11/25発売 謹製 松茸香る鱧だしそば
11/25発売の東洋水産「謹製 松茸香る鱧だしそば」を食べました!
東洋水産の高級系縦型ブランド「謹製」からの新作が登場しました!

この「謹製」シリーズ、どのように展開するのか気になっていましたが、
11月から12月にかけて2つ新作が出るなど、どうも加速してきましたね!
今年に入ってから東洋水産の縦型カップの進化がめざましいですが、
その中核の1つに位置付けることができる存在がこの「謹製」です!
ノンフライ麺ではなく、あくまで油揚げ麺を使ったブランドなのですが、
「油揚げ麺でどこまでの高みを目指せるか」という意思を感じるのですよね!
そして今回は松茸に鱧と、やはり高級路線を指向していることがわかります!(*゚◇゚)
このシリーズには強い期待を持っているので、今回の商品も楽しみですね!

高級路線のカップ麺らしく、内容物として液体スープがつきます!
フタを開けた段階からふんわりと松茸の香りが広がってきますね!

具材の種類も豊かで、いかにも上品なビジュアルとなっていますね!
もう見た目からして「謹製シリーズらしいな」と思わせてくれます!
まずはスープですが・・・うん、これは間違いなく上品な味わいですね!(●・ω・)
中核に据えられている旨味はちゃんと鱧と言っていいでしょうね!
白身魚らしいしっとりと優しく深みのある旨味をしっかり感じます!
かつおなどの一般的な節系のサポートとして加えられてはいますが、
それもあくまで補佐役で、中心には白身魚らしい旨さがありますね!
カップ麺としてのアクセントを出すために塩気はやや強めてますが、
そこを除けば1つのお吸い物のように楽しめる旨味と言えるでしょう!
鱧を軸に節系でサポートし、そして下支えとして動物系も加えている、
複合的でありながらきちんと鱧を前面に出しているのはいいですね!
また和風らしさを高めるために昆布や椎茸の旨味も忍ばせています!
このあたりのテクニックはなかなか東洋水産らしいと思わせてくれます!
東洋水産は過去にも「ふぐだし」系の商品なども出したことがあって、
カップ麺としては珍しい魚介系のスープを作るのが得意なのですよね!
特に東洋水産は他社よりも素材をストレートに立てるのが得意なので、
こうした意外性のある素材もなかなか上手く扱ってくるのですよね!
そしてもう1つのポイントである松茸もなかなかいい香りを立ててます!(`・ω・´)
一言で言うと「派手ではないけどしっかりと香る」バランスですね!
松茸の香りのお吸い物というと、永谷園のものが思い浮かびますが、
永谷園のお吸い物ほど鮮烈に松茸らしさを立てているわけではないです!
そのかわり自然な松茸感があり、それでいて存在感がしっかりあります!
松茸の香りを全体の主役に押し立てて目立たせているというよりは、
「鱧を中心にしたお吸い物」の高級感を一段高めている感じです!
この両者のミックスは上手く功を奏していると言っていいでしょう!
スープの原材料は魚介エキス(はもエキス、かつおエキス、さばエキス、むろあじエキス)、
しょうゆ、乳糖、食塩、チキンエキス、ポークエキス、たん白加水分解物、粉末かつおぶし、
植物油、こんぶエキス、しいたけエキス、砂糖という組み合わせになっています!
鱧、和風だし、そして動物系というミックスになっていますね!
麺は最近の東洋水産らしい新世代系の油揚げ麺となっています!
形状はやや平打ち気味で、しっとりしつつもコシがありますね!
この「一見やわらかめだけど弾力がある」のが絶妙なのですよね!
普通だとクタクタになるか、もっとプリプリになるかなのでしょうが、
表面の滑らかさと噛んだときの弾力を上手く両立させてるのですよね!
この麺の食感の秀逸さは現在のカップ麺の中でも随一だと思います!
また油揚げ麺臭に関してもかなり抑えてきているのがわかります!(*゚ー゚)
しかしながら、今回はかなり優しいスープに仕上げてきているため、
これだけ秀逸な麺でも一定程度の油揚げ麺の香りの干渉が起きてます!
「ここまでクオリティを挙げても、合わせるスープのタイプによっては、
どうしても少なからず影響が出るのか」ということも同時に感じましたね!
それでもこのシリーズには油揚げ麺の可能性を追求してもらいたいですね!
ただ今回はスープの油脂をもう少し減らすという手もあった気がしますね!
スープの油脂が油揚げ麺の香りと負の相乗効果を生むことがありますので!
麺の量は70gで、カロリーは385kcalとなっています!
脂質は14.9gで、比較的低めといったところでしょうかね!
具材は鶏だんご、海老、ねぎという組み合わせになっています!
こうした形で肉系の具材と海鮮系が共存するのは珍しいですね!
ヌードル系のカップ麺だとこうした組み合わせもよくあるのですが!
この具材は構成を見るに、やはりお吸い物を意識したのでしょうね!(=゚ω゚)
お吸い物なら、本来は海老よりも海老団子のほうが合うのでしょうが、
鶏でだんごを起用したので、こちらは普通の海老にしたのでしょうね!
ただいずれにしてもこの2つの具材はどちらもいい活躍をしていますね!
東洋水産の鶏だんごは風味、食感のどちらをとっても極めて秀逸ですし、
海老具材も加わることで具材の豪華をしっかりと感じ取ることができます!
でもって、この組み合わせはお吸い物的な上品さも演出していますね!
ねぎもリアル系ですし、やはり全体的に上手く高級感を出してますね!
「どうしても油揚げ麺の影響は出るんだな」とも思ったりしましたが、
それでもどの要素を取っても文句のない仕上がりだったのはたしかです!
鱧を生かして松茸を香らせたスープも優秀で、麺の食感も素晴らしいですし、
そして具材も鶏だんごと海老の2大看板と、どこにも手抜きがないのですよね!
「東洋水産の縦型カップ麺の本気」を感じることができるブランドですね!(゚x/)モキニューン
【関連記事】
・謹製 松茸香る鱧だしそば
・謹製 山椒香る塩焼そば
・謹製 山椒香る塩そば
東洋水産の高級系縦型ブランド「謹製」からの新作が登場しました!

