綿麺 フライデーナイト Part142 (18/1/12) 焼きネギとしめじのかすつけ麺
2018年初の綿麺フライデーナイトへと足を運んでまいりました!(`・ω・´)
いつも12月はフライデーナイトが開催されないこともあって、
フライデーナイトは昨年11月以来ということになりますね!
昨年の年末にお店に訪問しているので、訪問は約2週間ぶりですが!
さて、今年も第1回の限定メニューは「油かすのつけ麺」となります!
綿麺を知っている人にとってはもはや定番の一つではありますが、
油かすというのは牛の小腸を揚げて作った素材のことですね!
ガーデニングの肥料に使われる油かすとは全くの別物です!
もともとは牛の腸から油を取った後の残りを食用にしたということから
「油かす」と呼ばれていますが、そのおいしさが知られるようになり、
今では高級食材の一つとして扱われるように変わってきています!
油かす+麺料理というと、「かすうどん」が大阪では有名ですね!
でもうどんに限らず非常に応用範囲の広い素材ということで、
綿麺ではそれをつけ麺の具材として活用しているわけですね!

ということで、今年の「焼きネギとしめじのかすつけ麺」がやってきました!
今年はゆず皮が自由に取れるような形で用意されていたことから、
味に軽く変化をつけることなどを狙ってちょっと取ってきました!
綿麺というとゆず皮を使うことはこれまではあまりなかったので、
こうして用意されているとなんだか珍しく感じてしまいますね!
まずはつけ汁ですが・・・うん、油かすのいい風味が出てますね!(●・ω・)
動物系スープをベースにしたうえでサバ節などの魚介を重ねることで、
ふくよかなコクとピシッと引き締まった旨味を与えるというスタイルは
他の清湯系のつけ麺のものと基本的な方向性は共通してはいるのですが、
このつけ麺は油かすから出る風味が非常に大きな役割を担うのですよね!
この油かすは単に具材として後から入れているというものではなくて、
小鍋でスープと一緒に煮込むという形を取るので、油かすの持っている
その分厚いコクと旨味がつけ汁へとしっかりと出てくるのですよね!
それによってつけ汁の風味全体を見ても一気に主役におどり出るわけです!
でもって、油かすは揚げることで適度に脂肪が落ちていることから、
コクはしっかり与えてもギトギトとした感じにはならないのですよね!
このあたりが油かすという素材の持っている大きな魅力でもあります!
また今回はいつになくスープの中に太いコクや風味を感じたのですよね!
何やらどっしりとした骨っぽさを感じるようなコクがあったと言いますか、
もしかするとそれも油かすに由来した風味だったのかもしれないですが、
何かいつもとは違う素材がスープに使われていたという可能性もありますね!
その太さを持った風味の背景が何だったのかは読み切れなかったのですが!
そして柚子皮ですが・・・これはなかなかいい活躍をしてくれましたね!(=゚ω゚)
この柚子皮は薬味の一種としてかじって風味を楽しむというよりは、
つけ汁の中に入れておくことでじわっと香りを出すのがいいですね!
もともとこのつけ麺のつけ汁は油かすが入ることで強さが出るので、
この柚子によってそこに上手くさわやかさが加わるのですよね!
決してものすごく目立つような感じで柚子が出るわけではないですが、
つけ汁を飲んだときにふわっといい香りが上がるぐらいのバランスで、
基本の味をしっかりと維持したまま柚子らしさを運んでくれましたね!
また今回もカウンター上には自由に入れられる唐辛子がありました!
「七味」と書かれた入れ物に入れられた唐辛子ではあったのですが、
おそらくは今回は七味ではなく韓国産唐辛子の粉末だったと思います!
これは牛系の素材である油かすとの相性の良さから選ばれたのですかね!
韓国産唐辛子ということで、辛さというよりは優しい風味が特徴で、
ピリリとしつつもとがった風味にならないのがポイントでしたね!
麺は実にフライデーナイトらしいむちっとした食感の太麺です!
この麺に出会うとフライデーナイトに帰ってきたなぁと思いますね!(*゚ー゚)
本当はフライデーナイトはあくまで限定メニューの日ではあるのですが、
自分はレギュラーメニューよりも遥かに頻繁に限定のほうを食べてるので、
この麺のほうが自分にとってのホームのように感じてしまうのですよね!
またこの麺にはそのように感じさせる力を持っているところがあって、
つけ麺でもまぜそばでも、何にでも合うオールマイティな強さがあり、
つけ麺向けの麺としての一つの基本形のように感じられるのですよね!
その力強さ、むちっとした弾力、小麦の自然な甘み、そのどれをとっても、
つけ麺の麺に求めるべきものがしっかりと満たされてくれてますからね!

