9/24発売 名店の味 井出商店 和歌山濃厚豚骨醤油
9/24発売のサンヨー食品「名店の味 井出商店 和歌山濃厚豚骨醤油」を食べました!
有名店のラーメンをカップ麺化する「名店の味」シリーズからの新作です!

この「名店の味」シリーズって、何気に歴史が長いのですよね!
このブログだけでもこれで17商品目の紹介ということになりますし!
縦型になったり、どんぶり型ノンフライになったり形態は様々ですが、
昨年の「純連」あたりから、その流れが少し変わってきたのですよね!
それまではレギュラー商品ではなく、期間限定商品という位置付けて、
形状もいろいろ変わるなど、あまり安定していない印象がありましたが、
昨年あたりからどんぶり型ノンフライという方式で固まってくるとともに、
レギュラー商品としてスーパーで継続的に見るようになったのですよね!
このシリーズは価格もそれほど高くなく、なおかつ本格感はあるので、
スーパーで継続的に扱うという点ではけっこう向いているのでしょうね!
今でも「純連」と「桂花」はけっこう多くのお店で見かけますからね!
今回の「井出商店」もその流れを汲んだデザインになっていますし、
こちらもレギュラー商品化を意識している商品だと思われます!(*゚ー゚)
またこちらの商品には和歌山県も協力しているみたいですね!
自治体がカップ麺に協力するというのはちょっと珍しいですね!
また和歌山県で醸造された醤油を10%使用しているとのことです!

内容物はかやく、粉末スープ、液体スープという組み合わせです!
粉末スープが後入れ仕様になっているという点に注意が必要です!

花形かまぼこが入っているのが、いかにも和歌山ラーメンらしいですね!
まずはスープですが・・・ほう、醤油の風味と旨味が非常に強いです!(●・ω・)
これだけ醤油の風味やフレッシュ感のようなものを感じるのは、
カップ麺としては他にないと言っていいレベルかもしれません!
ちょっとアルコール臭のようなものすら感じるぐらい香りが芳醇で、
生の醤油の持っている香りがグッと上がってくる感じでしたね!
そのため、トータルとしてもスープの主役はこの醤油ダレですね!
塩分濃度もそこそこ高めですが、とにかく醤油の風味が豊かなので、
それだけで食べている人を引き込んでいくような力がありますね!
和歌山醸造醤油を10%使っている効果がここに表れてるのですかね!
これだけ醤油が強いと、ベースのスープ次第では醤油だけが立つ、
完全に醤油勝ちになりますが、今回はそうはなっていません!
たしかにバランスとしては醤油のほうが強めではあるのですが、
ベースの豚骨もまったり感があり、軽い豚骨の香りも来ますね!
食べているときにときどき醤油の間から豚骨臭がふわっと来ます!
ただ「井出商店」というと、豚骨の強い豚骨醤油の印象が強いのですが、
今回のスープに関しては両者の関係が逆転しているのはたしかですね!
ムワッと来るぐらいの濃厚な豚骨臭の豚骨スープがベースにあって、
そのうえに強さのある醤油ダレが合わさる組み合わせというよりは、
香りの強い醤油が主軸で、それを豚骨が何とか力で下支えしている、
そうした力関係をうかがわせるようなバランスになってましたからね!
なので、豚骨に目をやると決して弱さを感じさせはしなかったですが、
「井出商店」らしさをより出すなら、もっとどっしりした厚みを出すか、
あるいは分厚い豚脂によってガツンとコクを出しても良かったかもです!
そこに今回の醤油が合わされば、もっとすごいものになったでしょうね!(`・ω・´)
スープの原材料はポークエキス、しょうゆ、豚脂、糖類、
たん白加水分解物、チキンエキス、食塩、鶏脂、香辛料です!
補足的に鶏も入ってますが、主役は完全に豚系と醤油ですね!
素直にポークエキス、醤油、豚脂でまとめているのは評価できます!
麺は中ぐらいの太さの低加水感のあるノンフライ麺となっています!
加水の高いプリプリ系ではなく、歯切れのいい低加水系ですね!
