12/23発売 マルちゃん 正麺 カップ がっつり系豚骨醤油

12/23発売の東洋水産「マルちゃん 正麺 カップ がっつり系豚骨醤油」を食べました!
年の瀬もかなり迫った時期に「正麺カップ」から新作が登場しました!

12/23発売 マルちゃん 正麺 カップ がっつり系豚骨醤油

この時期に有名ブランドから新作が出るのは珍しいのですよね!
基本的に年末年始はどこのメーカーもあまり新作を出さないですしね!

それゆえ年末年始は毎年出ている定番商品が発売されるのが大半で、
こうした純然たる新作が登場するというのはそれほどないですからね!(=゚ω゚)

それも「正麺カップ」ぐらいの有名ブランドとなるとなおさらですからね!
今回はあえてそうした新作が少ない時期を狙って出してきたのかもですね!

そうするとコンビニでの入荷率が上がるなんて効果もありますからね!
自分としてはあまりこの時期に有名な新作は出してほしくないのですが;

「カップ麺Award」への選出の関係で慌ただしさが増してしまいますからね;
もし選出されることになると、一気に他の商品の順位も変動しますし;

そうしたこともあって、この商品は実際には2019年内に食べています!
年内発売商品である以上は選出するかどうかの判断が必要ですからね!

2020年の紹介になったのは、結果的に20位以内に入らなかったためです!

12/23発売 マルちゃん 正麺 カップ がっつり系豚骨醤油(内容物)

◎内容物 - FD野菜と肉&背脂のダブルかやくがポイント


具材はFD野菜、かやく、粉末スープ、液体スープとなっています!
野菜はフリーズドライで、かやくは肉と背脂顆粒となっています!

12/23発売 マルちゃん 正麺 カップ がっつり系豚骨醤油(できあがり)

豊富な野菜と肉具材に、スープに浮かぶ背脂、ワイルドな見た目ですね!

◎スープ - 「二郎系」を指向したワイルドなにんにく豚骨醤油


まずはスープですが・・・うん、これは「二郎系」路線と言っていいでしょう!(●・ω・)

この商品は食べる人によってけっこう意見が分かれていたのですよね!

「がっつり系背脂醤油」という名前で、なおかつ野菜がたっぷり仕様、
そうなると当然ながら「二郎系」を指向したラーメンかと思われますが、
その点について食べた人の間で判断がかなり二分されていたのですね!

自分はここについては「たしかに二郎系路線」と言いたいと思います!(*゚ー゚)

「二郎系」の特徴は強いにんにく、多めの油脂、味はけっこう濃いめ、
豚骨醤油でありながらも豚骨の丸みは抑えめで乳化度は比較的低い、
こうした印象がありますが、これらがおおむね満たされてるのですよね!

乳化が軽めの豚骨醤油で醤油ダレがしっかりとしていて力強さがあり、
油脂がかなりズルズルでヘヴィ、なおかつにんにくでかなりワイルドと、
スープの方向性はしっかりと二郎系を押さえていると言っていいです!

実際に二郎系はこれと比べてもさらににんにくが暴れることが多いでしょうが、
そのあたりはカップ麺であることを考慮すればやむをえないところですかね!

とはいえ、それでも十分に強さを感じさせるだけのにんにくはありましたし、
食べた後に少なからず口臭を気にしないといけないものはありましたしね!

また具材の背脂顆粒と豚脂による、背脂の甘みの演出もよくできています!

さらに「二郎」度を高めたい場合は、にんにくは自分で加えられますしね!
そうするとさらにリアル感の高い二郎系的な風味が楽しめるかと思います!

◎スープの原材料


スープの原材料はしょうゆ、ポークエキス、豚脂、植物油、香辛料、デキストリン、
果糖ぶどう糖液糖、食塩、たん白加水分解物、発酵調味料となっています!

香辛料がほぼにんにくと考えると、二郎系らしさを感じる構成ですね!

◎麺 - いつもの「正麺カップ」路線で二郎風ではない


麺はいつもの「正麺カップ」らしいナチュラルなノンフライ麺です!

この商品が「二郎系か否か」で判断が分かれる最大の原因は、
麺がいつもの「正麺カップ」路線となっているからでしょうね!

「正麺カップ」は麺はやや平打ちに近い太めのものとなっていますが、
食感はかなり多加水寄りで、みずみずしい弾力をウリにしてますからね!(*゚◇゚)

それに対して二郎系の麺はもっと太くわしわしとしたワイルドさがあるので、
こうした「ナチュラルで上品な麺」とは対極にあると言ってもいいですしね!

なので、スープは二郎系に近いですが、麺は全く違うと言えますね!

ここが気になると「二郎系要素を入れた普通の豚骨醤油ラーメン」となりますし、
逆に割り切れば「二郎系だけど麺はナチュラル」という印象になるでしょうね!