この「謹製」シリーズ、どのように展開するのか気になっていましたが、
11月から12月にかけて2つ新作が出るなど、どうも加速してきましたね!
今年に入ってから東洋水産の縦型カップの進化がめざましいですが、
その中核の1つに位置付けることができる存在がこの「謹製」です!
ノンフライ麺ではなく、あくまで油揚げ麺を使ったブランドなのですが、
「油揚げ麺でどこまでの高みを目指せるか」という意思を感じるのですよね!
そして今回は松茸に鱧と、やはり高級路線を指向していることがわかります!(*゚◇゚)
このシリーズには強い期待を持っているので、今回の商品も楽しみですね!

◎内容物 - 後入れの液体スープ付き
高級路線のカップ麺らしく、内容物として液体スープがつきます!
フタを開けた段階からふんわりと松茸の香りが広がってきますね!

具材の種類も豊かで、いかにも上品なビジュアルとなっていますね!
もう見た目からして「謹製シリーズらしいな」と思わせてくれます!
◎スープ - 鱧の深い旨味に松茸が香る上品な味わい
まずはスープですが・・・うん、これは間違いなく上品な味わいですね!(●・ω・)
中核に据えられている旨味はちゃんと鱧と言っていいでしょうね!
白身魚らしいしっとりと優しく深みのある旨味をしっかり感じます!
かつおなどの一般的な節系のサポートとして加えられてはいますが、
それもあくまで補佐役で、中心には白身魚らしい旨さがありますね!
カップ麺としてのアクセントを出すために塩気はやや強めてますが、
そこを除けば1つのお吸い物のように楽しめる旨味と言えるでしょう!
鱧を軸に節系でサポートし、そして下支えとして動物系も加えている、
複合的でありながらきちんと鱧を前面に出しているのはいいですね!
また和風らしさを高めるために昆布や椎茸の旨味も忍ばせています!
このあたりのテクニックはなかなか東洋水産らしいと思わせてくれます!
東洋水産は過去にも「ふぐだし」系の商品なども出したことがあって、
カップ麺としては珍しい魚介系のスープを作るのが得意なのですよね!
特に東洋水産は他社よりも素材をストレートに立てるのが得意なので、
こうした意外性のある素材もなかなか上手く扱ってくるのですよね!
そしてもう1つのポイントである松茸もなかなかいい香りを立ててます!(`・ω・´)
一言で言うと「派手ではないけどしっかりと香る」バランスですね!
松茸の香りのお吸い物というと、永谷園のものが思い浮かびますが、
永谷園のお吸い物ほど鮮烈に松茸らしさを立てているわけではないです!
そのかわり自然な松茸感があり、それでいて存在感がしっかりあります!
松茸の香りを全体の主役に押し立てて目立たせているというよりは、
「鱧を中心にしたお吸い物」の高級感を一段高めている感じです!
この両者のミックスは上手く功を奏していると言っていいでしょう!
◎スープの原材料
スープの原材料は魚介エキス(はもエキス、かつおエキス、さばエキス、むろあじエキス)、
しょうゆ、乳糖、食塩、チキンエキス、ポークエキス、たん白加水分解物、粉末かつおぶし、
植物油、こんぶエキス、しいたけエキス、砂糖という組み合わせになっています!
鱧、和風だし、そして動物系というミックスになっていますね!
◎麺 - 極めて秀逸な新世代麺だが、スープへの一定の干渉は感じる
麺は最近の東洋水産らしい新世代系の油揚げ麺となっています!
形状はやや平打ち気味で、しっとりしつつもコシがありますね!
この「一見やわらかめだけど弾力がある」のが絶妙なのですよね!
普通だとクタクタになるか、もっとプリプリになるかなのでしょうが、
表面の滑らかさと噛んだときの弾力を上手く両立させてるのですよね!
この麺の食感の秀逸さは現在のカップ麺の中でも随一だと思います!
また油揚げ麺臭に関してもかなり抑えてきているのがわかります!(*゚ー゚)
しかしながら、今回はかなり優しいスープに仕上げてきているため、
これだけ秀逸な麺でも一定程度の油揚げ麺の香りの干渉が起きてます!
「ここまでクオリティを挙げても、合わせるスープのタイプによっては、
どうしても少なからず影響が出るのか」ということも同時に感じましたね!
それでもこのシリーズには油揚げ麺の可能性を追求してもらいたいですね!
ただ今回はスープの油脂をもう少し減らすという手もあった気がしますね!
