4/1発売 マルちゃん 正麺 カップ 汁なし担々麺
4/1発売の「マルちゃん 正麺 カップ 汁なし担々麺」を食べました!
先に紹介した「マルちゃん 正麺 カップ 焼そば」との同時発売商品です!
カップ汁なし商品における主役である「ソース焼そば」と、
「汁なし担々麺」が同時発売されるというあたりに、
今の「汁なし担々麺」の勢いの強さを感じさせられますね!
一方で「汁なし担々麺」はライバルの多い分野でもあります!
「ソース焼そば」は油揚げ麺商品には多数のライバルがいますが、
ノンフライ麺商品に関しては今のところ競合商品がないのですよね!
それに対して「汁なし担々麺」のノンフライ麺バージョンは
昨年ほとんどのメーカーから何か1つは発売されてましたからね!
昨年の「汁なし担々麺」ブームはほんと凄かったと言っていいです!(=゚ω゚)
そしてその中から2つの商品がレギュラーとして残っています!
・ラ王 ビリビリ辛うま 汁なし担々麺
・凄麺 THE・汁なし担担麺
「ラ王」については、つい最近リニューアル発売もされましたね!
「ラ王」はタレの旨味にかけては素晴らしいものを持ってました!
なんだか食べていて無性にクセになる味わいがあったのですよね!
一方の「凄麺」はとにかくトータルの完成度にスキがありませんでした!
太麺の食感は抜群で、タレは汁なし担々麺として非常にバランス良く、
なおかつ刺激もほどよくあるなど、1つの完成形と呼べる味でした!
この2商品はどちらも昨年の「カップ麺Award」にランク入りしており、
「ラ王」が17位、そして「凄麺」に至っては4位へのランクインですから、
そこに殴り込みをかける「正麺カップ」は厳しい戦いが強いられます!
しかもこの商品は単発ではなく、レギュラー化を狙ってるようですからね!

さて、ということで「マルちゃん 正麺 カップ 汁なし担々麺」です!
「正麺カップ」シリーズの最大のアドバンテージは麺なのですよね!
「リアルな中華麺らしい質感・食感」という点にかけては、
今のカップ麺業界においてトップと言っていいでしょうから!
問題はそのポテンシャルをどれだけ汁なしにおいて生かせるかどうか、
麺で他社商品に大きな差を感じさせれば、大きな優位になるでしょう!
味の方向性はおおむね他のカップ汁なし担々麺と同じと言えますね!
花椒を強めに効かせた刺激をピシッと感じさせる汁なし路線です!

内容物はかやく、液体スープ、粉末スープという組み合わせです!
まぜる順番は液体スープ→粉末スープの順と考えて良さそうです!
後入れスパイスのようなものは特に入っていないですね!

ほう、思っていたよりもねっとり感のある見た目になりましたね!
まずはその味ですが・・・基本的には王道の汁なし担々麺のタレですね!(●・ω・)
唐辛子のピリ辛感は軽く、そこに花椒がやや強めにピリピリ感を立て、
ベースのタレはやや甘めの味噌系で、油脂によってコクが加わります!
こうした傾向については他社の汁なし担々麺とも共通性がありますが、
ねりごまの主張が非常に強いことで、もったり感はかなりのものです!
それゆえにタレがものすごく麺に絡むという傾向がありますね!
これは粉末スープが主にごま系であることも影響してますね!
そうしたごまのまったり感を主軸に据えた担々系の味わいですが、
黒酢を加えることによって、ほんのりとさわやかさもあります!
ただそれでも他社に比べるとごま感の強い路線ではありますが、
いくぶんさっぱりとした要素を加えてバランスを取ってますね!
ライバルである2商品ほど強い個性を打ち出す感じではないですが、
総合力は非常に高く、渡り合えるだけのポテンシャルはありますね!
特にねりごまの強さが好きな人には受けそうな感じはしますし!
タレの内容物は植物油、香味油脂、米黒酢、チキンエキス、ねりごま、デキストリン、
食塩、糖類、ごま、香辛料(花椒、唐辛子、にんにく)、酵母エキスとなっています!
こうして見ると最も重要な位置にあるのは油脂系のようですね!
たしかに油脂もまたもったり感の演出に貢献してましたしね!
味のベースは鶏系で、花椒を中心とした香辛料を効かせながら、
あとはごまでどっしりとしたコクを与えたという感じでしょう!
麺は「正麺カップ」シリーズの技術力を生かしたノンフライ麺です!
