9/9発売 珍々亭 油そば 2019年版
9/9発売の東洋水産「珍々亭 油そば」を食べました!
毎年の定番となっている「珍々亭 油そば」の登場です!
「珍々亭」といえば、東京の武蔵野にある油そばの元祖的なお店ですね!

昨年は「珍々亭 旨辛油そば」とちょっと変化球できたのですが、
今年はこれまでどおりのノーマルな油そばへと回帰してきました!
何だかんだでやっぱり基本の味のほうがおいしくはありますからね!
ただし今年はカップスープがついているというのが大きなポイントです!(*゚ー゚)
カップ汁なし商品にスープがつくのは東洋水産ではよくありますね!
「やきそば弁当」や「バゴーン」はそうした路線で知られてますしね!
ただカップスープをつけた分だけ他の部分のコストは下がってくるので、
それによって味にマイナスの影響が出ていないかどうかは気になります!

内容物はかやく、液体スープ、特製カップスープとなっています!
特製カップスープはカップにスープの粉末を入れたうえで、
そこにお湯を注いで作るというごく普通の作り方ですね!
間違えて麺のほうにかけてしまわないよう注意が必要ですね!

うん、ビジュアルはこれまでの「油そば」と特に変わりませんね!
むしろメンマについては例年よりも数が多いようにすら感じます!
まずはその味ですが・・・うん、「珍々亭」の良さはしっかり生きてますね!(●・ω・)
ベースは鶏系のラーメンスープらしさを感じさせるものなのですが、
そこに大量のラードを投入することによって油そばの攻撃性を出し、
さらに多めの酢の酸味で引き締めるのが「珍々亭」流なのですよね!
こうした豚脂+酸味というのは油そばの基本の構成ではあるのですが、
そのメリハリとシンプルなまとめ方が他よりも一段上にあるのですよね!
一般的な油そばだと、どうしても油脂によってギトギト感が出るのですが、
酸味が強いのでそこが引き締められていて過度に重く感じさせられないですし、
なおかつラードがしっかりとしているのでコクも十分にあるのですよね!
間違いなく正統派のカップ油そばを代表する存在と言えるでしょう!(=゚ω゚)
現代的なジャンキーさなら「ぶぶか」、正統派なら「珍々亭」という感じです!
味の方向性やまとまりについては以前よりグレードダウンした感じはないですね!
おおむねこれまでの「珍々亭」の良さは継承されていると言えるでしょう!
タレの原材料はしょうゆ、豚脂、植物油、チキンエキス、
香味油脂、醸造酢、ポークエキス、デーツ果汁となってます!
かなりシンプルな構成となっていることが伝わってきますね!
以前に紹介した2016年バージョンの原材料と比較してみます!
醤油、豚脂、植物油、チキンエキス、香味油脂、
醸造酢、ポークエキス、デーツ果汁
なんと見比べてみると原材料の並びは全く変わっていないですね!
やはり味の基本や方向性が変わらないように作ってきたようですね!
麺はかなり太めでしっかりとした食感の油揚げ麺となってます!
東洋水産が得意とするラードが練り込まれた麺となっています!
それによって油そば向けの麺としてしっかり交わるのですよね!
それでいて重く感じさせないあたりもよくできていると言えます!(*゚◇゚)
食感はワシワシ系でも強いもちもち感を感じさせるものでもない、
その両者の中間あたりに位置するぐらいのものと言えるでしょう!
麺の量は大盛の130gで、カロリーは725kcalとなっています!
脂質は34.6gで、油そばとしてはおおむね標準的ですかね!
この数字に特製カップスープの分が含まれているかは謎ですが、
カップスープのカロリーはおそらくかなり低めと考えられるので、
これが油そば本体の数字と見ておおむね間違いはないでしょう!
2016年版に比べるとカロリー・脂質ともに微減していますね!
とはいえ、10kcalの差もないのでほんの少しの差ではありますが!
具材は豚肉、メンマ、なると、ねぎという組み合わせです!
豚肉はいつものようにリアル系のしっかりとしたものとなってます!
肉の食感、下味のバランスなど、どれをとっても素晴らしい内容です!
この肉具材はいろんなメーカーを見渡してもかなり上位に来ますね!(`・ω・´)
メンマは今回は個体差なのか、けっこう多めに入っていましたね!
このコリコリ感や正統派らしい感覚がいい具合に機能してました!
なるとはごく普通ですが、この大きめのサイズがうれしいですね!
ねぎは全体の香味を与えるという意味でいいはたらきをしてましたね!
カップスープの写真も本当はちゃんと撮っておきたかったのですが、
明るい色のカップがなく、スープの色が伝わらない感じだったので、
結局カップスープは作って飲んだものの撮影はしませんでした;
味は「同店のラーメンスープの味わいを再現」と書かれていますが、
ごくごく普通のノーマルなインスタントラーメン的な味わいでしたね!
色はけっこう濃く、やや醤油の色の濃い醤油ラーメンという感じです!
自分としてはこうしたカップスープはあまりほしいとは思いませんが、
油そばの持っているこってりとした重さを緩和する効果はありましたね!
カップスープの原材料は食塩、しょうゆ、野菜エキス、デキストリン、
魚介エキス、チキンエキス、ねぎ、香辛料、発酵調味料、粉末こんぶです!
鶏よりもむしろ野菜や和風だしが前面に出た内容となっていますね!
でも味の面ではそこまで和風寄りというわけではありませんでしたが!
これは香辛料がけっこうしっかりと効いているのも影響してましたね!
カップスープがついたことで全体の味の変化が少し心配でしたが、
実際のところはグレードが下がったという印象はなかったです!
正統派の味わいに強い豚脂、そしてそれを引き締める酢の酸味と、
このシンプルなバランスの取り方はやはり今回も光ってました!
油そばというと、ふりかけなどの小道具が使われることが多いですが、
それを使わずにこれだけのクオリティを作るのはやはり見事と言えます!
正統派の油そばが好きであれば、今回も安心して買えるでしょう!(゚x/)モキウーヌ
【関連記事】
・珍々亭 油そば 2019年版
・珍々亭 旨辛油そば
・珍々亭 油そば 2016年版
・珍々亭 油そば 2015年版
・珍々亭 油そば 2014年版
・珍々亭 油そば 2013年版
毎年の定番となっている「珍々亭 油そば」の登場です!
「珍々亭」といえば、東京の武蔵野にある油そばの元祖的なお店ですね!

