3/27発売 QTTA SEAFOODラーメン

3/27発売の東洋水産「QTTA SEAFOODラーメン」を食べました!
CMも大々的に打つなど、かなり気合を入れている新商品ですね!

かつて東洋水産は「ホットヌードル」で一世を風靡しましたが、
2000年代頃から急速に衰えて今では廉価版のみになってますからね;

カップヌードルが販売価格を値上げをするとともに、
スープヌードルなどの廉価版が出た時期がありましたが、
あの動きも「ホットヌードル」には逆風になってましたね;

3/27発売 QTTA SEAFOODラーメン

QTTAはもちろん「食った」とかけたダジャレ的ネーミングですが、
カップ麺をあまり食べない10~20代の層をターゲットとした
東洋水産による新しい縦型カップブランドということになります!(*゚◇゚)

3/27発売 QTTA SEAFOODラーメン(ふたのデザイン)

このデザインが気になったので、今回は上からも撮ってみました!

何か「Q」のようだけど、少しひねったようなこのデザイン、
よく見ると左にある「Q」の文字の内側の青い部分と同じ形です!

でもって、舌が伸びた先にあたる部分に「OPEN」が来ていて、
この部分も含めて舌の形になるという工夫もなされています!

3/27発売 QTTA SEAFOODラーメン(内容物)

ほう、東洋水産のカップ麺らしく具の充実度は高そうですね!
東洋水産が得意とする貝柱風かまぼこも多く入ってますし!

3/27発売 QTTA SEAFOODラーメン(できあがり)

いかにもカップ麺的ながらも、具の種類や量は充実してますね!

まずはスープですが・・・うん、オーソドックスなシーフード味です!(●・ω・)

「ホットヌードル」の「はましお」がもっと塩ラーメン寄りで、
そこに海鮮の味を強く効かせた味わいになっていたのに対して、
こちらはシーフードヌードル的な軽い乳系の風味もしてきます!

とはいえ、シーフードヌードルに比べると乳製品の風味は控えめで、
ホタテなどの貝系の旨味のほうがより前面に出る形となってますが!

また、野菜の旨味についてもけっこう強めにつけられているので、
海鮮が強めながらもしっとりとした旨さを感じるスープになってます!

10~20代向けということで、もっとジャンクな路線で来るのか、
あるいはエースコックのスーパーカップ的なタイプで来るのか、
いろいろと想像はできましたが、思ったよりもひねりは少なめで、
「カップヌードル」や「和ラー」よりも遥かにオーソドックスですね!

スープの原材料は粉末野菜、ポークエキス、魚介エキス、砂糖、粉乳、
チキンエキス、食塩、たん白加水分解物、魚醤(魚介類)、香辛料です!

そして麺ですが、これがこのブランドの最大の特徴と言えそうですね!(=゚ω゚)

一言で言うなら、非常にスナック感の強い油揚げ麺となっています!
またシーフード向けの麺としては珍しく、やや太めの麺でもあります!

もともと東洋水産の麺はスナック感が強めとはなっていますが、
それは単に油揚げ麺の風味が強いとかそういうものなのに対して、
こちらは意図的にスナック菓子的な雰囲気を出している感じです!

この麺は「ノンスチーム製法」という点が最大の特徴だそうですが、
それによって揚げ油の風味がより出やすくなってるのでしょうね!

また、今回の麺はラードが使われているのでスナック感がより強まり、
なおかつスーパーカップのカドメンにも通じるがっしり感があるなど、
本格感の追求とはあえて反対のラインを狙っているところがありますね!

このあたりはサンヨー食品の「和ラー」とは全く逆と言えますね!

具材は貝柱風かまぼこ、かにかまぼこ、イカ、たまご、ねぎとなっています!

やはり何と言っても3種の海鮮具材が入っているのは非常に強いですね!
特に貝柱風かまぼこの充実度は大きなウリになる力を持ってますね!(*゚ー゚)

東洋水産の貝柱風かまぼこはもともと完成度が非常に高くて、
食感・風味ともに本物に負けないものを持っていますからね!

かにかまぼこはふんわり系ですが、スープをよく吸いますし、
食べごたえという点ではこれも十分なものを備えていますね!

イカはやや細かめながらも、その味わいはしっかりとしてます!

