綿麺 フライデーナイト Part140 (17/11/10) 豚しゃぶつけ麺
11月第2週の綿麺フライデーナイトへと行ってまいりました!
今年のフライデーナイトも残すところあと2回となりました!
12月はフライデーナイトがないので11月がラストなのですよね!
そのラストから2回目を飾るメニューは「豚しゃぶつけ麺」です!
「豚しゃぶつけ麺」というと、最近は登場頻度が下がったものの、
綿麺における清湯つけ麺の原点であり王道とも言える存在で、
自分が綿麺の清湯つけ麺で最も評価してるメニューでもあります!
しかしこのタイミングで「豚しゃぶつけ麺」が登場するとは、
なかなか高いハードルに挑んできたという気もしますね!(=゚ω゚)
今年の「豚しゃぶつけ麺」の登場はこれが2回目になるのですが、
今年は3月に出たときのバージョンが特に秀逸だったのですよね!
小麦粉に「春よ恋」を採用することで小麦の香りをいつになく立たせ、
具材に炒めの工程で菜の花のクセを抜くとともに香ばしさも加えて、
同時に豚バラを煮込むことでスープに味を出す手法も継承しつつ、
さらに新玉ねぎピクルスの酸味でさっぱりと食べられる工夫もと、
新たに投入したアイデアがどれも大当たりだったのですよね!
これらの要素を眺めてみると、全体的に「春」への意識が強く、
3月というタイミングだからこその限定だったことも見えますね!
・・・とすると、今回は「秋」ならではの試みが多く入るのか、
あるいは実験性を多く取り込んだ3月のバージョンとは違って、
あえて原点に返るようなスタイルの仕上がりになってくるのか、
そのあたりも含めていろいろ考えるのも楽しみになってきますね!

ということで、今回の「豚しゃぶつけ麺」がやってきました!
今回は3月のときのような炒めの工程などは特に取り入れられず、
おなじみの「豚しゃぶつけ麺」らしい流れとなっていました!
一つ一つの小鍋にスープを移してから野菜を煮込んで風味を出し、
仕上げに豚バラを投入して煮込んで肉の旨さを立てるのですよね!
この「小さな鍋物」を思わせる流れもこのつけ麺の魅力の一つです!
まずはつけ汁ですが・・・うん、これはまさに原点の味ですね!(●・ω・)
ここ数回は「豚しゃぶつけ麺」もいろんな変化を取り入れることが多く、
同じメニュー名であってもその内容には様々な違いが見られましたが、
今回はあえてそうした新たな試みを極力減らしてきた感がありましたね!
ただ、原点を思わせる味だからと言って以前と本当に同じかというと、
おそらく実際はそうではなく、同じであるかのように感じられながら、
その中には年月を重ねることで生まれた多くの進化があるのでしょうね!
なので、「豚しゃぶつけ麺」の原点を感じさせる味でありながらも、
今の綿麺だからこそ出せる「豚しゃぶつけ麺」でもあるのでしょう!
動物系でベースを固めたうえで、野菜と豚バラの旨味をしっかり広げ、
魚介で旨味をブーストして酸味で引き締めるというスタイルですが、
中でもサバ節などの魚介の妙がとりわけ際立っていたのですよね!
魚介の旨味の立て方の上手さはこれまでも綿麺の大きな特徴でしたが、
それもやはり年月を重ねるごとにさらに高まってる感があるのですよね!
雑味が全くなく、非常にクリアでなおかつ味の輪郭がはっきりと伝わる、
この魚介だしの打ち出し方はさすがと思わされるものがありましたね!
さて、今回は珍しく味変用の調味料として七味が置かれていました!
それもあの有名な東京の「やげん堀」の七味だったのですよね!(*゚ー゚)
「やげん堀」というと、七味好きでなくても知っているほど有名ですが、
この七味を見たときにはちょっと変わった驚きも感じたのですよね!
綿麺で七味と言えば前回の「ピリ辛味噌つけ麺」などが連想されますが、
そこで使われているのは基本的に京都の「七味家」の七味なのですよね!
ですが、今回はあえて「七味家」やではなく「やげん堀」を起用してるのですよね!
両者の大きな違いは、東京の七味は唐辛子の辛味にやや重点を置いて、
京都の七味は辛味よりも香りに重点を置いているという点があります!
「やげん堀」の七味は2種類の唐辛子を用いて辛味に厚みを持たせますが、
「七味家」は青しそも加えることで香りにふくよかさを与えるのですよね!
そしてその両者の違いは実際につけ汁に投入するとより際立ちましたね!
「七味家」の七味が使われる辛味噌系のつけ麺は香りが潤沢なのに対し、
今回の七味は多めに投入してもそこまで極端に香りを変化させません!
あくまで七味なのでそこまで強く辛味が立つわけでもないのですが、
それでもピリリとした刺激が強まるのははっきりとわかりましたね!
おそらく「七味家」の七味だと香りが強く変化しすぎるのでしょうね!
逆に「やげん堀」だと刺激が強まりながらも香りの変化は穏やかで、
今回のつけ麺の味変要員としては合っていたということなのでしょう!
そして麺ですが・・・うん、フライデーナイトらしさに満ちた麺ですね!(*゚◇゚)
艶やかさと表面のつるりとした質感、噛んだときの自然な小麦の甘さ、
そしてむちっとした押し返しなど、フライデーナイトの麺が持っている
様々な特性がどれも非常に高いレベルで感じ取ることができましたね!
とりわけ今回はいつも以上にのどごしの良さを感じさせられましたね!
表面の質感がよりなめらかになるような工夫もあったのかもですね!
フライデーナイトというと、この麺と清湯系つけ汁が基本中の基本なので、
つけ汁との相性という点でもあるべき形を見せてくれるような感じでしたね!
どのようなつけ汁と合わせてもハマるオールマイティな麺ではありますが、
このつけ汁と合わせたときがやっぱり基本なのだなと思わせてくれますね!

