5/15発売 ご当地マシマシ タレ濃いめ&麺大盛 東京油そば
5/15発売のサンヨー食品からの新作
「ご当地マシマシ タレ濃いめ&麺大盛 東京油そば」
を食べました!
「ご当地マシマシ」シリーズも早くも4作目となりました!(`・ω・´)
初代の「肉特盛&辛さ強め 台湾ラーメン」を食べたときは、
「何だこの変なシリーズは」といった滑り気味の印象でしたが、
第2弾からはマシマシの方向性を変えて一気に完成度が上がり
今では外れのないシリーズというイメージすらついてきてます!
今回はこのシリーズ初の汁なし系ですが果たしてどう出るのでしょう!

焼そば系ではなく、あえて油そばで来たのは面白いですね!
しかも油そばでノンフライ麺使用なのは非常に珍しいです!
ご当地感よりもそちらのほうが注目と言えるほどですね!
タレが麺に勝るだけの特徴があるのかどうかも見ものです!

内容物はかやく、液体スープ、調味だれとなっています!
液体スープと調味だれって、名前だけ見ると違いが謎ですが!
また、この2つはどちらを先に入れるかは指定されてないので、
同時に入れても好きなほうを先に入れてもかまわないのでしょう!
ちなみに自分は液体スープ→調味だれの順番でまぜてみました!

どうも液体スープ=醤油だれ、調味だれ=調味油のようです!
それなら袋も「調味油」と書いておけばいい気がするのですが!
しかし調味油の量が想像以上に多く、この点は意外でしたね!
まずはその味ですが・・・うわぁ、これはたまらなく旨いですよ!(●・ω・)
ちょっと今年の前半期の油そば系商品は大当たりが多いですね!
油脂の多さのプラス効果といい、たれの風味といい文句なしです!
基本的には正統派の東京系油そばを指向してはいるのですが、
「珍々亭」などに見られる油脂+醤油+酸味の構成とは違い、
正統派の中華そばの味わいを油そばに適用した感じですね!
豚+鶏に香味野菜を加え、チャーシューダレもまぜたような、
正統派の中華そばの要素をそのまま醤油だれへと与えたうえで、
そこにメンマの風味を加えてよりレトロな感覚を出しています!
このメンマの風味によって生まれる個性はポイントが高いです!
この方向性は「サッポロ一番 醤油味 油そば」とほぼ同じですね!
こうしたスタイルのカップ油そばは実は意外と少ないのですよね!
どちらかというと、酸味を効かせたタイプのほうがポピュラーですし!
ここまでだと、ごく普通の汁なし中華そば的な油そばなのですが、
ここに大量の豚脂と鶏油をどっさりと加えているのがポイントです!
タレにおける最大のマシマシ要素はこの油脂と言っていいですね!
その油脂の多さは「背脂MAX」に次ぐぐらいのものがあります!
普通に全体をまぜると底のほうにけっこう油脂がたまりますからね!
「ペヤング 背脂MAX」では背脂をとことんまで投入することで、
動物系油脂の旨さをこれでもかと体感させてくれましたが、
この商品もそれと同質に近い油脂の旨さを堪能できますね!(`・ω・)+
鶏油も使われているなど「背脂MAX」とは違いもありますが、
中でも最大の違いは麺がノンフライ麺という点なのですよね!
一般的にカップ油そばは油揚げ麺が使われることが多いので、
その油脂感の何割かは麺の油脂によって担われるのですよね!
油揚げ麺と油そばのたれの相性はどちらかと言えばいいですし、
それはそれでカップ油そばとしていいものを作ってくれますが、
ノンフライ麺にすることで麺の持つ油脂感が抑えられる分だけ、
タレの油脂の主張をより思い切ることができるのですよね!
この商品の調味油の量は、もし油揚げ麺の商品だったとすると、
さすがにくどすぎると感じさせられるレベルに達してますが、
麺の油脂感がないので、ただただ油脂の旨さだけが伝わって、
くどいと感じさせることなくそれを貫徹させているのですよね!
