5/7発売 五郎家 しょうゆ豚骨ラーメン
5/7発売の明星「五郎家 しょうゆ豚骨ラーメン」を食べました!
鹿児島市内にお店をかまえる「五郎家」の再現カップ麺です!
また、こちらの商品はローソン先行発売となっています!

「568」とありますが、これは「五郎家」を数字で表現したものですね!
こちらの「五郎家」さん、自分の中で変なイメージがついてるのですよね(;゚ω゚)
というのも、この「五郎家」がカップ麺化されるのは今回が初ではなく、
以前もローソン限定商品として発売されたことがあったのですよね!
そのときは今回の明星とは違い、氷結乾燥ノンフライ麺で知られる
渡辺製麺(もともとはとかち麺工房)が製造を担当していたのですが、
そのカップ麺がかなりの謎仕様で混乱させられた記憶がありますからね!
今回と同じ醤油豚骨を標榜していながら、原材料に豚骨が入っておらず、
「醤油豚骨」のはずが醤油よりも味噌の存在感が前面に出ているという、
食べた瞬間の「これ醤油豚骨か?」という感想がよみがえってくるのです;
今回は明星が製造担当ですから、そんなことはないと思いたいですが!
おそらく渡辺製麺版は実際のお店の味とかけ離れていたでしょうからね!

内容物はかやく2袋と液体スープという組み合わせになってます!
かやく2袋についてはどちらもお湯を注ぐ前に入れる仕様です!

キャベツがメイン具材となっているラーメンって珍しいですね!
ちゃんぽんとかなら普通にありますが、醤油豚骨ラーメンですしね!
まずはスープですが・・・ほぅ、これは想像以上に個性のあるスープですね!(●・ω・)
それにしてもやっぱり前回の渡辺製麺バージョンとは全然違いますね!
もはや同じラーメンを再現したとは思えないぐらい方向性が違います;
それもおいしいと感じるかどうかが違うとかそういうことではなく、
「丸みのある醤油ラーメン」と「鋭い味噌ラーメン」ぐらいの違いで、
何がどうなれば同じラーメンがこういうことになるんだという勢いです!笑
おそらく再現度という点では今回の明星版のほうが高いはずなので、
前回の渡辺製麺の商品が完全に明後日の方向を向いてたのでしょうね;
さて、前回の渡辺製麺バージョンとの比較(?)は横に置いておくとして、
このスープはたしかに一般的な「醤油豚骨」のイメージとはかなり違います!
一般的に「醤油豚骨」の豚骨は白濁したまろやかなスープが使われますが、
こちらはコクはしっかりとありながらもどちらかと言えば清湯寄りですね!
ただ清湯としてはまったりとしたコクもしっかりと主張しているので、
「白湯的な丸みも帯びた清湯」というふうに言ってもいいかもですね!
また鶏もミックスされてますが、このあたりは鹿児島らしいですね!(*゚ー゚)
鹿児島のラーメンも他の九州の県と同様に豚骨メインではありますが、
鶏がミックスされることが多いとはよく言われていますからね!
そしてもう一つの大きな特徴は非常に甘みのある醤油ダレですね!
かといって、そのまま砂糖を投入したようなくどい甘さではなくて、
醤油ダレそのものが優しい丸みのある甘さを持ってるのでしょう!
九州の醤油というと甘いということはけっこうよく知られてますが、
自分のイメージだと鹿児島はその中でも特に甘めなのですよね!
自分が過去に使ったことのある鹿児島醤油だけの特徴なのかもですが、
そうした自分の中にあるイメージとこの甘さはきれいにリンクします!
そう考えると、これはまさに「鹿児島流豚骨醤油」と言えそうですね!
そしてここにさらに一つ加わっているピースが焦がしねぎ系の香りです!
これはかやくに入っている揚げねぎの効果もけっこう大きいのですが、
それだけでなく液体スープにそうした香ばしさが強く宿っています!
そしてこの香ばしさが甘みと丸みを帯びたスープとよく合っています!
個性的であると同時に、実に上手く組み立てられたスープなのですよね!
こうしたラーメンこそカップ麺化するにふさわしいと言えるでしょうね!
地域性も明確に感じられ、他にない味でありつつまとまりが非常にいい、
「面白いしおいしい」、そう思わせてくれる仕上がりのラーメンでしたね!
渡辺製麺版で植え付けられた変なイメージが完全に吹き飛びましたね!
