5/1発売 でかまる 濃厚どろ豚骨ラーメン
5/1発売の東洋水産「でかまる 濃厚どろ豚骨ラーメン」を食べました!
東洋水産のコンビニ向けカップ麺というと、縦型大盛系が「本気盛」、
バケツ型大盛系がこの「でかまる」というふうになっていますが、
先週発売された「本気盛 鶏ポタ」と何やら似た方向性を感じますね!
「本気盛」では鶏の濃厚系を、「でかまる」では豚骨の濃厚系を、
おそらくそういう計画で最初から両者が開発されたのでしょう!

そして今回の「でかまる」は、再びダブル粉末スープ構成となってます!
前回の「麺や 神やぐら 極濃カレー麺」のときに使われた手法ですね!
あのときは同じ粉末スープが2つというアクロバティックな構成で、
一瞬「何かの間違いか!?」と混乱してしまったぐらいですからね!
しかしまさかあの手法を次回作でも応用してくるとは思いませんでした!(=゚ω゚)

内容物は粉末スープが2袋と液体スープという組み合わせになってます!
おっと、今回は2つの粉末スープの袋の色がちゃんと変えられていますね!
前回は完全に同じ袋だったので勘違いを誘発する問題がありましたが、
今回は色が違うことでこういう仕様なのだとすぐに理解できますね!
ちなみにどちらも白系のサラサラとした粉末スープとねぎなので、
中身についてはどちらの袋の同じか大差はないものと見られます!

大盛系ながらも具材の充実度が高いのが「でかまる」らしいですね!
まずはスープですが・・・スナック路線とどろ系のハイブリッド的ですね!(●・ω・)
2袋構成ということで、とにかくどろ系濃厚豚骨路線かと思いきや、
できあがりの香りはラードをガンガンに効かせつつスナック感もある
東洋水産がいかにも得意とするカップ麺らしいスナック系豚骨なのです!
「黄色い博多ラーメン」などで見られる、あのタイプの豚骨ですね!
ただ、実際に食べてみるとそれとはかなり印象が異なっています!
その最大の理由となっているのは、スープのとろみの強さですね!
とろみはどろ豚骨らしいコラーゲン系とでん粉的なもののミックスで、
これによって油脂が表面に浮かずにスープに抱き込まれるのですよね!
東洋水産のスナック系豚骨は表面の油脂が大きなポイントですが、
そこがスープが一体化するので、食べたときの印象が大きく違います!
一方で粉末スープや油脂の部分はもともとスナック路線に近いので、
どろ系豚骨らしいストレートな豚骨臭さも多少持ち合わせつつも、
本格派というよりはやはりスナック感も感じさせるスープです!
また粉末スープが2袋入るので、やはり塩分濃度は少々高めですね!
動物系の濃度がしっかりあるのでそこまでカドは立ちませんが、
食塩相当量が8.9gと、かなり強烈な数字になっていますからね!(*゚ー゚)
単純にスープから感じられる豚骨特有の風味だけで見るなら、
「らーめん小僧 極濃とんこつラーメン」が上だったかもですね!
ただ、どろ感であったりわかりやすい濃度のアピールはこちらが上ですが!
スナック感も強いので、濃度の割に押しがあまり強くなく感じたのですよね!
スープの原材料はポークエキス、たん白加水分解物、ゼラチン、ラード、食塩、
砂糖、でん粉、香味油脂、香辛料、醤油、植物油、ねぎ、酵母エキスです!
豚系以外の動物系や、野菜や魚介などを入れていないのは潔いですね!
このあたりのスープの構成は東洋水産らしいと言っていいでしょう!
東洋水産は思い切ってスープを主役に任せるところがありますし!
麺は「でかまる」にしては珍しく、中細の縮れ麺となっています!
「でかまる」はどんなスープにも中太麺を合わせる印象が強くて、
食感もややふわっとした優しいタイプのものだったりしますが、
今回は豚骨ということで、細めの麺をチョイスしてきたようです!
