3/19発売 麺NIPPON 京都金色鶏白湯ラーメン

3/19発売の日清「麺NIPPON 京都金色鶏白湯ラーメン」を食べました!
日清が提供するご当地ラーメンシリーズからの新作ですね!

このシリーズはこれまで「麺ニッポン」という名前でしたが、
今回から「麺NIPPON」と表記が変わっての再出発になりました!

また、それに伴って一部の商品が終売になったみたいですね!
ちょっと商品数が膨らみすぎていたので整理した感じですかね!

3/19発売 麺NIPPON 京都金色鶏白湯ラーメン

そしてそれと同時にこのラーメンが新たにラインナップに加わりました!

これまで京都に関しては「京都背脂醤油ラーメン」がありましたが、
それと入れ替わりでこの「京都金色鶏白湯ラーメン」が登場しました!(*゚ー゚)

京都はご当地ラーメンの種類が多い地域でもあるのですよね!

「ますたに」を源流とする背脂醤油系のラーメンも有名ですが、
一乗寺で発展した「鶏白湯」もまた京都のご当地ラーメンです!

今回はその一乗寺の鶏白湯ラーメンを再現したのでしょうね!

3/19発売 麺NIPPON 京都金色鶏白湯ラーメン(内容物)

内容物はかやく、液体スープ、調味オイルという組み合わせです!
調味オイルの袋がずいぶんと大きめなのが印象に残りますね!

3/19発売 麺NIPPON 京都金色鶏白湯ラーメン(できあがり)

見た感じはそこそこライトで食べやすい鶏白湯という感じですね!
もともと一乗寺の鶏白湯はそこまで濃厚路線ではないですしね!

まずはスープですが・・・あぁ、何とも日清らしい鶏白湯ですね!(●・ω・)

日清は以前から鶏白湯を作るときに、ベースとなる鶏スープ以上に、
大量の鶏油の風味によって味をまとめる傾向があったのですが、
今回のスープは完全にそうした日清らしい味の延長線上にあります!

実は液体スープだけを投入した時点でのスープはそこまで白濁せず、
むしろ「ちょっとだけ濁った醤油ラーメン」風だったのですよね!

そこに大量の調味油を投入することで色も白く濁る感じになります!

なので、スープから最も強く感じるのはその鶏油の香りと風味です!

ベースの動物系は比較的軽めで、鶏油によって強いインパクトを出し、
それを食べやすくなるように工夫してまとめたスープと言えますね!

ただ、ここで評価を難しくするのはその全体のまとめ方なのですよね!

鶏油って強い風味を持つ一方で、クセが強く好みが分かれるので、
油脂を100%鶏油にするとどうしても重くなりすぎるのですよね!

そこでこの商品では油脂全体のおそらく3割ぐらいがラードとなってます!

ラードは鶏油に比べるとそこまで強い香りを主張はしないので、
香りを抑えつつコクを重ねるためにここに合わせたのでしょうね!

またベースである鶏白湯スープについても同様の特徴があるので、
クセが出すぎないように豚系のスープで割っているのですよね!

なので、風味として直接的に感じるのは鶏がメインなのですが、
よくよく味わうと豚の割合も高い変わった鶏白湯となってます!(*゚◇゚)

一方であくまで全体のバランスを整えるための豚の役割なので、
トータルの味わいという点で言えば全く悪くはないのですよね!

ちょっと正統派の鶏白湯ラーメンとは言い難いと感じはしますが!

このあたりは東洋水産の「ラーメン人生JET」のカップ麺とは正反対ですね!

「ラーメン人生JET」が鶏油をあまり強く打ち出さない一方で、
鶏白湯そのものの持つ鶏の個性を前面に出していたのに対し、
こちらは完全に鶏油メインで鶏のクセは抑えに来てますからね!

日清と東洋水産のそれぞれの鶏白湯に対する姿勢の違いも見えますね!

スープの原材料は動物油脂(鶏、豚)、しょうゆ、チキンエキス、
ポークエキス、食塩、糖類、乳化油脂、たん白加水分解物、
香辛料、小麦粉、魚介エキス、酵母エキスとなっています!

麺は加水が高めでストレート感の高いノンフライ麺となってます!

