LEE 麻辣ビーフカレー 辛さ×10倍

グリコの「LEE 麻辣ビーフカレー 辛さ×10倍」を食べました!
2/19に発売された辛口ビーフカレー「LEE」からの新作です!

LEE トムヤム風チキンカレー 辛さ×10倍」との同時発売商品です!
「トムヤム風チキンカレー」のほうについてはすでに紹介しています!

おそらくは期間限定的な感じの新商品なのではないかと思われます!

LEE 麻辣ビーフカレー 辛さ×10倍

こちらは「LEE」を麻辣味に仕上げた商品となっています!
辛さは「トムヤム風チキンカレー」と同様に「×10倍」です!

「麻辣」というのは、花椒という香辛料による痺れ(麻)と
唐辛子による辛さ(辣)を合わせた味わいのことですね!

唐辛子については普段から「LEE」には多く使われているので、
今回は「花椒を加えた」というのが最大のポイントでしょう!

花椒は四川山椒や中華山椒などと呼ばれることもあり、
ビリビリとした舌を痺れさせるような刺激が特徴です!

読みは「ホワジャオ」ですが、日本では主に「かしょう」と呼ばれますね!

パッケージの写真でいうと、右側に写っているのが花椒の粒ですね!

最近はこの花椒を使った料理が非常に流行ってますよね!

麻婆豆腐などの四川料理で多く使われるのはもちろん、
最近ではカップ麺でも花椒が効いているものが目立ちます!

今回の商品でネックになりそうなのは、普段の「LEE」に対して
どれくらいきちんと差別化をはかれているかという点でしょうね!

花椒の痺れはもともとカレーと合わせても違和感はないものですし、
刺激のタイプ的に少なからず和山椒と似ているところがあるうえに、
「LEE」は和山椒を過去に「SPICES OF THE WORLD」で使ってますしね!

「トムヤム風」はレモングラスという個性的なハーブが入るので、
それだけで十分すぎるぐらいに違いが打ち出せていましたが、
花椒はそこまで強烈なインパクトを出すものではないですしね!

LEE 麻辣ビーフカレー 辛さ×10倍(できあがり)

写真ではわかりにくいですが、カレーの色はけっこう違います!
従来の「LEE」は黒いですが、こちらはそれに比べると赤いです!

ただその赤さはおそらく「カロチノイド色素」によるものですが;
別にこれといって赤い素材が使われているわけでもないですしね;

◎カレーの味わい - ピリピリした刺激が強く、にんにくが少し強め


まずはその味ですが・・・根幹の部分はいつもの「LEE」と近いです!(●・ω・)

「いつものLEEです」と言ってこちらのバージョンを出されても、
味だけではそこまで違いを感じない人も多いかもしれませんね!

少なくとも「トムヤム風」のときほどの強烈な違いはないです!

ただ、全体をしっかりと見ていくといろんな違いが見えてきます!

まず最大の違いは、やはり花椒による痺れが加わっている点です!(*゚◇゚)

これは思っていたよりも、しっかりと花椒を主張させていますね!

唐辛子の辛さで言えば、「10倍」は自分にとってかなり控えめですが、
今回はその中から舌への持続的なピリピリした刺激がありましたからね!

なので、普段の「10倍」であれば何とか食べられるぐらいの人だと、
こちらの「麻辣」はもしかすると辛すぎると感じる人もいそうです!

唐辛子の辛さに関しては普段の「10倍」と特に変わらないですが、
花椒による痺れの刺激がはっきりとそこに重なっていましたからね!

特に痺れ系の刺激が苦手な場合は、避けたほうが無難な可能性もあります!

「SPICES OF THE WORLD」で使われた和山椒の刺激と比べても、
今回使用された花椒のほうがよりピリピリ感は強いですね!

「SPICES OF THE WORLD」は刺激以上に清涼感が立っていましたが、
こちらのほうはストレートに痺れの刺激を指向してましたからね!

そして他の点でも従来の「LEE 辛さ×10倍」との違いが見えます!

まずはにんにくの風味が普段の「LEE」よりも強く出ていますね!

これは実は食べるときよりも、封を開けた段階で感じたのですよね!
「あれ、今回はいつもより香りが強いな」とすぐにわかりましたしね!(*゚ー゚)

そして全体として「LEE」らしい雰囲気は強く残してはいながらも、
いかにも「欧風カレー」的なまったり感はいくぶん下がっています!

またカレーの粘度はいつもよりほんの少し下げられていましたかね!
それでも欧風カレーの範疇に入るぐらいの粘度はありましたが!

「トムヤム風チキンカレー」ほどライト志向にはなってないものの、
多少サラッとさせつつ、にんにくでワイルド感を出した感じですね!

◎具材 - いつもの「LEE」と特に変わらないビーフ


具材については普段の「LEE」と特に違いは見えなかったですね!
やや少なめにも感じましたが、おそらくは単なる個体差でしょう!

ビーフのやわらかさや質についてもいつもと同じでしょうね!

この点は普段の「LEE」との違いをわかりにくくした原因ではありますね!
中華料理でよく使われる豚肉にするという手もあったと思いますが!

◎商品の紹介文


今回の「LEE 麻辣ビーフカレー 辛さ×10倍」の箱の裏には、
次のような商品に関する紹介文が書かれていました!

(ここから引用)
別名・中華山椒とも呼ばれる、しびれるスパイス
花椒(ホワジャオ)を使用した、本格辛口ビーフカレーです。
しびれる辛さ(麻)とヒリヒリする辛さ(辣)のクセになる
刺激をお楽しみください。
(ここまで)

やはり花椒を取り入れたことをアピールする内容になってますね!

