1/14発売 麺NIPPON 宮崎辛麺
1/14発売の日清「麺NIPPON 宮崎辛麺」を食べました!
ご当地ラーメンをカップ麺化する「麺NIPPON」からの新作です!
この「麺NIPPON」(以前は「麺ニッポン」)は比較的初期の頃は
けっこう頻繁に新作が登場するシリーズでもあったのですが、
途中からは新商品の発売ペースがかなり緩まったのですよね!
でもって、「麺ニッポン」から「麺NIPPON」に変わって以降は、
商品数も絞られて、さらに新商品の発売ペースも緩んでいます!
というのも、この「麺NIPPON」は一般的なカップ麺ブランドのような
期間限定商品を定期的に発売するというスタイルではないのですよね!
スーパーの「ご当地カップ麺コーナー」に継続的に並ぶことを狙った、
そうしたブランドなので、商品数をそこまで増やせないのでしょうね!(=゚ω゚)
初期の頃はコンビニ向け期間限定商品的な色合いも持っていましたが、
ある時期からは継続商品としての色がだんだん強まってきましたからね!
最近ではスーパーの「ご当地カップ麺コーナー」でヤマダイの「凄麺」、
サンヨー食品の「名店の味」などと一緒に並んでることが多いですね!

さて、今回は宮崎のご当地麺「辛麺」をカップ麺化したものとなります!
この「辛麺」はこのところ徐々に知名度を上げてきていますが、
まだ完全なブレイクには至っていないというイメージがあります!
カップ麺としても1年に1回ぐらいはどこかのメーカーが出すものの、
たとえば名古屋の「台湾ラーメン」ほど定着している感じはまだなく、
「あと一息でブレイク」といった位置づけにあるような印象です!
この「麺NIPPON」は継続商品として販売されることが多いので、
より一層の定着をはかるうえで大きな効果が期待できるかもですね!

内容物はかやくと液体スープというシンプルな構成となってます!
かやくは先入れですが、内容的には後入れでも問題なさそうです!
中に入っているニラと卵はどちらもすぐに戻る具材ですからね!

肉具材がないかわりに、「辛麺」の大きなポイントである
溶き卵風の具材とニラがたっぷりと入ってくれていますね!
まずはスープですが・・・すっきりシャープといった感じですね!(●・ω・)
ピリ辛系のラーメンは「台湾ラーメン」などいろいろありますが、
「宮崎辛麺」の特徴はピリ辛ながらもすっきり、油脂は強くない、
そして旨味がやや強めで、シャープな旨さがあるのが特徴です!
今回のスープでもおおむねそうした「辛麺」らしさはありますね!
ただ食べてみると、旨味そのものについてはけっこう強くて、
そこから動物的な旨味も魚介的な旨味も連想はさせられながら、
ストレートな動物系の旨味や魚介っぽさは意外と弱いのですよね!
そこで原材料に目をやると、最初にたん白加水分解物があり、
どうもこれによって旨味を主に構成しているみたいですね!
これが動物系や魚介ぽい旨味は生みつつも、それらの個性はやや薄い、
そうした今回のスープを生み出している側面があるのでしょうね!
一方でスープの根幹となっているのはにんにくなどの香味野菜です!
このシャープさは「辛麺」らしさを演出するうえで貢献していますね!
辛さに関してはスープそのものについてはあまり強くないです!
辛さのレベルで言っても、おおむね「中辛」というレベルですね!(*゚ー゚)
ただ具材の粗びき唐辛子によって一定の辛さの底上げはあります!
ですがこの唐辛子は普通にスープの底に沈んでしまうことから、
ときどきまぜて上に浮かんでくるようにするといいでしょうね!
スープの原材料はたん白加水分解物、しょうゆ、糖類、食塩、植物油脂、
香辛料(唐辛子、にんにく、生姜)、チキンエキス、香味油です!
こうして見ると、実にものすごくシンプルな構成になってますね!
一般的なスープで使われる動物系エキスや魚介エキスが少ないです!
チキンエキスが少量、そしてそれ以外のエキスは入ってないですからね!
食べていて「旨味成分は強いけど、グッと来る深みが何だか薄い」、
「塩分は薄くないけどなぜかライトに感じる」と思ったのは、
こうした原材料構成が大きく影響していると言えるでしょうね!