つけ汁の中には主役である油かすを筆頭に、焼きねぎ、しめじ、水菜が入ります!
また、麺の上にはおなじみの具材でもあるレアチャーシューが乗っています!
まずは主役である油かすですが・・・これが本当にたまらないのですよね!(*゚◇゚)
揚げて作られる素材であることで表面は少しカリッとして香ばしく、
脂肪がほどよく落ちて脂っこいという感じはなくなっていながら、
ちょうどいい感じに脂が残っていてそれがふわっと溶けるのです!
この絶妙の脂の旨さは油かすならではと言っていいでしょうね!
香ばしさと脂の旨さが両立しながらゴテゴテした感じにはならず、
非常に素直にその脂の旨さが口の中に溶け込んできますからね!
これは質のいい油かすを使っているからこそという面もありますね!
この油かすを食べてしまうと、他のものでは満足できなくなりますし!
そしてこの油かすと対になる存在が麺の上のレアチャーシューです!
油かすがまったりしているので、ときどきレアチャーシューを食べると、
口の中をさっぱりとリセットしてくれる効果を見せてくれるのですよね!
そうすることで油かすの旨さもより深く堪能できるようになるなど、
このつけ麺における意外と重要なキープレイヤーだったりします!
そしてもう一つこのつけ汁で欠かせない存在なのが焼きねぎですね!(*・ω・)
綿麺で使われる野菜具材の中ではトップと言っていいほどの存在で、
焼きの香ばしさ、ねぎのシャキッとした食感、焼いたねぎの甘み、
これら全てがちょうど絶妙のラインで成立しているのですよね!
いつの頃からかこの油かすと合わされるのが定番になりましたが、
コクの油かすと甘みのねぎと実にいいコンビになっていますね!
写真で見ても焼き目の入り方がちょうどいいのがわかりますしね!
綿麺における新年の定番となっているこの「油かすのつけ麺」ですが、
いつ食べてもこのとろける油かすの旨さはたまらないものがありますね!
最低でも1年に一度は絶対に食べておかないと思わせてくれますし、
今後も一つの定番としての地位をきっと維持してくれるでしょう!
油かすという素材をとことんまで生かしたつけ麺でございました!(゚x/)モギュッ
[メニュー]

お店の住所と地図 大阪府松原市松ヶ丘3丁目6-15
【関連記事】
・自己流ラーメン 綿麺 総合メニュー
いつも12月はフライデーナイトが開催されないこともあって、
フライデーナイトは昨年11月以来ということになりますね!
昨年の年末にお店に訪問しているので、訪問は約2週間ぶりですが!
さて、今年も第1回の限定メニューは「油かすのつけ麺」となります!
綿麺を知っている人にとってはもはや定番の一つではありますが、
油かすというのは牛の小腸を揚げて作った素材のことですね!
ガーデニングの肥料に使われる油かすとは全くの別物です!
もともとは牛の腸から油を取った後の残りを食用にしたということから
「油かす」と呼ばれていますが、そのおいしさが知られるようになり、
今では高級食材の一つとして扱われるように変わってきています!
油かす+麺料理というと、「かすうどん」が大阪では有名ですね!
でもうどんに限らず非常に応用範囲の広い素材ということで、
綿麺ではそれをつけ麺の具材として活用しているわけですね!

