2017年版 ラーメン総集編

今年も「ラーメン総集編」を紹介する時期がやってきました!

今年食べ歩いたラーメンの中から特に印象に残ったものを
食べた時期の順に紹介していくのがこちらの記事となります!

「カップ麺Award」のほうとは違って順位付けなどはいたしません!

さて、今年食べてきたラーメンの杯数ですが全部で101杯と、
なんとかギリギリ100杯に乗せることができたという感じですね;

昨年の106杯も少なかったですが、これとあまり変わらないですしね;

ただ、これはどうしても仕方なかった面があるのですよね!

昨年の9月後半から難しい問題に関わるにつれて体調が悪化し、
それにともなって昨年10月~今年4月までは月5~6杯が限界で、
とても活動的に食べ歩けるような状態じゃなかったですからね;

今年も5月以降だけで見ればそれなりに好調な数字になってますし!

さて、それはともかく特に気に入ったラーメンを紹介していきましょう!

今年は念願だったいくつかのお店への訪問も果たせましたからね!
それだけに訪問数以上に価値のある活動ができた1年でもありましたし!(`・ω・´)

ひのき屋 丸鶏塩中華そば(2月訪問)
ひのき屋 丸鶏塩中華そば

こちらのラーメンはいろんな意味で記憶に残ってると言いますか、
2月の上旬に一時的に体調が回復してた時期に行ったのですよね!

そうした不調期の中で一瞬だけ射した光といった印象があって、
ものすごくアツアツのスープでお店を出たら汗だくになっていて、
そしてスープは鶏をベースにそこに重なる海鮮が実に深みがあって、
そうした複合的な旨味が層をなすタイプのスープということでは、
自分が食べた多くのラーメンの中でも最上位クラスに位置しますね!

こちらのお店は他にもいろんな種類のラーメンが提供されてますが、
初訪問時はぜひともまずこのラーメンを食べてほしいと思いますね!(=゚ω゚)

ムタヒロ 堺東店 ガハハ鶏そば(4月訪問)
ムタヒロ 堺東店 ガハハ鶏そば

こちらは体調不良からの回復期に食べた印象が非常に強いですね!

体調不良の原因になった水曜日と土曜日の問題から解放されたものの、
もともと自分はその用事の流れでラーメン屋に行くことが多かったので、
ラーメン屋に行くきっかけを改めて構築する必要があったのですよね!

そんな中で堺東に足を伸ばしたときに出会ったのがこの一杯でした!

「ムタヒロ」は以前に福島店で「煮干そば」のほうを食べてましたが、
こちらはの「鶏そば」はそれを遥かに凌ぐ感激を与えてくれましたね!

とにかくガツンとパンチを叩き込んでくるような鶏の旨味の主張の強さ、
これだけ真っすぐかつ強烈に鶏の主張が攻めてくる鶏清湯があるのかと、
これを食べたときにはそのスープのストレートな旨さに驚いたものです!

どちらかというと煮干スープの印象が強くなりがちなこちらのお店ですが、
鶏スープに関してもあなどってはならないものがあると思わされましたね!(*゚◇゚)

麺哲支店 麺野郎 徳島椿泊産鱧と煮若布の塩つけ麺(5月訪問)
麺哲支店 麺野郎 徳島椿泊産鱧と煮若布の塩つけ麺

これは今年食べた中でも特に忘れられないつけ麺の一つですね!

とにかくこちらは何が何でも行ってみたかったお店の一つで、
麺哲系列のトップである庄司さんが直接その厨房に立つという、
そして旨い麺を出すことを何よりも大事にしている麺哲系列で、
麺の旨さがダイレクトに味わえるつけ麺がメインにされてるという、
これはどうしても味わっておきたいと思うお店だったのですよね!

その初訪問でいきなりメインとは違うつけ麺を注文したのですが、
麺の旨さといい、鱧の処理といい、若布が醸し出す磯の風味といい、
麺と魚にこだわるお店としての良さがこれでもかと味わえましたね!

特につけ麺の麺としては間違いなく最高峰と言っていいでしょう!
麺の艶、つるみ、喉越し、コシ、そのどれもが恐ろしく高水準です!

麺でこれだけの満足度を与えてくれるお店はそうそうないですね!(`・ω・´)

綿麺 塩つけ麺(6月訪問)
綿麺 フライデーナイト Part131 (17/6/9) 塩つけ麺

いつも通っている綿麺ですが、今年はこの6月の「塩つけ麺」が絶品でした!
記事でも大絶賛をしたので、これになるだろうと気付いた人はいたかもですね!

