1/21発売 カップヌードル スパイスチキンカレー

1/21発売の日清「カップヌードル スパイスチキンカレー」を食べました!

1/22の「カレーの日」に向けた「大阪スパイスカレー」トリオの1つです!
このシリーズからはカップヌードル、UFO、どん兵衛の3品が出されます!

1/21発売 カップヌードル スパイスチキンカレー

自分はスパイスカレーの本場である大阪在住ですが、数年ぐらい前から、
twitterなどでよく個性的なカレーを見るようになったのですよね!

従来のカレーとも違い、かといってインドカレー系ともまた違う、
スパイスと独創的なトッピングなどに目を惹かれるカレーが多く、
「何か面白いカレーが広がってるな」と思ったりしていたものです!

そう言いながら、当の自分は「大阪スパイスカレー」未体験なのですが;
ただ食べたら自分の場合はけっこう気に入るのではないかという気はします!

そして今回は日清がその「大阪カレー」をテーマに新作を作りました!

普段の「カップヌードルカレー」とのスパイス感の違いを感じたいですね!(=゚ω゚)

1/21発売 カップヌードル スパイスチキンカレー(内容物)

さて、今回は後入れスパイスがついてることがポイントとなってます!
「クセになるあとがけ本格スパイス」と袋も気合が入っています!

まずはベースの味を少し味わってから、調和を楽しむことにします!

1/21発売 カップヌードル スパイスチキンカレー(できあがり)

うん、後がけスパイスが入ることでにぎやかな見た目になってますね!

まずはベースのスープですが・・・お、この段階でもスパイシーですよ!(*゚◇゚)

たしかにこれは一般的なカレーラーメンとはアプローチが違いますし、
かといって従来的なスパイシーなカレーともタイプが違っています!

日清のカレー系らしく豚脂が中心にあるのは変わらないのですが、
その量はいつもより少ないため、豚脂がどっしり構えるほどではなく、
バックにあるスパイスの風味などがより際立つ構成となっています!

そしてそれを上手く補佐してくれているのがトマトの風味ですね!

トマトの酸味によって、シャープな要素が顔を出しやすいようにし、
そこに各種のスパイスがグイッと顔を出してくる、そんな構成です!

スパイスの組み合わせ自体はそこまで個性的なわけではないですが、
スパイス感の広がりや多様性、そしてシャープさが際立っています!

たしかにこういうスパイスアプローチは新しいものと言えますね!

もちろん実際のお店ではもっと攻めのスタイルだと思いますが、
「これまでのスパイシーとは違う、スパイスの風味を広げる」、
そういうスパイスカレーのあり方が伝わる形になっていますね!

そしてここに後がけスパイスを加えると・・・うん、より引き立ちますね!(●・ω・)

後がけスパイスはクミンを中心にコリアンダー、黒胡椒、赤唐辛子、
そしてパセリと、別にひねりのある内容では全くないのですよね!

胡椒や唐辛子は辛味を高めるためにごく普通に使われる素材ですし、
パセリの香りは面白いものの、決してそこまで奇抜ではありません!

クミンはもともとカレーの香りの中心的存在で、コリアンダーについても
クミンと合わせられることが非常に多いスパイスなので普通ではあります!

ただ、そんなノーマルな組み合わせながら、効果はなかなか大きいのです!

この商品のポイントは単に「スパイシー」と感じさせるところにはなく、
スパイスによる味の広がり、多層性、シャープに引き立ってくる感触など、
スパイスというものの持ってる表情を伝えるところにあるのですよね!

そう考えると、「よく使われるノーマルなスパイスで食べやすく整えつつ、
スパイスの持つポテンシャルの高さを伝える」スパイス使いという点では、
この商品は非常によく組み立てられていると言っていいように思いますね!

家庭的カレー、欧風カレー、インド風カレーのそのどれにも属さない、
新しいカレーの魅力をイメージさせるポテンシャルを感じさせます!

スープの原材料は豚脂、小麦粉、香辛料、糖類、トマトパウダー、カレー粉、
チキン調味料、でん粉、食塩、玉ねぎ、クリーミングパウダー、乳化油脂です!

実は今回使われたスパイスで最も特徴的なのはマスタードシードです!

ただ残念なことに沈みやすいので、最後まで意外と気付かないのですよね;
でも実際に噛んでみるとなかなか個性的な風味を楽しむことができます!

