4/1発売 マルちゃん 正麺 カップ 焼そば

4/1発売の「マルちゃん 正麺 カップ 焼そば」を食べました!
「マルちゃん 正麺カップ」シリーズからついに汁なしが出ました!

4/1発売 マルちゃん 正麺 カップ 焼そば

◎ノンフライ麺における汁なし市場の情勢


ここ数年ほどノンフライ麺による汁なし市場が盛り上がってますね!
この商品も間違いなくその流れから生まれた商品と言っていいでしょう!(=゚ω゚)

ただノンフライ麺の汁なし商品は基本的には期間限定のものが多く、
レギュラー化を狙ったのはヤマダイの「凄麺・THE」シリーズぐらいで、
商品数は増えはしたものの、まだ完全に定着したとは言えない状況です!

そしてノンフライ麺の汁なし商品という枠組みでは盛り上がりながらも、
本来の主役であるはずの「ソース焼そば」は全然出ていないのですよね!

2017年に日清の「ラ王」シリーズから「焼そば」が出てはいるのですが、
これはあくまで期間限定の復刻商品という位置づけでの販売でしたしね!

少し古い時期に目をやると、明星の「究麺」やヤマダイの「凄麺」が、
ノンフライ麺のソース焼そばを出しましたが定着はできませんでした!

ソース焼そばは油揚げ麺における市場で有力商品が非常に多くあるので、
その壁を破るのが他の汁なし系商品よりも難しい面があるのでしょうね!

ただし今回は「正麺カップ」というノンフライ麺ブランドの王者ですからね!
これは本気でレギュラーメニュー化を狙った存在とみていいでしょう!

それだけに食べるほうとしてもかなりの高い期待を持ちたくなります!

4/1発売 マルちゃん 正麺 カップ 焼そば(内容物)

◎内容物 - かやく、液体ソース、粉末ソース、ふりかけ


内容物はフリーズドライのかやく、液体ソース、粉末ソース、ふりかけです!
粉末ソースとふりかけの袋は一体なので、あらかじめ切り離しましょう!

かやくにフリーズドライを使ってきたあたりにも気合を感じますね!
「具材も含めて高級感を演出する」という狙いが見えてきますね!

4/1発売 マルちゃん 正麺 カップ 焼そば(できあがり)

うん、具材である野菜の量に関しては間違いないものがありますね!

◎ソース - 「マルちゃん 焼そば」の旨さと炒め感などが融合


まずはソースですが・・・なるほどこのラインを突いてきましたか!(●・ω・)

東洋水産(マルちゃん)って、北海道を除くとカップ焼そばの分野では、
それほど強いメーカーという印象がなかったりするのですよね!

「ごつ盛り」が高いシェアを持ってますが、「ごつ盛り」の場合は
特徴的な味というよりは量と安さでシェアを取ってる感じですし、
北海道の「やきそば弁当」以外は全体的に印象が弱いのですよね!

そのマルちゃんがこの本気の焼そばでどういう味を示してくるのか、
その答えはあの「3食入りチルド焼そば」を意識した味わいでしたね!

たしかにマルちゃんはカップ焼そばという観点では強くないかもですが、
3食入りチルド麺焼そばにおいてはまさに最強の地位を持っているわけで、
その要素を導入してきたことに今回のマルちゃんの本気を感じましたね!

粉末ソースはチルド麺焼そばを意識したようなスパイス感のあるもので、
液体ソースはサラダ油と豚肉を炒めたときに出る油脂を合わせたような、
「炒め感のある油脂」を強めに、追加で液体の焼そばソースを加えたような、
フルーティーかつちょっと甘めな風味に仕上げられているのですよね!

3食入りチルド焼そばを、いろんな野菜を入れて作ろうとすると、
どうしても粉末ソースだけでは味が薄くなってしまうことがあるので、
家にある焼そばソースなどで味を補完するようなことをしますが、
そうして作った焼そば感を演出したような味と言っていいでしょう!

一面には家で作る素朴な焼そば感があり、そこにマルちゃんの粉末ソース感、
そして炒め感のある油脂を絡める、なるほど総合力を考えた味わいと言えます!

「マルちゃんとして、マルちゃんらしさを備えつつ出せるベストの味」、
そういうラインを上手く狙ってきたことがはっきりと伝わる味ですね!

これならマルちゃんの焼そばソースの味が好きな人もいけるでしょう!(*゚◇゚)

◎ソースの原材料


ソースの原材料はソース、植物油、豚脂、砂糖、ポークエキス、乳糖、
トマトケチャップ、酵母エキス、食塩、香辛料、たん白加水分解物です!

トマトケチャップがやや多めに入っているのが特徴ですかね!
これは粉末ソースのスパイス感とバランスを取る目的ですかね!

東洋水産の焼そばにおける粉末と液体のダブルソース方式というと、
以前の「昔ながらのソース焼そば」を思い起こさせる面がありますが、
あの商品よりはもっとナチュラルに両者が上手く融合していますね!

