5/27発売 一度は食べたい名店の味 べんてん 特製濃厚塩ラーメン

5/27発売のエースコック
「一度は食べたい名店の味 べんてん 特製濃厚塩ラーメン」
を食べました!

有名店とコラボする「一度は食べたい名店の味」からの新作です!

5/27発売 一度は食べたい名店の味 べんてん 特製濃厚塩ラーメン

「べんてん」とのコラボ商品は過去にも発売されたことがありますね!
ただ前回は醤油で今回は塩ラーメンと方向性は大きく変わっています!

◎「べんてん」の歴史について


この商品のフタでは高田馬場店が2014年の6月に閉店した後、
2016年9月になって成増で復活したという経緯が書かれています!

この経緯を詳しく見ると、もともと「べんてん」は高田馬場にあり、
1995年12月に開店し、営業している建物が取り壊しになる関係で、
19年営業したそのお店を2014年6月に閉店することになったのですね!

その最終営業日にはとんでもないレベルの行列ができたそうです!

それだけの人気店ですから、移転しての再開の声も大きかったのでしょう!
そうしたことから、2016年9月になって成増でお店を再開されたわけですね!

1995年創業ですから、今のラーメン業界ではかなりベテランとも言えますね!(=゚ω゚)

5/27発売 一度は食べたい名店の味 べんてん 特製濃厚塩ラーメン(内容物)

◎内容物 - 後入れの液体スープつき


カップの中にはエースコックらしく液体スープが入っています!

スープの袋が粉末スープまみれになっているのが弱点なのですが、
この方式だと大きめの液体スープを縦型カップに付属できるので、
袋が汚れるのを気にしなければ、これは大きな強みになりますね!

5/27発売 一度は食べたい名店の味 べんてん 特製濃厚塩ラーメン(できあがり)

おっ、塩ラーメンとしてはちょっと濃いめのビジュアルですね!
このあたりが「濃厚塩ラーメン」と言われる所以かもしれません!

◎スープ - ワイルドに詰め込まれた鶏豚魚介の旨味に生姜の強いアクセント


まずはスープですが・・・これこそ懐かしい鶏豚スープと言えるかもですね!(●・ω・)

昨今のラーメン屋さんの動物系スープはかなり洗練されていて、
ワイルド系の白湯スープを提供しているお店は別ではありますが、
清湯系の場合は無骨な要素をできるだけ出してこないのですよね!

それと比べると、これはそれより前の世代の正統派鶏豚スープというか、
鶏ガラも豚のげんこつも、豚肉もそうしたものをドンと力強く炊きつつ、
白湯系ほどではないものの力強くどこかワイルドな魅力を漂わせた、
そうしたあえて洗練させない鶏豚スープ的な旨味が宿っていますね!

そして魚介はそうした鶏豚スープのサポートに徹しているあたりも、
少し前の世代の正統派鶏豚スープを連想させるところではあります!

実際には魚介も節系から煮干、アサリまでかなり幅広いのですが、
トータルとしては動物系の主張のほうがはっきりと出ていますしね!

さらにそうした路線をさらに強く思い起こさせるのが強めの生姜です!(*゚◇゚)

このスープは生姜をはじめとして香味野菜の風味が強いのですよね!

動物系でやや無骨さを出しながら、それを香味野菜でクセを抑える、
この「強い動物系と香味野菜のバランス」も懐かしさを感じさせます!

ただこの生姜の強さに関しては、多少人を選ぶところも感じますが!

お店の歴史は1995年に始まりと、決してそこまで古くはないのですが、
その前の世代のラーメンをよりパワフルにした印象とも言えますね!

そしてこのスープは前回の「醤油」と比べても印象が異なりますね!

「醤油」のときは魚介はサポートではなく、主役に近い存在で、
そこに「白湯ほどではないものの力強い清湯動物系」が絡んでくる、
そうしたパワフル系清湯と魚介のパンチがぶつかりあってたのですよね!

それと比べると、今回はパワフル系清湯の要素に焦点が置かれてます!
なので、今回のほうがスープの特徴はよりダイレクトに感じられますね!

商品説明でも「ガツンとくる素材の旨さ」というふうに書かれてますが、
たしかにこの表現が似合うような味わいのスープになっていますね!

◎スープの原材料


スープの原材料は食塩、ポークエキス、植物油脂、たん白加水分解物、
糖類、香味油、チキンエキス、魚介エキス、しょうゆ、チキン調味料、
でん粉、ポーク調味料、魚介パウダー、おからパウダー、ポークコラーゲン、
香味調味料、発酵調味料、香辛料、野菜エキス、全卵粉となっています!