卵はややふわっとしていて、カップヌードルとはまた違った良さがありますね!

麺の量は60gで、カロリーは319kcalとなっています!
脂質は11.9gで、けっこう軽めの数字となっていますね!

「10~20代向け」という表現からすると、量はずいぶん少なめで、
味もスナック的な食べやすさを持ちつつも意外とオーソドックスと、
一見するとどのあたりが「10~20代向け」か少々迷いはしますね!

ただ、CMを見るに部活帰りの学生などをターゲットとして見ると、
このラーメンの狙いもちょっと見えてくるようには思えますね!

要するに午後4~5時ぐらいに間食として軽く食べることができる、
そう考えるとこのスナック感や量の少なさにも理由が見えますし、
またカップの側面を持ってもあまり熱くならないような構造や、
上側は丸いけど底面は四角いことから持ちやすくなっているなど、
おやつ的な間食カップ麺としてのニーズが狙いなのでしょうね!(`・ω・)+

そう考えると、価格帯が安めの縦型カップ麺でありながら、
今回コンビニで大量に仕入れられていた理由も見えますね!

その層を狙うならスーパーよりもコンビニ優先になりますし!

それが果たして成功するかはなかなか難しいかもしれませんが、
こうしたあえてスナック感の強いカップ麺もアリではありますね!(゚x/)モッキュリン

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テーマ : カップめん | ジャンル : グルメ

コメント

 
このシリーズはコンビニでもスーパーでも
意欲的に陳列している店舗が多いですよね!

ちなみに自分の行動圏内にあるコンビニでは
社を問わず全ての店舗に3品もれなく揃ってました!

でも他の商品が圧迫されて見付からなかったので、
ちょっと品揃え的に、どうかと思うんですけど…w

若者が小腹を満たす軽食的な需要を
考慮しての製品開発ということですかね?

明星食品とは真逆を行くような
「ノンスチーム製法」も気になるところですし、
サイズ的にエースコックの「JAN JAN」とターゲット層や
シチュエーションの狙い所も被っている気がしました_φ(. .*)

あとは妥当カップヌードルを成せるか否か…かな?
このシリーズはおそらくカップヌードルが競争相手だと思うのですが、
このスープを「シーフード味」と名付けたところで
このテイストは負けかも?・・・ (^_^;)

もうシーフード味=カップヌードルシーフードですので、
ここはちょっと気張って海鮮味とかそういう感じで対抗してほしかったですね。

具は醤油、シーフードとも日清カップヌードルを凌駕しているようなので
あとはQTTA自身のオリジナリティをもっと強調してくれれば
いっそうよきライバルになると感じました。

その点残りの1品がカップヌードルにはないとんこつ味なのは
マルちゃんらしくてとても評価できると思います。
takaさん、こんにちは!

縦型系の新作でここまでコンビニに並ぶのは珍しいですよね!
しかもスーパーでもこぞって大きく取り扱われてましたし!

おかげで今週のコンビニの棚は東洋水産と日清だらけでしたね;
そのせいで「ペヤング 背脂MAX」すらいまだ見つからないという(;゚ω゚)

>若者が小腹を満たす軽食的な需要を
>考慮しての製品開発ということですかね?

自分としてはおそらくそのあたりだと思うのですよね!

「若者向け」と呼ぶには味わいのジャンク度が低いですし、
麺量も60gって、決して多いものとは言えないですからね!

カップの形状的にも「JANJAN」と似た層を狙ってるのは自分も思いました!
「そのまま持って食べやすい」というところがポイントになってますし!

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
たういさん、こんにちは!

このシリーズって、カップヌードルへの対抗と同時に
ホットヌードルとの差別化への意識も感じるのですよね!

2000年代初期ぐらいまでのホットヌードルと比べると、
全体に優しい味わいなところや、海鮮系の塩ではなく、
あえてそのまま「シーフード味」としているところとか!(●・ω・)

自分としてはホットヌードルの「はましお」という路線は
なかなか個性的に良かったとは思うのですが、その味にすると
それこそ「新・ホットヌードル」になりかねませんからね;

その割に豚骨があるあたりはホットヌードルの流れも感じますが!
この中でどのように個性を打ち立てるかは課題になりそうですね!

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)

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