2/4発売 Yahoo! ラーメン特集 2018-2019 第10回 最強の次世代ラーメン決定戦 準優勝 若武者 本気盛 花椒香る煮干醤油
2/4発売の東洋水産
「Yahoo! ラーメン特集 2018-2019 第10回 最強の次世代ラーメン決定戦 準優勝
若武者 本気盛 花椒香る煮干醤油」
を食べました!
同決定戦の優勝の「創作らーめん style林 スパイシー赤味噌」は紹介済みですね!
Yahoo!とTRY(Tokyo Ramen of the Year)との共同企画で、
各ラーメン店に次世代をイメージする商品を作ってもらい、
それをビジュアルとメニュー名で投票してもらうシステムです!
実際に食べたうえで投票するシステムでないのが少々アレですが(;゚ω゚)
また各店がtwitterなどで投票を依頼しているケースも多いので、
組織票的なものをどれくらい動員できるかも鍵だったりします!
それはさておき、まずは今回のラーメンへと目を向けていきましょう!

今回準優勝になった福島の「若武者」はこの決定戦の常連で、
第8回で優勝、また第7回でも準優勝に輝いています!
第8回では「旨辛鶏台湾」、第7回は「合わせ味噌ど豚骨」と、
登場するたびにけっこうラーメンの趣向を変えてきてますね!
それだけスープの幅の広いお店ということなのかもしれません!
今回は「煮干醤油」ベースと、清湯寄りになっていますしね!

ニラなどの香味野菜や、ピリ辛の要素もちょっと感じさせますね!
このあたりが今回の「花椒」あたりと関わってくるのかもですね!

あら、麺の出来上がりの質感が明らかにこれまでと違いますね!
「本気盛」でこうしたタイプの麺が使われたのは初かもです!
まずはスープですが・・・ベースはベーシックな煮干系です!(●・ω・)
スープの主役はどこからどう切り取っても完全に煮干ですね!
かといって、煮干をガンガンに効かせるワイルド系ではなくて、
煮干の旨味が個性がじわっと伝わってくる優しさのあるタイプです!
そこに植物油脂や香味油が絡むことで一定のコクが与えられます!
原材料を見ると、どうも動物系の要素が全く入ってないのですよね!
「優勝」のラーメンもベースはサバのみと魚介単独スープながらも、
それでも多めのラードが入ることで動物系も主張していましたが、
こちらは油脂なども含めて動物系によるサポートがないのですよね!
最近は魚介だけでスープを組み立てるお店も増えてきていますが、
今回のスープもそうした傾向を裏付ける一杯と言えるでしょう!
原材料を見ると隠し味的に味噌なども入ってはいるのですが、
基本的には煮干ベースの優しい醤油ラーメンと言えるでしょう!
そしてここにアクセントとして加わってくるのが花椒の存在です!(`・ω・´)
花椒は中華系のものを中心にラーメンでもよく使われていますが、
煮干ラーメンと組み合わせるというのはなかなか珍しさがあります!
そんな一見異質な組み合わせですが、これがなかなかバチッと合ってます!
煮干ラーメンは煮干そのものを強烈に効かせてパンチを出してくるか、
あるいは多めの油脂によってワイルドにするといった手法がありますが、
この「もう1つのアクセント」を花椒によって再現する形になってます!
花椒の強さだけで見れば、決してガンガンに攻めるものではないですが、
煮干スープの中から花椒の清涼感が感じられる様は非常に面白いです!
煮干も花椒もどちらもラーメンではおなじみになってる素材ですが、
それが合わさることで新しい世界が見えるというのはいいですね!
これについては発想の勝利と言ってもいいかもしれないですね!
