4/22発売 名店が認めた本格Style 篝 鶏白湯Soba
4/22発売の日清「名店が認めた本格Style 篝 鶏白湯Soba」を食べました!
日清から新たに登場した「名店が認めた本格Style」からの第1弾商品です!
日清と有名店によるコラボは「有名店シリーズ」がありましたが、
2017年の「鳴龍」あたりを最後に発売が途絶えていたのですよね!
ただ「有名店シリーズ」からの派生である「THE NOODLE TOKYO」では、
その後も「AFURI」の監修商品が定期的に発売されてはいましたが!
今回の「名店が認めた本格Style」はその後継シリーズとも言えるでしょう!
この両者の最大の違いは、麺がノンフライ麺へと進化した点ですね!
以前は日清は縦型カップ麺にノンフライ麺を使うことは少なかったですが、
昨年あたりから使用頻度が増え、かなり主軸に据えてくるようになりました!
縦型の高級カップ麺も徐々に新しい時代に入りつつあるのでしょうかね!

さて、そんな第1弾商品は「銀座 篝(かがり)」とのコラボ商品です!
この「銀座 篝」は銀座に2013年にオープンした鶏白湯系のお店です!
自分はさすがにその本店である銀座のお店に行ったことはないですが、
大阪に進出した「銀座 篝 ルクア大阪店」には訪問したことがあります!
そのときにお店の看板である「鶏白湯SOBA」を食べたのですが、
一言で言うと「とにもかくにも上品な鶏白湯ラーメン」でしたね!
鶏のポタージュを思わせるようなスープは鶏が深くかつまろやかで、
鶏の持っているクリーミーな要素をひたすら引き出した一杯でした!
クリーミー系鶏白湯スープを提供するお店の中でもとりわけ上品で、
濃厚でありながらもサラリと飲ませる力があったのが印象的でした!
そんな「銀座 篝」の特徴がどこまで引き出されているかに注目ですね!(`・ω・´)

内容物としては後入れの鶏油がフタに張り付けられています!
日清の縦型ノンフライカップ麺は麺がずいぶん下に沈んでますね!
普通はもうちょっと高い位置に麺を配置することが多いものですが!
これはこれで日清なりに何らかの意図があるのかもしれませんが!

いやにスープが少なく見えますが、これは写真を撮影する際に
かなりスープを取り出してから写真を撮っているためですね!
縦型ノンフライ麺系の商品は麺がスープに沈んでしまうので、
何らかの工夫をしないと写真が撮りにくかったりするのですよね!
なので、実際にはもうちょっと多めのスープに仕上がります!
まずは鶏油なしでのスープですが・・・この時点では比較的軽めです!(*゚ー゚)
「篝」の鶏白湯スープはその鶏の風味とポタージュ感がカギですが、
鶏油を入れていない段階だとそこまでの強い濃度は感じないですね!
むしろベースで言うなら、鶏の澄んだ清湯系スープのほうが近いです!
鶏の澄んだスープならではの優しさのある鶏の旨味をベースにしたうえで、
日清らしく豚脂で厚みを出し、クリーミングパウダーでクリーミーさを補完する、
「白湯系らしく補完を加えた鶏清湯スープ」みたいな印象が強かったですね!
なので、この時点ではまだ鶏白湯らしい重厚感はそれほどないです!
ただ時間が経つとじわっとそうした濃度も出てきたりはするのですが!
そこに鶏油を加えると・・・一気にグッと鶏の旨味が増してきますね!(●・ω・)
鶏油を加えるからといって、スープに鶏油が浮くことによって、
鶏のコクや風味のパンチが鶏油でアピールされるというよりは、
スープそのものに鶏油が溶け込んで一体化するタイプですよね!
なので、鶏油の存在感が浮いてしまっているという感はないですし、
途中でオイルが減って鶏油の風味が落ちてしまうこともないですね!
ちゃんと入れた鶏油が乳化するように考えられているのでしょう!
そして鶏油が加わると、鶏の持つ太い風味やコクが増すことで、
「鶏の個性とクリーミー感」がしっかりと両立された味になり、
「篝の鶏白湯スープ」の個性に近いものが感じられてきますね!
鶏油を入れる前はちょっと弱いかなと感じる面もあったのですが、
鶏油を加えた後は十分に期待に応えてくれるスープになりますね!
特に単に鶏油のパンチに頼るような形になっていないのが良く、
スープと鶏油が一つにまとまることでまろやかさを演出する、
こうした組み立てになっているところが良かったと言えますね!
この「乳化感の高さ」は「篝」のスープの大きな特徴でしたからね!
これならたしかに自信を持って打ち出せるスープと言えるでしょう!
