麺と心 7 鮭白湯ラー麺 ~秋の香りを添えて~
11月の限定を求めて阿倍野の「麺と心 7」へと行ってきました!
今月の限定のテーマとなる魚介は「鮭」となっております!
過去記事を調べてみると、鮭白湯の限定ラーメンは2014年以来ですね!
ただ、昨年9月のまぜそば対決シリーズの中で鮭のまぜそばも出てるので、
ラーメン以外にまで枠を広げると昨年も登場したことになりますね!
2015年に鮭系の限定が登場したときもまぜそばだったのですよね!
限定メニューの紹介パネルには「昨年も大好評を」とありましたが、
自分は毎月訪問してるのでたぶんお店側の間違いかと思われます!
ただし2015年に関しては月の前半と後半でメニューが少し変わって、
鮭のラーメンが登場していたという可能性はなくはないですが!
しかし3年ぶりというのはちょっと意外な気もするのですよね!
印象だけで言えば、昨年も鮭系の限定が出てたイメージはありますし!
鮭って非常に特徴の強い魚なだけに一度食べると印象に残りやすく、
3年前に食べたものであっても記憶が鮮烈に刻まれるのですよね!(=゚ω゚)
一昨年、今年と鮭の限定がともにまぜそばだったのを考えると、
やはり個性の強い鮭は本来ラーメン向きの素材ではなくて、
それゆえにラーメンで出すのが難しい面があるのでしょうね!
3年前の記事を読むと、そのインパクトの強さに驚いていますし、
今回も行く前に「大丈夫かな」という思いは正直ありましたしね!
鯛とかイワシあたりだと、かなり安心して食べられるのですが、
鮭に関してはさすがにそういうわけにはいかないですからね!

ということで、今月の限定の鮭白湯のラーメンがやってきました!
もみじの天ぷらに焼鮭にきのこ、まさに秋満開という感じですね!
まずはスープですが・・・おっ、これは上手くまとめてきてますね!(●・ω・)
たしかに鮭の持っている風味がビシッと前面に出てはくるのですが、
鮭特有のクセが強く出てるとか、生臭い印象を受けることはなくて、
鮭の旨味や風味を出しながら食べやすく調整されているのですよね!
それゆえに3年前のバージョンに比べれば間違いなく大人しいですが、
これより強くするとかなり人を選ぶ味になるのはほぼ確実でしょうし、
鮭の個性と間口の広さの両立という点では非常に上手くできてますね!
ポイントになってるのは鮭の油脂の立て方をきれいに調えた点ですかね!
焼鮭などを食べるときは、その鮭特有の油脂の旨さも重要なのですが、
ラーメンだと鮭の油脂の強さはクセの強さにダイレクトに繋がるので、
それをあまり目立たせすぎないようにしたのは正解だったでしょうね!
そしてもう一つ大きいのは鮭の砕けた身がスープに入ってる点ですね!(*゚◇゚)
今回のスープは大量の鮭のアラと身を使って取っているそうですが、
その中で崩れてスープに溶け込んだ身を一定程度残してるのですよね!
鮭の油脂の主張を抑えると、その分だけコクも弱まってしまいますが、
そこを補ってくれているのがこの鮭の崩れた身だったりするのですよね!
ペースト状に近い鮭の身が少量ではありながらも入ることで濃度も高まり、
鮭の風味、コクをクセをそこまで立てずに高める効果が出てるのですよね!
こうした細かい工夫なども3年前からブラッシュアップされた部分ですね!
トッピングは焼鮭、もみじの天ぷら、しめじ、コーン、海苔、青ねぎ、
そしてごぼうを薄くスライスしてから揚げたものとなっています!
焼鮭がドーンと一切れ乗っているのはかなりインパクトがありますね!
以前もこうしたタイプのトッピングが乗ることはよくありましたが!
焼鮭らしいカリッとした香ばしさもありつつ、ほどよく脂も乗っていて、
ラーメンのトッピングとしても十分に楽しめるものになってましたね!
自分は魚介白湯の限定にチャーシューなどの普通のトッピングが乗るより、
こうした魚介系のトッピングを乗せてくるほうが好きではありますね!
そのほうが全体のまとまりがよりきれいになるという利点がありますし!(`・ω・´)
もみじの天ぷらは葉の部分からはこれといって風味は感じないですね!
ただ衣のサクサク感はほどよく、それだけでも十分に楽しめますね!
基本的には味よりも季節感を出すための具材といった感じですね!
しめじは下味がしっかりつけられていて、食感・風味ともにいいですね!
そういえばごぼうの揚げ物、しめじ、もみじの天ぷらのあたりを見ると、
なんだか秋の公園の落ち葉を見るような感じでいい雰囲気が出てますね!
そしてごぼうの揚げ物ですが・・・これは「座銀」さんのインスパイアですね!
「座銀」に行ったことがある人なら確実にピンと来るトッピングですし!
面白いのはごぼうって、このように揚げると甘みが出るのですよね!
そしてその甘みがコーンの甘さといい相乗効果をもたらしていて、
味の面でも見た目の面でもいい役割を担ってくれていましたね!
そのままカリッと食べてもよし、スープにつけてしんなりさせてもよし、
見た目と味わいの両方が楽しめる面白い具材になっていましたね!(*゚ー゚)

