4/22発売 全国ラーメン店マップ 奈良編 天理スタミナラーメン しょうゆ味

4/22発売のエースコック
「全国ラーメン店マップ 奈良編 天理スタミナラーメン しょうゆ味」
を食べました!

「全国ラーメン店マップ」シリーズから初の奈良編が登場しました!

このシリーズはなぜか北海道のお店ばかり紹介される傾向がありますが、
今回は関西として3商品目として奈良が取り上げられたようですね!

こうして見ると関西のお店もそこそこの頻度で取り上げられてますね!(*゚◇゚)

4/22発売 全国ラーメン店マップ 奈良編 天理スタミナラーメン しょうゆ味

今回はおなじみの「天理スタミナラーメン」とのコラボとなってます!

ただエースコックと「天理スタミナ」の組み合わせは今回が初ではなく、
以前にサークルKサンクスの限定ブランドだったPrimeONEシリーズで
天理スタミナラーメン」とのコラボ商品が出ているのですよね!

その後ファミリーマートとサークルKサンクスが合併したことによって、
両店が販売してきたカップ麺のいくつかが限定から外れたのですが、
その関係でこうやってエースコックが独自に発売したのでしょうね!

サンヨー食品の「魁力屋」なんかも同様の経緯をたどってますしね!

4/22発売 全国ラーメン店マップ 奈良編 天理スタミナラーメン しょうゆ味(内容物)

◎内容物 - 後入れの液体スープ入り


カップの中にはエースコックらしく液体スープが入っています!
エースコックは縦型カップでも容赦なく小袋を入れてきますしね!

4/22発売 全国ラーメン店マップ 奈良編 天理スタミナラーメン しょうゆ味(できあがり)

後入れ液体スープに入っている油脂がけっこう目立っていますね!

◎スープ - 天理スタミナ系らしい方向性だが全体的に弱め


まずはスープですが・・・あれ、ずいぶんと控えめな雰囲気ですね!(●・ω・)

たしかに天理ラーメン系では、ライバルの「彩華」よりスープが優しく、
豚骨のまろやかさなども少し打ち出す「天理スタミナラーメン」ですが、
それを差し引いてもちょっとこれは全体的にインパクトが控えめですね!

そのことは事前に聞いていたので、お湯を思い切って減らしたのですが、
それでも食べた瞬間に「あら、弱いな」と真っ先に感じてしまったので、
やはりこのスープはスタミナ系としてはかなり控えめと言えるでしょう!

ごくごく軽めの豚骨の支え、にんにくの主張はそこそこあるものの、
スタミナ的なシャープ感が全体を通してやっぱり控えめなのですよね!

豆板醤の攻撃性、にんにくの刺激、ちょっと鋭く立てられた醤油ダレ、
そうしたスタミナ系によくあるわかりやすさがあまりないのですよね!

ただ「天理スタミナラーメン」系の商品がいつもそうというわけではなく、
チルド麺などではけっこうパンチのある味わいに仕上げられているので、
このカップ麺がたまたまそういう方向にまとめられただけなのでしょうけども!

その中でまあまあ良かったと言えるのは豚脂などの油脂の主張ですかね!(*゚ー゚)

天理ラーメンの一つの特徴は多めのラードで具材を炒めることなので、
それによってコクのある豚脂に辛味や風味などがしっかりと移って、
それが全体の旨味を底上げするといったポイントがあるのですよね!

今回の商品の液体スープはあえて調味油要素を多めにしていたので、
前半はそうした油脂による旨味はそこそこ演出されていましたね!

それだけにベースが弱かったのが何とも残念ではあったのですが!

こうしたベースの控えめ感はPrimeONE時代にも共通していたので、
基本的にはそのときの味をある程度継承してはいるのでしょうね!

◎スープの原材料


スープの原材料は動物油脂、食塩、しょうゆ、植物油脂、たん白加水分解物、
ポーク調味料、ポークエキス、豆板醤、砂糖、香辛料、ハクサイエキス、
チキンエキス、おからパウダー、でん粉、チキン調味料、酵母エキス、
香味油、粉末しょうゆ、粉末みそ、オニオンパウダー、香味調味料です!

スープの構成はエースコックらしくなかなか複雑になってますね!

動物油脂(豚脂メイン)が最初に来ているのはポイントと言えますね!

こうして見ると天理ラーメンに必要な要素はきちんと入ってるものの、
弱く感じたのはそれぞれの主張がどれも控えめだったのでしょうね!

2016年に紹介したPrimeONEバージョンと比較してみましょう!

