麺屋 和人 天王寺北口本店 和人の白ら~めん

天王寺駅の近くにある「麺屋 和人」にひさびさに行ってきました!
前回の訪問が2015年の12月なので、約2年半ぶりになりますね!

いつも書いてますが、「和人」と書いて「わびと」と読みます!

前回訪問時はまだ天王寺のお店しかなかったのですが、
今では店舗も増えて規模が大きくなってきてるのですよね!

今は河内小阪に「麺屋 和人 河内小阪店」が新たにできていて、
また北新地には「麺屋 和人 PREMIUM 北新地店」があります!

それにともなって、天王寺駅近くにあるこちらのお店も
「天王寺北口本店」と呼ばれるように変わったようです!

自分の場合は結局天王寺のお店が一番行きやすいので、
訪問するときはどうしてもこちらになるでしょうけど!

さて、お店に入ると夏向けの限定メニューなどが増えてました!
またそれとは別に「和人BLACK」というラーメンもありました!

今回はちょっと変わったラーメンを食べてみたいと思ったので、
夏季限定のうちの一つの「白ら~めん」を注文してみました!

夏季限定ということで、冷やし系のラーメンとなってます!

麺屋 和人 天王寺北口本店 和人の白ら~めん

おっと、これはなかなかラーメンらしくないビジュアルですね!

こちらのお店はもともと奇をてらわないシンプルな魚介ベースの
ラーメンを提供する印象が強いだけに、これは意外性がありますね!

お店を長く運営するにつれて幅が広がってきたのでしょうかね!

まずはスープですが・・・おっ、意外とすっきりしていますね!(●・ω・)

スープはクリーム系のスープと魚介系をスープを合わせたもので、
おそらく一般的な動物系スープは使っていないものと見られます!

なので、クリーム系でありながら旨味を支えるのはクリアな魚介で、
それもゴリゴリと攻める魚介ではなく、じんわり広がるものなので、
ベースの旨味自体に目をやるとかなりやわらかいタイプなのですよね!

このあたりはやはり「和人」のスープらしいなぁと感じますね!

そしてそんな「和人」の特徴を生かしたスープをベースにしつつ、
ミルク感がありつつも重くないクリーム系スープが合わさります!

ミルク感といってもホワイトソースのようなまったり感ではなく、
「魚介スープにミルク系で丸みを持たせた」ぐらいの感じですね!

なので、ポタージュ系やホワイトソース系とは大きく違います!

もともと夏向けにすっきり食べられるようにしたスープなので、
ミルク感は出しつつもあっさりと飲める仕上がりとなってます!

またミルク系の風味を重ねるのは洋風ぽさを感じさせますが、
そうした要素はスープ以上にトッピングに強く反映されてます!(*゚◇゚)

トッピングは鶏胸肉、サバの水煮、チーズ、赤玉ねぎ、トマト、
かいわれ、ルッコラという斬新な組み合わせとなってます!

まず一つ特徴的なのは、まったりした肉は外してる点ですね!

肉はさっぱりとした鶏胸肉のみで、そこに加わるのはサバと、
このあたりは夏を意識した内容と言っていいでしょうね!

そしてここにサバを起用しているというのが面白いですね!(*゚ー゚)

さっぱりとしていて魚介スープと相性のいいサバを合わせて、
同時にサバによって全体の魚介風味も引き立ててるのですよね!

でもって、青魚の持っている生臭さなどは全然感じさせません!

冷やしラーメンの場合は脂肪の多い肉具材はあまり合わないので、
そのあたりを総合的に考慮しつつ選ばれた具材なのでしょうね!

かいわれはラーメンの薬味としてときどき使われる素材ですが、
他の4つはどれも洋風を意識した具材と言っていいでしょうね!

まずスープのミルク感との融合を意識してるのがチーズです!

ブロック状にカットされたフレッシュ感を感じさせるチーズで、
これが面白いぐらいにスープと合っているのが良かったですね!(=゚ω゚)

スープだけを単体で見るとミルク感はほどほどの強さですが、
このチーズが合わさると一気にクリーミーなまろやかさが出て、
クリーミーなラーメンとしての主張がグッと高まってきます!

今回の具材の中で最もいい個性を見せてくれていた存在でしたね!

逆に全体をさっぱりさせる洋風要素がトマトと赤玉ねぎでした!

赤玉ねぎはもちろん薬味的な役割を担うという感じでしたが、
トマトは洋風感を出しつつ夏向けのさっぱり感を出してました!

このラーメンはスープとトッピングで一つにまとまってる感が強く、
スープだけを見るとミルク感の演出はそこまで目立たないのですが、
トッピングとの相性に目を向けるとその活躍度が光って見えてきます!

このあたりの組み立てはなかなか上手いなぁと思わされましたね!

ルッコラは洋風系ですが、味はごく普通のサラダ系青菜という感じです!

そしてここにブラックペッパーとレッドペッパーがかかっていて、
これがアクセントをつけるとともに洋風の雰囲気を高めています!

とりわけブラックペッパーはこうしたミルク系によく合いますね!

麺屋 和人 天王寺北口本店 引き出しの調味料

また、このラーメンでは卓上調味料の使用も推奨されています!
中でもブラックペッパーとバジルがオススメされていました!

ブラックペッパーが合うのはすぐに予想のつくところですが、
バジルもまた今回のスープと抜群の相性を見せてくれてました!

スープだけだと魚介が主役でミルクがサポートする感じですが、
トッピングやバジルが入ると全体に洋風らしさが強まるので、
一つのラーメンで2つの表情が楽しめると言ってもいいですね!

この卓上調味料が引き出しに入ってるシステムも面白いです!
でもって、どれも非常に使いやすく手も全く汚れないですし!

麺屋 和人 天王寺北口本店 和人の白ら~めん(麺のアップ)

麺は中ぐらいの加水と思われる中細の自家製麺となっています!
こちらのお店は自家製麺も大きな特徴となっていますからね!

今回は冷やしということで、かなりブリブリした食感でしたね!(`・ω・´)

やはり冷やし系は温かいラーメンと違って冷水で締めるので、
食感が普通のラーメンに比べると強い感じになりますからね!

こうした強めの食感も冷やしラーメンの醍醐味ではありますね!

「白ら~めん」ということで、どんなスタイルなのかと思いきや、
ベースのスープだけを見ると「和人」らしい魚介の効いたスープに
サポート的にミルク感を加えた丸みを帯びつつも飲みやすい仕上がり、
そしてそれがトッピングや卓上調味料でだんだん洋風の表情を見せる、
そうした2段階の味わいを楽しむことができる一杯になってましたね!

こちらのお店の良さも出しつつ、実験性も花開いていた仕上がりでした!(゚x/)モキキュッ

[メニュー]
麺屋 和人 天王寺北口本店 券売機(2018年8月)

お店の住所と地図 大阪府大阪市天王寺区悲田院町8-11

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テーマ : ラーメン | ジャンル : グルメ

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