3/4発売 Yahoo! ラーメン特集 2018-2019 第6回 最強の次世代ラーメン決定戦 ガツ盛り部門 優勝 香澄 でかまる 背脂煮干醤油

3/4発売の東洋水産
「Yahoo! ラーメン特集 2018-2019 第6回 最強の次世代ラーメン決定戦
 ガツ盛り部門 優勝 香澄 でかまる 背脂煮干醤油」
を食べました!

「Yahoo! ラーメン特集」のサイトで毎年開催されている、
「最強の次世代ラーメン決定戦」の「ガツ盛り部門」で、
優勝した「香澄」というお店のラーメンの再現商品です!

◎「らーめん香澄」について


この「香澄」は現在ではセカンドブランドを含め3店舗を展開してます!
ただ3店舗それぞれで全くタイプの違うラーメンを提供してるのですよね!

本店である阿波座のお店では新潟燕三条を意識した煮干系のラーメンを、
2店舗目の中崎町店では濃厚な鶏を強く打ち出した鶏白湯系のラーメンを、
3店舗目の「とりそばモリゾー」では澄んだ鶏系のラーメンを出してます!

大阪のお店なので、自分もそれぞれの店舗に過去に何度も訪問してます!
それぞれのお店に訪問した際の記事を1つずつ紹介しておきます!

本店(阿波座)
らーめん香澄 煮干ラーメン

中崎町店
らーめん香澄 中崎町店 上とり塩

とりそばモリゾー
とりそばモリゾー とりそば

「なんでモリゾーなの?」というふうに思われる方が多いでしょうが、
この「らーめん香澄」の店主の尼崎誠さんは大阪谷町九丁目の有名店
「JUNK STORY」でかつて修行されており、そのときに「JUNK STORY」の
店主さんからつけられていたあだ名が「モリゾー」だったのですよね!

「JUNK STORY」の店主さんは社員の方にいつもあだ名をつけるのですよね!笑
そのおかげでニックネームのほうが有名になるケースがよくあるのです!

「モリゾー」と呼ばれるようになったはっきりした理由は聞いたことはないですが、
「愛知万博」のキャラクター「モリゾー」に似ていると判断されたからでしょうね!

さて、今では煮干系の名店として数えられるようになった「香澄」ですが、
もともとは清湯系の塩ラーメンのお店として運営されてたのですよね!

そして2014年4月14日にそれまでのレギュラーメニューを完全に廃止して、
「煮干ラーメン」と「煮干まぜそば」のお店へと一気に転換したのです!

そのとき関西のラーメン好きの方々の間ではかなりの賛否両論が出ました!

というより、むしろ「否」が多く、中には「いくら何でも言い過ぎでは」と
思わされてしまうような、辛辣な言葉も投げかけられたりしたのですよね!

今でも当時このお店を取り巻いた奇妙な空気感ははっきりおぼえてますし!

そんな中でも店主さんは方針を変えず、煮干の店としてのスタンスを貫き、
一般客からの支持を多く得て、より知名度を高めることに成功したのです!

3/4発売 Yahoo! ラーメン特集 2018-2019 第6回 最強の次世代ラーメン決定戦 ガツ盛り部門 優勝 香澄 でかまる 背脂煮干醤油

さて、Yahoo!で行われている「最強の次世代ラーメン決定戦」では、
このイベント向けにいろいろなお店が新作メニューを考案したうえで、
その見た目などをもとに投票して、優勝するとカップ麺化されます!

今回の商品はそのうちの「ガツ盛り部門」で優勝したものなのですが、
「ガツ盛り部門」は端的に言うなら「二郎系」を連想させるような、
野菜などの具材がドカッと盛られたそうしたラーメンがエントリーします!

ところが今回の大会を見ると、このラーメンだけ妙に浮いてるのですよね;

というのも、トッピングがごく普通で「ガツ盛り」要素が全然ないのです!
ほんとに普通にチャーシュー、メンマ、青ねぎが乗っているだけなのです!

でもって、実際のお店に行ったことのある自分から見てみると、
「これ、レギュラーの煮干ラーメンでは?」と見えるのです!

スープの色、トッピング、背脂の量、麺、全部同じに見えましたからね!