麺はこちらのお店らしい平打ち多加水のストレート麺となっています!
いつもは食べ始めの頃はパツッとした歯切れを感じさせるのですが、
今回はそれ以上にプリプリと弾ける感触が前面に出ていましたね!
それが非常に心地良く、麺を食べる楽しさがいつも以上に強かったですね!
こうして改めて食べると、この麺のクオリティの高さも再実感しますね!
麺に練り込まれている粒状のものはおそらく焙煎小麦でしょうね!
それによってふわっとした感じながらも小麦の香りが上がってきます!
鮭という個性の強い素材を使いながらもクセを上手く抑えていて、
なおかつ鮭らしさも引き出すなどバランスがなかなか良かったですね!
それでも多少なりとも好みが分かれるスープではあるでしょうが、
あえて食べてみるだけの価値は十分に感じられる一杯でしたね!
見た目と味の相乗効果を見せてくれたトッピングも良かったですしね!
鮭という難しい素材を上手くまとめあげてくれた一杯でした!(゚x/)モキリュッ
[限定メニューの紹介]

[レギュラーメニュー]

お店の住所と地図 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋4丁目12-13
【関連記事】
・麺と心 7 総合メニュー
今月の限定のテーマとなる魚介は「鮭」となっております!
過去記事を調べてみると、鮭白湯の限定ラーメンは2014年以来ですね!
ただ、昨年9月のまぜそば対決シリーズの中で鮭のまぜそばも出てるので、
ラーメン以外にまで枠を広げると昨年も登場したことになりますね!
2015年に鮭系の限定が登場したときもまぜそばだったのですよね!
限定メニューの紹介パネルには「昨年も大好評を」とありましたが、
自分は毎月訪問してるのでたぶんお店側の間違いかと思われます!
ただし2015年に関しては月の前半と後半でメニューが少し変わって、
鮭のラーメンが登場していたという可能性はなくはないですが!
しかし3年ぶりというのはちょっと意外な気もするのですよね!
印象だけで言えば、昨年も鮭系の限定が出てたイメージはありますし!
鮭って非常に特徴の強い魚なだけに一度食べると印象に残りやすく、
3年前に食べたものであっても記憶が鮮烈に刻まれるのですよね!(=゚ω゚)
一昨年、今年と鮭の限定がともにまぜそばだったのを考えると、
やはり個性の強い鮭は本来ラーメン向きの素材ではなくて、
それゆえにラーメンで出すのが難しい面があるのでしょうね!
3年前の記事を読むと、そのインパクトの強さに驚いていますし、
今回も行く前に「大丈夫かな」という思いは正直ありましたしね!
鯛とかイワシあたりだと、かなり安心して食べられるのですが、
鮭に関してはさすがにそういうわけにはいかないですからね!