さて、つけ汁には主役である豚バラに加え、白菜、しめじなどが入っています!
この具材の組み合わせを見ると、やはり秋~冬が明確に意識されてますね!
この「豚しゃぶつけ麺」はたくさん入った野菜も大きな魅力なので、
そこで季節の旬の素材を取り入れやすいという特徴もあるのですよね!
ほんのりと甘くシャキッとした白菜に秋らしさをより高めるしめじ、
そして脂身が溶けるように甘い豚バラ肉がどっさり入っています!
ほんとこの豚バラは非常に質が良く、バラ肉特有のクセが全くなく、
脂身の嫌味が皆無でただただ脂の旨さを伝えてくれるのですよね!(`・ω・´)
間違いなくこの豚バラがあるからこそのメニューでもありますね!
この豚バラを食べるだけでも価値があると言えてしまうほどですし!
以前はここに油揚げが加わるということがけっこうありましたが、
今回はもうこれ以上入らないぐらいに他の具材がぎっしりでしたね!
また、今回は白菜の葉の部分は事前に軽く熱を通していたのですかね!
鍋に投入する際にかさが大きくなりすぎてしまわないようにするためか、
水分を抜くための何らかの事前の下処理をしていたように見えました!
1年を通して様々な新しい試みに挑戦してきたフライデーナイトでしたが、
今年最後の限定を前にぐるっと巡ってくる中でさらに大きくなったうえで
再び原点へと返ってきたような、そんな印象を抱かせる一杯でしたね!
今年最後の限定に何が来るのか、楽しみに2週間後を迎えたいと思います!(゚x/)モキキュキュッ
[メニュー]

お店の住所と地図 大阪府松原市松ヶ丘3丁目6-15
【関連記事】
・自己流ラーメン 綿麺 総合メニュー
今年のフライデーナイトも残すところあと2回となりました!
12月はフライデーナイトがないので11月がラストなのですよね!
そのラストから2回目を飾るメニューは「豚しゃぶつけ麺」です!
「豚しゃぶつけ麺」というと、最近は登場頻度が下がったものの、
綿麺における清湯つけ麺の原点であり王道とも言える存在で、
自分が綿麺の清湯つけ麺で最も評価してるメニューでもあります!
しかしこのタイミングで「豚しゃぶつけ麺」が登場するとは、
なかなか高いハードルに挑んできたという気もしますね!(=゚ω゚)
今年の「豚しゃぶつけ麺」の登場はこれが2回目になるのですが、
今年は3月に出たときのバージョンが特に秀逸だったのですよね!
小麦粉に「春よ恋」を採用することで小麦の香りをいつになく立たせ、
具材に炒めの工程で菜の花のクセを抜くとともに香ばしさも加えて、
同時に豚バラを煮込むことでスープに味を出す手法も継承しつつ、
さらに新玉ねぎピクルスの酸味でさっぱりと食べられる工夫もと、
新たに投入したアイデアがどれも大当たりだったのですよね!
これらの要素を眺めてみると、全体的に「春」への意識が強く、
3月というタイミングだからこその限定だったことも見えますね!
・・・とすると、今回は「秋」ならではの試みが多く入るのか、
あるいは実験性を多く取り込んだ3月のバージョンとは違って、
あえて原点に返るようなスタイルの仕上がりになってくるのか、
そのあたりも含めていろいろ考えるのも楽しみになってきますね!