綿麺は昨年の10月から自家製ベーコンをメニューに取り入れるようになり、
ベーコンが生きる麺メニューをいろいろと試みてきていたのですよね!

その最終到達点とも言えるのが、この6月の「つけ麺」だったのです!

昨年10月のペペロンチーノ風の「塩つけ麺」を土台にしながら、
いかにもペペロンチーノ的な要素は少し抑えつつ洋風感は残し、
そこに節系をバチッと重ねたところ、ベーコンの燻製の風味と
節系の香ばしさとが見事なまでの相乗効果を生んだのですよね!

自家製ベーコンも昨年10月からどんどん進化してきてましたし、
ここでそこからの流れが一つの完成を見た気分になりましたね!

今年の綿麺の限定の中でも創作性や実験性という観点から見れば、
この時期が一つのピークであったことは間違いなかったですね!

果たして来年はどんな挑戦が見られるのか、それもまた楽しみですね!(*・ω・)

彩色ラーメン きんせい総本家夢風 燻製鶏塩ラーメン(6月訪問)
彩色ラーメン きんせい総本家夢風 燻製鶏塩ラーメン

こちらも池田の「麺野郎」と並んで何が何でも行きたかったお店でした!

自分はどうしても豊中や高槻などの大阪北部に行く機会が少ないだけに、
「麺野郎」やこちらのお店は訪問のハードルが高くなってしまうのですよね!

こちらは大阪で力を持っている「きんせい系列」のトップに当たるお店で、
店主である中村さん自身が厨房に立つお店ということでも知られています!

こちらのお店が何より凄かったのは、ラーメンの方向性だけで見れば、
他のきんせいの店舗で提供されている塩ラーメンと同じ方向性ながら、
一つ一つのパーツの完成度、スープの細かい部分のバランスや深み、
そうしたところに圧倒的な差を感じることができたという点ですね!

やはり同じ素材で同じスタイルのスープを作るのだとしても、
その作る過程で明確な差が出るものだと大きく感心しましたね!

そして燻製鶏と味玉、この2つの完成度も素晴らしかったですね!
こうしたところに職人としての力が出るのだなとうならされました!(●・ω・)

This is 中川 クリアー中川(7月訪問)
This is 中川 クリアー中川

こちらのお店も一度は足を運んでおきたいと思っていたのですよね!

必ずしも期待度がものすごく高かったわけではないのですが、
食べてみたらその完成度の高さに一発で圧倒されましたね!

面白いのは食べた瞬間にその味の複合的な旨さに感激したのですが、
むしろこちらのラーメンは原材料の種類をあえて抑えてるのですよね!

鶏をどっしり中心に据え、魚介や豚に関しては一切使わずに、
そのかわり牛や香味油で旨味を重ねる形を取っているそうです!

そうでありながらその旨味が広がりがあって実にふくよかで、
それでいて他のお店にはない塩ラーメンとして成立している、
ビジュアルも個性的ですが、それ以上に味の個性が明確で、
「これが中川の味だ」という主張がビシビシ伝わってきました!

大阪で塩ラーメンを食べるなら、ぜひ押さえてほしい一杯ですね!(=゚ω゚)

中華蕎麦 葛 出し蕎麦(8月訪問)
中華蕎麦 葛 出し蕎麦

昼営業のみということで訪問のハードルが高かったのですが、
ちょうど昼に動くことができる機会が作れたということで、
こちらのお店に初訪問してみることにしたのですよね!

そしたらもう・・・自分が食べた鶏白湯として間違いなく最高峰でした!(●・ω・)

なんでしょうこのまろやかな鶏の旨味はと思えるほどで、
鶏白湯特有のお腹にどっしりと来るような感じはなく、
口当たりはまろやかでそれでいて鶏の旨味があふれ出し、
ただただ鶏のコクとまろやかさに包み込まれるようでした!

数あるラーメンの中で、自分は鶏白湯はそこまで好みではないですが、
このラーメンでそうした価値観に関しては完全に覆されましたね!

鶏白湯にもまだまだとてつもなく旨いものはあるし、
もっと掘り下げていかないといけないなとも思いましたね!

価格も激安ですし、鶏白湯好きならマストと言えるお店ですね!

ロックンビリーS1 尼ロック(10月訪問)
ロックンビリーS1 尼ロック

今年はトータルのラーメン屋訪問数で見ると少ないのですが、
キーとなるお店にけっこう足を運ぶことができてるのですよね!