渡辺製麺版 塩カドの強いシャープな味噌系ラーメン
今回の明星版 コク・甘み・香ばしさが一体となった丸みのある醤油ラーメン
ほんとこの仕上がりの違いは謎と言っていいレベルに達してましたね!
スープの原材料はしょうゆ、香味油、豚・鶏エキス、糖類、たん白加水分解物、
食塩、豚脂、チキンオイル、チャーシューエキス、香味調味料、香辛料です!
普通は醤油が最初に来ていると味がシャープになりがちなのですが、
醤油ダレの甘みのおかげもあって、そうした印象は皆無でしたね!
香味油はおそらくは焦がしねぎ系のオイルと考えてよさそうですね!
麺はやや幅広で、けっこう太めのしっとりとしたノンフライ麺です!
加水は高めで、パツパツした感じはなくもっちり寄りなのですが、
それほど強い弾力はアピールせず、むしろ優しい印象があります!
麺とスープのバランスという点ではちょうど良かったですね!(*゚◇゚)
太めでありながら、あえてしっとりめに仕上がるあたりも面白く、
スープとのなじみ具合を重視したタイプの麺という感じでしたね!
麺の量は70gで、カロリーは401kcalとなっています!
脂質は11.0gで、ノンフライ麺系としては一定の高さはありますね!
具材はチャーシュー、キャベツ、揚げねぎとなっています!
揚げねぎは具材というよりは、スープの一部に近い存在ですね!
ときどき麺に絡むことで、全体の香ばしさをより高めています!
また先入れなので、スープにけっこう味も出しているでしょうね!
チャーシューは薄めではありますが、肉質はなかなか良質なのですよね!
脂身がやや多めで、それによってしっかりとコクが感じられ、
きちんと豚肉としての旨味を感じることができるものとなってます!
薄めではありながらも、十分に満足度が感じられる仕上がりでしたね!
そしてキャベツですが、質としてはごく普通のキャベツでありつつも、
量も多めで、スープとの相性が想像していた以上に良かったのですよね!(`・ω・´)
ちなみにキャベツはお店のラーメンのトッピングにも使われているので、
これはきちんとモデルのラーメンの再現を意識した具材でもあります!
決して「とりあえずキャベツを入れた」というものではないですね!
それにしても醤油豚骨とキャベツって不思議な組み合わせですよね!
でもこの個性的な甘めのスープだからこそきちんと合うのですよね!
食べていて素直に「おいしいなぁ」と感じられたこともさることながら、
それと同時に「こういうラーメンの組み立てもあるのか」と感心しましたね!
「焦がしねぎを使った清湯豚骨系醤油ラーメン」なら普通にありそうですが、
そこに鹿児島ならではの甘い醤油ダレが入ることで明確な個性が生まれ、
いろいろな要素を絶妙なラインで整わせることに成功していましたね!
いろんな意味で一度食べてもらいたいと思える一杯でございました!(゚x/)モッキュルン
鹿児島市内にお店をかまえる「五郎家」の再現カップ麺です!
また、こちらの商品はローソン先行発売となっています!

「568」とありますが、これは「五郎家」を数字で表現したものですね!
こちらの「五郎家」さん、自分の中で変なイメージがついてるのですよね(;゚ω゚)
というのも、この「五郎家」がカップ麺化されるのは今回が初ではなく、
以前もローソン限定商品として発売されたことがあったのですよね!
そのときは今回の明星とは違い、氷結乾燥ノンフライ麺で知られる
渡辺製麺(もともとはとかち麺工房)が製造を担当していたのですが、
そのカップ麺がかなりの謎仕様で混乱させられた記憶がありますからね!
今回と同じ醤油豚骨を標榜していながら、原材料に豚骨が入っておらず、
「醤油豚骨」のはずが醤油よりも味噌の存在感が前面に出ているという、
食べた瞬間の「これ醤油豚骨か?」という感想がよみがえってくるのです;
今回は明星が製造担当ですから、そんなことはないと思いたいですが!
おそらく渡辺製麺版は実際のお店の味とかけ離れていたでしょうからね!

◎内容物 - かやくに揚げねぎが入ってるのが印象的
内容物はかやく2袋と液体スープという組み合わせになってます!
かやく2袋についてはどちらもお湯を注ぐ前に入れる仕様です!

キャベツがメイン具材となっているラーメンって珍しいですね!
ちゃんぽんとかなら普通にありますが、醤油豚骨ラーメンですしね!