低加水系の麺としてはそこまでスープの絡みは良くないですが!
ただそのあたりは時間が経つにつれてなじみが良くなってきます!
なので、好みに合わせて待ち時間を調整してみてもいいでしょう!
スープの主張がかなり強いのに、前半は少し麺勝ちするほどなので、
今回の麺は何気に麺単体での主張が意外に強かったりするのですよね!
でもノンフライ麺なのでスープの風味に直接影響を及ぼすことはなく、
両者のバランスさえ整えば高いパフォーマンスを発揮してくれます!(=゚ω゚)
麺の量は70gで、カロリーは369kcalとなっています!
脂質は8.7gで、ここがやや少ないのが気にかかりますね!
もし脂質がこの倍ぐらいあれば、豚の主張も負けてなかったでしょうね!
具材はチャーシュー、メンマ、花形かまぼこ、ねぎです!
花形かまぼこが入っていると、一気に和歌山らしさが強まりますね!
お店のものとは少々違いますが、それでもかなり頑張ってますね!
味はノーマルですが、それでも存在意義はかなり大きいと言えます!(*゚◇゚)
ねぎは多めですが、基本的にはごく普通の乾燥ねぎですね!
薬味としてスープに香味を加える役割を果たしています!
そしてチャーシューですが、これはさすがにチープですね;
もうペラペラで肉の風味も薄く、とりあえず入ってる感じです;
このシリーズは価格帯が高くないので、どこかにしわ寄せがくるのでしょうね!
今回はそれがチャーシューに表れているのが如実に伝わってきました!
一方でメンマはかなりの伏兵で、食感が抜群のものを見せてました!
これだけ弾けるようなコリコリ感のメンマは珍しいぐらいです!
このメンマだけで全体の具材の印象が1割は上がるほどでしたね!
豚の主張に関してはもっと強めても良かったように思いましたが、
醤油ダレの風味については非常に素晴らしいものを見せてましたね!
少なくとも「和歌山ラーメンにおける醤油ダレのおいしさ」を
伝えるという点では、かなり内容のいい商品と言えるでしょう!
醤油の風味のフレッシュ感が光る和歌山ラーメンでございました!(゚x/)モニッ
【関連記事】
・名店の味 井出商店 和歌山濃厚豚骨醤油
・名店の味 桂花 熊本マー油豚骨
・名店の味 純連 札幌濃厚みそ
・名店の味 青葉 中野本店 東京魚介豚骨醤油
・名店の味 くじら軒 塩ラーメン 今限定魚介だし2倍スープ
・名店の味 青葉 中野本店 中華そば 今限定濃厚2倍スープ
・名店の味 とら食堂 中華そば
・名店の味 ソラノイロ ベジソバ
・名店の味 くじら軒 しょうゆラーメン 麺1.5盛+海苔4枚
・名店の味 金色不如帰 醤油そば
・名店の味 くじら軒 濃口醤油らーめん 麺1.5盛
・名店の味 金色不如帰 トリュフ香る塩そば
・名店の味 青葉 中野本店 中華そば 麺1.5盛
・名店の味 青葉 中野本店 中華そば(ミドルカップ版)
・名店の味 くじら軒 特製スタミナラーメン 醤油味
・名店の味 青葉 中野本店 中華そば
・名店の味 白河 とら食堂 塩そば
有名店のラーメンをカップ麺化する「名店の味」シリーズからの新作です!

この「名店の味」シリーズって、何気に歴史が長いのですよね!
このブログだけでもこれで17商品目の紹介ということになりますし!
縦型になったり、どんぶり型ノンフライになったり形態は様々ですが、
昨年の「純連」あたりから、その流れが少し変わってきたのですよね!
それまではレギュラー商品ではなく、期間限定商品という位置付けて、
形状もいろいろ変わるなど、あまり安定していない印象がありましたが、
昨年あたりからどんぶり型ノンフライという方式で固まってくるとともに、
レギュラー商品としてスーパーで継続的に見るようになったのですよね!
このシリーズは価格もそれほど高くなく、なおかつ本格感はあるので、
スーパーで継続的に扱うという点ではけっこう向いているのでしょうね!