もちろん「正麺カップ」なので麺のクオリティは極めて高いのですが、
麺に関しては「二郎系らしさ」は全く求めないほうがいいでしょう!

◎麺量と栄養成分


麺の量は75gで、カロリーは463kcalとなっています!
脂質は15.1gで、ノンフライ麺系としてはそこそこ高めですかね!

実際に食べていると口の周りが油でズルズルになってきましたし!

◎具材 - 野菜と肉のマッチングはなかなかのもの


具材はFD野菜(キャベツ、玉ねぎ、小松菜、ねぎ、人参)と豚肉、背脂顆粒です!

このうち背脂顆粒については、スープの一部と言ったほうが近いです!
ただこの背脂顆粒が今回は非常にいいはたらきをしてたのですよね!

この背脂顆粒は単体だとねっとりとした食感だけで無味に近いのですが、
スープの豚脂と合わせると一気にリアルな背脂らしさが出るのですよね!

今回はその相乗効果については素晴らしいものが見られましたね!(`・ω・´)

野菜はキャベツを中心にしっかりとした質と量を備えています!

FD具材ということでキャベツのしっとりとしてリアル感が高く、
他の野菜はやや存在感は低いものの、複合的な野菜となることで、
キャベツ一辺倒では出せない上品さが上手く演出されてましたね!

それゆえ逆に言うと、野菜に二郎系ほどのワイルド感がないのですよね!

カップ麺での二郎系の演出は、普通の乾燥キャベツがよく適していて、
あの少々無骨さも感じるような質感がワイルドさを演出するのですが、
こちらは量は申し分はないながらも、そうした野性味は控えめでしたね!

この点もまたこの商品を「二郎系」と評するかの意見の分かれ目になったでしょう!
「野菜は多いけど、二郎系の野菜に比べると上品」と言うことはできますからね!

豚肉は東洋水産が得意とするリアル系のものではあったのですが、
いつもに比べると、あえて薄めの肉を使っていた印象があります!

これは肉単体で具材として主張させず、野菜と一体化することにより、
ホロホロと崩れるような豚肉っぽさを演出する狙いもあったのでしょう!

それゆえにいつもよりも豚肉具材としての主張はやや控えめでしたが、
トータルとして一体感の出る具材としての活躍度はかなり高かったです!

◎まとめ - 「二郎系」を指向しつつも麺と具で上品さも見せる


スープに関しては明らかに「二郎系」路線で、野菜多めもそうした雰囲気ですが、
一方で野菜が複合的で上品かつ麺がナチュラルな食感になっているということもあり、
あくまで「東洋水産の正麺カップらしい二郎系」という範囲に収まっていましたね!

ただ「正麺カップ」としての二郎系路線としてはかなり頑張っていましたし、
1つのラーメンとしての完成度がなかなか高いのは間違いないところですね!

「ワイルドだけどサラリと食べたい」ときにはちょうどいい一杯でしょう!(゚x/)モキスール

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コメント

 
おはようございます。
この商品はかなりビミョーな商品でしたね。
メーカーもうかつに「二郎系」とかの単語は使えないので、
ネーミングに苦労しているのが感じられますww

正直言って、この商品は先週出たあの二郎系ラ王よりも
時期的に前の発売でよかったとおもいますよ・・・ (^_^;)
この商品がラ王の後に発売されていたら、ハードルがさらに上がり、
世間の評価はさらに辛口になっていたと思います。

正麺ブランドはやはり麺に制約があるのがネックですね~。
もっと商品によって麺もフレキシブルに変えてほしいです。
先日の汁なし系なんかでもそう感じましたので。

スープはそこそこ頑張っていましたが、
やはりにんにくとスープの濃さではラ王には及びませんでしたね。
キャベツもおっしゃるようにふつうの乾燥具材がいいと思います。

正麺ファンには正麺らしさを感じてもらい、
二郎系ファンにはその雰囲気を楽しんでもらうという
両者相容れない特長を無理やり押し込んで中途半端ななった感じです。
たういさん、こんばんは!

今回の「ラ王」とは実売価格が150円近くも違っているので、
さすがに比較するのは気の毒なような気もしてしまいますね;

というか、「ラ王」より後だと発売が難しかったかもですね;
どうしても悪い意味で比較されることになりますからね;

「正麺らしさ」と「二郎系らしさ」を無理やり合わせた感じで、
決して悪くはないのですが、振り切った商品ではなかったですね!(●・ω・)

野菜も多いのですが、FD具材なのでどこか上品な雰囲気でしたしね!

「FD野菜大盛」と「キャベツ大量」とでは同じ野菜の大盛であっても、
上品さやワイルドさという点の印象が全く異なってきますからね!

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)

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