ということで、今月の限定の鮭白湯のラーメンがやってきました!
もみじの天ぷらに焼鮭にきのこ、まさに秋満開という感じですね!
まずはスープですが・・・おっ、これは上手くまとめてきてますね!(●・ω・)
たしかに鮭の持っている風味がビシッと前面に出てはくるのですが、
鮭特有のクセが強く出てるとか、生臭い印象を受けることはなくて、
鮭の旨味や風味を出しながら食べやすく調整されているのですよね!
それゆえに3年前のバージョンに比べれば間違いなく大人しいですが、
これより強くするとかなり人を選ぶ味になるのはほぼ確実でしょうし、
鮭の個性と間口の広さの両立という点では非常に上手くできてますね!
ポイントになってるのは鮭の油脂の立て方をきれいに調えた点ですかね!
焼鮭などを食べるときは、その鮭特有の油脂の旨さも重要なのですが、
ラーメンだと鮭の油脂の強さはクセの強さにダイレクトに繋がるので、
それをあまり目立たせすぎないようにしたのは正解だったでしょうね!
そしてもう一つ大きいのは鮭の砕けた身がスープに入ってる点ですね!(*゚◇゚)
今回のスープは大量の鮭のアラと身を使って取っているそうですが、
その中で崩れてスープに溶け込んだ身を一定程度残してるのですよね!
鮭の油脂の主張を抑えると、その分だけコクも弱まってしまいますが、
そこを補ってくれているのがこの鮭の崩れた身だったりするのですよね!
ペースト状に近い鮭の身が少量ではありながらも入ることで濃度も高まり、
鮭の風味、コクをクセをそこまで立てずに高める効果が出てるのですよね!
こうした細かい工夫なども3年前からブラッシュアップされた部分ですね!
トッピングは焼鮭、もみじの天ぷら、しめじ、コーン、海苔、青ねぎ、
そしてごぼうを薄くスライスしてから揚げたものとなっています!
焼鮭がドーンと一切れ乗っているのはかなりインパクトがありますね!
以前もこうしたタイプのトッピングが乗ることはよくありましたが!
焼鮭らしいカリッとした香ばしさもありつつ、ほどよく脂も乗っていて、
ラーメンのトッピングとしても十分に楽しめるものになってましたね!
自分は魚介白湯の限定にチャーシューなどの普通のトッピングが乗るより、
こうした魚介系のトッピングを乗せてくるほうが好きではありますね!
そのほうが全体のまとまりがよりきれいになるという利点がありますし!(`・ω・´)
もみじの天ぷらは葉の部分からはこれといって風味は感じないですね!
ただ衣のサクサク感はほどよく、それだけでも十分に楽しめますね!
基本的には味よりも季節感を出すための具材といった感じですね!
しめじは下味がしっかりつけられていて、食感・風味ともにいいですね!
そういえばごぼうの揚げ物、しめじ、もみじの天ぷらのあたりを見ると、
なんだか秋の公園の落ち葉を見るような感じでいい雰囲気が出てますね!
そしてごぼうの揚げ物ですが・・・これは「座銀」さんのインスパイアですね!
「座銀」に行ったことがある人なら確実にピンと来るトッピングですし!
面白いのはごぼうって、このように揚げると甘みが出るのですよね!
そしてその甘みがコーンの甘さといい相乗効果をもたらしていて、
味の面でも見た目の面でもいい役割を担ってくれていましたね!
そのままカリッと食べてもよし、スープにつけてしんなりさせてもよし、
見た目と味わいの両方が楽しめる面白い具材になっていましたね!(*゚ー゚)

麺はこちらのお店らしい平打ち多加水のストレート麺となっています!
いつもは食べ始めの頃はパツッとした歯切れを感じさせるのですが、
今回はそれ以上にプリプリと弾ける感触が前面に出ていましたね!
それが非常に心地良く、麺を食べる楽しさがいつも以上に強かったですね!
こうして改めて食べると、この麺のクオリティの高さも再実感しますね!
麺に練り込まれている粒状のものはおそらく焙煎小麦でしょうね!
それによってふわっとした感じながらも小麦の香りが上がってきます!
鮭という個性の強い素材を使いながらもクセを上手く抑えていて、
なおかつ鮭らしさも引き出すなどバランスがなかなか良かったですね!
それでも多少なりとも好みが分かれるスープではあるでしょうが、
あえて食べてみるだけの価値は十分に感じられる一杯でしたね!
見た目と味の相乗効果を見せてくれたトッピングも良かったですしね!
鮭という難しい素材を上手くまとめあげてくれた一杯でした!(゚x/)モキリュッ
[限定メニューの紹介]

[レギュラーメニュー]

お店の住所と地図 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋4丁目12-13
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