もしかするとイベント向けに少しのアレンジはしたのかもですが、
ほぼレギュラーの「煮干ラーメン」がモデルと見ていいでしょう!

「それってこのイベント的にはアリだったのだろうか」と思いもしますが、
自分としては逆になかなか面白くやったなぁと思えたりもしましたね!

お店として本当にカップ麺化されてほしいと思っているラーメンは、
お店の最大の看板であるレギュラーメニューのはずなのですよね!

でも「最強の次世代ラーメン決定戦」はラーメン店の視点から見ると、
自分のお店のラーメンがカップ麺化される大きなチャンスでありながら、
カップ麺になるのは基本的にはあくまで新作の限定ラーメンなのですよね!

でも今回の「らーめん香澄」はほぼレギュラーと同じものをエントリーさせて、
それで優勝したことで、レギュラーメニューのカップ麺化に成功したわけです!

そう考えると、これはこれで一つの大きな発想の勝利でもありますよね!(*゚ー゚)

3/4発売 Yahoo! ラーメン特集 2018-2019 第6回 最強の次世代ラーメン決定戦 ガツ盛り部門 優勝 香澄 でかまる 背脂煮干醤油(内容物)

◎内容物 - 粉末は煮干メイン、液体は醤油ダレ的


内容物はかやく、粉末スープ、液体スープとなっています!
またカップの中にはあらかじめ肉とメンマが入っています!

粉末スープは先入れ仕様ですが、かなり煮干の香りがしますね!
煮干のエキスや粉末を多めに入れていることが伝わってきます!

3/4発売 Yahoo! ラーメン特集 2018-2019 第6回 最強の次世代ラーメン決定戦 ガツ盛り部門 優勝 香澄 でかまる 背脂煮干醤油(できあがり)

うん、やっぱり「ガツ盛り」的な印象は全然してこないですよね!
ごくごく普通の背脂系醤油ラーメンという雰囲気がしてきます!

◎スープ - 「香澄」の煮干だしの個性がはっきりと出ている


まずはスープですが・・・おっ、これは「香澄」の味ですね!(●・ω・)

スープの中心は完全に煮干で、その個性やクセもある程度出しながら、
それでいてキツく感じたり、エグく感じたりするようにはしておらず、
「明確に煮干なのにバランス感も高い」スープに仕上がっています!

煮干のクセを出さずに旨味だけを抽出したタイプの優しいスープとも違い、
かといってゴリゴリに煮干の強烈さをアピールするスープとも明確に違う、
煮干ははっきり生きていながら食べやすい、これはまさに「香澄」の特徴で、
そうした「香澄らしさ」がしっかりと伝わってきたのは非常に好印象でした!

「香澄」の煮干スープの良さの1つが煮干粉末の持つパワフルさに頼らず、
しっかりとだしとして煮出した煮干スープの旨味があるという点なのですが、
今回のスープはそうした部分についてもしっかりと演出されていましたね!

もちろんカップ麺ですし、一定程度は煮干粉末にも頼ってはいますが、
できるだけ「だし感」を重視したスープになっているのはいいですね!(=゚ω゚)

東洋水産は数あるメーカーの中でもこうした煮干使いは非常に上手いですね!
そういう点では「香澄」のスープとは相性が良かったと言っていいでしょう!

また「香澄」の煮干スープは燕三条系をもともとモデルにしていることもあり、
スープはほぼ完全に煮干ベースで、動物系は背脂によって補完する形なのですが、
こちらのカップ麺もおおむねそのスタイルを踏襲したものにはなっていますね!

ただし、さすがにカップ麺では豚脂だけで動物系の風味を出しにくいので、
ポークエキスを組み合わせることによってサポートする形になってますが!

◎スープの原材料 - 豚系、煮干、醤油の3つが軸


スープの原材料はしょうゆ、植物油、豚脂、ポークエキス、食塩、
魚介エキス、砂糖、たん白加水分解物、香辛料、酵母エキスです!

「香澄」のスープは醤油ダレの主張が明確なのも一つの特徴ですが、
そのあたりの雰囲気についてもかなりしっかりと再現されています!

「強めながらもとがらない甘めの醤油」、こうした感じが出てますね!