ただ汁あり系の商品で「正麺カップ」の麺を食べるときに比べると、
長所もある一方で、いくつか弱点も見受けられるのですよね!
まず麺のほぐれが汁あり系商品に比べると多少良くないです!
ちょっと麺どうしがくっついてしまう傾向が出るのですよね!
このあたりは「凄麺」シリーズが一歩上を行っていますね!(*゚ー゚)
汁あり商品だと、スープを通じて麺が徐々にほぐれるので、
最初はほぐれなくても、少しずつほぐれが良くなるのですが、
汁なしはお湯を捨てて水分が減るためにそうした効果が得られず、
麺どうしの絡みが起きやすくなるという弱みがあるのですよね!
もう1つは正麺カップの麺特有のなめらかさが打ち出しにくい点です!
スープがあるからこそ麺のなめらかさを感じやすくなる面があるので、
汁なしになるとその長所がどうしても伝わりにくくなるのですよね;
でもって、今回のタレはかなり粘度が高めになっていたことから、
余計にそうした表面のなめらかさは伝わりにくくなってましたね!
なので、麺に関しては間違いない技術力を持っているのですが、
圧倒的にライバル2品を凌駕しているかと言われると難しいですね!
正直なところ、麺だけでも「凄麺」が上のように感じましたし!
麺の量は90gで、カロリーは522kcalとなっています!
脂質は19.9gで、ノンフライ系としてはそこそこ高いです!
この商品の評価すべき点の1つはこの麺量の多さですよね!
一般的な油揚げ麺のカップ焼そばの麺量が90gなのに対して、
ノンフライ麺の商品はどうしても麺量が少し減るのですよね!
ですがこの商品はあえて90gで出してきたのは好印象です!
この点はライバル2商品に対するアドバンテージですね!(*゚◇゚)
具材はひき肉とチンゲン菜という組み合わせになっています!
担々麺系統としてはおなじみの構成と言っていいでしょうね!
量についてはお世辞にも多いと言えるほどではないものの、
少なくもなく、最低限必要な量は備えてくれていますね!(`・ω・´)
ただ同時発売の「正麺 カップ 焼そば」よりは弱いですかね!
あちらは具材まで含めて強い高級感をアピールしてましたので!
とりあえず過不足ないラインを押さえた感じと言えますかね!
すでに強いノンフライ汁なし担々麺が市場に出ているだけに、
その2商品と比較しながらの感想ということになりましたが、
圧倒的なアドバンテージを感じさせるとまでは言えないですね!
特に主役である麺の魅力がまだ100%きっちり出し切れていない、
そこをもっと打ち出せれば印象も大きく変わってきそうな気がします!
「とにかく麺に関しては正麺カップだな」と、そう言わせてこそ、
「正麺カップ」としてのブランドとしての意義が生まれますしね!
今のところはまだ総合力では「凄麺」が一歩上という印象でしたね!
これからの改良にも期待したくなる「汁なし担々麺」でございました!(゚x/)モリギュー
【関連記事】
・マルちゃん正麺 総合メニュー
先に紹介した「マルちゃん 正麺 カップ 焼そば」との同時発売商品です!
◎「カップ汁なし担々麺」を取り巻く情勢
カップ汁なし商品における主役である「ソース焼そば」と、
「汁なし担々麺」が同時発売されるというあたりに、
今の「汁なし担々麺」の勢いの強さを感じさせられますね!
一方で「汁なし担々麺」はライバルの多い分野でもあります!
「ソース焼そば」は油揚げ麺商品には多数のライバルがいますが、
ノンフライ麺商品に関しては今のところ競合商品がないのですよね!
それに対して「汁なし担々麺」のノンフライ麺バージョンは
昨年ほとんどのメーカーから何か1つは発売されてましたからね!
昨年の「汁なし担々麺」ブームはほんと凄かったと言っていいです!(=゚ω゚)
そしてその中から2つの商品がレギュラーとして残っています!
・ラ王 ビリビリ辛うま 汁なし担々麺
・凄麺 THE・汁なし担担麺
「ラ王」については、つい最近リニューアル発売もされましたね!
「ラ王」はタレの旨味にかけては素晴らしいものを持ってました!
なんだか食べていて無性にクセになる味わいがあったのですよね!
一方の「凄麺」はとにかくトータルの完成度にスキがありませんでした!
太麺の食感は抜群で、タレは汁なし担々麺として非常にバランス良く、
なおかつ刺激もほどよくあるなど、1つの完成形と呼べる味でした!