◎スープ - 甘みがあってコク深く、香ばしい個性的なスープ
まずはスープですが・・・ほぅ、これは想像以上に個性のあるスープですね!(●・ω・)
それにしてもやっぱり前回の渡辺製麺バージョンとは全然違いますね!
もはや同じラーメンを再現したとは思えないぐらい方向性が違います;
それもおいしいと感じるかどうかが違うとかそういうことではなく、
「丸みのある醤油ラーメン」と「鋭い味噌ラーメン」ぐらいの違いで、
何がどうなれば同じラーメンがこういうことになるんだという勢いです!笑
おそらく再現度という点では今回の明星版のほうが高いはずなので、
前回の渡辺製麺の商品が完全に明後日の方向を向いてたのでしょうね;
さて、前回の渡辺製麺バージョンとの比較(?)は横に置いておくとして、
このスープはたしかに一般的な「醤油豚骨」のイメージとはかなり違います!
一般的に「醤油豚骨」の豚骨は白濁したまろやかなスープが使われますが、
こちらはコクはしっかりとありながらもどちらかと言えば清湯寄りですね!
ただ清湯としてはまったりとしたコクもしっかりと主張しているので、
「白湯的な丸みも帯びた清湯」というふうに言ってもいいかもですね!
また鶏もミックスされてますが、このあたりは鹿児島らしいですね!(*゚ー゚)
鹿児島のラーメンも他の九州の県と同様に豚骨メインではありますが、
鶏がミックスされることが多いとはよく言われていますからね!
そしてもう一つの大きな特徴は非常に甘みのある醤油ダレですね!
かといって、そのまま砂糖を投入したようなくどい甘さではなくて、
醤油ダレそのものが優しい丸みのある甘さを持ってるのでしょう!
九州の醤油というと甘いということはけっこうよく知られてますが、
自分のイメージだと鹿児島はその中でも特に甘めなのですよね!
自分が過去に使ったことのある鹿児島醤油だけの特徴なのかもですが、
そうした自分の中にあるイメージとこの甘さはきれいにリンクします!
そう考えると、これはまさに「鹿児島流豚骨醤油」と言えそうですね!
そしてここにさらに一つ加わっているピースが焦がしねぎ系の香りです!
これはかやくに入っている揚げねぎの効果もけっこう大きいのですが、
それだけでなく液体スープにそうした香ばしさが強く宿っています!
そしてこの香ばしさが甘みと丸みを帯びたスープとよく合っています!
個性的であると同時に、実に上手く組み立てられたスープなのですよね!
こうしたラーメンこそカップ麺化するにふさわしいと言えるでしょうね!
地域性も明確に感じられ、他にない味でありつつまとまりが非常にいい、
「面白いしおいしい」、そう思わせてくれる仕上がりのラーメンでしたね!
渡辺製麺版で植え付けられた変なイメージが完全に吹き飛びましたね!
渡辺製麺版 塩カドの強いシャープな味噌系ラーメン
今回の明星版 コク・甘み・香ばしさが一体となった丸みのある醤油ラーメン
ほんとこの仕上がりの違いは謎と言っていいレベルに達してましたね!
◎スープの原材料
スープの原材料はしょうゆ、香味油、豚・鶏エキス、糖類、たん白加水分解物、
食塩、豚脂、チキンオイル、チャーシューエキス、香味調味料、香辛料です!
普通は醤油が最初に来ていると味がシャープになりがちなのですが、
醤油ダレの甘みのおかげもあって、そうした印象は皆無でしたね!
香味油はおそらくは焦がしねぎ系のオイルと考えてよさそうですね!
◎麺 - やや平打ち気味の太めのノンフライ麺
麺はやや幅広で、けっこう太めのしっとりとしたノンフライ麺です!
加水は高めで、パツパツした感じはなくもっちり寄りなのですが、
それほど強い弾力はアピールせず、むしろ優しい印象があります!
麺とスープのバランスという点ではちょうど良かったですね!(*゚◇゚)
太めでありながら、あえてしっとりめに仕上がるあたりも面白く、
スープとのなじみ具合を重視したタイプの麺という感じでしたね!
◎麺量と栄養成分
麺の量は70gで、カロリーは401kcalとなっています!
脂質は11.0gで、ノンフライ麺系としては一定の高さはありますね!
◎具材 - キャベツとスープと相性が想像以上にいい
具材はチャーシュー、キャベツ、揚げねぎとなっています!
揚げねぎは具材というよりは、スープの一部に近い存在ですね!