今でも「純連」と「桂花」はけっこう多くのお店で見かけますからね!
今回の「井出商店」もその流れを汲んだデザインになっていますし、
こちらもレギュラー商品化を意識している商品だと思われます!(*゚ー゚)
またこちらの商品には和歌山県も協力しているみたいですね!
自治体がカップ麺に協力するというのはちょっと珍しいですね!
また和歌山県で醸造された醤油を10%使用しているとのことです!

内容物はかやく、粉末スープ、液体スープという組み合わせです!
粉末スープが後入れ仕様になっているという点に注意が必要です!

花形かまぼこが入っているのが、いかにも和歌山ラーメンらしいですね!
まずはスープですが・・・ほう、醤油の風味と旨味が非常に強いです!(●・ω・)
これだけ醤油の風味やフレッシュ感のようなものを感じるのは、
カップ麺としては他にないと言っていいレベルかもしれません!
ちょっとアルコール臭のようなものすら感じるぐらい香りが芳醇で、
生の醤油の持っている香りがグッと上がってくる感じでしたね!
そのため、トータルとしてもスープの主役はこの醤油ダレですね!
塩分濃度もそこそこ高めですが、とにかく醤油の風味が豊かなので、
それだけで食べている人を引き込んでいくような力がありますね!
和歌山醸造醤油を10%使っている効果がここに表れてるのですかね!
これだけ醤油が強いと、ベースのスープ次第では醤油だけが立つ、
完全に醤油勝ちになりますが、今回はそうはなっていません!
たしかにバランスとしては醤油のほうが強めではあるのですが、
ベースの豚骨もまったり感があり、軽い豚骨の香りも来ますね!
食べているときにときどき醤油の間から豚骨臭がふわっと来ます!
ただ「井出商店」というと、豚骨の強い豚骨醤油の印象が強いのですが、
今回のスープに関しては両者の関係が逆転しているのはたしかですね!
ムワッと来るぐらいの濃厚な豚骨臭の豚骨スープがベースにあって、
そのうえに強さのある醤油ダレが合わさる組み合わせというよりは、
香りの強い醤油が主軸で、それを豚骨が何とか力で下支えしている、
そうした力関係をうかがわせるようなバランスになってましたからね!
なので、豚骨に目をやると決して弱さを感じさせはしなかったですが、
「井出商店」らしさをより出すなら、もっとどっしりした厚みを出すか、
あるいは分厚い豚脂によってガツンとコクを出しても良かったかもです!
そこに今回の醤油が合わされば、もっとすごいものになったでしょうね!(`・ω・´)
スープの原材料はポークエキス、しょうゆ、豚脂、糖類、
たん白加水分解物、チキンエキス、食塩、鶏脂、香辛料です!
補足的に鶏も入ってますが、主役は完全に豚系と醤油ですね!
素直にポークエキス、醤油、豚脂でまとめているのは評価できます!
麺は中ぐらいの太さの低加水感のあるノンフライ麺となっています!
加水の高いプリプリ系ではなく、歯切れのいい低加水系ですね!
低加水系の麺としてはそこまでスープの絡みは良くないですが!
ただそのあたりは時間が経つにつれてなじみが良くなってきます!
なので、好みに合わせて待ち時間を調整してみてもいいでしょう!
スープの主張がかなり強いのに、前半は少し麺勝ちするほどなので、
今回の麺は何気に麺単体での主張が意外に強かったりするのですよね!
でもノンフライ麺なのでスープの風味に直接影響を及ぼすことはなく、
両者のバランスさえ整えば高いパフォーマンスを発揮してくれます!(=゚ω゚)
麺の量は70gで、カロリーは369kcalとなっています!
脂質は8.7gで、ここがやや少ないのが気にかかりますね!
もし脂質がこの倍ぐらいあれば、豚の主張も負けてなかったでしょうね!
具材はチャーシュー、メンマ、花形かまぼこ、ねぎです!
花形かまぼこが入っていると、一気に和歌山らしさが強まりますね!