この2商品はどちらも昨年の「カップ麺Award」にランク入りしており、
「ラ王」が17位、そして「凄麺」に至っては4位へのランクインですから、
そこに殴り込みをかける「正麺カップ」は厳しい戦いが強いられます!
しかもこの商品は単発ではなく、レギュラー化を狙ってるようですからね!

さて、ということで「マルちゃん 正麺 カップ 汁なし担々麺」です!
「正麺カップ」シリーズの最大のアドバンテージは麺なのですよね!
「リアルな中華麺らしい質感・食感」という点にかけては、
今のカップ麺業界においてトップと言っていいでしょうから!
問題はそのポテンシャルをどれだけ汁なしにおいて生かせるかどうか、
麺で他社商品に大きな差を感じさせれば、大きな優位になるでしょう!
味の方向性はおおむね他のカップ汁なし担々麺と同じと言えますね!
花椒を強めに効かせた刺激をピシッと感じさせる汁なし路線です!

◎内容物 - ソースは液体と粉末の2本立て
内容物はかやく、液体スープ、粉末スープという組み合わせです!
まぜる順番は液体スープ→粉末スープの順と考えて良さそうです!
後入れスパイスのようなものは特に入っていないですね!

ほう、思っていたよりもねっとり感のある見た目になりましたね!
◎タレ - 花椒も効かせつつ、ねりごまの濃厚さを強く主張
まずはその味ですが・・・基本的には王道の汁なし担々麺のタレですね!(●・ω・)
唐辛子のピリ辛感は軽く、そこに花椒がやや強めにピリピリ感を立て、
ベースのタレはやや甘めの味噌系で、油脂によってコクが加わります!
こうした傾向については他社の汁なし担々麺とも共通性がありますが、
ねりごまの主張が非常に強いことで、もったり感はかなりのものです!
それゆえにタレがものすごく麺に絡むという傾向がありますね!
これは粉末スープが主にごま系であることも影響してますね!
そうしたごまのまったり感を主軸に据えた担々系の味わいですが、
黒酢を加えることによって、ほんのりとさわやかさもあります!
ただそれでも他社に比べるとごま感の強い路線ではありますが、
いくぶんさっぱりとした要素を加えてバランスを取ってますね!
ライバルである2商品ほど強い個性を打ち出す感じではないですが、
総合力は非常に高く、渡り合えるだけのポテンシャルはありますね!
特にねりごまの強さが好きな人には受けそうな感じはしますし!
◎タレの内容物
タレの内容物は植物油、香味油脂、米黒酢、チキンエキス、ねりごま、デキストリン、
食塩、糖類、ごま、香辛料(花椒、唐辛子、にんにく)、酵母エキスとなっています!
こうして見ると最も重要な位置にあるのは油脂系のようですね!
たしかに油脂もまたもったり感の演出に貢献してましたしね!
味のベースは鶏系で、花椒を中心とした香辛料を効かせながら、
あとはごまでどっしりとしたコクを与えたという感じでしょう!
◎麺 - 食感は極めて秀逸だがまだ改良点も
麺は「正麺カップ」シリーズの技術力を生かしたノンフライ麺です!
ただ汁あり系の商品で「正麺カップ」の麺を食べるときに比べると、
長所もある一方で、いくつか弱点も見受けられるのですよね!
まず麺のほぐれが汁あり系商品に比べると多少良くないです!
ちょっと麺どうしがくっついてしまう傾向が出るのですよね!
このあたりは「凄麺」シリーズが一歩上を行っていますね!(*゚ー゚)
汁あり商品だと、スープを通じて麺が徐々にほぐれるので、
最初はほぐれなくても、少しずつほぐれが良くなるのですが、
汁なしはお湯を捨てて水分が減るためにそうした効果が得られず、
麺どうしの絡みが起きやすくなるという弱みがあるのですよね!
もう1つは正麺カップの麺特有のなめらかさが打ち出しにくい点です!
スープがあるからこそ麺のなめらかさを感じやすくなる面があるので、
汁なしになるとその長所がどうしても伝わりにくくなるのですよね;
でもって、今回のタレはかなり粘度が高めになっていたことから、
余計にそうした表面のなめらかさは伝わりにくくなってましたね!
なので、麺に関しては間違いない技術力を持っているのですが、
圧倒的にライバル2品を凌駕しているかと言われると難しいですね!
正直なところ、麺だけでも「凄麺」が上のように感じましたし!