スープの油脂が油揚げ麺の香りと負の相乗効果を生むことがありますので!
◎麺量と栄養成分
麺の量は70gで、カロリーは385kcalとなっています!
脂質は14.9gで、比較的低めといったところでしょうかね!
◎具材 - 鶏だんごと海老が同時に楽しめるのはうれしい
具材は鶏だんご、海老、ねぎという組み合わせになっています!
こうした形で肉系の具材と海鮮系が共存するのは珍しいですね!
ヌードル系のカップ麺だとこうした組み合わせもよくあるのですが!
この具材は構成を見るに、やはりお吸い物を意識したのでしょうね!(=゚ω゚)
お吸い物なら、本来は海老よりも海老団子のほうが合うのでしょうが、
鶏でだんごを起用したので、こちらは普通の海老にしたのでしょうね!
ただいずれにしてもこの2つの具材はどちらもいい活躍をしていますね!
東洋水産の鶏だんごは風味、食感のどちらをとっても極めて秀逸ですし、
海老具材も加わることで具材の豪華をしっかりと感じ取ることができます!
でもって、この組み合わせはお吸い物的な上品さも演出していますね!
ねぎもリアル系ですし、やはり全体的に上手く高級感を出してますね!
◎まとめ - 油揚げ麺の干渉はあるものの、全体のまとまりは優秀
「どうしても油揚げ麺の影響は出るんだな」とも思ったりしましたが、
それでもどの要素を取っても文句のない仕上がりだったのはたしかです!
鱧を生かして松茸を香らせたスープも優秀で、麺の食感も素晴らしいですし、
そして具材も鶏だんごと海老の2大看板と、どこにも手抜きがないのですよね!
「東洋水産の縦型カップ麺の本気」を感じることができるブランドですね!(゚x/)モキニューン
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たういさん、こんばんは!
関西だと普通にスーパーで骨切りした鱧が売っていますが、
関東ではまずほとんど食べられない食材だそうですしね!
「鱧という名前は聞いたことがある」ぐらいの知名度でしょうし!(●・ω・)
それをこうした新たな看板ブランドを通じて商品化してるのはいいですね!
この商品を通じて鱧に興味を持ってくれる人もいるでしょうしね!
どうしても油揚げ麺である以上、繊細なスープは負けがちですが、
その中で鱧のうまみを引き出し、松茸の香りでアクセントをつけて、
京料理らしい上品さを演出していたのは良かったと思いますね!
具材も鶏団子と海老のダブル主役だったのは良かったですね!
このあたりは具材に強い東洋水産の良さが出ていましたね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
関西だと普通にスーパーで骨切りした鱧が売っていますが、
関東ではまずほとんど食べられない食材だそうですしね!
「鱧という名前は聞いたことがある」ぐらいの知名度でしょうし!(●・ω・)
それをこうした新たな看板ブランドを通じて商品化してるのはいいですね!
この商品を通じて鱧に興味を持ってくれる人もいるでしょうしね!
どうしても油揚げ麺である以上、繊細なスープは負けがちですが、
その中で鱧のうまみを引き出し、松茸の香りでアクセントをつけて、
京料理らしい上品さを演出していたのは良かったと思いますね!
具材も鶏団子と海老のダブル主役だったのは良かったですね!
このあたりは具材に強い東洋水産の良さが出ていましたね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
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関西はともかく東日本にはあまり馴染みのない
鱧だしをテーマにした製品を作ったのはかなりの英断だったでしょう。
逆に言えば鱧の美味しさを東日本に伝える役目もしている商品です。
とても繊細な鱧だしなのでカップ麺では難しいと思ったのですが、
いい感じに鱧の旨味を演出していたと思います。
ちょっと鱧だしには松茸風味がジャマだったかもですが、
これくらいのほうがカップ麺的にはいいインパクトだったのでしょうね。
具もいい組み合わせで製品によく合っていましたね。
麺は写真撮っていると柔らかくなるので(豚そばも同じ)、
次回製品からはちょっと湯戻し時間短めにしたいと思います。