またこれまでの「辛麺」のカップ麺の動物系は主に豚系だったので、
それが鶏になっているのもそうした印象に多少影響してるのかもです!
麺は「麺NIPPON」らしい中細で断面の四角いノンフライ麺となってます!
この麺はややほぐれが良くないという弱点を持っているのですが、
きちんと規定の4分待てばそこまでネガティブには感じないですね!
そのかわりフライングして食べ始めるのはやめたほうがいいでしょう!(*゚◇゚)
今回の「辛麺」はもともとプリ感の強い多加水系の麺と相性がいいので、
麺とスープの相性という点ではおおむね問題は感じなかったですね!
いくぶん麺のほうが勝っているかなという印象もありはしましたが!
麺の量は70gで、カロリーは328kcalとなっています!
脂質は5.1gで、やはりノンフライ系商品らしく低いですね!
具材はかき卵、ニラ、赤唐辛子という構成になっています!
赤唐辛子は具材というよりは薬味の中心的存在という感じです!
これが意外と存在感が高く、全体のピリ辛感も高めてましたね!
ニラも量が多く、このラーメンの持っている香味を高めるうえで、
にんにくに勝るとも劣らないぐらいの貢献度を見せていましたね!
このたっぷり入ったニラはこの商品のファインプレーと言えますね!(`・ω・´)
「宮崎辛麺」の特徴であるかき卵も非常に多く入っています!
これが時折入ることによって少しまろやかになるのですよね!
この卵は「辛麺」には欠かせないだけにここはよくできてます!
本来はここに肉具材も少量でいいので欲しかったところですが、
今回の卵とニラの多さを考えればそれも納得できるところですね!
油脂が重くなくややライトですっきりとした今回の仕上がりは、
「台湾ラーメン」などとの差別化の狙いもあったのかもですね!
ただそれでも旨味の重層性に少し弱点を感じるところはあるので、
個人的にはスライス干し椎茸を1枚加えるのをオススメしたいですね!
「宮崎辛麺」は何気と椎茸のじんわりとした旨味との相性がいいので、
ほんの1スライス入れるだけで旨味にグッと深みが増してくると思います!
「宮崎辛麺」の知名度アップにぜひとも貢献していってほしいですね!(゚x/)モギロンッ
【関連記事】
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・麺NIPPON 京都金色鶏白湯ラーメン
・麺ニッポン 信州王様辛味噌ラーメン
・麺ニッポン 長崎ちゃんぽん
・麺ニッポン 京都背脂醤油ラーメン
・麺ニッポン 博多とんこつラーメン
・麺ニッポン 札幌濃厚味噌ラーメン
・麺ニッポン 喜多方ラーメン
・麺ニッポン 青森濃厚煮干ラーメン
・麺ニッポン 函館塩ラーメン
・麺ニッポン 尾道ラーメン
・麺ニッポン 横浜家系ラーメン
・麺ニッポン 八王子ラーメン
・麺ニッポン 信州味噌ラーメン
・麺ニッポン 近江ちゃんぽん
ご当地ラーメンをカップ麺化する「麺NIPPON」からの新作です!
この「麺NIPPON」(以前は「麺ニッポン」)は比較的初期の頃は
けっこう頻繁に新作が登場するシリーズでもあったのですが、
途中からは新商品の発売ペースがかなり緩まったのですよね!
でもって、「麺ニッポン」から「麺NIPPON」に変わって以降は、
商品数も絞られて、さらに新商品の発売ペースも緩んでいます!
というのも、この「麺NIPPON」は一般的なカップ麺ブランドのような
期間限定商品を定期的に発売するというスタイルではないのですよね!
スーパーの「ご当地カップ麺コーナー」に継続的に並ぶことを狙った、
そうしたブランドなので、商品数をそこまで増やせないのでしょうね!(=゚ω゚)
初期の頃はコンビニ向け期間限定商品的な色合いも持っていましたが、
ある時期からは継続商品としての色がだんだん強まってきましたからね!
最近ではスーパーの「ご当地カップ麺コーナー」でヤマダイの「凄麺」、
サンヨー食品の「名店の味」などと一緒に並んでることが多いですね!

さて、今回は宮崎のご当地麺「辛麺」をカップ麺化したものとなります!