[PrimeONE 天理スタミナラーメン しょうゆ味(2016年)]


しょうゆ、食塩、鶏・豚エキス、豚脂、植物油脂、香辛料、
野菜エキス、砂糖、発酵調味料、還元水飴、香味油、でん粉、
みそ、酵母エキス、メンマパウダー

こうして比較してみると明らかに変わっている点も多いですね!

まず何より油脂の比重が上がっているというのがポイントですね!
他を見ても今回のほうが複合的な要素が高まってはいますね!

◎麺 - 細めで断面の丸いやや加水が低めの油揚げ麺


麺は中細ぐらいで断面の丸い主張が控えめの油揚げ麺です!

この麺はおそらくお店の麺をかなり指向していると見られます!

というのも、お店の麺も細めで加水が低めで主張が控えめですからね!

麺だけを単体で見ればもう少し目立っても良さそうに思うかもですが、
お店の再現という点を考えれば、これはそれなりに上手くできています!(=゚ω゚)

ただ、そうした控えめな麺をあえて合わせているにもかかわらず、
それでも麺のほうがスープに勝っているバランスなのですよね;

これは麺のせいというよりは、完全にスープの弱さでしょうね;
この点はPrimeONEのときにも同様の傾向を感じたみたいですが;

スタミナ系のスープって、むしろ主張が強すぎることが多いので、
優しいタイプの麺に負けてしまうって、相当なことですからね;

◎麺量と栄養成分


麺の量は70gで、カロリーは417kcalとなっています!
脂質は21.7gで、麺量を考えるとけっこう高めではありますね!

2016年のPrimeONEは麺量70gで、脂質14.2gの371kcalだったので、
やはり今回油脂の風味を強化してきたことがはっきりわかりますね!

◎具材 - ニラは少ないが最低限のラインは整っている


具材は味付豚肉、白菜、ニラ、唐辛子となっています!
PrimeONE版と比較すると、人参が外されていますね!

人参はもともと存在感が薄かったので、やむなしではありますね!
唐辛子は粗びきのもので、あくまで薬味として入っている感じです!

ニラは量は少ないですが、スタミナ系らしさを演出してはいます!

白菜も多いとは言えないものの、天理系には欠かせない存在ですし、
そこをキャベツで代用しなかったのは大きなプラスと言えますね!(`・ω・´)

この商品の中で最も天理らしさを感じるところと言えるかもです!

豚肉はPrimeONE時代がリアル感のある豚肉だったのに対して、
今回はチャーシューチップ的なものへと変更されていますね!

ただ肉の旨味はきちんとあるので、質は決して低くないです!

◎まとめ - 既存の天理系カップ麺を置いてこれを選ぶ意義は薄いかも


油脂のコクをしっかり立ててきたところは好印象だったのですが、
お湯をかなり減らしてもなお「弱い」と感じさせたスープは痛く、
ちょっとこれでは胸を張ってオススメするには難しいですね;

しかも天理系はすでに寿がきやとヤマダイ(ニュータッチ)の2社が
レギュラー商品としてノンフライ系の商品を出しているのですよね!

しかもその両者ともに天理系らしさを上手く引き出していますし、
その2つがけっこういろんなお店で普段から見かけることを考えると、
そこであえてこの商品を選ぶだけの意義は正直なところ薄いですね;

ファミマが専売商品からこれを外したのも理解できる感じがしましたし;

天理系ならではのパンチが欲しくなってしまう仕上がりでございました!(゚x/)モキキュー

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コメント

 
おはようございます。
凄麺の天スタカップを食べていた人には
この製品はまったく物足りなかったと思います。

凄麺はしっかりスタミナ系ラーメンをスープで演出していましたが、
この商品はかなりおとなしめでしたよね。

もっとがつんと特長を押し出してほしかったです。
これではふつうのラー油入り醤油系ラーメンという感じでした。
せめてにんにくがっつりだったらもうちょっと変わっていだでしょう。
たういさん、こんばんは!

厳しい言い方になりますが、これはほんとダメでした(;゚ω゚)

油揚げ麺商品って、どうしても麺の主張が出るので、
本来ならノンフライ麺商品よりもスープの個性を強めて、
麺に負けないパンチを演出する必要があるのですよね!

それがどうでしょう、タレそのものは薄くて貧弱だし、
ガーリックも強くない、活躍しているのはラー油ぐらい、
ノンフライ系商品と比べても全体的にパンチが弱い、
さすがにこれではいい商品になるはずはないですからね;

自分が★3を中心にした基準で評価するなら、
この商品は★2か★2-ぐらいになるでしょうね!

しかし自分のスタンスは以前と変わってないにもかかわらず、
あえて数字にすると自分の評価も厳しく見えるようになりましたねぇ(=゚ω゚)

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)

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