スープの原材料は乳糖、しょうゆ、魚介エキス、食塩、植物油、香辛料(花椒、唐辛子)、
粉末煮干し、砂糖、花椒香味油、野菜エキス、酵母エキス、みそとなっています!
素直に煮干系と花椒系の2つを中心に組み立てられていますね!
野菜エキスやみそなどが下支えとして機能していそうですね!
麺は「本気盛」としては珍しい中太の平打ち油揚げ麺です!
ちょっとこの麺の採用には自分としてはかなり驚きましたね!
「本気盛」というと、ちょっと暴れがちなタイプの中太麺か、
たまに縮れた油揚げ麺臭の細麺が使われたりするのですが、
いずれにしても油揚げ麺としての高級感はそれほどなく、
どちらかというと無骨な麺が使われる傾向があったのですよね!
ただ今回の麺はこれまでの「本気盛」の麺とは明らかに違って、
縮れも少なく、食感も穏やかで、自然なプリッとした弾力と、
しなやかさを感じさせる新世代的な麺になってるのですよね!(*゚◇゚)
ここ1年ほど東洋水産はまれにこうした麺を使ってはいましたが、
それが看板である「本気盛」ブランドにまで使われたのは驚きです!
これはもしかすると今後東洋水産の縦型麺に大きく影響するかもですね!
このレベルの麺がスタンダードになると、東洋水産はかなり強いですね!
ただ麺の下側のほうがちょっと油脂を多めに含んでいたことで、
その部分の麺のほぐれが悪いという弱点も多少目立ちましたが!
そこが解消されれば、かなりレベルの高い油揚げ麺になるでしょう!
麺の量は80gで、カロリーは472kcalとなっています!
脂質は19.9gで、まあまあ標準的な数字になってますね!
具材は鶏ひき肉、ニラ、ねぎという組み合わせになっています!
鶏ひき肉は粒も小さめで、味も鶏ということで軽いですね!
なので、肉具材としてはそこまで存在感は大きくないです!
ただスープにも肉の要素が全く入っていないスープなので、
そこに少しでも肉っぽさを加える役割は果たしていますね!
ねぎは普通の薬味ですが、すぐに戻るやわらかな青ねぎで、
優しい質感で楽しむことができるというのは利点ですね!
そして全体としても最も貢献していたのはニラでしょうね!(*゚ー゚)
煮干スープと花椒という刺激のある素材を合わせるために、
その橋渡しとしてニラや唐辛子などの刺激のある野菜を加える、
この組み立てについてはなかなか面白いと思わされましたね!
「次世代らしさ」という点では「優勝」の商品が上でしたが、
発想の面白さもあり、まとまりや完成度も非常に優れているなど、
トータルとしては自分はこちらに1票入れたい気持ちになりましたね!
「本気盛」が麺を大きく進化させた一杯としての価値が大きいですね!(゚x/)モキキキ
【関連記事】
・TRY関連カップ麺 総合メニュー
「Yahoo! ラーメン特集 2018-2019 第10回 最強の次世代ラーメン決定戦 準優勝
若武者 本気盛 花椒香る煮干醤油」
を食べました!
同決定戦の優勝の「創作らーめん style林 スパイシー赤味噌」は紹介済みですね!
Yahoo!とTRY(Tokyo Ramen of the Year)との共同企画で、
各ラーメン店に次世代をイメージする商品を作ってもらい、
それをビジュアルとメニュー名で投票してもらうシステムです!
実際に食べたうえで投票するシステムでないのが少々アレですが(;゚ω゚)
また各店がtwitterなどで投票を依頼しているケースも多いので、
組織票的なものをどれくらい動員できるかも鍵だったりします!
それはさておき、まずは今回のラーメンへと目を向けていきましょう!

