8/7発売 リンガーハットの台湾ちゃんぽん(カップ版)

8/7発売のエースコック「リンガーハットの台湾ちゃんぽん」を食べました!
今回は珍しく縦型カップではなく、どんぶり型での発売となっています!

そのために並んでいるお店がいつもに比べて少ない気がしますが!

8/7発売 リンガーハットの台湾ちゃんぽん(カップ版)

今回は台湾ラーメンをリンガーハット風にちゃんぽんにアレンジした
カップ麺オリジナルの「台湾ちゃんぽん」という商品となっています!

デザインを見た限りは普通の「ちゃんぽん」に近そうではありますが!(=゚ω゚)

どれくらい台湾ラーメンらしさを出せているかがポイントですね!

8/7発売 リンガーハットの台湾ちゃんぽん(カップ版)(内容物)

内容物はかやく2袋と粉末スープ、液体スープとなっています!
やはりどんぶり型ということで、内容物は充実していますね!

特に最も優秀な具材であるキャベツが別袋に入っていますしね!

このキャベツ、やっぱり他の乾燥キャベツとは明らかに違います!

普通の乾燥キャベツはそのまま食べると硬くて食べられないですが、
この乾燥キャベツはそのままでもサクサクと食べられるのですよね!

おそらく生キャベツを乾燥するという手法を取っているのでしょう!
そしてそれによってフレッシュさを演出しているというわけですね!(*゚ー゚)

8/7発売 リンガーハットの台湾ちゃんぽん(カップ版)(できあがり)

トッピングすると少なめに見えますが、具材は意外と多めです!

まずはその味ですが・・・ベースはいつものちゃんぽんですね!(●・ω・)

鶏豚骨によって一定のまろやかさと丸みをベースのスープに与えて、
そこにクリーミーさを付加し、野菜や海鮮によって味を調えています!

こうした基本の部分だけを見るといつもの味ではあるのですが、
今回はいつもと比べるとかなりピリ辛路線に寄せてきてはいます!

唐辛子系の辛味もほどほどながらもピリリと持続性で攻めてきつつ、
また黒胡椒についてはいつもより明らかに強めに主張しています!

そして中華系の混合スパイスを使うことでスパイス感に深みを持たせ、
単純な唐辛子+胡椒の枠に収まらない刺激を多少演出しています!

また、いつもの「ピリ辛ちゃんぽん」は味噌系を加えるのですが、
今回は一応台湾ラーメンらしく味噌を外して醤油系となってます!

ただ、こうした様々な工夫を凝らしてくれてはいるものの、
ベースの長崎ちゃんぽんのスープの存在感の強さに加えて、
台湾ラーメンを特徴づける要素があまり加わってないので、
「ピリ辛ちゃんぽんの強化版」というイメージが強いですね!

中華混合調味料を起用したあたりは非常に面白いのですが、
これってあまり台湾ラーメンとは関係がないですからね(;゚ω゚)

スープの原材料は鶏・豚エキス、動物油脂、糖類、クリーミングパウダー、
植物油脂、食塩、しょうゆ、香辛料、でん粉、野菜エキス、香味油、
魚介エキス、ポークコラーゲン、乳等を主要原料とする食品、
たん白加水分解物、発酵調味料という組み合わせになっています!

何やらクリーミーな風味を出す要素をずいぶんと多く入れてますね!

ちなみにいつもの「ピリ辛ちゃんぽん」の原材料はこんな感じです!

[ピリ辛ちゃんぽん]
鶏・豚エキス、食塩、糖類、動物油脂、クリーミングパウダー、
植物油脂、香辛料、みそ、でん粉、しょうゆ、豆板醤、野菜パウダー、
香味油、酵母エキス、たん白加水分解物、ホタテエキス、全卵粉

動物系油脂が強まり、味噌が外され、乳系などが増えているなど、
原材料からはあまりピリ辛度が増したことは伝わらないですね;

麺はちゃんぽんを意識した太めの油揚げ麺が伝われています!