ということで、今回の「豚しゃぶつけ麺」がやってきました!
今回は3月のときのような炒めの工程などは特に取り入れられず、
おなじみの「豚しゃぶつけ麺」らしい流れとなっていました!
一つ一つの小鍋にスープを移してから野菜を煮込んで風味を出し、
仕上げに豚バラを投入して煮込んで肉の旨さを立てるのですよね!
この「小さな鍋物」を思わせる流れもこのつけ麺の魅力の一つです!
まずはつけ汁ですが・・・うん、これはまさに原点の味ですね!(●・ω・)
ここ数回は「豚しゃぶつけ麺」もいろんな変化を取り入れることが多く、
同じメニュー名であってもその内容には様々な違いが見られましたが、
今回はあえてそうした新たな試みを極力減らしてきた感がありましたね!
ただ、原点を思わせる味だからと言って以前と本当に同じかというと、
おそらく実際はそうではなく、同じであるかのように感じられながら、
その中には年月を重ねることで生まれた多くの進化があるのでしょうね!
なので、「豚しゃぶつけ麺」の原点を感じさせる味でありながらも、
今の綿麺だからこそ出せる「豚しゃぶつけ麺」でもあるのでしょう!
動物系でベースを固めたうえで、野菜と豚バラの旨味をしっかり広げ、
魚介で旨味をブーストして酸味で引き締めるというスタイルですが、
中でもサバ節などの魚介の妙がとりわけ際立っていたのですよね!
魚介の旨味の立て方の上手さはこれまでも綿麺の大きな特徴でしたが、
それもやはり年月を重ねるごとにさらに高まってる感があるのですよね!
雑味が全くなく、非常にクリアでなおかつ味の輪郭がはっきりと伝わる、
この魚介だしの打ち出し方はさすがと思わされるものがありましたね!
さて、今回は珍しく味変用の調味料として七味が置かれていました!
それもあの有名な東京の「やげん堀」の七味だったのですよね!(*゚ー゚)
「やげん堀」というと、七味好きでなくても知っているほど有名ですが、
この七味を見たときにはちょっと変わった驚きも感じたのですよね!
綿麺で七味と言えば前回の「ピリ辛味噌つけ麺」などが連想されますが、
そこで使われているのは基本的に京都の「七味家」の七味なのですよね!
ですが、今回はあえて「七味家」やではなく「やげん堀」を起用してるのですよね!
両者の大きな違いは、東京の七味は唐辛子の辛味にやや重点を置いて、
京都の七味は辛味よりも香りに重点を置いているという点があります!
「やげん堀」の七味は2種類の唐辛子を用いて辛味に厚みを持たせますが、
「七味家」は青しそも加えることで香りにふくよかさを与えるのですよね!
そしてその両者の違いは実際につけ汁に投入するとより際立ちましたね!
「七味家」の七味が使われる辛味噌系のつけ麺は香りが潤沢なのに対し、
今回の七味は多めに投入してもそこまで極端に香りを変化させません!
あくまで七味なのでそこまで強く辛味が立つわけでもないのですが、
それでもピリリとした刺激が強まるのははっきりとわかりましたね!
おそらく「七味家」の七味だと香りが強く変化しすぎるのでしょうね!
逆に「やげん堀」だと刺激が強まりながらも香りの変化は穏やかで、
今回のつけ麺の味変要員としては合っていたということなのでしょう!
そして麺ですが・・・うん、フライデーナイトらしさに満ちた麺ですね!(*゚◇゚)
艶やかさと表面のつるりとした質感、噛んだときの自然な小麦の甘さ、
そしてむちっとした押し返しなど、フライデーナイトの麺が持っている
様々な特性がどれも非常に高いレベルで感じ取ることができましたね!
とりわけ今回はいつも以上にのどごしの良さを感じさせられましたね!
表面の質感がよりなめらかになるような工夫もあったのかもですね!
フライデーナイトというと、この麺と清湯系つけ汁が基本中の基本なので、
つけ汁との相性という点でもあるべき形を見せてくれるような感じでしたね!
どのようなつけ汁と合わせてもハマるオールマイティな麺ではありますが、
このつけ汁と合わせたときがやっぱり基本なのだなと思わせてくれますね!

さて、つけ汁には主役である豚バラに加え、白菜、しめじなどが入っています!
この具材の組み合わせを見ると、やはり秋~冬が明確に意識されてますね!
この「豚しゃぶつけ麺」はたくさん入った野菜も大きな魅力なので、
そこで季節の旬の素材を取り入れやすいという特徴もあるのですよね!
ほんのりと甘くシャキッとした白菜に秋らしさをより高めるしめじ、
そして脂身が溶けるように甘い豚バラ肉がどっさり入っています!
ほんとこの豚バラは非常に質が良く、バラ肉特有のクセが全くなく、
脂身の嫌味が皆無でただただ脂の旨さを伝えてくれるのですよね!(`・ω・´)
間違いなくこの豚バラがあるからこそのメニューでもありますね!
この豚バラを食べるだけでも価値があると言えてしまうほどですし!
以前はここに油揚げが加わるということがけっこうありましたが、
今回はもうこれ以上入らないぐらいに他の具材がぎっしりでしたね!
また、今回は白菜の葉の部分は事前に軽く熱を通していたのですかね!
鍋に投入する際にかさが大きくなりすぎてしまわないようにするためか、
水分を抜くための何らかの事前の下処理をしていたように見えました!
1年を通して様々な新しい試みに挑戦してきたフライデーナイトでしたが、
今年最後の限定を前にぐるっと巡ってくる中でさらに大きくなったうえで
再び原点へと返ってきたような、そんな印象を抱かせる一杯でしたね!
今年最後の限定に何が来るのか、楽しみに2週間後を迎えたいと思います!(゚x/)モキキュキュッ
[メニュー]

お店の住所と地図 大阪府松原市松ヶ丘3丁目6-15
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