今回準優勝になった福島の「若武者」はこの決定戦の常連で、
第8回で優勝、また第7回でも準優勝に輝いています!
第8回では「旨辛鶏台湾」、第7回は「合わせ味噌ど豚骨」と、
登場するたびにけっこうラーメンの趣向を変えてきてますね!
それだけスープの幅の広いお店ということなのかもしれません!
今回は「煮干醤油」ベースと、清湯寄りになっていますしね!

ニラなどの香味野菜や、ピリ辛の要素もちょっと感じさせますね!
このあたりが今回の「花椒」あたりと関わってくるのかもですね!

あら、麺の出来上がりの質感が明らかにこれまでと違いますね!
「本気盛」でこうしたタイプの麺が使われたのは初かもです!
まずはスープですが・・・ベースはベーシックな煮干系です!(●・ω・)
スープの主役はどこからどう切り取っても完全に煮干ですね!
かといって、煮干をガンガンに効かせるワイルド系ではなくて、
煮干の旨味が個性がじわっと伝わってくる優しさのあるタイプです!
そこに植物油脂や香味油が絡むことで一定のコクが与えられます!
原材料を見ると、どうも動物系の要素が全く入ってないのですよね!
「優勝」のラーメンもベースはサバのみと魚介単独スープながらも、
それでも多めのラードが入ることで動物系も主張していましたが、
こちらは油脂なども含めて動物系によるサポートがないのですよね!
最近は魚介だけでスープを組み立てるお店も増えてきていますが、
今回のスープもそうした傾向を裏付ける一杯と言えるでしょう!
原材料を見ると隠し味的に味噌なども入ってはいるのですが、
基本的には煮干ベースの優しい醤油ラーメンと言えるでしょう!
そしてここにアクセントとして加わってくるのが花椒の存在です!(`・ω・´)
花椒は中華系のものを中心にラーメンでもよく使われていますが、
煮干ラーメンと組み合わせるというのはなかなか珍しさがあります!
そんな一見異質な組み合わせですが、これがなかなかバチッと合ってます!
煮干ラーメンは煮干そのものを強烈に効かせてパンチを出してくるか、
あるいは多めの油脂によってワイルドにするといった手法がありますが、
この「もう1つのアクセント」を花椒によって再現する形になってます!
花椒の強さだけで見れば、決してガンガンに攻めるものではないですが、
煮干スープの中から花椒の清涼感が感じられる様は非常に面白いです!
煮干も花椒もどちらもラーメンではおなじみになってる素材ですが、
それが合わさることで新しい世界が見えるというのはいいですね!
これについては発想の勝利と言ってもいいかもしれないですね!
スープの原材料は乳糖、しょうゆ、魚介エキス、食塩、植物油、香辛料(花椒、唐辛子)、
粉末煮干し、砂糖、花椒香味油、野菜エキス、酵母エキス、みそとなっています!
素直に煮干系と花椒系の2つを中心に組み立てられていますね!
野菜エキスやみそなどが下支えとして機能していそうですね!
麺は「本気盛」としては珍しい中太の平打ち油揚げ麺です!
ちょっとこの麺の採用には自分としてはかなり驚きましたね!
「本気盛」というと、ちょっと暴れがちなタイプの中太麺か、
たまに縮れた油揚げ麺臭の細麺が使われたりするのですが、
いずれにしても油揚げ麺としての高級感はそれほどなく、
どちらかというと無骨な麺が使われる傾向があったのですよね!
ただ今回の麺はこれまでの「本気盛」の麺とは明らかに違って、
縮れも少なく、食感も穏やかで、自然なプリッとした弾力と、
しなやかさを感じさせる新世代的な麺になってるのですよね!(*゚◇゚)
ここ1年ほど東洋水産はまれにこうした麺を使ってはいましたが、
それが看板である「本気盛」ブランドにまで使われたのは驚きです!
これはもしかすると今後東洋水産の縦型麺に大きく影響するかもですね!
このレベルの麺がスタンダードになると、東洋水産はかなり強いですね!
ただ麺の下側のほうがちょっと油脂を多めに含んでいたことで、
その部分の麺のほぐれが悪いという弱点も多少目立ちましたが!
そこが解消されれば、かなりレベルの高い油揚げ麺になるでしょう!
麺の量は80gで、カロリーは472kcalとなっています!
脂質は19.9gで、まあまあ標準的な数字になってますね!
具材は鶏ひき肉、ニラ、ねぎという組み合わせになっています!
鶏ひき肉は粒も小さめで、味も鶏ということで軽いですね!
なので、肉具材としてはそこまで存在感は大きくないです!
ただスープにも肉の要素が全く入っていないスープなので、
そこに少しでも肉っぽさを加える役割は果たしていますね!
ねぎは普通の薬味ですが、すぐに戻るやわらかな青ねぎで、
優しい質感で楽しむことができるというのは利点ですね!
そして全体としても最も貢献していたのはニラでしょうね!(*゚ー゚)
煮干スープと花椒という刺激のある素材を合わせるために、
その橋渡しとしてニラや唐辛子などの刺激のある野菜を加える、
この組み立てについてはなかなか面白いと思わされましたね!
「次世代らしさ」という点では「優勝」の商品が上でしたが、
発想の面白さもあり、まとまりや完成度も非常に優れているなど、
トータルとしては自分はこちらに1票入れたい気持ちになりましたね!
「本気盛」が麺を大きく進化させた一杯としての価値が大きいですね!(゚x/)モキキキ
【関連記事】
・TRY関連カップ麺 総合メニュー
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たういさん、こんばんは!
ほんと花椒はいつのまにかメジャーな調味料になりましたね!
自分が初めて使ったときなんてほんとマイナーだったのですが;
でも本格中華を求めるなら欠かせないスパイスですもんね!(=゚ω゚)
花椒と煮干ってありそうでなかった組み合わせですが、
実際に合わせてみるとこれがなかなか良かったですね!
そして今回の最大のポイントは間違いなく麺でしたね!
あの「本気盛」でこんな麺が使われるとはほんと意外でした!
今後「本気盛」の麺もどんどん改良されてくるかもですね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
ほんと花椒はいつのまにかメジャーな調味料になりましたね!
自分が初めて使ったときなんてほんとマイナーだったのですが;
でも本格中華を求めるなら欠かせないスパイスですもんね!(=゚ω゚)
花椒と煮干ってありそうでなかった組み合わせですが、
実際に合わせてみるとこれがなかなか良かったですね!
そして今回の最大のポイントは間違いなく麺でしたね!
あの「本気盛」でこんな麺が使われるとはほんと意外でした!
今後「本気盛」の麺もどんどん改良されてくるかもですね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
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ニュースでやってましたが、
去年の花椒の消費は一昨年から20%アップらしいです。
ほんとに花椒も超メジャーになりました。
そしてこちらび製品は自分は食べてないのですが、
なかなか興味深い製品です。
たしかに煮干し系と花椒の組み合わせって珍しい組み合わせですね。
でもその相性は問題なしということでその味わいは気になります。
あとその新世代系の油揚げ麺!
まさかそれを本気盛ブランドで使ってくるとは
とても思い切ったことをしていますね。
その麺にぜひ遭遇したいものです。