実際のラーメン屋ではどろ系豚骨には太麺を合わせることが多いので、
どろ系豚骨なのに細麺というのは少々違和感もあったりするのですが!(*゚◇゚)
今回はスープが粉末スープを2袋も投入したどろ系ということもあり、
麺とのバランスに関しては圧倒的にスープのほうが優勢となってます!
あえてそれを狙って中細麺を合わせてきたのかもしれないですが!
「本気盛 鶏ポタ」が意外と麺の主張が暴れていたのと比較すると、
似た方向性ながらもその点は対極的と言ってもいいかもしれません!
「鶏ポタ」は逆にこうした麺のほうが良かった気がしましたからね!
ちなみに東洋水産らしくストレート感のある麺ではないこともあり、
風味のスナック感が強く、これもスナック路線を後押ししています!
麺の量は大盛の90gで、カロリーは623kcalとかなり高いです!
脂質は31.5gと、これもカップラーメンとしては非常に高いですね!
ただ、食べたときの油脂感はそこまで強くはないのですけどもね!
これは先にも触れたように油脂をスープが抱き込むからでしょう!
具材はひき肉、味付豚肉、きくらげ、ねぎとなっています!
豚肉は東洋水産らしいリアル感のあるものとなっていますが、
自分が食べたものはいくぶん薄めで脂身が多めとなってました!
このあたりは意図的なものなのか、個体差なのかはわかりませんが!
濃厚豚骨系ということで、あえて脂身を多めにしてるのかもですし!
そして今回この豚肉以上に存在感があったのがひき肉でしたね!(`・ω・´)
ほんと東洋水産のひき肉系具材はクオリティが安定していますね!
一つ一つの粒が大きく、肉感といいしっかりした肉の風味といい、
鶏と豚のミックスながらも実に上手く作り込まれていますね!
こうした肉系具材の完成度では間違いなく他社をリードしてますね!
そしてきくらげも細切りではなく、ホール状のものとなっていて、
このあたりも他社とは一味違った個性を出すのに貢献しています!
商品名こそ本格路線のどろ系濃厚豚骨を強く示唆していますが、
液体スープはやや本格路線、粉末スープはややスナック路線的と、
2つの路線の豚骨スープの個性がミックスされたような内容で、
このあたりが少々好みを分けてしまいそうな感はありましたね!
ただ、あまり強く本格路線を期待しない限りは十分楽しめますし、
「カップ麺らしさがありながらも濃厚」という感じでとらえれば、
なかなか面白いスープに仕上がっていると言えるかと思います!
またしても粉末スープ2袋という力業で攻めてきた「でかまる」でした!(゚x/)モキキュー
【関連記事】
・でかまる 濃厚どろ豚骨ラーメン
・でかまる 辛肉担担麺
・でかまる メチャ盛り! コーン塩バター味ラーメン
・でかまる 尾道ラーメン 背脂醤油
・でかまる 白だし醤油ワンタン麺
・でかまる 長崎チャンポン
・でかまる 旨コク豚骨しょう油ラーメン
・でかまる 濃厚豚しおワンタン麺
東洋水産のコンビニ向けカップ麺というと、縦型大盛系が「本気盛」、
バケツ型大盛系がこの「でかまる」というふうになっていますが、
先週発売された「本気盛 鶏ポタ」と何やら似た方向性を感じますね!
「本気盛」では鶏の濃厚系を、「でかまる」では豚骨の濃厚系を、
おそらくそういう計画で最初から両者が開発されたのでしょう!

そして今回の「でかまる」は、再びダブル粉末スープ構成となってます!
前回の「麺や 神やぐら 極濃カレー麺」のときに使われた手法ですね!
あのときは同じ粉末スープが2つというアクロバティックな構成で、
一瞬「何かの間違いか!?」と混乱してしまったぐらいですからね!
しかしまさかあの手法を次回作でも応用してくるとは思いませんでした!(=゚ω゚)

内容物は粉末スープが2袋と液体スープという組み合わせになってます!
おっと、今回は2つの粉末スープの袋の色がちゃんと変えられていますね!
前回は完全に同じ袋だったので勘違いを誘発する問題がありましたが、
今回は色が違うことでこういう仕様なのだとすぐに理解できますね!
ちなみにどちらも白系のサラサラとした粉末スープとねぎなので、
中身についてはどちらの袋の同じか大差はないものと見られます!