そう考えると、ノンフライ麺だからこそできたマシマシなのですよね!(=゚ω゚)
醤油ダレの風味のほうもメンマ風味の強調度合いなどは面白く、
汁なし中華そば的な油そばがもともと持っている様々な要素を
油脂を中心に強調したのが今回のマシマシと言えるでしょう!
タレの原材料は植物油脂、豚脂、しょうゆ、ポークエキス、
鶏脂、糖類、食塩、チキンエキス、香辛料、メンマパウダー、
デキストリン、酵母エキス、発酵調味料となっています!
前半に油脂が2つ来て、その後も醤油に動物系の要素と、
とにかく攻めの構成になっていることが伝わりますね!
麺は断面の丸いかなり太めのノンフライ麺となっています!
規定の5分湯戻しでもけっこうがっしりとした食感になります!
まぜそばの場合はややがっしり系の食感の麺も多いので、
そのあたりを狙った麺と言ってもいいかもしれません!
ただもう少し待てばもっちり感も出てきそうなので、
5分30秒から6分弱ぐらいまではアリかもしれませんね!
そしてこの麺ですが、やはり食感の主張が半端じゃないので、
これだけ主張が明確なタレと合わせても全く負けませんね!(*゚◇゚)
タレの要素を油脂を中心にマシマシにしてきているので、
下手な麺だと完全にタレ勝ちの構成になってしまいますが、
そうならない麺を起用してきたのは大正解と言えるでしょう!
麺の量は85gで、カロリーは531kcalとなっています!
脂質は23.8gで、数字だけで見ると少なく見えますが、
ノンフライ麺なのを考慮するとかなりの数字と言えます!
具材は肉そぼろ、メンマ、なると、ねぎという組み合わせです!
さすがにコストを麺とタレに注ぎ込んだこともあってか、
具材についてはさすがに寂しいと言わざるをえないです!(*゚ー゚)
それでも肉そぼろは味が良く、メンマのコリコリ感も充実、
ねぎも少量ながらもタレに変化を与える効果を見せてますし、
量は少ないものの必要なところはきちんとそろってますね!
どれも王道の中華そばを思わせるタレとは相性がいいですし!
たしかに最大のポイントはノンフライ麺を起用したことですが、
もしそれだけだったら、ここまでの高評価ではなかったでしょうね!
サンヨー食品が見事だったのは、ノンフライ麺を使うだけでなく、
それによって削った油脂量をタレに全投入したその姿勢ですよね!
そうすることで麺は高品質、タレは油脂の旨さなどが強調され、
ノンフライ麺でしか出せない攻めの仕上がりにできたのですよね!
あの油脂量で531kcalで済むなんて、むしろ軽いと言えるほどです!
これはカップ油そばの新しい地平を切り拓いたと言っていいですし、
もう自分としてはリピート確定の商品の一つになりましたね!
正統派油そばが好きなら、迷わずオススメしたい一杯でした!(゚x/)モッキリューリ
【関連記事】
・ご当地マシマシ タレ濃いめ&麺大盛 東京油そば
・ご当地マシマシ こってり&ネギ特盛 博多豚骨ラーメン
・ご当地マシマシ 濃いめ 横浜家系ラーメン
・ご当地マシマシ 肉特盛&辛さ強め 台湾ラーメン
「ご当地マシマシ タレ濃いめ&麺大盛 東京油そば」
を食べました!
「ご当地マシマシ」シリーズも早くも4作目となりました!(`・ω・´)
初代の「肉特盛&辛さ強め 台湾ラーメン」を食べたときは、
「何だこの変なシリーズは」といった滑り気味の印象でしたが、
第2弾からはマシマシの方向性を変えて一気に完成度が上がり
今では外れのないシリーズというイメージすらついてきてます!
今回はこのシリーズ初の汁なし系ですが果たしてどう出るのでしょう!

焼そば系ではなく、あえて油そばで来たのは面白いですね!
しかも油そばでノンフライ麺使用なのは非常に珍しいです!
ご当地感よりもそちらのほうが注目と言えるほどですね!
タレが麺に勝るだけの特徴があるのかどうかも見ものです!

内容物はかやく、液体スープ、調味だれとなっています!
液体スープと調味だれって、名前だけ見ると違いが謎ですが!