◎麺 - いつもの「でかまる」らしいなめらか中太麺


そして麺ですが・・・こちらは特にお店の再現とかは関係ないですね!(*゚◇゚)

実際のお店では平打ち気味のプリッとした麺が合わされていますが、
カップ麺では普通に「でかまる」シリーズらしい麺が使われています!

やや太めだけど、がっしりとした力強さをアピールすることはなく、
なめらかでややふかっとしたような、そうした食感が特徴です!

そのため、太麺でありながらスープとのなじみは非常にいいのですよね!
油揚げ麺臭もそこそこ強めながら、嫌みに感じないのは長所と言えます!

◎麺量と栄養成分 - 脂質がかなり高め


麺の量は大盛の90gで、カロリーは560kcalとなかなかの高さです!
脂質は28.9gと、大盛系カップ麺としても非常に高い部類ですね!

ただ食べていてそこまで重く感じるかというとそうでもないです!
これはスープのベースが主に煮干になっているためでしょうね!

魚介+油脂という形だと、あまりギトギトはしないですからね!

◎具材 - 東洋水産の得意分野をストレートに生かした内容


具材は味付豚肉、背脂加工品、メンマ、ねぎとなっています!

お店の具材もチャーシュー、メンマ、ねぎ、背脂の4つなので、
おおむねお店のトッピングをきちんと再現されていると言えます!(`・ω・´)

味付豚肉は東洋水産が得意とするリアル系の豚肉具材ですね!
食感が非常に良く、リアリティという点では極めて優れてます!

でもって、量もしっかりと入っているのでそこも満足できます!

メンマもコリコリ感があり、食感のアクセントとして機能してますね!
でもってこの煮干スープとメンマがなかなかいい相性なのですよね!

ねぎはごく普通の乾燥青ねぎですが、薬味としては役立っています!

そして背脂加工品ですが、これは単体だと背脂の食感は出る一方で、
風味があまりないのですが、今回のスープは豚脂が多く入ってるので、
その豚脂と合わさることによって背脂らしい雰囲気が高まっています!

そういう点では、背脂もしっかり再現されていると言えるでしょう!

◎まとめ - 1つのカップ麺としてもスープの再現としてもかなり優秀


まず何より良かったのは、スープの特徴がはっきりと出ていて、
なおかつそれを麺などが邪魔していなかったというところですね!

このYahoo!の「最強の次世代ラーメン決定戦」シリーズのカップ麺は
基本的にはイベント向けの限定ラーメンをカップ麺化したものになるので、
その味を実際に食べたいと思ってもお店では終了していることが多いです!

でも今回はほぼレギュラーのラーメンを再現した形になっているので、
「お店のスープの特徴をわかりやすく伝えてくれる」という点に加えて、
「実際にお店で食べてみよう」という動機に繋げやすいのがいいですね!

大阪近辺の方で、この商品が気に入ったらお店に行くのもいいですね!
ただし煮干ラーメンは阿波座の本店のみなのでその点はご注意ください!(゚x/)モニニッ

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コメント

 
おはようございます。
あ~、この商品のモデルのお店は大阪のお店だったのですか。
それなら食べておけばよかったです。
でもこの週は旅行だったのでしんどかったかな? (^_^;)

そしてなぜかのがつ盛り部門のエントリー?
たしかにがつ盛りっぽさと言えば再現性のない麺くらいでしょうか?
あとはバケツ型の大盛りカップという部分とかww
まぁ、このへんもこの企画の謎なところですね。

しっかりの煮干系みたいなので自分にはもしかしてしんどいかもですが、
そのスープは味わってみたいところです。
たういさん、こんにちは!

この商品、元のラーメンからしてガツ盛り要素がなかったですからね;
トッピングももともとごく普通のものしか乗ってなかったですし!

ほぼレギュラーメニューのラーメンと同じだったことから、
それをエントリーさせて本戦にも出場させてしまったのは、
大会開催側のミスという気もしないではないのですけども!(●・ω・)

そのあたりの脇の甘さもこの企画らしいとも言えますね!笑

ただお店としてはいい具合にレギュラーメニューの宣伝ができて、
お店としてもいろいろな波及効果が得られそうではありますね!

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)

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