大盛系ながらも具材の充実度が高いのが「でかまる」らしいですね!
まずはスープですが・・・スナック路線とどろ系のハイブリッド的ですね!(●・ω・)
2袋構成ということで、とにかくどろ系濃厚豚骨路線かと思いきや、
できあがりの香りはラードをガンガンに効かせつつスナック感もある
東洋水産がいかにも得意とするカップ麺らしいスナック系豚骨なのです!
「黄色い博多ラーメン」などで見られる、あのタイプの豚骨ですね!
ただ、実際に食べてみるとそれとはかなり印象が異なっています!
その最大の理由となっているのは、スープのとろみの強さですね!
とろみはどろ豚骨らしいコラーゲン系とでん粉的なもののミックスで、
これによって油脂が表面に浮かずにスープに抱き込まれるのですよね!
東洋水産のスナック系豚骨は表面の油脂が大きなポイントですが、
そこがスープが一体化するので、食べたときの印象が大きく違います!
一方で粉末スープや油脂の部分はもともとスナック路線に近いので、
どろ系豚骨らしいストレートな豚骨臭さも多少持ち合わせつつも、
本格派というよりはやはりスナック感も感じさせるスープです!
また粉末スープが2袋入るので、やはり塩分濃度は少々高めですね!
動物系の濃度がしっかりあるのでそこまでカドは立ちませんが、
食塩相当量が8.9gと、かなり強烈な数字になっていますからね!(*゚ー゚)
単純にスープから感じられる豚骨特有の風味だけで見るなら、
「らーめん小僧 極濃とんこつラーメン」が上だったかもですね!
ただ、どろ感であったりわかりやすい濃度のアピールはこちらが上ですが!
スナック感も強いので、濃度の割に押しがあまり強くなく感じたのですよね!
スープの原材料はポークエキス、たん白加水分解物、ゼラチン、ラード、食塩、
砂糖、でん粉、香味油脂、香辛料、醤油、植物油、ねぎ、酵母エキスです!
豚系以外の動物系や、野菜や魚介などを入れていないのは潔いですね!
このあたりのスープの構成は東洋水産らしいと言っていいでしょう!
東洋水産は思い切ってスープを主役に任せるところがありますし!
麺は「でかまる」にしては珍しく、中細の縮れ麺となっています!
「でかまる」はどんなスープにも中太麺を合わせる印象が強くて、
食感もややふわっとした優しいタイプのものだったりしますが、
今回は豚骨ということで、細めの麺をチョイスしてきたようです!
実際のラーメン屋ではどろ系豚骨には太麺を合わせることが多いので、
どろ系豚骨なのに細麺というのは少々違和感もあったりするのですが!(*゚◇゚)
今回はスープが粉末スープを2袋も投入したどろ系ということもあり、
麺とのバランスに関しては圧倒的にスープのほうが優勢となってます!
あえてそれを狙って中細麺を合わせてきたのかもしれないですが!
「本気盛 鶏ポタ」が意外と麺の主張が暴れていたのと比較すると、
似た方向性ながらもその点は対極的と言ってもいいかもしれません!
「鶏ポタ」は逆にこうした麺のほうが良かった気がしましたからね!
ちなみに東洋水産らしくストレート感のある麺ではないこともあり、
風味のスナック感が強く、これもスナック路線を後押ししています!
麺の量は大盛の90gで、カロリーは623kcalとかなり高いです!
脂質は31.5gと、これもカップラーメンとしては非常に高いですね!
ただ、食べたときの油脂感はそこまで強くはないのですけどもね!
これは先にも触れたように油脂をスープが抱き込むからでしょう!
具材はひき肉、味付豚肉、きくらげ、ねぎとなっています!
豚肉は東洋水産らしいリアル感のあるものとなっていますが、
自分が食べたものはいくぶん薄めで脂身が多めとなってました!
このあたりは意図的なものなのか、個体差なのかはわかりませんが!
濃厚豚骨系ということで、あえて脂身を多めにしてるのかもですし!