スープの原材料は動物油脂(豚、鶏)、チキン調味料、食塩、
クリーミングパウダー、でん粉、糖類、乳化油脂となってます!
スープの組み立ては鶏を中心に非常にシンプルになってますね!
野菜であったり、魚介系の旨味などは加えられていないですしね!
「とにかく鶏」という再現の姿勢がはっきりと伝わってきますね!
ただ動物油脂に関しては豚脂のほうが多くはなっているのですが、
おそらくは粉末系=豚脂、調味油=鶏油となっていると思われます!
日清は粉末スープに豚脂を仕込むというスタイルが多いですからね!
麺は5分湯戻しの断面の四角い中細ノンフライ麺となっています!
日清のノンフライ麺は湯戻し後のほぐれが悪いことが多いのですが、
今回の麺についてはそうした弱点は特に感じなかったですね!
日清の麺も日々しっかり改良されていることがうかがえます!
食感はかなりプリ感が強く、多加水寄りの麺と言っていいでしょう!(*゚◇゚)
お店の麺は加水は中間的で、ここまでプリプリ路線ではないですが、
今回はこの麺でもスープとぶつかってしまう印象はなかったですし、
何より油揚げ麺では出せない素直な風味がプラスになってましたね!
やはりノンフライ麺を使うことで、スープの表現度は高まりますね!
麺の量は70gで、カロリーは389kcalとなっています!
脂質は12.4gで、やはりノンフライ麺ということで低めですね!
このカロリーの低さもノンフライブランドの大きな強みですね!
カップ麺はどうしてもカロリーを気にする人が多いですからね!
具材は鶏ダイス、赤ピーマン、かき卵、ねぎとなっています!
ねぎは非常に細かいもので、やわらかく存在感は控えめですね!
ごくごく最低限の薬味としての役割を果たすものと言えますね!
かき卵はスープのまろやかさを補佐するような感じなのですかね!
ちなみにお店のトッピングにかき卵が入ってるわけではありません!
お店のトッピングは鶏肉、さつまいも、ヤングコーンと個性的ですが、
今回のカップ麺バージョンの具材は鶏肉以外はかなり異なってますね!
赤ピーマンについてもお店のトッピングに入ってるわけではないですが、
これはスープの持つ洋風の雰囲気を高めるうえで貢献はしていましたね!
鶏肉は日清の鶏具材としては比較的クオリティは低めの扱いとなる
かつて「チリトマトヌードル」で使われていたものと同じと見られる、
ダイス状にカットされた鶏むね肉を想像させる肉具材となっています!
日清がよく使う炭火焼チキンや蒸し鶏に比べるとクオリティは落ちますが、
それでも鶏具材がちゃんと入っているというのはうれしくはありますね!(=゚ω゚)
さすがにお店のスープの「鶏のポタージュ感」まではいきませんが、
純粋な鶏スープに鶏油を乳化させるスープはなかなか雰囲気があって、
再現カップと名乗るだけのものを感じさせるだけのものはありましたね!
具材は控えめですが、これは麺のコスト分も関係しているでしょうし、
200円前後であること考えると、なかなか頑張った作品と言えるでしょう!
「篝」らしい鶏の旨味とまろやかさをしっかり感じられる一杯でした!(゚x/)モキキューン
日清から新たに登場した「名店が認めた本格Style」からの第1弾商品です!
日清と有名店によるコラボは「有名店シリーズ」がありましたが、
2017年の「鳴龍」あたりを最後に発売が途絶えていたのですよね!
ただ「有名店シリーズ」からの派生である「THE NOODLE TOKYO」では、
その後も「AFURI」の監修商品が定期的に発売されてはいましたが!
今回の「名店が認めた本格Style」はその後継シリーズとも言えるでしょう!
この両者の最大の違いは、麺がノンフライ麺へと進化した点ですね!
以前は日清は縦型カップ麺にノンフライ麺を使うことは少なかったですが、
昨年あたりから使用頻度が増え、かなり主軸に据えてくるようになりました!
縦型の高級カップ麺も徐々に新しい時代に入りつつあるのでしょうかね!

さて、そんな第1弾商品は「銀座 篝(かがり)」とのコラボ商品です!
この「銀座 篝」は銀座に2013年にオープンした鶏白湯系のお店です!
自分はさすがにその本店である銀座のお店に行ったことはないですが、
大阪に進出した「銀座 篝 ルクア大阪店」には訪問したことがあります!
そのときにお店の看板である「鶏白湯SOBA」を食べたのですが、
一言で言うと「とにもかくにも上品な鶏白湯ラーメン」でしたね!
鶏のポタージュを思わせるようなスープは鶏が深くかつまろやかで、
鶏の持っているクリーミーな要素をひたすら引き出した一杯でした!