昨年は「珍々亭 旨辛油そば」とちょっと変化球できたのですが、
今年はこれまでどおりのノーマルな油そばへと回帰してきました!
何だかんだでやっぱり基本の味のほうがおいしくはありますからね!
ただし今年はカップスープがついているというのが大きなポイントです!(*゚ー゚)
カップ汁なし商品にスープがつくのは東洋水産ではよくありますね!
「やきそば弁当」や「バゴーン」はそうした路線で知られてますしね!
ただカップスープをつけた分だけ他の部分のコストは下がってくるので、
それによって味にマイナスの影響が出ていないかどうかは気になります!

◎内容物 - 特製カップスープの粉末に注意
内容物はかやく、液体スープ、特製カップスープとなっています!
特製カップスープはカップにスープの粉末を入れたうえで、
そこにお湯を注いで作るというごく普通の作り方ですね!
間違えて麺のほうにかけてしまわないよう注意が必要ですね!

うん、ビジュアルはこれまでの「油そば」と特に変わりませんね!
むしろメンマについては例年よりも数が多いようにすら感じます!
◎タレ - 豚脂と酸味がアクセントとなる正統派油そば
まずはその味ですが・・・うん、「珍々亭」の良さはしっかり生きてますね!(●・ω・)
ベースは鶏系のラーメンスープらしさを感じさせるものなのですが、
そこに大量のラードを投入することによって油そばの攻撃性を出し、
さらに多めの酢の酸味で引き締めるのが「珍々亭」流なのですよね!
こうした豚脂+酸味というのは油そばの基本の構成ではあるのですが、
そのメリハリとシンプルなまとめ方が他よりも一段上にあるのですよね!
一般的な油そばだと、どうしても油脂によってギトギト感が出るのですが、
酸味が強いのでそこが引き締められていて過度に重く感じさせられないですし、
なおかつラードがしっかりとしているのでコクも十分にあるのですよね!
間違いなく正統派のカップ油そばを代表する存在と言えるでしょう!(=゚ω゚)
現代的なジャンキーさなら「ぶぶか」、正統派なら「珍々亭」という感じです!
味の方向性やまとまりについては以前よりグレードダウンした感じはないですね!
おおむねこれまでの「珍々亭」の良さは継承されていると言えるでしょう!
◎タレの原材料
タレの原材料はしょうゆ、豚脂、植物油、チキンエキス、
香味油脂、醸造酢、ポークエキス、デーツ果汁となってます!
かなりシンプルな構成となっていることが伝わってきますね!
以前に紹介した2016年バージョンの原材料と比較してみます!
[珍々亭 油そば 2016年]
醤油、豚脂、植物油、チキンエキス、香味油脂、
醸造酢、ポークエキス、デーツ果汁
なんと見比べてみると原材料の並びは全く変わっていないですね!
やはり味の基本や方向性が変わらないように作ってきたようですね!
◎麺 - しっかりとパワフルな油そば向きの麺
麺はかなり太めでしっかりとした食感の油揚げ麺となってます!
東洋水産が得意とするラードが練り込まれた麺となっています!
それによって油そば向けの麺としてしっかり交わるのですよね!
それでいて重く感じさせないあたりもよくできていると言えます!(*゚◇゚)
食感はワシワシ系でも強いもちもち感を感じさせるものでもない、
その両者の中間あたりに位置するぐらいのものと言えるでしょう!
◎麺量と栄養成分
麺の量は大盛の130gで、カロリーは725kcalとなっています!
脂質は34.6gで、油そばとしてはおおむね標準的ですかね!
この数字に特製カップスープの分が含まれているかは謎ですが、
カップスープのカロリーはおそらくかなり低めと考えられるので、
これが油そば本体の数字と見ておおむね間違いはないでしょう!
2016年版に比べるとカロリー・脂質ともに微減していますね!
とはいえ、10kcalの差もないのでほんの少しの差ではありますが!
◎具材 - リアル系豚肉を中心に今年も充実
具材は豚肉、メンマ、なると、ねぎという組み合わせです!
豚肉はいつものようにリアル系のしっかりとしたものとなってます!
肉の食感、下味のバランスなど、どれをとっても素晴らしい内容です!
この肉具材はいろんなメーカーを見渡してもかなり上位に来ますね!(`・ω・´)