鶏白湯ラーメンにはやや加水の低い麺が合わせられがちですが、
こちらはそれとは違ったプリッとした質感の麺が使われてます!(=゚ω゚)

それも含めて全体的にしなやかな印象の強い仕上がりになってますね!

ただ今回のスープは一定のとろみがあって麺との絡みがいいので、
加水が高めの麺であっても特に違和感などは感じなかったですね!

いくぶんスープに対して麺がやや強いかなという感はありましたが!

麺の量は70gで、カロリーは457kcalとなっています!
脂質は19.6gで、調味油が多いだけあって高い数字となってますね!

具材は蒸し鶏、ねぎ、ゆず皮という組み合わせになっています!

ねぎはリアル系のもので、味わいもしっかりしていましたね!
具材の中では量も多く、全体の風味にアクセントもつけてくれます!

蒸し鶏は量は少なめですが、その味のリアル感は確かですね!
しっとりとした質感がありつつ鶏の風味が十分に楽しめます!

ちなみに別に一乗寺の鶏白湯系のラーメン屋さんが肉具材として
よく鶏肉を使うとか、そういったことは特にないみたいですね!

単にコストや鶏白湯との相性の関係で鶏肉を使っているだけですね!(`・ω・´)

そしてゆず皮ですが、これは非常に強い存在感を発揮してますね!

もともと鶏白湯のクセを抑える方向に向いているスープなので、
そこにゆず皮が加わることで、さらに食べやすい味となってます!

一乗寺地域でゆず皮が頻繁に使われるわけではなさそうですが、
鶏白湯との相性の良さは知られてますし、欠点は感じないですね!

日清らしく強めの油脂感と鶏油のアクセントを前面に出しつつも、
鶏そのもののクセは抑えて、柚子でさらに食べやすく仕上げるなど、
万人に受け入れやすい方向性を狙った鶏白湯という感じでしたね!

本格派鶏白湯というわけではないながらも十分に楽しめる一杯でした!(゚x/)モキーン

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コメント

 
たしかに今までの麺ニッポンはアイテム数が膨らみすぎていましたね。
お店もなかなかすべて品揃えはできませんから
整理するのは妥当と思います。
近江ちゃんぽんがなくなったのは残念ですが。

一乗寺は鶏白湯で有名ですが、
なんと言っても天一と魁力屋の本店もありますからね!
まさにラーメン激戦区!

で、今回京都が鶏白湯に替わりましたが、
なんかその京都鶏白湯自体にこれと言った特長がないので、
この製品も特長がない製品という感じに映りました。
個人的には前作のほうが好みでした。
たういさん、こんばんは!

日清としても一度商品を整理しておきたかったのでしょうね!

「麺NIPPON」シリーズの新作は期間限定という形でなく、
ラインナップにそのまま加わる方式を採ってましたしね!(●・ω・)

一部のレギュラー+期間限定方式に変えるという手もありますしね!

ただ近江ちゃんぽんがなくなったのは自分としても残念ですね;
初めて近江ちゃんぽんを食べたときはかなり感激しましたし!

京都の鶏白湯って、今全国的に流行している鶏白湯の
最もベーシックなスタイルと言ってもいいものだけに、
他のご当地ラーメンほどわかりやすい特徴はないのですよね!

むしろ「鶏白湯ラーメンのルーツ」みたいな印象が強いですし!

京都で特徴を出すならたしかたういさんが以前に触れてた、
新福菜館みたいなスタイルでいくのもいいかもしれませんね!

あれは間違いなく特徴的なスープと言えますからね!

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
これ、思ってた “鶏” 白湯じゃなかったぁ…( ´-ω-)

柚子のアクセントは効果的だったけど、
豚の主張が強いと感じてしまって(;´д`)トホホ

それよか近江ちゃんぽんの消失がショックすぎ!
takaさん、こんばんは!

鶏白湯って、どうしても一定のクセを持っているからか、
それを無理に丸めようとしている印象が強く残りましたね!

豚骨スープのほうがすでに市民権を得ている面があるので、
豚骨の丸みで鶏のクセをカバーしている感がありましたね!

そうすることで一般受けはしやすくなるのかもですが、
本格派の鶏白湯を求めると少しズレてしまうでしょうね!(=゚ω゚)

「食べやすい鶏白湯」であることは間違いなかったのですが!

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)

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