◎麺量と栄養成分
麺の量は90gで、カロリーは522kcalとなっています!
脂質は19.9gで、ノンフライ系としてはそこそこ高いです!
この商品の評価すべき点の1つはこの麺量の多さですよね!
一般的な油揚げ麺のカップ焼そばの麺量が90gなのに対して、
ノンフライ麺の商品はどうしても麺量が少し減るのですよね!
ですがこの商品はあえて90gで出してきたのは好印象です!
この点はライバル2商品に対するアドバンテージですね!(*゚◇゚)
◎具材 - 汁なし担々麺として必要な要素はそろっている
具材はひき肉とチンゲン菜という組み合わせになっています!
担々麺系統としてはおなじみの構成と言っていいでしょうね!
量についてはお世辞にも多いと言えるほどではないものの、
少なくもなく、最低限必要な量は備えてくれていますね!(`・ω・´)
ただ同時発売の「正麺 カップ 焼そば」よりは弱いですかね!
あちらは具材まで含めて強い高級感をアピールしてましたので!
とりあえず過不足ないラインを押さえた感じと言えますかね!
◎まとめ - 完成度は高いが、ライバルを軽く追い抜くほどではない
すでに強いノンフライ汁なし担々麺が市場に出ているだけに、
その2商品と比較しながらの感想ということになりましたが、
圧倒的なアドバンテージを感じさせるとまでは言えないですね!
特に主役である麺の魅力がまだ100%きっちり出し切れていない、
そこをもっと打ち出せれば印象も大きく変わってきそうな気がします!
「とにかく麺に関しては正麺カップだな」と、そう言わせてこそ、
「正麺カップ」としてのブランドとしての意義が生まれますしね!
今のところはまだ総合力では「凄麺」が一歩上という印象でしたね!
これからの改良にも期待したくなる「汁なし担々麺」でございました!(゚x/)モリギュー
【関連記事】
・マルちゃん正麺 総合メニュー
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たういさん、こんにちは!
タレという視点で見ると、個性的な旨味を立てたラ王、
オーソドックスながらも高い完成度にまとめてきた凄麺、
バランスの取り方が秀逸な正麺カップという感じでしたね!(●・ω・)
タレは三者三様、どれもしっかりと練りこまれてましたね!
それにしても東洋水産は担担麺にずいぶん強くなりましたね!
「正麺カップ」の担担麺が成功してからはハズレなしですからね!
麺は太麺のおいしさを生かした凄麺、ややしっかり系のラ王、
そしてリアルな中華麺らしさを追求した正麺カップですが、
ここはほぐれやすさなども考慮すると凄麺が一歩リードですかね!
ここでアドバンテージを見せられるかが今後のカギでしょうね!
もともと正麺カップは麺にこそ強みを持ってるブランドですしね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
タレという視点で見ると、個性的な旨味を立てたラ王、
オーソドックスながらも高い完成度にまとめてきた凄麺、
バランスの取り方が秀逸な正麺カップという感じでしたね!(●・ω・)
タレは三者三様、どれもしっかりと練りこまれてましたね!
それにしても東洋水産は担担麺にずいぶん強くなりましたね!
「正麺カップ」の担担麺が成功してからはハズレなしですからね!
麺は太麺のおいしさを生かした凄麺、ややしっかり系のラ王、
そしてリアルな中華麺らしさを追求した正麺カップですが、
ここはほぐれやすさなども考慮すると凄麺が一歩リードですかね!
ここでアドバンテージを見せられるかが今後のカギでしょうね!
もともと正麺カップは麺にこそ強みを持ってるブランドですしね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
辛そうだねぇ~。
よしおさん、こんばんは!
花椒の痺れはそこそこ強めでしたが、唐辛子は軽めでしたよ!(=゚ω゚)
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
花椒の痺れはそこそこ強めでしたが、唐辛子は軽めでしたよ!(=゚ω゚)
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
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ノンフライ麺の汁なし担々麺はほんとに各メーカーが競うように
すばらしい商品を出してきますよね。
ラ王も凄麺もすでに完成形の美味しさに感じました。
そして今回の正麺ですが、
自分は記事にはしていないもののだいぶ前に食べていますが
こちらもとても美味しい商品でしたよね。
とくにマルちゃんは担々味のタレの旨みの出し方に長けている感じがします。
さすが担々麺のマルちゃんという気がしました。
味的には定番化を狙ったの感じでオーソドックスでしたが
飽きない美味しさという感じですね。
で・・・、果たして定番化されるのか?・・・それが注目です。