◎カレーの原材料


今回の「LEE 麻辣ビーフカレー 辛さ×10倍」の原材料は次の通りです!

[LEE 麻辣ビーフカレー 辛さ×10倍の原材料]


牛肉、ラード、小麦粉、炒めたまねぎペースト、カレー粉、砂糖、
しょうゆ、チキンブイヨン、オイスターソース、にんにくペースト、
食酢、しょうがペースト、ポークブイヨン、食塩、酵母エキス、
たん白加水分解物、ごま油

比較のために従来の「LEE 辛さ×10倍」の原材料も書いてみます!

[LEE ビーフカレー 辛さ×10倍の原材料]


牛肉、たまねぎペースト、ラード、小麦粉、カレー粉、
炒めたまねぎペースト、チキンブイヨン、砂糖、
トマトペースト、ウスターソース、食塩、しょうがペースト、
ポークブイヨン、バター、たん白加水分解物、
酵母エキス、にんにくペースト

ここから両者の違いをピックアップするとこんな感じになります!

・にんにくペーストが大幅に増えている
・トマトペースト、ウスターソース、バターがなくなった → 欧風要素の縮小
・オイスターソース、食酢、ごま油の追加 → 中華要素をプラス

トマトペースト、ウスターソース、バターの3つが外れたのは、
実は「トムヤム風チキンカレー」とも共通してるのですよね!

アジア向けの味わいに近づけるための要素だったのでしょう!

オイスターソースやごま油は大きなポイントなのですが、
食べていてはっきり気付くかと言えばそうでもなかったです;

両者を同時に食べ比べると違いを感じたとは思いますが、
単体で食べる範囲ではそこまで目立ちはしなかったですね!(=゚ω゚)

食酢は風味をサッパリさせる方向に向けてたのでしょうね!
実際いつもの「LEE」に比べるとやや風味は軽めでしたし!

◎栄養成分 - 「トムヤム風」ほどではないものの軽めの仕上がり


今回の「LEE 麻辣ビーフカレー 辛さ×10倍」の栄養成分と、
従来の「LEE 辛さ×10倍」の栄養成分と比較してみます!

[LEE 麻辣ビーフカレー 辛さ×10倍の栄養成分]


内容量 180g
エネルギー 177kcal
炭水化物 16.9g
脂質 9.5g
たんぱく質 5.9g
食塩相当量 2.1g

[LEE ビーフカレー 辛さ×10倍の栄養成分]


内容量 180g
エネルギー 228kcal
炭水化物 18.2g
脂質 14.2g
たんぱく質 6.8g
食塩相当量 2.4g

エネルギー、脂質、炭水化物もどれもやや軽めになってますね!(`・ω・´)

ただ「トムヤム風」は脂質5.6gで、143kcalだったことを見ると、
両者の中間的なラインに整えられているとも言えるでしょう!

◎まとめ - いつもの「LEE」を軸に花椒のピリリとした痺れが冴える


おおむね普段の「LEE 辛さ×10倍」を継承した味わいでしたが、
にんにくを強めにすることでワイルド感を少し強める一方で、
全般的にややライトにし、さらに花椒の刺激でインパクトを出す、
なかなかバランスの良い仕上がりになっている内容でしたね!

決してものすごく強い個性を持っているわけではなかったですが、
逆にそれゆえに「LEE」好きならほぼ確実に気に入る内容でしたね!

インパクトを楽しむ点では「トムヤム風」が上でしたが、
こちらはより普段買いしやすい安心できる味わいでした!(゚x/)モキニュッ

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テーマ : カレー | ジャンル : グルメ

コメント

 
これはまずい。
アジア大好き者としては買わなくては。
スーパーに行く時間がほしい。
つうか、休みくれって感じです。
食べてみたいなあ。
おはようございます。
しかし今回のこの2製品の企画おもしろいですよね。
それもしっかり有名ブランドのLEEなのがネームバリューあっていいです。

しかし花椒のほうはトムヤムに比べて特長の打ち出しは
やや難しかった感じでしょうか?
でも味わってみたい一品ですよね~、この2製品!

個人的にはレトルトカレーはイオンのタスマニアビーフカレー(中辛)が
最近のいちばんのお気に入り。
肉売り場で売っていて258円とお高めですが。
焼き鳥おうじさん、こんばんは!

この商品、ちょっと見つけにくいのが難点ではありますが、
ぜひとも「トムヤム風」のほうと一緒に買ってみてください!

この商品で気になるのは、花椒を焼き鳥おうじさんがどう感じるかですね!

ラーメンとかだと花椒が強く出て苦手に感じてしまいがちですが、
カレーといういろんなスパイスが複合的に入っているところに、
1つのパーツとして入った花椒に関してはどんなふうに感じるのか、
そのあたりがどのような結果になるのかはちょっと楽しみです!(●・ω・)

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
たういさん、こんばんは!

なんだか最近のブームに沿った感じもする2商品でしたね!

「麻辣」に関しては完全に今のトレンドでもありますし、
東南アジア系の味わいもちょうど波が来ていますからね!

「LEE」の欧風カレー要素とアジア系の要素がどう合わさるか、
そのあたりは不安もありましたが、食べてみると問題なしでした!(●・ω・)

ただこちらのほうは個性がそこまで強く出てはいないですが!
でも花椒のピリピリとした刺激とカレーって案外合いますね!

イオンのタスマニアビーフカレーは
カレー好きのまうさんもオススメしてましたね!

肉の完成度がレトルトカレーとしては非常に高いのでしょうね!

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)

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