大きな方向性は縦型のときのちゃんぽん麺とほぼ同じですが、
どんぶり型ということで湯戻りのバランスなどはいいですね!

やや断面が角ばった麺で、ちゃんぽん麺らしいもっちり感と、
こうした主張が強めのちゃんぽんスープにも負けませんね!

丸刃の麺にこだわってほしいという声は聞かれそうですが!

麺の量は意外と少ない65gで、カロリー375kcalとなっています!
脂質は12.9gで、こちらはそこそこの数字といった感じですね!

具材はキャベツ、鶏・豚そぼろ、かまぼこ、もやし、人参です!

リンガーハットの主役であるキャベツは今回も見事な内容です!(`・ω・´)

スープがピリ辛になったことでややスープに負けていますが、
このフレッシュなキャベツの風味は他にないものですからね!

量も多く入っているので、この点については文句なしですね!
さすがにこの具材を外すという選択肢は全くないでしょう!

そぼろはスポンジ系ではなく、ちゃんと味のあるものです!

台湾ラーメンというと肉そぼろも大きなファクターとなるので、
その点についてはきっちりと押さえてくれているようですね!

問題は残りのかまぼこ、もやし、人参の3つなのですよね!

これが入ると「ごく普通のちゃんぽんの具材」になっちゃうので、
ここにアレンジを加える必要があったように思うのですよね!

台湾ラーメンのポイントになるのは醤油系のシャープなスープ、
多めのラー油と豚脂、そして具材のニラに尽きると思われますが、
この商品で明確に足りないのはやはり具材のニラなのですよね!

かまぼこ、もやし、人参については今回は完全にカットしてしまい、
そのコストを全部ニラに費やしても良かったようにすら思います!(*・ω・)

スープ単体で見ても台湾らしさがどうしても薄かっただけに、
せめて具材で主張することでまとめてほしかったですよね!

これだと「ピリ辛ちゃんぽん」の強化版でしかないですからね!

味がいいだけにどこかで台湾ラーメンのらしさの演出に
もっと力を注いでくれれば思わされる一杯でございました!(゚x/)モギー

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コメント

 
ネーミングの間違い!
もうこの商品はこれだけでしょう。

完全に名前だおれでしたね。
せめて具材だけでももうちょっと台湾らしくしてほしかったです。

まぁ、それでもこのスープはどうしても台湾らしくならないですね。
リンガーハットらしさはありましたが、
これを台湾ラーメンアレンジと思う人はいないでしょう。

それでもフツーに美味しかったのがチョイ悔しいww
たういさん、こんにちは!

これねぇ・・・やっぱりこの名前に尽きますよね;

いつもよりピリ辛度の高いスープはなかなかだったのですが、
「台湾ちゃんぽん」と言われると「?」となってしまう、
そうしたところがどうしてもネックになる一杯でしたよね!

スープに関してはちゃんぽんらしさを残すのはやむなしとしても、
具材に関してはニラの導入ぐらいはできたはずですからね!(●・ω・)

点数をつけるような場合はこういう商品は特に困りますよね!
味はいいけれど、コンセプトからは外れてしまってるという;

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
これまだ見つかってないんですけど
ノンフライ麺だったらなぁ…で、台湾どこ?w
っていうのが発見しても手が伸びないかも的な(;ˊᗜˋ)

味としては間違いなさそうなんですけどね!

台湾のタイトルは上辺だけネームバリューに頼った
浅はかな販売戦略としか思えなくて…(苦笑)
takaさん、こんにちは!

「台湾」はたぶん味噌ではなく醤油のみを使った点と、
中華スパイスを使った点で追求したのだと思いますが、
ほとんどはっきり伝わってこないレベルに収まってますね;

しかし、なんでニラを入れなかったのはほんと疑問ですね!(=゚ω゚)

ニラが入るというだけでも台湾らしさは増すのですけどもね!
ニラ+ラー油ならコンセプト面でも上手く行ったはずなのですが!

販売戦略としては、やはり「台湾」に頼ったのでしょうね;
今もまだまだ台湾ラーメン、まぜそばは人気ですからね!

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)

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