メンマは今回は個体差なのか、けっこう多めに入っていましたね!
このコリコリ感や正統派らしい感覚がいい具合に機能してました!
なるとはごく普通ですが、この大きめのサイズがうれしいですね!
ねぎは全体の香味を与えるという意味でいいはたらきをしてましたね!
◎カップスープ - ごく普通のやや濃いめの醤油味
カップスープの写真も本当はちゃんと撮っておきたかったのですが、
明るい色のカップがなく、スープの色が伝わらない感じだったので、
結局カップスープは作って飲んだものの撮影はしませんでした;
味は「同店のラーメンスープの味わいを再現」と書かれていますが、
ごくごく普通のノーマルなインスタントラーメン的な味わいでしたね!
色はけっこう濃く、やや醤油の色の濃い醤油ラーメンという感じです!
自分としてはこうしたカップスープはあまりほしいとは思いませんが、
油そばの持っているこってりとした重さを緩和する効果はありましたね!
カップスープの原材料は食塩、しょうゆ、野菜エキス、デキストリン、
魚介エキス、チキンエキス、ねぎ、香辛料、発酵調味料、粉末こんぶです!
鶏よりもむしろ野菜や和風だしが前面に出た内容となっていますね!
でも味の面ではそこまで和風寄りというわけではありませんでしたが!
これは香辛料がけっこうしっかりと効いているのも影響してましたね!
◎まとめ - 「珍々亭」らしい良質な正統派油そばは健在
カップスープがついたことで全体の味の変化が少し心配でしたが、
実際のところはグレードが下がったという印象はなかったです!
正統派の味わいに強い豚脂、そしてそれを引き締める酢の酸味と、
このシンプルなバランスの取り方はやはり今回も光ってました!
油そばというと、ふりかけなどの小道具が使われることが多いですが、
それを使わずにこれだけのクオリティを作るのはやはり見事と言えます!
正統派の油そばが好きであれば、今回も安心して買えるでしょう!(゚x/)モキウーヌ
【関連記事】
・珍々亭 油そば 2019年版
・珍々亭 旨辛油そば
・珍々亭 油そば 2016年版
・珍々亭 油そば 2015年版
・珍々亭 油そば 2014年版
・珍々亭 油そば 2013年版
<<和 dining 清乃 なんばラーメン一座店 清乃和歌山ラーメン | ホーム | 9/2発売 東京 一輪 チーズ味旨辛麺>>
横町利郎さん、こんにちは!
この「珍々亭 油そば」はほんと王道の油そばといった感じです!
数あるカップ油そばの中でも特に安定感を感じさせてくれますね!
カップスープは東洋水産にとっては得意技ではあるのですが、
それをあえてこの商品に採用したのは新しくはありましたね!(●・ω・)
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
この「珍々亭 油そば」はほんと王道の油そばといった感じです!
数あるカップ油そばの中でも特に安定感を感じさせてくれますね!
カップスープは東洋水産にとっては得意技ではあるのですが、
それをあえてこの商品に採用したのは新しくはありましたね!(●・ω・)
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
シンプルな具材だねぇ。
味で勝負って感じだろうから、具材は定番の物でいいんだろうねぇ。
味で勝負って感じだろうから、具材は定番の物でいいんだろうねぇ。
よしおさん、こんにちは!
油そばながら、具材についてはオーソドックスなラーメンそのもの、
この組み立てこそがいい感じにノスタルジックな雰囲気なのですよね!(●・ω・)
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
油そばながら、具材についてはオーソドックスなラーメンそのもの、
この組み立てこそがいい感じにノスタルジックな雰囲気なのですよね!(●・ω・)
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
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◎御礼◎
おはからいにより、本日も結構な商品にスポットを当てて頂きました。ありがとうございます。