クリーミー系鶏白湯スープを提供するお店の中でもとりわけ上品で、
濃厚でありながらもサラリと飲ませる力があったのが印象的でした!
そんな「銀座 篝」の特徴がどこまで引き出されているかに注目ですね!(`・ω・´)

◎内容物 - 後入れの鶏油つき
内容物としては後入れの鶏油がフタに張り付けられています!
日清の縦型ノンフライカップ麺は麺がずいぶん下に沈んでますね!
普通はもうちょっと高い位置に麺を配置することが多いものですが!
これはこれで日清なりに何らかの意図があるのかもしれませんが!

いやにスープが少なく見えますが、これは写真を撮影する際に
かなりスープを取り出してから写真を撮っているためですね!
縦型ノンフライ麺系の商品は麺がスープに沈んでしまうので、
何らかの工夫をしないと写真が撮りにくかったりするのですよね!
なので、実際にはもうちょっと多めのスープに仕上がります!
◎スープ - 鶏油を加えたときのクリーミーな臨場感はなかなかの再現度
まずは鶏油なしでのスープですが・・・この時点では比較的軽めです!(*゚ー゚)
「篝」の鶏白湯スープはその鶏の風味とポタージュ感がカギですが、
鶏油を入れていない段階だとそこまでの強い濃度は感じないですね!
むしろベースで言うなら、鶏の澄んだ清湯系スープのほうが近いです!
鶏の澄んだスープならではの優しさのある鶏の旨味をベースにしたうえで、
日清らしく豚脂で厚みを出し、クリーミングパウダーでクリーミーさを補完する、
「白湯系らしく補完を加えた鶏清湯スープ」みたいな印象が強かったですね!
なので、この時点ではまだ鶏白湯らしい重厚感はそれほどないです!
ただ時間が経つとじわっとそうした濃度も出てきたりはするのですが!
そこに鶏油を加えると・・・一気にグッと鶏の旨味が増してきますね!(●・ω・)
鶏油を加えるからといって、スープに鶏油が浮くことによって、
鶏のコクや風味のパンチが鶏油でアピールされるというよりは、
スープそのものに鶏油が溶け込んで一体化するタイプですよね!
なので、鶏油の存在感が浮いてしまっているという感はないですし、
途中でオイルが減って鶏油の風味が落ちてしまうこともないですね!
ちゃんと入れた鶏油が乳化するように考えられているのでしょう!
そして鶏油が加わると、鶏の持つ太い風味やコクが増すことで、
「鶏の個性とクリーミー感」がしっかりと両立された味になり、
「篝の鶏白湯スープ」の個性に近いものが感じられてきますね!
鶏油を入れる前はちょっと弱いかなと感じる面もあったのですが、
鶏油を加えた後は十分に期待に応えてくれるスープになりますね!
特に単に鶏油のパンチに頼るような形になっていないのが良く、
スープと鶏油が一つにまとまることでまろやかさを演出する、
こうした組み立てになっているところが良かったと言えますね!
この「乳化感の高さ」は「篝」のスープの大きな特徴でしたからね!
これならたしかに自信を持って打ち出せるスープと言えるでしょう!
◎スープの原材料 - シンプルに鶏でまとめた構成
スープの原材料は動物油脂(豚、鶏)、チキン調味料、食塩、
クリーミングパウダー、でん粉、糖類、乳化油脂となってます!
スープの組み立ては鶏を中心に非常にシンプルになってますね!
野菜であったり、魚介系の旨味などは加えられていないですしね!
「とにかく鶏」という再現の姿勢がはっきりと伝わってきますね!
ただ動物油脂に関しては豚脂のほうが多くはなっているのですが、
おそらくは粉末系=豚脂、調味油=鶏油となっていると思われます!
日清は粉末スープに豚脂を仕込むというスタイルが多いですからね!
◎麺 - プリプリ感が強いなかなかハイクオリティなノンフライ麺
麺は5分湯戻しの断面の四角い中細ノンフライ麺となっています!
日清のノンフライ麺は湯戻し後のほぐれが悪いことが多いのですが、
今回の麺についてはそうした弱点は特に感じなかったですね!
日清の麺も日々しっかり改良されていることがうかがえます!
食感はかなりプリ感が強く、多加水寄りの麺と言っていいでしょう!(*゚◇゚)
お店の麺は加水は中間的で、ここまでプリプリ路線ではないですが、
今回はこの麺でもスープとぶつかってしまう印象はなかったですし、
何より油揚げ麺では出せない素直な風味がプラスになってましたね!
やはりノンフライ麺を使うことで、スープの表現度は高まりますね!
◎麺量と栄養成分
麺の量は70gで、カロリーは389kcalとなっています!
