が本当にブレイクするのは今年なのかもしれませんね!(゚x/)モギギヌヌッ
【関連記事】
・マルちゃん正麺 総合メニュー
<<1/13発売 麺屋翔監修 香彩鶏だし塩ラーメン(2020年) | ホーム | マルちゃん正麺 総合メニュー>>
たういさん、こんばんは!
昨日はお疲れさまでした!
あの後のイオンへの旅もけっこうお疲れになったでしょう!
この商品は食べる前の期待度はそれほどではなかったですが、
食べてみると「正体不明だけどかなりのクオリティがあって、
それゆえに新しい汁なし系として楽しめる」という内容でしたね!(●・ω・)
「汁なし担々麺」らしさをあまり求めなかったのが正解かもです!
自分としては今回微妙に加水を下げてきたような印象があって、
それによるほぐれの改善が高評価に大きく結びついてましたね!
それが自分の中での評価の殻を破ったようなところがあります!
これまでは麺のほぐれが少なからず足を引っ張ってましたからね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
昨日はお疲れさまでした!
あの後のイオンへの旅もけっこうお疲れになったでしょう!
この商品は食べる前の期待度はそれほどではなかったですが、
食べてみると「正体不明だけどかなりのクオリティがあって、
それゆえに新しい汁なし系として楽しめる」という内容でしたね!(●・ω・)
「汁なし担々麺」らしさをあまり求めなかったのが正解かもです!
自分としては今回微妙に加水を下げてきたような印象があって、
それによるほぐれの改善が高評価に大きく結びついてましたね!
それが自分の中での評価の殻を破ったようなところがあります!
これまでは麺のほぐれが少なからず足を引っ張ってましたからね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
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きのうはおつかれちゃんでした。
ほんとに評価が高いですね~!
たしかに味的にはかなり斬新な商品でしたね。
まさかの汁なし担々麺にマー油合わすとか驚きです。
自分的にはやはり汁なし系はこの多加水麺がビミョーなのと
今回はオイルが多くて重かったのがやや気になりました。
マー油ってけっこうヘヴィなオイルですからね。
自分は汁あり派なので正麺も汁ありのジャンルも
リニューアルでもいいのでもっと発売してほしいです。