7/30発売 2017-18 TRY ラーメン大賞 名店部門 にぼし1位 しば田 煮干しそば

7/30発売の東洋水産
「2017-18 TRY ラーメン大賞 名店部門 にぼし1位 しば田 煮干しそば」
を食べました!

毎年何商品か登場する「TRY ラーメン大賞」系のカップ麺です!
今回は初めて「にぼし部門」からの1位のお店が商品化されました!

いつのまにかこの「TRY」に「にぼし部門」もできてたのですね!(*゚ー゚)

7/30発売 2017-18 TRY ラーメン大賞 名店部門 にぼし1位 しば田 煮干しそば

「しば田」は以前に「しょう油部門」などでもカップ麺化されていて、
今回でこのシリーズからの商品化は3回目ということになります!

ただ過去の2回はどちらも「中華そば」の商品化だったので、
「煮干しそば」としてのカップ麺化は今回が初となります!

東洋水産は煮干系ラーメンに強いので期待したくなりますね!

7/30発売 2017-18 TRY ラーメン大賞 名店部門 にぼし1位 しば田 煮干しそば(できあがり)

今回は内容物の写真を撮り忘れたので、そのまま進めていきます!
もともと縦型カップの商品なので、内容物は後入れ調味油だけですが!

まずはスープですが・・・おぉっ、さすがは東洋水産の煮干系ですね!(●・ω・)

とりわけ後入れの調味油の煮干の風味に素晴らしいものがあります!

ガツンと来る煮干の旨味がオイルに詰め込まれているのとともに、
煮干ラーメンに求められる煮干の個性が感じられるのですよね!

最近は煮干系としてエースコックの「MEGAニボ」が出ましたが、
「MEGAニボ」が強さを打ち出しつつもクセは抑えていたのに対し、
こちらは強さだけで見れば「MEGAニボ」には多少及ばないものの、
煮干の持つ個性を引き出すという点では実に見事な内容です!

澄んだスープで一見するとワイルドな雰囲気ではないながらも、
スープを一口飲むだけで「煮干!」とはっきりと伝わります!

このあたりの煮干の特徴の打ち出し方はほんと東洋水産は上手いです!

そしてベースのスープからもしっかりと煮干が感じられます!

後入れオイルの煮干感ほど強烈な主張ではないのですが、
煮干らしい力強い旨さがこの中にきちっと宿っています!

でもって、それを支えるベースの鶏の使い方も上手いのですよね!

まずベースを鶏で固めて、油脂に関しても鶏油を一定程度まぜて、
これだけで鶏系醤油ラーメンとしてもちゃんと成立しています!

そしてそこにスープとしての煮干のギュッと詰まった旨さに、
煮干オイルによって一段上まで煮干の旨さで引き上げていく、
この二段階、三段階とも言える旨味の重ね方は秀逸ですね!(`・ω・´)

東洋水産の煮干というと、強さに焦点が当たることが多かったですが、
今回は力で押すのではなく、コンパクトな中に煮干の存在感が生きる、
そうしたメリハリを強く感じさせる煮干感だったのが良かったですね!

これは「にぼし1位」と銘打って出すカップ麺にふさわしい内容ですし、
煮干ラーメンの持つ旨さを伝えるという点でも優秀な組み立てですね!

スープの原材料は香味油脂、鶏脂、食塩、魚介エキス、しょうゆ、
チキンエキス、砂糖、ゼラチン、植物油、こんぶエキス、発酵調味料です!

香味油脂(=煮干油)をメインに、鶏脂、そして煮干と鶏のエキス、
さらに旨味の下支えとして昆布も加えられているようですね!

パワー系ではなく、深みもあるスープだった背景も見えますね!

麺はかなり細めの断面の四角いタイプの油揚げ麺となっています!

最近の東洋水産の麺は角刃のスナック感の強い麺が主流ですが、
今回は角刃ながらも、スナック感はけっこう控えめでしたね!

ほどよくプリ感があって、清湯系スープによく合っていました!
なので、この麺であれば自分としても納得のいくものでしたね!

スープの邪魔をすることなく、上手く引き立ててましたね!(*゚◇゚)

決して店カップとしてそこまでクオリティの高い麺ではないですが、
麺とスープをつなぐ存在としては今回はいい仕事をしてました!

麺の量は70gで、カロリーは437kcalとなっています!
脂質は23.0gで、後入れ調味油で少し高くなってますね!

でも後入れ調味油こそが主役なので、これはやむなしですね!

具材はFDチャーシュー、メンマ、ねぎとなっています!

まずは主役のFDチャーシューですが、これはほんと秀逸です!(=゚ω゚)

昔ながらの脂身の少ないチャーシューを少し発展させたような、
パサパサ系に近いながらも食感はしっとりやわらかいのが特徴で、
味はやや控えめなチャーシューですが、今回は抜群でしたね!

何と言ってもスープと合わさったときの相性が良かったです!
いつものリアル系豚肉と比べても映えていたと言えるでしょう!

これだったら文句を言う人はいないと思えるぐらいでしたね!

メンマもコリコリ感が強く、食感のアクセントは抜群でした!
量も少なくなかったですし、いい役割を果たしてくれてましたね!

ねぎはごく普通の乾燥具材で、特に目立つところはなかったです!

鶏でベースを作り、前面は煮干と煮干オイルで風味を固めていき、
ガツンと来る煮干の主張に控えめな麺が上手く絡んで口へ運ぶ、
そしてリアル感の高いチャーシューで全体のまとまりも良く、
ほぼ文句のつけどころのない煮干ラーメンになってましたね!

これは自分の中でリピート候補の一つになったと言えそうです!

東洋水産の煮干ラーメンに間違いなし、そう思わせる一杯でした!(゚x/)モギーン

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コメント

 
ほう・・・、TRYに「にぼし部門」ですか。
なんかそういうカップ麺を作るための部門のように思えてきますよね (^_^;)
もうどんな部門ができても驚かないかもww

おそらく自分はこういうマルちゃんの煮干し系は苦手と思います。
やはり独特のニボ系のストレートな部分が気になるのでしょう。
なので方向性の違うエースコックのは大丈夫なのかもしれません。

でも知らぬ間に最近はこのしば田とMEGAニボスルーしてるし、
直感的に回避するクセができているようです (^_^;)
たういさん、こんばんは!

最近は煮干系のラーメンがかなりポピュラーになってるので、
部門として新設されたのは、まぁわからないでもないですね!(=゚ω゚)

自分の予想としても、たぶん「MEGAニボ」と比べても、
こちらのほうがたういさんの苦手路線になると思います!

「MEGAニボ」はある程度どっしりとした味わいの煮干でしたが、
こちらはすっきり感の中に煮干の個性を出してくるタイプなので、
このストレートにピンポイントで来る感覚が苦手に感じるかもです!

東洋水産はほんと狙いすましたような煮干系を出しますからね!

あまり合わないものを食べて低評価になってしまうよりは、
スルーしてしまうほうが結果的にはいいのでしょうね!

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)

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