ときどき麺に絡むことで、全体の香ばしさをより高めています!
また先入れなので、スープにけっこう味も出しているでしょうね!
チャーシューは薄めではありますが、肉質はなかなか良質なのですよね!
脂身がやや多めで、それによってしっかりとコクが感じられ、
きちんと豚肉としての旨味を感じることができるものとなってます!
薄めではありながらも、十分に満足度が感じられる仕上がりでしたね!
そしてキャベツですが、質としてはごく普通のキャベツでありつつも、
量も多めで、スープとの相性が想像していた以上に良かったのですよね!(`・ω・´)
ちなみにキャベツはお店のラーメンのトッピングにも使われているので、
これはきちんとモデルのラーメンの再現を意識した具材でもあります!
決して「とりあえずキャベツを入れた」というものではないですね!
それにしても醤油豚骨とキャベツって不思議な組み合わせですよね!
でもこの個性的な甘めのスープだからこそきちんと合うのですよね!
◎まとめ - 1つのラーメンとしておいしく、なおかつ発見も多い一杯
食べていて素直に「おいしいなぁ」と感じられたこともさることながら、
それと同時に「こういうラーメンの組み立てもあるのか」と感心しましたね!
「焦がしねぎを使った清湯豚骨系醤油ラーメン」なら普通にありそうですが、
そこに鹿児島ならではの甘い醤油ダレが入ることで明確な個性が生まれ、
いろいろな要素を絶妙なラインで整わせることに成功していましたね!
いろんな意味で一度食べてもらいたいと思える一杯でございました!(゚x/)モッキュルン
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たういさん、こんにちは!
渡辺製麺の黒パッケージ系はほんといい印象がないですね;
なんかあのパッケージに書かれた変にアピールするメッセージ、
あれからしてすでに受け付けない感じが自分にはありましたからね(;・ω・)
一方のこちらですが、いやぁこれは良作だったと思います!
もしかすると年末の「Award」に入る可能性もあるかもです!
九州醤油らしい甘み、清湯なのに白湯にも通じる丸み、
そしてそこにさらに香ばしさを付与する揚げねぎの存在、
さらにそれらが合わさったときに出る個性の唯一無二性、
「こんなラーメンもあるんだなぁ」と感心させられましたね!
これこそ店カップのあるべき姿の一つだと感じたほどですね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
渡辺製麺の黒パッケージ系はほんといい印象がないですね;
なんかあのパッケージに書かれた変にアピールするメッセージ、
あれからしてすでに受け付けない感じが自分にはありましたからね(;・ω・)
一方のこちらですが、いやぁこれは良作だったと思います!
もしかすると年末の「Award」に入る可能性もあるかもです!
九州醤油らしい甘み、清湯なのに白湯にも通じる丸み、
そしてそこにさらに香ばしさを付与する揚げねぎの存在、
さらにそれらが合わさったときに出る個性の唯一無二性、
「こんなラーメンもあるんだなぁ」と感心させられましたね!
これこそ店カップのあるべき姿の一つだと感じたほどですね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
最近ではただの豚骨以外にも醤油の豚骨や味噌の豚骨とかの味まであるんだね(@。@)
よしおさん、こんばんは!
白濁した豚骨スープをベースに醤油ダレを合わせるスタイルは、
和歌山、横浜、徳島などでは昔からかなりポピュラーですが、
全国的に広まったのは90年代中盤頃と意外に遅かったですね!(●・ω・)
ただ今回のスープは一般的な豚骨醤油とも毛色が違いますが!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
白濁した豚骨スープをベースに醤油ダレを合わせるスタイルは、
和歌山、横浜、徳島などでは昔からかなりポピュラーですが、
全国的に広まったのは90年代中盤頃と意外に遅かったですね!(●・ω・)
ただ今回のスープは一般的な豚骨醤油とも毛色が違いますが!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
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あ~、昔にコラボの商品があったのですね!
あの渡辺製麺の黒パッケージの商品懐かしいです。
この黒パッケージはまさに迷走の末期状態でしたよね (^_^;)
で、今回のこの製品ですがとても美味しかったですね。
ここまで甘いスープでクドくなりそうなのですが、
食べ進めるほどに美味しく感じる不思議なスープでした。
なんか今ままでに味わったことのない新鮮な気分になれました。
揚げネギのアクセントも絶大でしたよね!
この揚げネギで風味もアップして甘いスープを引き締めていました。
また食べたくなる一品だと思います!