麺はおおむねいつもの「カレーヌードル」に近い麺となっています!

ただ厳密に見ると、「カレーヌードル」の麺をベースにはしながらも、
ごくちょっと原材料の変更がありますが、気にするほどでもないです!

下味はやや強めで、スープとしっかりと絡むいつもの麺という感じです!

本来「大阪スパイスカレー」はとろみはあまり強くはないのですが、
こちらの商品はそれなりのとろみがあるので麺にはよく絡みますし!(*゚ー゚)

ただそれでもいつもよりはいくぶんサラリとした印象はありましたが!

麺の量は60gで、カロリーは389kcalとなっています!
脂質は17.6gで、麺量を考えるとそれなりには高いです!

ただ従来の「カップヌードルカレー」に比べると実は低いのですね!
「カップヌードルカレー」は脂質20.4gで、422kcalもありますからね!

スパイスが際立つように、油脂を多少抑えてきたのがうかがえます!

具材は鶏ダイスミンチ(白い謎肉)、トマトブロック、ねぎです!

ねぎに関してはあまりスパイスカレーらしい感じはなかったですが、
かといってそれほど蛇足的というわけでもなく、脇役的な感じでした!

トマトブロックは全体のトマト風味を高めるという効果を持ってましたね!
今回は一応ベースのカレーもトマトカレー的な雰囲気がありましたからね!

そして主役の鶏ミンチですが、今回はいくぶんワイルドに感じましたね!(`・ω・´)

白い謎肉って、一般の謎肉に比べると味が大人しい印象なのですが、
今回はなぜかけっこうワイルドな印象を振り向いたりしてましたね!

具材については蒸し鶏あたりを最小しても良かった気はしますが、
これはこれで鶏肉の持っているおいしさを伝えてくれていましたね!

本場のスパイスカレーほど攻めた仕上がりとは言えないでしょうが、
「食べやすい範囲の中で、いかにしてスパイスの広がりや多層性、
シャープさを演出するか」という点から見ると非常に優秀でしたね!

「スパイスが生きてる」ということがはっきり伝わってきましたしね!

スパイスを楽しむカレーとして十分にオススメができる一杯でした!(゚x/)モッキュルー

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コメント

 
先日大阪のスパイスカレーブームのことをラジオでやってました。
やはりブームはそうとうなもののようですね!
そして、スパイスカレー提供してるお店の共通点・・・
・ちょっと頑固というかヘンコの店主。
・お店には細かい決まりがあり違うことすると怒られる。
・お客さん多くないのに料理提供に時間がかかりすぎ。
・お値段は総じてかなり高め
・・・・とか (^_^;)、なんかわかりそうな部分もありますね。

その中のこのカップヌードルはよくできていましたね。
いちばんスパイスカレーのテーマに合っていたと思います。
これとどん兵衛が台所の棚に鎮座していました。嫁が朝ご飯にと(泣)

大阪のカレーを食べたことないですが、どんなんでしょうね。
さて、カップヌードルとどん兵衛、どちらを先に食べようか迷っています。どん兵衛のレポもお待ちしております。
たういさん、こんばんは!

>・ちょっと頑固というかヘンコの店主。
>・お店には細かい決まりがあり違うことすると怒られる。

なるほど、このあたりはたしかに想像がつきますね!
最近のラーメン屋の傾向と似通ってもいますね!

このあたりが逆にマニア心をくすぐったりしますが!

自分のtwitterのTLはラオタ兼スパイスカレー好きが多いですが、
新規性と多少ワガママでもあるプロ意識の高さという、
こうした性質の近さがファン層の重なりも生んでるのでしょうね!

このカップヌードルは今回のシリーズの中でも良かったですね!
トマトの酸味とスパイス感が上手く相乗効果を見せてましたね!(=゚ω゚)

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
焼き鳥おうじさん、こんばんは!

どん兵衛とカップヌードルはどちらも甲乙つけがたいですね!
ただよくわかりやすくスパイシーなのはカップヌードルですね!

どん兵衛のほうはどちらかといえば、じわじわ系に近いです!(●・ω・)

カップヌードルはトマトの酸味とスパイスの相乗効果がメイン、
どん兵衛は軽いだし風味の中でスパイスが光る感じですね!

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)

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