この「辛麺」はこのところ徐々に知名度を上げてきていますが、
まだ完全なブレイクには至っていないというイメージがあります!
カップ麺としても1年に1回ぐらいはどこかのメーカーが出すものの、
たとえば名古屋の「台湾ラーメン」ほど定着している感じはまだなく、
「あと一息でブレイク」といった位置づけにあるような印象です!
この「麺NIPPON」は継続商品として販売されることが多いので、
より一層の定着をはかるうえで大きな効果が期待できるかもですね!

内容物はかやくと液体スープというシンプルな構成となってます!
かやくは先入れですが、内容的には後入れでも問題なさそうです!
中に入っているニラと卵はどちらもすぐに戻る具材ですからね!

肉具材がないかわりに、「辛麺」の大きなポイントである
溶き卵風の具材とニラがたっぷりと入ってくれていますね!
まずはスープですが・・・すっきりシャープといった感じですね!(●・ω・)
ピリ辛系のラーメンは「台湾ラーメン」などいろいろありますが、
「宮崎辛麺」の特徴はピリ辛ながらもすっきり、油脂は強くない、
そして旨味がやや強めで、シャープな旨さがあるのが特徴です!
今回のスープでもおおむねそうした「辛麺」らしさはありますね!
ただ食べてみると、旨味そのものについてはけっこう強くて、
そこから動物的な旨味も魚介的な旨味も連想はさせられながら、
ストレートな動物系の旨味や魚介っぽさは意外と弱いのですよね!
そこで原材料に目をやると、最初にたん白加水分解物があり、
どうもこれによって旨味を主に構成しているみたいですね!
これが動物系や魚介ぽい旨味は生みつつも、それらの個性はやや薄い、
そうした今回のスープを生み出している側面があるのでしょうね!
一方でスープの根幹となっているのはにんにくなどの香味野菜です!
このシャープさは「辛麺」らしさを演出するうえで貢献していますね!
辛さに関してはスープそのものについてはあまり強くないです!
辛さのレベルで言っても、おおむね「中辛」というレベルですね!(*゚ー゚)
ただ具材の粗びき唐辛子によって一定の辛さの底上げはあります!
ですがこの唐辛子は普通にスープの底に沈んでしまうことから、
ときどきまぜて上に浮かんでくるようにするといいでしょうね!
スープの原材料はたん白加水分解物、しょうゆ、糖類、食塩、植物油脂、
香辛料(唐辛子、にんにく、生姜)、チキンエキス、香味油です!
こうして見ると、実にものすごくシンプルな構成になってますね!
一般的なスープで使われる動物系エキスや魚介エキスが少ないです!
チキンエキスが少量、そしてそれ以外のエキスは入ってないですからね!
食べていて「旨味成分は強いけど、グッと来る深みが何だか薄い」、
「塩分は薄くないけどなぜかライトに感じる」と思ったのは、
こうした原材料構成が大きく影響していると言えるでしょうね!
またこれまでの「辛麺」のカップ麺の動物系は主に豚系だったので、
それが鶏になっているのもそうした印象に多少影響してるのかもです!
麺は「麺NIPPON」らしい中細で断面の四角いノンフライ麺となってます!
この麺はややほぐれが良くないという弱点を持っているのですが、
きちんと規定の4分待てばそこまでネガティブには感じないですね!
そのかわりフライングして食べ始めるのはやめたほうがいいでしょう!(*゚◇゚)
今回の「辛麺」はもともとプリ感の強い多加水系の麺と相性がいいので、
麺とスープの相性という点ではおおむね問題は感じなかったですね!
いくぶん麺のほうが勝っているかなという印象もありはしましたが!
麺の量は70gで、カロリーは328kcalとなっています!
脂質は5.1gで、やはりノンフライ系商品らしく低いですね!
具材はかき卵、ニラ、赤唐辛子という構成になっています!
赤唐辛子は具材というよりは薬味の中心的存在という感じです!
これが意外と存在感が高く、全体のピリ辛感も高めてましたね!
ニラも量が多く、このラーメンの持っている香味を高めるうえで、
にんにくに勝るとも劣らないぐらいの貢献度を見せていましたね!
