TSURUMEN どてそば(2019年)

大阪城北詰の「TSURUMEN」に今年2回目の訪問をしてきました!

毎年春になると「大阪城梅林」と「桜の通り抜け」の帰りに寄るので、
今回は4月中旬の「桜の通り抜け」の帰りに訪問した分になりますね!

とりあえずこちらのレギュラーメニューはほぼ制覇してるのですが、
「鶏白湯そば スパイシー」だけは今のところ食べていなかったので、
それを食べようかなと思っていたら運悪く売り切れになっていました;

ただそれを別にするとひさびさに「どてそば」を食べたかったので、
今回は素直に自分が最も食べたかった「どてそば」を注文しました!

この「どてそば」は今福鶴見にある本店の「鶴麺」では古くから定番でしたが、
こちらの「TSURUMEN」での提供が始まったのはここ数年の話なのですよね!

それも提供が始まった頃はあくまで数量限定という扱いでしたし!

それが今では券売機の最も上に「わんたん麺」と並べられるなど、
いつのまにやらお店を代表するメニューの1つとして君臨してます!

おそらく提供を開始してから高い人気を維持してきたのでしょうね!

実際以前に昼に訪問したときの「どてそば」の注文率は高かったですしね!(=゚ω゚)

こちらのお店は全体的に上品な味わいのメニューが多いことから、
「どてそば」のワイルド路線ではかなり異色な存在になるのですよね!

それゆえに独自の人気を確保してると言ってもいいのかもしれません!

今でもこの「どてそば」が「鶴麺」で古くから定番だったことが、
なんだか不思議に思えてしまうところがあったりしますからね!

TSURUMEN どてそば(2019年)

「どてそば」を最初に食べた2016年とはビジュアルが多少違ってますね!

穂先メンマが普通のメンマに変わったのは材料の関係でしょうけど、
当時は普通の卵黄だったのが、今回は温泉卵になっているのですよね!

ここはけっこう大きな影響を与える変化と見てもいいかもですね!

◎タレ - 牛脂がガンガンに効いた甘く丸みのある味噌味


まずはタレですが・・・牛脂がワイルドながらも非常に丸みがありますね!(●・ω・)

味の基本形はまさにモデルある「どて焼き」そのものと言えますね!

じっくりと牛すじ肉を味噌ダレで煮込む生まれる丸みのある味噌味、
味噌ダレは白味噌寄りで、味噌の風味がしっかりしつつもやわらかく、
味噌の持っているとがった要素はほとんど感じさせないのが特徴です!

なので、味噌のシャープさが苦手な人でもがつがつといけるでしょう!

そしてその味噌以上に怒涛の存在感を見せつけるのが大量の牛脂です!

これは牛すじを煮込んだ際に出る牛脂がベースなのだと思われますが、
写真を見ての通り、タレの表面には牛脂がたっぷりと浮かんでいます!

「どて焼き」と言えば牛肉の旨さこそが最大の主役と言えますので、
その炊いた牛の旨味、牛脂のコクがこれでもかとガンガンと攻めます!

このあたりの基本の組み立ては2016年に食べたときと共通してますね!
ただ、食べた感触としては当時よりもよりヘヴィでワイルドになってます!

この最大の理由はタレの量が2016年当時より増えていることでしょうね!(`・ω・´)

2016年のときは麺を完食するとタレがあまり残らない感じでしたが、
今回は麺を食べてもけっこうな量のタレが器に残ったのですよね!

とすると、具材の「どて焼き」やタレの量も増えていたのでしょう!

タレが増えるということは、当然メインである牛脂も増えるので、
それだけ味のワイルドさが増しているということになりますしね!

そしてもう1つ非常に大きかったのが具材の温泉卵の存在ですね!

卵黄と温泉卵を比べると、味の濃厚さでは温泉卵なのですよね!
温泉卵のほうが卵黄の風味がより凝縮された感じになりますからね!

なので、卵黄によって全体がまろやかにまとめられるというよりも、
むしろ温泉卵の卵黄が全体のコクを押し上げる方向に向かってます!

これもまた全体をヘヴィな方向に向かわせる力になっていましたね!

一方で一味の刺激はあまり強くないので、自分で追加してもいいですね!
「どてそば」が提供される際にお好みでどうぞと一味を出してくれますので!

◎トッピング - どて焼きを中心に温泉卵、メンマが加わる


トッピングは何と言っても主役のどて焼きを外しては語れません!(*゚◇゚)

もうこの「どて焼き」だけで、ちゃんと1つの料理として完成してます!

実際にこの「どて焼き」は単品メニューとしても提供されてますし、
「どてめし」というご飯メニューとしても販売されていますからね!