そして今回この豚肉以上に存在感があったのがひき肉でしたね!(`・ω・´)
ほんと東洋水産のひき肉系具材はクオリティが安定していますね!
一つ一つの粒が大きく、肉感といいしっかりした肉の風味といい、
鶏と豚のミックスながらも実に上手く作り込まれていますね!
こうした肉系具材の完成度では間違いなく他社をリードしてますね!
そしてきくらげも細切りではなく、ホール状のものとなっていて、
このあたりも他社とは一味違った個性を出すのに貢献しています!
商品名こそ本格路線のどろ系濃厚豚骨を強く示唆していますが、
液体スープはやや本格路線、粉末スープはややスナック路線的と、
2つの路線の豚骨スープの個性がミックスされたような内容で、
このあたりが少々好みを分けてしまいそうな感はありましたね!
ただ、あまり強く本格路線を期待しない限りは十分楽しめますし、
「カップ麺らしさがありながらも濃厚」という感じでとらえれば、
なかなか面白いスープに仕上がっていると言えるかと思います!
またしても粉末スープ2袋という力業で攻めてきた「でかまる」でした!(゚x/)モキキュー
【関連記事】
・でかまる 濃厚どろ豚骨ラーメン
・でかまる 辛肉担担麺
・でかまる メチャ盛り! コーン塩バター味ラーメン
・でかまる 尾道ラーメン 背脂醤油
・でかまる 白だし醤油ワンタン麺
・でかまる 長崎チャンポン
・でかまる 旨コク豚骨しょう油ラーメン
・でかまる 濃厚豚しおワンタン麺
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たういさん、こんにちは!
ものすごく厳しい言い方をするなら、前回商品で使った
「粉末スープ2袋をまたやりたかっただけなのでは」と
言われてしまっても仕方ないような気のする内容でしたね!
とにかく粉末スープ2袋ととろみの強さばかりが目立っていて、
東洋水産が得意とするスナック系豚骨にもなり切れておらず、
一方で「田中商店」のような本格派スープとしても弱みがあり、
もちろんのこと「無鉄砲」のようにはなってなかったですね(;゚◇゚)
おそらく狙いどころ自体はそのあたりだったと思うのですが、
それだとスナック感の強い粉末スープ2袋では無理ですよね!
もっと豚骨臭い粉末スープ+ゼラチン質の強い液体スープなら、
そうした「無鉄砲」的な雰囲気ももっと出せたと思うのですが!
>完全な脂身のものが数個入っていて、
たういさんも脂身メインだったということは、そういう仕様だったのですね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
ものすごく厳しい言い方をするなら、前回商品で使った
「粉末スープ2袋をまたやりたかっただけなのでは」と
言われてしまっても仕方ないような気のする内容でしたね!
とにかく粉末スープ2袋ととろみの強さばかりが目立っていて、
東洋水産が得意とするスナック系豚骨にもなり切れておらず、
一方で「田中商店」のような本格派スープとしても弱みがあり、
もちろんのこと「無鉄砲」のようにはなってなかったですね(;゚◇゚)
おそらく狙いどころ自体はそのあたりだったと思うのですが、
それだとスナック感の強い粉末スープ2袋では無理ですよね!
もっと豚骨臭い粉末スープ+ゼラチン質の強い液体スープなら、
そうした「無鉄砲」的な雰囲気ももっと出せたと思うのですが!
>完全な脂身のものが数個入っていて、
たういさんも脂身メインだったということは、そういう仕様だったのですね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
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そして最近のでかまるのクオリティの安定感的に、
個人的にはかなり期待したのですが、
期待どおりは圧倒的なとろみと具のクオリティだけでした (^_^;)
やはり濃厚どろ豚骨とかネーミングされると
どうしても「無鉄砲」的なスープをイメージしてしまい、
なんか自分のイメージとのギャップがありました。
このとろみはタンメンとかちゃんぽん(しょうゆ味の)とかの
スープで採用してもいい感じに仕上がりそうな気がします。
麺もこの麺でちょうどいい感じかな? (^_^;)
具はやはりマルちゃんらしくよかったですね。
とくに肉具材の中の豚肉小切れで、完全な脂身のものが
数個入っていて、これはとてもジューシーで印象的でした。