綿麺 フライデーナイト Part128 (17/4/28) 鶏煮込みつけ麺

4月第4週の綿麺フライデーナイトへと足を運んでまいりました!
今回の限定メニューは「鶏煮込みつけ麺」とのことです!

鶏煮込みつけ麺・・・これは明らかに鶏白湯を示唆する名前ですね!(=゚ω゚)

綿麺で鶏白湯、これは超をいくらつけても足りないほどレアな存在です!

過去のフライデーナイトの限定メニューを全て洗い出してみても、
2011年1月21日に提供された「とりパイタンつけ麺」のみですし、
それ以前に試作的な限定として作られたという情報もありません!

そしてその6年前の鶏白湯つけ麺もネット上にレポートがないので、
いったいどのような鶏白湯スープだったのか謎に包まれたままです!

なので、「綿麺の鶏白湯」については知る人がほとんどいないのですよね!
というのも、6年前の「とりパイタンつけ麺」は自分も食べてないですし!

なので、メニュー名を見ても「本当に鶏白湯が登場!?」と信じ切れず、
厨房の中をこそこそと覗きながら「おおぉ、本当に綿麺の鶏白湯だ」と、
食べる前から一人でそわそわとしながら提供を待っている状態でした!

綿麺では豚骨の白湯はもちろん、鶏の清湯、豚系の清湯、魚介のスープ、
これらのスープはどれもけっこうな頻度で限定に使われているのですが、
鶏白湯だけはその姿をチラリとも見せたことがなかったですからね!

今では鶏白湯スープはラーメンにおける主流の一つとなっていますし、
それを綿麺が手がけるといったいどのような仕上がりとなってくるのか、
綿麺に通い詰めている人ほど気になって仕方ない限定と言えそうです!

綿麺 フライデーナイト Part128 (17/4/28) 鶏煮込みつけ麺

ということで、自分が綿麺で初めて食べる鶏白湯つけ麺が登場しました!

今日はつけ麺ながらも麺がラーメンの器に盛られていますね!
レギュラーのつけ麺とビジュアルの違いを強調してる感もあります!

レアチャーシューのカットの仕方なども普段とは違ってますしね!

最注目のつけ汁はあえて後に回してまずは麺から見ていきます!

その麺ですが・・・うん、非常にむっちり感が強調されてますね!(`・ω・)+

そういえば前回の麺はむっちり感以外の要素も感じたのですが、
今回はむしろ逆にいつも以上にむっちり感の強い食感ですね!

このあたりはやはり限定ごとに細かい違いを入れているのですかね!

今回は白湯系ということでつけ汁の主張もより明確なので、
それに合わせて麺のむっちり感も強めてきた感もしますね!

そのまま食べても麺の風味、食感ともに楽しめる仕上がりで、
フライデーナイトの麺の持つ良さをはっきり伝えてくれます!

麺に乗っているトッピングはレアチャーシュー、メンマ、味玉です!

レアチャーシューはいつもはスライスされて提供されますが、
今回は厚めにカットしたうえで、短冊切りとされています!

そのためいつもとは違って、食感で力強さをアピールしてますね!(*゚◇゚)

面白いのは使われているレアチャーシュー自体はおそらく同じなのに、
カットのされ方で食感だけでなく風味も違ってくるという点ですね!

これだけ分厚くなると肉としての主張がかなり強くなるので、
いつも以上に肉の風味がビシビシ伝わるようになっています!

そのため、レギュラーのつけ麺向けのいつものレアチャーシューが、
口をさっぱりさせて味をいったんリセットさせてくれるのに対して、
こちらはむしろつけ汁と合わさって力強さをさらに高める役割です!

そしてメンマについてもいつもに比べて大ぶりになってますね!

綿麺は限定でメンマを使うときでもサイズは比較的小さめで、
コリコリとした小気味いい食感をアピールしてくるのですが、
今回はそうしたスタイルとは少々違ったものを見せてくれます!

また、今回のメンマで特に感じたのですが、綿麺のメンマは
あえて発酵感があまり強くないものが使われているのですよね!

別の言い方をするなら「たけのこらしさ」がけっこう残ってます!

そのためメンマの発酵感が演出する酸味などがかなり控えめで、
ご飯のおかずにピッタリ合うような甘めの味わいとなってます!

味玉はつけ汁のまろやかさといい相乗効果を見せてくれますね!
こうして見ると綿麺の味玉は白湯スープと非常に相性がいいですね!

