今日の一枚 (11/15~11/30)

11/15
Pantera "Vulgar Display of Power" (1992-6th)
[Groove Metal]

90年代のHeavy Metalのあり方を決定付けた作品ですね。
自分としてはエクストリームロックとしての
メタルを完全復活させた作品だとも思っています。
とにかくこのアルバムの説得力は凄まじいものがあります。

Mother Love Bone "Apple" (1990-1st)
[Grunge / Psychedelic Rock]

Pearl Jamの前身でもあるバンドです。
最初に聴いた頃はイメージがつかみにくかったのですが、
アンドリューの持つグラムっぽさと
後のPJ組の持つThe Doorsの香りを合わせて、
そこにGuns N' Rosesの要素を取り入れたような感じですね。
勢いが抑え目なので少し地味にも聴こえるところがありますが。

Outlaws "Best of The Outlaws - Green Grass and High Tides" (1996-Best)
[Southern Rock]

サザンロックに興味を持つ流れで聴いたバンドです。
南部らしい大らかな乾いた砂のような香りがしてきます。

11/17
Judas Priest "Painkiller" (1990-12th)
[Heavy Metal]

Judas Priestといえばまずはこのアルバムが思い浮かびます。
以前にも何度か紹介したことがあったと思います。

Killing Joke S/T (1980-1st)
Killing Joke "what's THIS for...!" (1981-2nd)
[Post Punk / New Wave]

Depeche Modeがシンセポップとしての色合いが強かったのに対し、
こちらは同種の影のあるサウンドではありながらも、
もっとロックやポストパンクとしての香りが強いですね。

わかりやすい攻撃性を前面に出すバンドではないですが、
内側からじわじわとした圧力を感じさせてくれます。

The Melvins "Stag" (1996-8th)
[Sludgecore / Grunge]

Melvinsがメジャーレーベルにいた頃のアルバムです。
この時期としては"Houdini"に次いでわかりやすい作品かもです。
特に1曲目の"The Bit"はワールドミュージック的でありつつ、
彼ららしいどっしりとしたヘヴィネスが聴ける良曲です。

11/18
Silverchair "Frogstomp" (1995-1st)
[Grunge / Post Grunge / Alternative Metal]

当時は中学生バンドと呼ばれたグランジ後続系バンドです。
たしかにこの時代は青臭さを強く感じますね。
サウンドは純粋にグランジというよりは
MetallicaとAlice In Chainsが軸になっていて、
ややオルタナティブメタルっぽさが強くなっています。

11/22
Deftones "White Pony" (2000-4th)
[Alternative Metal]

この時代のオルタナメタルバンドはあまり実験的なサウンドを
打ち出すということがなかったりするのですが、
このバンドはその点がちょっと違っていますね。

この作品ではニューウェイブなどの要素を取り入れ、
重さとうっすらとしたダークネスが同居し、
一味も二味も違うヘヴィロックが提示されています。

Toolのメイナードが参加したことなどを見ても、
その革新性の高さが伝わってきます。

Alice In Chains "Jar of Flies" (1994-3rdEP)
[Grunge / Alternative Metal]

粘つくようなヘヴィネスとドロドロとした情念を描き出し、
90年代中期以降のヘヴィロックの先駆者となりました。
そのAICの持つメロディセンスや妖しげな美しさを
余すとこなく表現したのがこのEPと言えるでしょう。
EPといってもその楽曲の充実度は実に素晴らしく、
"Dirt"の次に推薦したくなるのがこの作品でもあります。

11/25
I Mother Earth "Dig" (1993-1st)
[Funk Metal / Grunge / Alternative Rock]

今まではJane's Addictionがグランジっぽくなった感じ、
といった印象だったのですが、もっと奥が深いですね。
Jane's Addiction的な冷めた知的な要素がありながらも、
ジャズやブルーズの香りがチラホラと感じられたりします。
Funk/Jazz/Blues/Heavy Metalに90年代的なグルーヴと、
かなりいろんな素材がうまく調和しているのがいいですね。

11/27
I Mother Earth "Scenery and Fish" (1996-2nd)
[Funk Metal / Grunge / Alternative Rock]

1stに比べるとメタル的なカッチリとした感じが弱まった反面、
ポップなメロディとスペーシーな雰囲気などが強まりました。
前作に見られたジャズやファンクの要素も強く、
1stとは違うながらもかなり高品質な作品になってます。

Killing Joke "Brighter Than A Thousand Suns" (1986-6th)
Killing Joke "Outside the Gate" (1988-7th)
[Post Punk / New Wave]

1stや2ndに比べるとロックらしい粗さはやや弱まりましたが、
それでも根底でそれがしっかりと息づいてる感じはしますね。
まだポストパンク/ニューウェイヴはかじりたてですが、
その中ではとりわけいい印象を感じたバンドでもあります。

The Police "Outlandos d'Amour" (1978-1st)
[Punk / Post Punk]

ポストパンク勢の中で最も知名度が高いとも言えるポリスの作品です。
この時期は意外にずいぶんとパンク色が強いのですね。
むしろ基本はパンクアルバムと言ってもよさそうに思えました。

しかしながらそこに大胆にレゲエを導入するなど、
一筋縄ではいかないことがひしひし伝わってきます。

11/30
Sponge "Rotting Pinata" (1994-1st)
Sponge "Wax Ecstatic" (1996-2nd)
[Grunge / Post Grunge (1st wave)]

グランジともポストグランジとも位置づけられるバンドです。
基本的にR.E.M.からの影響が強く、そこにPearl Jam的な土の香りを感じさせます。
1stはその音楽性が最もわかりやすく出た作品で、
ずっしりと地に足の着いた"Neenah Menasha"や
STPっぽさもある"Plowed"などが目を引きます。

2ndはもっと音楽性を広げて南部っぽさも感じさせます。
他の作品と比べてスタイルがやや違っていますが、
こちらも1stと並ぶ好作と言えそうです。


YoutubeはPanteraにしようかとも思ったのですが、
今回はI Mother Earthの楽曲を選びました。

I Mother Earthから1曲を選ぶとなれば、
自分は迷わず1stの"Dig"収録の"Rain Will Fall"を選びます。

サウンドスタイルとしてはグランジに近いと言えますが、
決してそんな簡単にカテゴライズできないのがこのバンドの凄味です。

ハードロックの芯の強さとグランジのうねりを同居させつつ、
躍動感あふれるファンクネスと体の芯まで揺さぶるラテンフレーバー、
これらが渾然一体となった真の意味でのプログレッシブなロックです。

ラテンの影響でもありますが、中南米の香りが強いのですよね。
バンドそのものは北米のカナダ出身なのですが。

歌詞も雨乞いの儀式をテーマにしているということもあって、
どことなく神秘的な香りがしてくるバンドでもありますね。
バンド名も「我、母なる地球なり」という意味ですし。

I Mother Earth "Rain Will Fall" (1993) [Funk Metal / Grunge / Alternative Rock]

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