脂質は12.4gで、やはりノンフライ麺ということで低めですね!
このカロリーの低さもノンフライブランドの大きな強みですね!
カップ麺はどうしてもカロリーを気にする人が多いですからね!
◎具材 - ややさみしいが、最低限のものはそろっている
具材は鶏ダイス、赤ピーマン、かき卵、ねぎとなっています!
ねぎは非常に細かいもので、やわらかく存在感は控えめですね!
ごくごく最低限の薬味としての役割を果たすものと言えますね!
かき卵はスープのまろやかさを補佐するような感じなのですかね!
ちなみにお店のトッピングにかき卵が入ってるわけではありません!
お店のトッピングは鶏肉、さつまいも、ヤングコーンと個性的ですが、
今回のカップ麺バージョンの具材は鶏肉以外はかなり異なってますね!
赤ピーマンについてもお店のトッピングに入ってるわけではないですが、
これはスープの持つ洋風の雰囲気を高めるうえで貢献はしていましたね!
鶏肉は日清の鶏具材としては比較的クオリティは低めの扱いとなる
かつて「チリトマトヌードル」で使われていたものと同じと見られる、
ダイス状にカットされた鶏むね肉を想像させる肉具材となっています!
日清がよく使う炭火焼チキンや蒸し鶏に比べるとクオリティは落ちますが、
それでも鶏具材がちゃんと入っているというのはうれしくはありますね!(=゚ω゚)
◎まとめ - 鶏油の使い方が非常に上手く、お店の雰囲気は十分感じられる
さすがにお店のスープの「鶏のポタージュ感」まではいきませんが、
純粋な鶏スープに鶏油を乳化させるスープはなかなか雰囲気があって、
再現カップと名乗るだけのものを感じさせるだけのものはありましたね!
具材は控えめですが、これは麺のコスト分も関係しているでしょうし、
200円前後であること考えると、なかなか頑張った作品と言えるでしょう!
「篝」らしい鶏の旨味とまろやかさをしっかり感じられる一杯でした!(゚x/)モキキューン
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たういさん、こんばんは!
鶏白湯スープもいろいろありますが、こちらのお店の特徴の
まろやかでなめらかなコクがなかなか上手く再現されてましたね!
特に鶏油によってスープのコクが増すあたりは見事でしたね!
しかも鶏油がスープと分離している感じがなかったですし!(●・ω・)
麺も「無鉄砲」のときなどに比べると改善してきてますね!
おそらく今後もちょくちょく改良されていくのでしょうね!
日清はこれまでの「有名店シリーズ」は新作も出なくなったので、
今後はもうこの路線で進んでいくという思いはあるのでしょうね!
このあたりは売上次第で方向転換もなくはないのでしょうけど!
写真撮りに関してはどうしても対策が必要になりますよね;
同じく縦型ノンフライ商品を出す明星はずいぶん改善しましたが、
まだ日清は麺の沈みとスープが麺に対してかなり多めになるので、
どうしても何らかの手を加えないと麺が見えなくなりますからね;
自分は事前にスープを取り出してから写真を撮ってますが!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
鶏白湯スープもいろいろありますが、こちらのお店の特徴の
まろやかでなめらかなコクがなかなか上手く再現されてましたね!
特に鶏油によってスープのコクが増すあたりは見事でしたね!
しかも鶏油がスープと分離している感じがなかったですし!(●・ω・)
麺も「無鉄砲」のときなどに比べると改善してきてますね!
おそらく今後もちょくちょく改良されていくのでしょうね!
日清はこれまでの「有名店シリーズ」は新作も出なくなったので、
今後はもうこの路線で進んでいくという思いはあるのでしょうね!
このあたりは売上次第で方向転換もなくはないのでしょうけど!
写真撮りに関してはどうしても対策が必要になりますよね;
同じく縦型ノンフライ商品を出す明星はずいぶん改善しましたが、
まだ日清は麺の沈みとスープが麺に対してかなり多めになるので、
どうしても何らかの手を加えないと麺が見えなくなりますからね;
自分は事前にスープを取り出してから写真を撮ってますが!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
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なかなか美味しい鶏スープでしたよね。
たしかに小袋のパワーが半端なかったですし、
スープとオイルが一体化しているというのは
言えているな~と感じました。
最後まで濃厚の鶏の旨味をしっかり感じ取れました。
タテ型カップ麺のスープでこれだけできるのは感心しました。
麺はたしかにちょっとずつマシになってきていますね。
日清さんは今後もタテ型カップの限定ものは
ノンフライ麺路線でゆくのか注目です。
この先何製品かの動向が方向性の分かれ目になりそう。
ノンフライ麺は美味しいのでいいのですが、写真撮りだけが難関・・・。