◎麺 - 「正麺カップ」らしいナチュラルな中太ノンフライ麺


麺は「正麺カップ」の技術力を感じらせるノンフライ麺となってます!

リアルな中華めんを思わせるコシ、つるりとしたなめらかな質感、
ほどよい太さと、欠点らしい欠点はほとんど感じさせない麺ですね!

これまでのノンフライソース焼そばの麺としても最高峰クラスでしょう!

ただどうしても汁なしのせいか、ほぐれはいつもより少し悪いです!
このあたりは麺量が汁あり系に比べて多いのも影響してるでしょう!

なので、湯切りをする1分ほど前にカップの中に箸を入れて、
その段階で麺を軽くほぐしておけば問題は解消されるでしょう!(*゚ー゚)

そうしたことを考慮すると、ほぐれもほとんど問題はないでしょう!

◎麺量と栄養成分 - 油揚げ麺系商品に負けない麺量を確保


麺の量は90gで、カロリーは464kcalとなっています!
脂質は11.7gで、やはり油揚げ麺商品より脂質はかなり軽いです!

特筆すべきは、油揚げ麺のカップ焼そばの標準量である麺量90gを、
ノンフライ麺の商品でありながらしっかりと達成してきた点ですね!

どうしてもノンフライ麺はコスト面において油揚げ麺よりも高いので、
麺量を必要とする汁なし商品はやや麺が少なくなる傾向がありましたが、
その「量に対する不満」を徹底して排除する姿勢を示したのは好印象です!

その分だけ他の一般的なカップ焼そばに比べれば価格は高くあるものの、
コストパフォーマンスという点でもかなり頑張っていると言えますね!

◎具材 - 質・量ともに申し分ないFD野菜具材


具材はキャベツ、玉ねぎ、小松菜、人参、ねぎとなっています!

ただ実際に存在感があるのはキャベツだけと言ってもいいかもです!

汁あり商品だったら他の野菜もそれなりの存在感を見せるのですが、
ソースの強い汁なし系だと他の野菜はちょっと埋もれがちになりますね!

ですが、その主役であるキャベツだけで十分な満足度を与えてくれます!(`・ω・´)

FD具材なので食感もリアルですし、なおかつ1つ1つのカットが大きく、
麺やソースだけでなく、具材も本格感をしっかりと演出していますね!

さらに量がかなり多いというのも、全体の完成度を押し上げてますね!

そしてふりかけに関してはあえてアオサと紅生姜のみとシンプルです!
「素直で王道なソース焼そば」を指向していることが伝わりますね!

◎まとめ - ソース、麺、具材全てが優秀、あとは市場に定着できるかだけ


東洋水産が本気を出して作ってきた「ソース焼そば」なだけあって、
その点に関しても欠点はなく、まとまりの高さは非常に見事でした!

でもって、いい具合にマルちゃんとしての個性も出てましたしね!

一方でノンフライ麺のソース焼そばはなかなか定着しない現状もあり、
その壁を越えられるかどうかは大きな注目ポイントと言えそうですね!

ぜひともその大きな壁を越える存在となってほしいところですね!(゚x/)モキギュー

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テーマ : カップめん | ジャンル : グルメ

コメント

 
おはようございます。
以前あった日清ラ王焼そばに匹敵するくらいの
すばらしいクオリティの製品でしたね。
個人的にはラ王のほうに軍配上げますが。

しかし実売価格で50円くらい変わると油揚げ麺商品に比べ
こんなにクオリティ上がるのか・・・という感じです。
麺はやはりノンフライ麺がいいですね。
油揚げ麺とは圧倒的な差を感じます。
また肉具材なしてもこれだけのキャベツが入っていて満足。
ソースはやや中庸的ですが、それが飽きない美味しさでしたね。

で、定番化成長の期待ですが、どうでしょう?
そろそろ量販店から姿消えてきてる感じです。
やはり焼そばはビッグネームとPBがあまりにも強いジャンルかな~ (^_^;)
たういさん、こんばんは!

やっぱりノンフライのカップ焼そばは質が高いですよね!
ただどうしてもなかなか定着しにくい壁があるようですが!(=゚ω゚)

ソースに関してもよく練ってきたなぁという印象でしたね!

ノンフライ麺を使うことによって全体的に高級感が増してくる、
その中でよりリアリティの高い炒め感のある王道の味に仕上げる、
このあたりはチルド麺で培った技術も感じるところでしたね!

また具材にFDブロックを使ってきたあたりも本気を感じましたね!

おそらく東洋水産としては定番化を狙っているでしょうし、
今後も何度か挑戦してくるのではないかと思うのですが、
ソース焼そばは油揚げ麺の定番が多いだけに大変でしょうね!

その壁を打ち破れる歴史的な商品になれるかどうかも注目ですね!

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
焼きそばはおいしいですからねぇ~。
一般的な感じのおいしさを超えてくるのかってのが楽しみですよね(^0^)
よしおさん、こんにちは!

この商品は一般的なカップ焼そばの枠を超えてるのは間違いないです!
ただライバル商品が多いので、抜けていけるかはまだ未知数ですが!(=゚ω゚)

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)

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