また、この2つはどちらを先に入れるかは指定されてないので、
同時に入れても好きなほうを先に入れてもかまわないのでしょう!
ちなみに自分は液体スープ→調味だれの順番でまぜてみました!

どうも液体スープ=醤油だれ、調味だれ=調味油のようです!
それなら袋も「調味油」と書いておけばいい気がするのですが!
しかし調味油の量が想像以上に多く、この点は意外でしたね!
まずはその味ですが・・・うわぁ、これはたまらなく旨いですよ!(●・ω・)
ちょっと今年の前半期の油そば系商品は大当たりが多いですね!
油脂の多さのプラス効果といい、たれの風味といい文句なしです!
基本的には正統派の東京系油そばを指向してはいるのですが、
「珍々亭」などに見られる油脂+醤油+酸味の構成とは違い、
正統派の中華そばの味わいを油そばに適用した感じですね!
豚+鶏に香味野菜を加え、チャーシューダレもまぜたような、
正統派の中華そばの要素をそのまま醤油だれへと与えたうえで、
そこにメンマの風味を加えてよりレトロな感覚を出しています!
このメンマの風味によって生まれる個性はポイントが高いです!
この方向性は「サッポロ一番 醤油味 油そば」とほぼ同じですね!
こうしたスタイルのカップ油そばは実は意外と少ないのですよね!
どちらかというと、酸味を効かせたタイプのほうがポピュラーですし!
ここまでだと、ごく普通の汁なし中華そば的な油そばなのですが、
ここに大量の豚脂と鶏油をどっさりと加えているのがポイントです!
タレにおける最大のマシマシ要素はこの油脂と言っていいですね!
その油脂の多さは「背脂MAX」に次ぐぐらいのものがあります!
普通に全体をまぜると底のほうにけっこう油脂がたまりますからね!
「ペヤング 背脂MAX」では背脂をとことんまで投入することで、
動物系油脂の旨さをこれでもかと体感させてくれましたが、
この商品もそれと同質に近い油脂の旨さを堪能できますね!(`・ω・)+
鶏油も使われているなど「背脂MAX」とは違いもありますが、
中でも最大の違いは麺がノンフライ麺という点なのですよね!
一般的にカップ油そばは油揚げ麺が使われることが多いので、
その油脂感の何割かは麺の油脂によって担われるのですよね!
油揚げ麺と油そばのたれの相性はどちらかと言えばいいですし、
それはそれでカップ油そばとしていいものを作ってくれますが、
ノンフライ麺にすることで麺の持つ油脂感が抑えられる分だけ、
タレの油脂の主張をより思い切ることができるのですよね!
この商品の調味油の量は、もし油揚げ麺の商品だったとすると、
さすがにくどすぎると感じさせられるレベルに達してますが、
麺の油脂感がないので、ただただ油脂の旨さだけが伝わって、
くどいと感じさせることなくそれを貫徹させているのですよね!
そう考えると、ノンフライ麺だからこそできたマシマシなのですよね!(=゚ω゚)
醤油ダレの風味のほうもメンマ風味の強調度合いなどは面白く、
汁なし中華そば的な油そばがもともと持っている様々な要素を
油脂を中心に強調したのが今回のマシマシと言えるでしょう!
タレの原材料は植物油脂、豚脂、しょうゆ、ポークエキス、
鶏脂、糖類、食塩、チキンエキス、香辛料、メンマパウダー、
デキストリン、酵母エキス、発酵調味料となっています!
前半に油脂が2つ来て、その後も醤油に動物系の要素と、
とにかく攻めの構成になっていることが伝わりますね!
麺は断面の丸いかなり太めのノンフライ麺となっています!
規定の5分湯戻しでもけっこうがっしりとした食感になります!
まぜそばの場合はややがっしり系の食感の麺も多いので、
そのあたりを狙った麺と言ってもいいかもしれません!
ただもう少し待てばもっちり感も出てきそうなので、
5分30秒から6分弱ぐらいまではアリかもしれませんね!