この複雑な原材料の構成はいかにもエースコックらしいですね!
豚、鶏、魚介、香味油、香辛料などが様々に重なっていますね!

前回の「醤油(中華そば)」の原材料と比較してみましょう!

[べんてん 特製濃厚中華そばの原材料]


しょうゆ、鶏・豚エキス、魚介エキス、植物油脂、食塩、動物油脂、
砂糖、たん白加水分解物、発酵調味料、ポークコラーゲン、香辛料、
酵母エキス、香味油、コンブエキス、オニオンパウダー、香味調味料

前回と違って、今回は豚と鶏のエキスが分けて書かれていますし、
そのあたりからもちょっと見た目だけでは判別がしにくいですね!

ただコンブエキスの有無に関しては1つの違いではありますね!

◎麺 - エースコックが得意とする断面の四角い太麺


麺は断面が四角く、かなり太めの5分湯戻しの油揚げ麺です!
このところエースコックは店カップでこの麺をよく使いますね!(*゚ー゚)

麺が太いので5分では少々戻り切ってないかなと感じたりもして、
最初の頃は無骨なわしっという食感をちょっと強めに持ってますが、
時間が経つとこの麺本来のもちっとした食感が前面に出てきます!

太い麺なのでスープが弱いと、麺勝ちすることもあるのですが、
今回のスープは清湯系ながらも明確な強さを持ってることもあり、
スープと麺とのバランスという点では問題は感じなかったですね!

◎麺量と栄養成分


麺の量は70gで、カロリーは377kcalとなっています!
脂質は14.3gで、どちらかといえばそこそこ低めですね!

カロリーも400kcalに対してけっこう低めの数字ですし!

◎具材 - 実は主役は生姜


具材はチャーシュー、メンマ、ねぎ、生姜となっています!

チャーシューはごく普通のカップ麺的な丸型チャーシューですね!

縦型カップに丸型チャーシューを入れるのはエースコックの特徴ですが、
このチャーシューの持っている肉の風味があと一段ほど上がってくれれば、
もっと全体のクオリティが上がるだけに、その点は惜しくもありますね!

メンマはサイズも大きく、コリコリ感もあって申し分ないですね!
エースコックのメンマは食感のアクセントは非常に強いですからね!

ねぎは普通の乾燥ねぎですが、量が多くアクセントにはなってます!

そして粒の生姜がここにけっこう多く加えられているのですが、
これがスープの生姜と合わさってかなりのパンチを発揮してます!(`・ω・´)

風味も極めてリアルで、あの生姜特有の辛味と清涼感がやってきます!

人によってはちょっと強すぎると感じる人もいるかと思いますが、
ここまで含めてこのラーメンの持っている個性でもあるのでしょうね!

◎まとめ - 古き良き東京のラーメンを思わせる味わい


鶏と豚の旨味が力強く無骨に主張し、それを生姜が引き締める、
かつての時代の東京ラーメンの1つのスタンダードの形ですよね!

それでいて単に懐かしいだけでなく、きちんと強い旨味が生きている、
「今の時代に合わせて進化したかつてのラーメン」とも呼べるかもです!

この無骨ながらも力強いスープは、これはこれで見どころ十分でした!(゚x/)モギュー

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コメント

 
おはようございます。
べんてんの以前の製品は醤油でしたが、
今回は塩ということで食べたかったのですが、
スーパーで売ってるもの買っているうちに枠がいっぱいになり
結局食べれませんでした・・・ (^_^;)

スープ見たらほんとに豚骨スープみたいなビジュアルですね。
ほんとにガッツリ系塩スープというのがわかります。
たしかにこんな塩ラーメンあまりないので味わいたかったです。
たういさん、こんばんは!

けっこう古風な動物系スープとしての雰囲気を残しつつ、
濃厚にビシッと旨味を立てているのは面白かったですね!

今の時代では、意外にありそうでない味わいでしたね!(=゚ω゚)

ちょっと「大勝軒」系統に似たタイプとも言えるかもですね!
あの路線をさらに一歩パンチを効かせたような雰囲気でした!

「塩ラーメン」というよりは、古風だけど力強さがある、
そして生姜も効いたラーメンといった感じでしたね!

そういう意味では食べてみる価値は十分あるでしょうね!

どうしても醤油→塩で再発系っぽい雰囲気があるので、
「似たタイプかな」と思って外したくはなりますよね!

この手の商品は自分としても買うのを迷いがちですし!

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)

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