この日は運悪く限定提供日だったので大行列に巻き込まれましたが、
こちらの鶏+水のみ系の鶏清湯のルーツとも言えるお店において、
実際にラーメンが食べられたということだけでも価値がありました!

そしてそのスープはほんと恐ろしいほどに鶏一色でしたね!

特に凄いのはサイドメニューのご飯をちょっと食べてから、
再びスープを飲んだときに広がる鶏の強烈な風味でしたね!

ずっと飲み続けているとその鶏の風味に慣れも来ますが、
ほんの少し時間を置いて飲むと、いかにこのスープが
鶏の旨さに満ち溢れているかが再確認できるのですよね!

こうした旨味はまさに鶏一色のスープだからこそでしょうし、
ミニマリズムの意義も伝えてくれる見事なスープでしたね!(*゚◇゚)

別邸三く 鶏出汁中華 しお(11月訪問)
別邸三く 鶏出汁中華 しお

こちらも鶏+水系のラーメンを出すお店ということで、
完全に「ロックンビリー」の流れを汲んでるのですよね!

そこであえて「しお」を注文して「ロックンビリー」のときと
感じ方がどう変わるのかを試してみたいと思ったのですが、
いやはやこの鶏の洪水には全くもって抗えなかったですね!

やはり醤油がない分だけ鶏がよりダイレクトに伝わるのですが、
もうそれだけで十分すぎるほど十分な旨さと言ってよく、
ベースの鶏スープとフレッシュな鶏油が重なることによって、
食べ進めるほどに下からどんどん鶏の旨味があふれ出てくる、
それこそ水の湧く泉をも連想するほどの旨味の上がり方で、
鶏清湯の一つの究極系を突きつけられた思いがしましたね!

今年最も感激したと言っても過言ではないかもしれません!(*・ω・)

麺は賛否両論あるようですが、表面にやわらかさを見せつつも、
中心の押し返しによって見事な食感のコントラストを描くこの麺は
中華麺としてのあるべきコシをちゃんと持ってると感じましたね!


今年は前半が絶不調だったこともあり、全体の数は伸びませんでしたが、
同時に「何が何でも行っておきたかったお店」にたくさん行けた年でもあり、
行った軒数の割にその収穫については大きかったという印象がありますね!

特に「麺野郎」、「きんせい夢風」、「ロックンビリーS1」の3つは念願で、
しかもどれもさすがは名店とうならせてくれるお店ばかりでしたからね!

もちろん大阪近辺だけでも行きたいお店はまだまだたくさんありますし、
来年はさらにそういったところも開拓していきたい思いがありますね!(●・ω・)

それと同時にすごく好きなお店なのにここ数年ほど行ってないお店もあり、
こうしたお店への再訪問も来年の一つの目標になってくるかもですね!

ではでは、来年もしっかりとラーメンを楽しんでいきたいと思います!(゚x/)モキュキュッ

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テーマ : ラーメン | ジャンル : グルメ

コメント

 
100杯超えとはスゴいですね!
そしてその中からここまで厳選して絞り込んでいるのもスゴいと思います。
自分なら優柔不断であれこれと10商品を軽く超えてしまいそうですから (^_^;)

しかしこうしてみると、きんせいさんとか三くさんとか
ムタヒロさんとか有名店が並んでいますね!

堺東のムタヒロは12月中旬に訪店したのですが
あいにく研修とかで3連休・・・ (>_<)

自分は鶏塩そばが目的だったのですが、
食べられなかったのでまた1月にでも訪問しようと思っております。

自分もなんやかんやで毎日寒いのでお店も行っています。
現在記事待ちが3店舗ほど控えていますが
カップ麺まとめ記事などでなかなか記事にできない!
たういさん、こんばんは!

今年は「これだ!」と思わせてくれるラーメンが多かったので、
選ぶ際に迷うということがそれほどなかったのですよね!

今回は9つのラーメンを選びましたが、9番目と10番目で
大きな差を感じるぐらいのものがありましたからね!(●・ω・)

特に今年はこれまで行けていなかった超有名店を攻めましたが、
それらがどれも思っていた以上の内容だったのが見事でしたね!

そのほとんどがこの総集編にも登場していますからね!

ムタヒロさんが研修中だったのは非常に残念でしたね;
「鶏そば」系は確実にたういさんにも合うと思いますよ!

ちなみに自分はカップ麺のまとめ記事はもう完成して、
予約投稿も済んだので今日と明日についに登場しますよ!

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)

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