そしてこの麺ですが、やはり食感の主張が半端じゃないので、
これだけ主張が明確なタレと合わせても全く負けませんね!(*゚◇゚)
タレの要素を油脂を中心にマシマシにしてきているので、
下手な麺だと完全にタレ勝ちの構成になってしまいますが、
そうならない麺を起用してきたのは大正解と言えるでしょう!
麺の量は85gで、カロリーは531kcalとなっています!
脂質は23.8gで、数字だけで見ると少なく見えますが、
ノンフライ麺なのを考慮するとかなりの数字と言えます!
具材は肉そぼろ、メンマ、なると、ねぎという組み合わせです!
さすがにコストを麺とタレに注ぎ込んだこともあってか、
具材についてはさすがに寂しいと言わざるをえないです!(*゚ー゚)
それでも肉そぼろは味が良く、メンマのコリコリ感も充実、
ねぎも少量ながらもタレに変化を与える効果を見せてますし、
量は少ないものの必要なところはきちんとそろってますね!
どれも王道の中華そばを思わせるタレとは相性がいいですし!
たしかに最大のポイントはノンフライ麺を起用したことですが、
もしそれだけだったら、ここまでの高評価ではなかったでしょうね!
サンヨー食品が見事だったのは、ノンフライ麺を使うだけでなく、
それによって削った油脂量をタレに全投入したその姿勢ですよね!
そうすることで麺は高品質、タレは油脂の旨さなどが強調され、
ノンフライ麺でしか出せない攻めの仕上がりにできたのですよね!
あの油脂量で531kcalで済むなんて、むしろ軽いと言えるほどです!
これはカップ油そばの新しい地平を切り拓いたと言っていいですし、
もう自分としてはリピート確定の商品の一つになりましたね!
正統派油そばが好きなら、迷わずオススメしたい一杯でした!(゚x/)モッキリューリ
【関連記事】
・ご当地マシマシ タレ濃いめ&麺大盛 東京油そば
・ご当地マシマシ こってり&ネギ特盛 博多豚骨ラーメン
・ご当地マシマシ 濃いめ 横浜家系ラーメン
・ご当地マシマシ 肉特盛&辛さ強め 台湾ラーメン
<<5/15発売 出前一丁ビッグ 担々麺 辛ごまラー油 | ホーム | 5/15発売 2016-17 TRY ラーメン大賞 名店部門 しょう油1位 飯田商店 醤油ラーメン>>
takaさん、こんにちは!
かつては明星なども汁なしのノンフライを出していましたが、
最近だとその路線に熱心なのはむしろサンヨー食品になってますね!
少し前に出た「広島風汁なし担担麺」あたりもそうでしたし!(=゚ω゚)
でもって、サンヨー食品のノンフライ汁なしはどれもいいのですよね!
以前に出た「ピザ風まぜそば」あたりは今でも忘れられないですし!
ノンフライ麺にすることによって抑えることができた脂質を
タレに投入することで振り切った味わいへと仕上げる、
このあたりの発想は実に見事なものがありましたね!
「こってりでなおかつ食べやすい」、これは画期的な商品だと思いますよ!
コンビニ向け商品でありながらすでにいくつかストックしましたし!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
かつては明星なども汁なしのノンフライを出していましたが、
最近だとその路線に熱心なのはむしろサンヨー食品になってますね!
少し前に出た「広島風汁なし担担麺」あたりもそうでしたし!(=゚ω゚)
でもって、サンヨー食品のノンフライ汁なしはどれもいいのですよね!
以前に出た「ピザ風まぜそば」あたりは今でも忘れられないですし!
ノンフライ麺にすることによって抑えることができた脂質を
タレに投入することで振り切った味わいへと仕上げる、
このあたりの発想は実に見事なものがありましたね!
「こってりでなおかつ食べやすい」、これは画期的な商品だと思いますよ!
コンビニ向け商品でありながらすでにいくつかストックしましたし!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
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サンヨー食品は、このデュラムおばさん系のカップで
汁なしノンフライ麺系を意欲的に出してくれますよね♪
でもって結構これは期待してるんですよ!
確かに油揚げ麺だったらエゲツなさそうですけどw
ノンフライ麺だからこその仕上がりが楽しみで_φ(. .*)