お店のものとは少々違いますが、それでもかなり頑張ってますね!
味はノーマルですが、それでも存在意義はかなり大きいと言えます!(*゚◇゚)
ねぎは多めですが、基本的にはごく普通の乾燥ねぎですね!
薬味としてスープに香味を加える役割を果たしています!
そしてチャーシューですが、これはさすがにチープですね;
もうペラペラで肉の風味も薄く、とりあえず入ってる感じです;
このシリーズは価格帯が高くないので、どこかにしわ寄せがくるのでしょうね!
今回はそれがチャーシューに表れているのが如実に伝わってきました!
一方でメンマはかなりの伏兵で、食感が抜群のものを見せてました!
これだけ弾けるようなコリコリ感のメンマは珍しいぐらいです!
このメンマだけで全体の具材の印象が1割は上がるほどでしたね!
豚の主張に関してはもっと強めても良かったように思いましたが、
醤油ダレの風味については非常に素晴らしいものを見せてましたね!
少なくとも「和歌山ラーメンにおける醤油ダレのおいしさ」を
伝えるという点では、かなり内容のいい商品と言えるでしょう!
醤油の風味のフレッシュ感が光る和歌山ラーメンでございました!(゚x/)モニッ
【関連記事】
・名店の味 井出商店 和歌山濃厚豚骨醤油
・名店の味 桂花 熊本マー油豚骨
・名店の味 純連 札幌濃厚みそ
・名店の味 青葉 中野本店 東京魚介豚骨醤油
・名店の味 くじら軒 塩ラーメン 今限定魚介だし2倍スープ
・名店の味 青葉 中野本店 中華そば 今限定濃厚2倍スープ
・名店の味 とら食堂 中華そば
・名店の味 ソラノイロ ベジソバ
・名店の味 くじら軒 しょうゆラーメン 麺1.5盛+海苔4枚
・名店の味 金色不如帰 醤油そば
・名店の味 くじら軒 濃口醤油らーめん 麺1.5盛
・名店の味 金色不如帰 トリュフ香る塩そば
・名店の味 青葉 中野本店 中華そば 麺1.5盛
・名店の味 青葉 中野本店 中華そば(ミドルカップ版)
・名店の味 くじら軒 特製スタミナラーメン 醤油味
・名店の味 青葉 中野本店 中華そば
・名店の味 白河 とら食堂 塩そば
<<9月が終わりました! | ホーム | 9/24発売 マルちゃん 橙のたまごうどん>>
たういさん、こんばんは!
そういえば和歌山系のカップ麺って豚骨主体系ばかりですよね!
ただ豚骨主体系をうたってカップ麺にしている割に、
実際には醤油のほうが強いパターンも多いですが(;゚ω゚)
和歌山の中では醤油が強いタイプのほうが多い一方で、
全国的な知名度では豚骨主体系が勝ってるからでしょうかね!
そういえばこの商品はスープもはっきりした強さがあるのに、
なぜか麺が全体の中で前に出てくるという不思議さがありましたね!
そこは自分も食べていて「なぜだろう」と感じたりしましたが!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
そういえば和歌山系のカップ麺って豚骨主体系ばかりですよね!
ただ豚骨主体系をうたってカップ麺にしている割に、
実際には醤油のほうが強いパターンも多いですが(;゚ω゚)
和歌山の中では醤油が強いタイプのほうが多い一方で、
全国的な知名度では豚骨主体系が勝ってるからでしょうかね!
そういえばこの商品はスープもはっきりした強さがあるのに、
なぜか麺が全体の中で前に出てくるという不思議さがありましたね!
そこは自分も食べていて「なぜだろう」と感じたりしましたが!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
| ホーム |
しょうゆ味メインの車庫前系の和歌山ラーメンも
一度カップ麺で再現(紹介)してほしいものです。
○京とかある意味出手以上に和歌山らしいのですが・・・。
なんかもう井出系ばかりで個性がなくなり新鮮味が薄いです。
それなりに美味しいのですがね~ww
この製品はスープはなかなかの出来でしたね。
自分はとっても麺勝ちでそればかり気になりましたが (^_^;)