それだけ1つの「どて焼き」としての完成度が高いということですね!

牛脂のパンチとやわらかい味噌ダレがミックスされたまろやかなタレ、
しっかり煮込まれることで絶妙のやわらかさと旨味を見せる牛すじ、
噛むたびにホロリとほどけ、その中から牛の旨味とコクが顔を出す、
それがこれだけどっさりと入っているのですから申し分ありません!

ほんとこれはお店の男性客のハートをがっちりとつかんでそうですね!

温泉卵はどちらかと言えば、タレの一部といった感じの存在ですが、
メンマはそのコリコリ感で食感にいいアクセントを加えてきます!

ねぎが与える香味も、まったりとした味に傾きがちな「どてそば」において、
それを軽く引き締めるという点で意外といい仕事をしてくれていますね!

TSURUMEN どてそば(2019年)(麺のアップ)

◎麺 - TSURUMENらしいしなやかな平打ち麺が合わさる


麺はTSURUMENではおなじみの平打ちの太麺が合わせられます!

TSURUMENの麺はつけ麺のときはその麺の個性を最大限に打ち出し、
ラーメンのときはスープとの寄り添いを意識した麺となりますが、
こちらはどちらかと言えば、タレとの調和を意識した麺と言えますね!(*゚ー゚)

麺単体で見れば、間違いなくいいもっちり感を持った麺なのですが、
それ以上に具材のどて焼きやタレを包み込んで一体感を生むような、
それでいて噛んだときにほどよいプリッとした弾力も覗かせてくれる、
ややサブ的な位置ながらも存在感をチラチラと見せる麺と言えますね!

麺そのものを楽しむという点ではつけ麺がオススメではありますが、
タレに取り込まれながら個性を失わないこの麺の立ち位置も面白いです!

◎〆ご飯 - これを頼まないともったいない


最初はご飯系のメニューを注文せずに、これを頼んだのですが、
食べ終わりが近づくにつれて無性にご飯が欲しくなってきました!

そこで「ご飯(小)」を追加注文しましたが、これが完璧でしたね!

まぁとにかく「どて焼き」がご飯に合わないはずがないのですよ!

しかも今回はタレや具材もほどよい感じに残っていたので、
「これでもか」というぐらいにがつがつと食べましたね!

やっぱり「どてそば」はここまでが1つのルーチンでしょう!

◎まとめ - 最上級のどて焼きと麺&ご飯の交わりをとことん楽しむ


牛すじの煮込み具合、タレの丸い風味、大量の牛脂のコク、
もはやどこを取ってもスキのない仕上がりの「どて焼き」だけに、
「どてそば」も、〆の「どてめし」としても文句なしの内容です!

ただかなりワイルドでヘヴィな仕上がりであることは間違いないので、
がっつりといきたいときこそ頼むというのがやはりベストでしょうね!

TSURUMEN流「どて焼き」のどっしりした旨さをとことん堪能しました!(゚x/)モンニュー

[メニュー]
TSURUMEN 券売機(2019年3月)

お店の住所と地図 大阪府大阪市都島区片町1丁目9-34

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テーマ : まぜそば | ジャンル : グルメ

コメント

 
おはようございます。
どてそばってこれはジャンルは何でしょう?
まぜそばって感じでしょうか?

しかしどて焼きをモチーフにしたメニューって
ついつい食べたくなりますよね、大阪人ならww

どてはたしかにご飯との相性は抜群なので
追い飯したくなる気分はわかります。

しかしこのメニューはほんとにほかのメニューとはいろいろな面で
ぜんぜん趣の違うとても変わり種のメニューですね!
たういさん、こんばんは!

この「どてそば」はジャンルとしてはまぜそばでしょうね!
一応は味噌ダレ系まぜそばの1つと言って良さそうな感じです!

このどて焼き系はついつい手を出してしまいたくなりますよね!
ちなみにどてそばとは別に単品料理としてのどてやきも置いてます!

こちらのお店は全体的に非常に上品なラーメンが多いだけに、
このワイルドでがっつり系のどてそばはけっこう異色なのですよね!(●・ω・)

しかしながら本店ではかなり昔から看板メニューだったようで、
異色ではありながらもこのお店を代表する存在なのですよね!

上品系もありつつ、こうしたガツンとパンチの効いたものもある、
そうしたスタイルこそが幅広い客層を呼び込むのでしょうしね!

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
どてそばとかそういうのが最近はあるんだねぇ(・。・)
よしおさん、こんばんは!

うーん、もともとどて焼きはかなり地方色の強い料理ですし、
大阪ですら「どてそば」となるとこのお店ぐらいのものですね!(=゚ω゚)

なので、けっこう思い切った発想の麺料理ではあるのでしょうね!

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)

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