綿麺 フライデーナイト Part128 (17/4/28) 鶏煮込みつけ麺(つけ汁のアップ)

さて、今回の最注目のつけ汁ですが・・・なるほどこうなるのですね!(●・ω・)

もし綿麺が豚骨ではなく、鶏白湯を基本に据えたお店だったなら、
レギュラーメニューのつけ麺のつけ汁はどんなふうになるだろうか、
それをイメージしたときに出てくる風味とピタッとハマりますね!

ゴリゴリに高い粘度で攻め立てるのではなく、濃厚さを出しながらも、
丸みのあるまろやかさを持ち、それと同時に鶏の旨味がどんどんあふれる、
またそれでいて油脂では押さないので濃厚ながらも食べやすくスッと入る、
そして綿麺のつけ汁らしく酸味の引き締めも忘れずピシッと締まっている、
なるほど「綿麺の鶏白湯」として素直にイメージができる味わいですね!

綿麺は清湯ではこれまでの鶏系のスープは何度も作ってきていますが、
鶏油でガツンと押してくるようなスタイルを取ったことはないのですよね!

それは今回も同様で、スープにわかりやすい油脂の層はできていません!

しかし同時に白湯スープらしい見た目のきめの細かい白さがあるなど、
油脂をスープできちっと抱き込ませることで生まれる優しいまろやかさ、
そこに最大の魅力を持ってくるあたりは実に綿麺の白湯らしさを感じます!

そうした鶏白湯なので、まろやかさと丸みが全体に生きていますし、
ドロ系の鶏白湯にありがちなドスンとお腹に残る重さは持っておらず、
また同時に鶏白湯特有のクセなどもほとんど感じさせないのですよね!

そして「もし綿麺がレギュラーで鶏白湯つけ麺を作るなら」というところから
イメージできるように魚介の旨味についてもかなり強めに効かされています!

旨味としての魚介の強調度はレギュラーのつけ麺以上と言えるかもです!

おそらくはさば節を中心に複数の魚介で組み立てられたスープで、
まるで鶏白湯が丸みを、魚介がパンチを担当するかのような分担で、
単に旨味を下支えするのとは違った力強さを見せてくれていましたね!

そしてつけ汁の中にはバラチャーシューと新玉ねぎのピクルスが入ります!

バラチャーシューはいつものつけ麺と同様のダイス状のとろけるもので、
やはり白湯系のつけ汁には豚骨でも鶏でも抜群の相性を見せてくれますね!

そしてものすごく大きなポイントとなっているのが新玉ねぎのピクルスです!(*゚ー゚)

鶏白湯系のラーメンに生玉ねぎをトッピングするお店は多いですが、
生の玉ねぎは普通のねぎと比べても辛味のアクセントが強く出るので、
引き締めに効果的でも、同時に少々きつく感じることもあるのですよね!

そして一方でつけ麺のつけ汁には酸味の引き締めが効果的なわけですが、
玉ねぎの食感と薬味としての効果、そしてつけ汁と相性のいい酸味、
そして玉ねぎの旨味、この全てがこの新玉ねぎピクルスにあるのですよね!

この新玉ねぎピクルスはちょうど1ヶ月前に初登場したのですが、
今回の鶏白湯のつけ汁にもまさにうってつけと言える存在でしたね!

新玉ねぎならではの甘さとキツさを感じさせないラインの酸味と、
辛味は抑えつつシャキシャキとした食感はそのまま生きているなど、
このピクルスだけを食べていたくなるほどの完成度がありますからね!

「ついに綿麺の鶏白湯を体験できた」という喜びはもちろんのこと、
これが綿麺の限定の新しい扉を開いたという意義も大きそうですね!

今後また違った形で鶏白湯を使った限定が登場することもありえますし、
あるいは豚骨とミックスした鶏豚骨白湯スープの可能性も出てきますしね!

特に今回のスープは鶏白湯に求められる鶏の旨味と丸みを引き出しつつ、
鶏白湯の弱点になりがちなクセや後半の飽きをきちっと抑えているなど、
綿麺のらしさが生きてただけに、今後への期待もより膨らむのですよね!

これまで超レアな存在だった、綿麺の鶏白湯をしっかり堪能できた一杯でした!(゚x/)モキュルルッ

[メニュー]
綿麺 券売機(2016年12月)

お店の住所と地図 大阪府松原市松ヶ丘3丁目6-15

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