このたっぷり入ったニラはこの商品のファインプレーと言えますね!(`・ω・´)
「宮崎辛麺」の特徴であるかき卵も非常に多く入っています!
これが時折入ることによって少しまろやかになるのですよね!
この卵は「辛麺」には欠かせないだけにここはよくできてます!
本来はここに肉具材も少量でいいので欲しかったところですが、
今回の卵とニラの多さを考えればそれも納得できるところですね!
油脂が重くなくややライトですっきりとした今回の仕上がりは、
「台湾ラーメン」などとの差別化の狙いもあったのかもですね!
ただそれでも旨味の重層性に少し弱点を感じるところはあるので、
個人的にはスライス干し椎茸を1枚加えるのをオススメしたいですね!
「宮崎辛麺」は何気と椎茸のじんわりとした旨味との相性がいいので、
ほんの1スライス入れるだけで旨味にグッと深みが増してくると思います!
「宮崎辛麺」の知名度アップにぜひとも貢献していってほしいですね!(゚x/)モギロンッ
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・麺ニッポン 京都背脂醤油ラーメン
・麺ニッポン 博多とんこつラーメン
・麺ニッポン 札幌濃厚味噌ラーメン
・麺ニッポン 喜多方ラーメン
・麺ニッポン 青森濃厚煮干ラーメン
・麺ニッポン 函館塩ラーメン
・麺ニッポン 尾道ラーメン
・麺ニッポン 横浜家系ラーメン
・麺ニッポン 八王子ラーメン
・麺ニッポン 信州味噌ラーメン
・麺ニッポン 近江ちゃんぽん
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なかなかおいしそうですね~
宮崎ラーメンとは存じませんでした。
宮崎ラーメンとは存じませんでした。
たういさん、こんばんは!
麺ニッポンって最初は定番向け専門というわけではなかったけど、
扱いが完全に定番系になってからそちらにシフトした感じですよね!
ほんと今はどのスーパーでもご当地系カップ麺コーナーは
凄麺とこの麺ニッポンが並んでいるという感じですよね!
ときどきマイナーなご当地限定系も出してほしいのですが!(●・ω・)
これ、宮崎辛麺としてはもう一攻めほしかったですね!
ベースのスープも含めてちょっと優しすぎる印象でした!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
麺ニッポンって最初は定番向け専門というわけではなかったけど、
扱いが完全に定番系になってからそちらにシフトした感じですよね!
ほんと今はどのスーパーでもご当地系カップ麺コーナーは
凄麺とこの麺ニッポンが並んでいるという感じですよね!
ときどきマイナーなご当地限定系も出してほしいのですが!(●・ω・)
これ、宮崎辛麺としてはもう一攻めほしかったですね!
ベースのスープも含めてちょっと優しすぎる印象でした!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
dalichokoさん、こんばんは!
ピリ辛度はほどほどで、すっきりしつつも一定のパンチもあり、
辛口系ラーメンとしては受け入れやすいタイプではありますね!
他の辛口系ラーメンほどワイルド方面に振っていないですし!(●・ω・)
宮崎辛麺、まだまだ知名度は高くはないのですが、
じわじわと全国に広がりつつあるという印象ですね!
ここ数年でカップ麺化されるケースも増えつつありますし!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
ピリ辛度はほどほどで、すっきりしつつも一定のパンチもあり、
辛口系ラーメンとしては受け入れやすいタイプではありますね!
他の辛口系ラーメンほどワイルド方面に振っていないですし!(●・ω・)
宮崎辛麺、まだまだ知名度は高くはないのですが、
じわじわと全国に広がりつつあるという印象ですね!
ここ数年でカップ麺化されるケースも増えつつありますし!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
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すっかり麺NIPPONと凄麺の競演って感じですよね。
なのでおっしゃるように麺NIPPONもすっかり定番系のシリーズ
って感じになっちゃいましたよね~。
個人的には固定せず一品系でもどんどん出してほしいシリーズなのですが。
そしてこの製品はなんかオーソドックスすぎて欲求不満でした (^_^;)
もうちょっとオイルとかで辛みを、
そしてにんにく系の風味を演出してほしかったです。
今までの他社の宮崎辛麺製品がけっこうスナック系で美味しかっただけに、
なんか宮崎辛麺で麺NIPPONのような本格系が逆にちょっと違和感あったりしてねww