ということで、今年の「焼きネギとしめじのかすつけ麺」がやってきました!
今年はゆず皮が自由に取れるような形で用意されていたことから、
味に軽く変化をつけることなどを狙ってちょっと取ってきました!
綿麺というとゆず皮を使うことはこれまではあまりなかったので、
こうして用意されているとなんだか珍しく感じてしまいますね!
まずはつけ汁ですが・・・うん、油かすのいい風味が出てますね!(●・ω・)
動物系スープをベースにしたうえでサバ節などの魚介を重ねることで、
ふくよかなコクとピシッと引き締まった旨味を与えるというスタイルは
他の清湯系のつけ麺のものと基本的な方向性は共通してはいるのですが、
このつけ麺は油かすから出る風味が非常に大きな役割を担うのですよね!
この油かすは単に具材として後から入れているというものではなくて、
小鍋でスープと一緒に煮込むという形を取るので、油かすの持っている
その分厚いコクと旨味がつけ汁へとしっかりと出てくるのですよね!
それによってつけ汁の風味全体を見ても一気に主役におどり出るわけです!
でもって、油かすは揚げることで適度に脂肪が落ちていることから、
コクはしっかり与えてもギトギトとした感じにはならないのですよね!
このあたりが油かすという素材の持っている大きな魅力でもあります!
また今回はいつになくスープの中に太いコクや風味を感じたのですよね!
何やらどっしりとした骨っぽさを感じるようなコクがあったと言いますか、
もしかするとそれも油かすに由来した風味だったのかもしれないですが、
何かいつもとは違う素材がスープに使われていたという可能性もありますね!
その太さを持った風味の背景が何だったのかは読み切れなかったのですが!
そして柚子皮ですが・・・これはなかなかいい活躍をしてくれましたね!(=゚ω゚)
この柚子皮は薬味の一種としてかじって風味を楽しむというよりは、
つけ汁の中に入れておくことでじわっと香りを出すのがいいですね!
もともとこのつけ麺のつけ汁は油かすが入ることで強さが出るので、
この柚子によってそこに上手くさわやかさが加わるのですよね!
決してものすごく目立つような感じで柚子が出るわけではないですが、
つけ汁を飲んだときにふわっといい香りが上がるぐらいのバランスで、
基本の味をしっかりと維持したまま柚子らしさを運んでくれましたね!
また今回もカウンター上には自由に入れられる唐辛子がありました!
「七味」と書かれた入れ物に入れられた唐辛子ではあったのですが、
おそらくは今回は七味ではなく韓国産唐辛子の粉末だったと思います!
これは牛系の素材である油かすとの相性の良さから選ばれたのですかね!
韓国産唐辛子ということで、辛さというよりは優しい風味が特徴で、
ピリリとしつつもとがった風味にならないのがポイントでしたね!
麺は実にフライデーナイトらしいむちっとした食感の太麺です!
この麺に出会うとフライデーナイトに帰ってきたなぁと思いますね!(*゚ー゚)
本当はフライデーナイトはあくまで限定メニューの日ではあるのですが、
自分はレギュラーメニューよりも遥かに頻繁に限定のほうを食べてるので、
この麺のほうが自分にとってのホームのように感じてしまうのですよね!
またこの麺にはそのように感じさせる力を持っているところがあって、
つけ麺でもまぜそばでも、何にでも合うオールマイティな強さがあり、
つけ麺向けの麺としての一つの基本形のように感じられるのですよね!
その力強さ、むちっとした弾力、小麦の自然な甘み、そのどれをとっても、
つけ麺の麺に求めるべきものがしっかりと満たされてくれてますからね!

つけ汁の中には主役である油かすを筆頭に、焼きねぎ、しめじ、水菜が入ります!
また、麺の上にはおなじみの具材でもあるレアチャーシューが乗っています!
まずは主役である油かすですが・・・これが本当にたまらないのですよね!(*゚◇゚)
揚げて作られる素材であることで表面は少しカリッとして香ばしく、
脂肪がほどよく落ちて脂っこいという感じはなくなっていながら、
ちょうどいい感じに脂が残っていてそれがふわっと溶けるのです!
この絶妙の脂の旨さは油かすならではと言っていいでしょうね!
香ばしさと脂の旨さが両立しながらゴテゴテした感じにはならず、
非常に素直にその脂の旨さが口の中に溶け込んできますからね!
これは質のいい油かすを使っているからこそという面もありますね!
この油かすを食べてしまうと、他のものでは満足できなくなりますし!
そしてこの油かすと対になる存在が麺の上のレアチャーシューです!
油かすがまったりしているので、ときどきレアチャーシューを食べると、
口の中をさっぱりとリセットしてくれる効果を見せてくれるのですよね!
そうすることで油かすの旨さもより深く堪能できるようになるなど、
このつけ麺における意外と重要なキープレイヤーだったりします!
そしてもう一つこのつけ汁で欠かせない存在なのが焼きねぎですね!(*・ω・)
綿麺で使われる野菜具材の中ではトップと言っていいほどの存在で、
焼きの香ばしさ、ねぎのシャキッとした食感、焼いたねぎの甘み、
これら全てがちょうど絶妙のラインで成立しているのですよね!
いつの頃からかこの油かすと合わされるのが定番になりましたが、
コクの油かすと甘みのねぎと実にいいコンビになっていますね!
写真で見ても焼き目の入り方がちょうどいいのがわかりますしね!
綿麺における新年の定番となっているこの「油かすのつけ麺」ですが、
いつ食べてもこのとろける油かすの旨さはたまらないものがありますね!
最低でも1年に一度は絶対に食べておかないと思わせてくれますし、
今後も一つの定番としての地位をきっと維持してくれるでしょう!
油かすという素材をとことんまで生かしたつけ麺でございました!(゚x/)モギュッ
[メニュー]

お店の住所と地図 大阪府松原市松ヶ丘3丁目6-15
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