2/7発売 辛ラーメン キムチ Big Cup

2/7発売の農心「辛ラーメン キムチ Big Cup」を食べました!
なんとファミリーマート/サークルKサンクスの限定商品です!

まさか「辛ラーメン」系統の新作がコンビニ向け商品として、
しかも特定のコンビニ限定で出るとは予想してませんでした!

なので、見つけたときはどのような背景で出たものかわからず、
これが新商品なのかどうかすら判断がつかなかったのですよね!

その後もファミマとサークルKサンクスのみでよく見かけたので、
ファミリーマート系列のみの限定商品というふうに判断しました!(*゚ー゚)

2/7発売 辛ラーメン キムチ Big Cup

農心の商品はスーパー向けのものはけっこう充実してますが、
コンビニ向け商品は皆無と言ってもいいほどなのですよね!

ラーメン以外のご飯系商品はコンビニでもときどき見かけますが!

スーパーなら常時販売品として韓国系の味が好きな人が
固定ファンとしてリピーターになってくれるでしょうが、
商品の入れ替わりの激しいコンビニ向けの新作を出すには
ライト層に受け入れられる必要性が出てきますからね!

また、韓国メーカーの韓国ラーメンは本来は袋麺が主流で、
麺とスープ、具を一緒に煮込んで作るというスタイルなため、
麺も太麺が多く、カップ麺化に向かない側面があるのですよね!

そのため袋麺はもちもち感の強い質の高い麺が多く見られる一方、
カップ麺の麺はごわごわとしているなどして質に差があるため、
これもまたコンビニ向けとして展開する障害にもなっています!

日本の市場にも定着している「辛ラーメン」のアレンジ版なので、
一見するとそれほど注目点がなさそうにも見えるこの商品ですが、
そうした背景などにも目をやると意外に注目商品なのですよね!

コンビニ向けに奇抜な商品を作ってくる手もあったでしょうが、
様子見も兼ねてあえて基本に近い路線にしてきた感もありますね!

2/7発売 辛ラーメン キムチ Big Cup(内容物)

韓国ラーメンらしく粉末スープはカップの中に袋で入っています!
「辛ラーメン キムチ」ということでキムチも多く入っています!

ちなみに「辛ラーメン キムチ」はレギュラーカップとしても出てますが、
原材料などを見ると、この商品はそれの単なるビッグ版ではないようです!

なので、これはコンビニ向けの純然たる新商品と見て良さそうです!

2/7発売 辛ラーメン キムチ Big Cup(できあがり)

キムチラーメンらしく、キムチの量はなかなかのものがありますね!

まずはスープですが・・・これは大きな調整の跡が見られますね!(●・ω・)

従来の「辛ラーメン」カップのスープとはかなり違ってますね!

「辛ラーメン」は牛スープと椎茸の旨味の2つが鍵となってますが、
これはそのどちらの要素も入っていないので根幹がまず違います!

ただ、これはレギュラーサイズの「辛ラーメン キムチ」も同様なので、
「辛ラーメン キムチ」をもとにして考えると不自然なことではないです!

ただ、レギュラー版の味がキムチシーズニングと香味野菜だけで構成され、
原材料に動物系がないのに対して、こちらは豚骨系の要素が入っています!

ただし白濁したタイプではなく、澄んだタイプの豚骨スープですね!

あえて「辛ラーメン」特有の牛ではなく豚系をベースとしていることにより、
従来版よりも日本で受け入れられやすい味になってるのは間違いないです!

また、辛さに関してもいくぶん「辛ラーメン」よりも控えめですね!
これもコンビニ向け販売を意識しての調整なのはたしかでしょう!

それでいてキムチらしい発酵感を感じる旨味、にんにくなどの香味野菜の風味、
これらがガツンと効かされていることで韓国ラーメンらしさは明確に出ており、
韓国ラーメンとしての本格感と食べやすさの両立を上手く成し遂げています!

とりわけ深漬けキムチっぽい風味が強いのは面白いですね!
このあたりは日本のキムチ風味商品では見られない点です!(=゚ω゚)

また「味を練ってきた感」をはっきりと感じるのは面白いところですね!
単にいつもの味をそのまま出してきたわけではないのですよね!

スープの原材料は食塩、キムチシーズニング、砂糖、旨味ベース粉末、
豚骨シーズニング、唐辛子調味粉、醤油粉末、コチュジャン粉末、
にんにく粉末、胡椒、たまねぎ風味粉、生姜抽出物粉末となっています!

原材料の書き方が日本の商品とはけっこう違っていますね!
日本の商品はあまり「○○粉末」とは書かないですからね!

麺は縮れが強めでやや厚みのある中太麺となっています!

そしてこの麺なのですが・・・クオリティアップしてるではないですか!(`・ω・´)

ちょっと今回の麺は予想よりもずいぶんとよくできてましたね!

韓国系のカップ麺のネックは間違いなくスープよりも麺で、
それが普段購入を躊躇する理由にもなっていたのですよね!

規定時間まで待ってもごわごわとしていてほぐれにくさがあり、
どうしても日本のメーカーの麺とは差を感じていましたからね!

今回の麺もものすごくハイクオリティとまでは言えないのですが、
ごわごわ感やほぐれにくさはほとんど感じなかったのですよね!

ふたを開けて麺をまぜ始めた段階からその違いは顕著なもので、
もちもちとまでは言えないものの太麺らしい良さも感じられて、
この内容であれば十分に及第点は与えられるのではないですかね!

おそらくファミリーマートからも麺については注文があって、
クオリティアップが商品発売の前提条件になってたのかもですね!

最近は基本の「辛ラーメン」のカップ版は食べていないのですが、
おそらくまだこの麺と同じものは採用されていないはずですし、
ぜひとも他の商品もこのクラスまで引き上げてほしいですね!(*゚◇゚)

また、油揚げ麺臭に関してもそれほど気にならなかったですね!

韓国ラーメンの麺の中にはときどき油揚げ麺臭が強烈なものがあって、
それゆえにギブアップしてしまったことも過去にはありましたからね;

そうした問題が特になかったところもポイントが高いです!

麺の量は71gで、カロリーは379kcalとなっています!
脂質は13.7gで、やや低めといっていいでしょう!

具材は白菜キムチ、キャベツ、チンゲン菜となっています!

なんか農心の商品でキムチやチンゲン菜は珍しく感じますね!
この2つの具材は日本のカップ麺と遜色ないものとなっています!

ただ、どちらも具材としては脇役といった位置づけですが!

白菜キムチはまず量に関してはなかなかのものがあります!
これなら十分にキムチラーメンを名乗ることができますね!

食感は日本のカップ麺に入っているキムチよりはやや硬めで、
ふんわり感はあまりなく、しっかりとしたタイプの食感です!

ただ色を見てもわかるように、味は非常にリアル感が高いです!

日本のカップ麺のキムチがやや浅漬け的な風味であるのに対し、
こちらはもっと深く漬け込んだ風味となってるのが印象的です!

このあたりも韓国ラーメンらしい特徴と言っていいでしょうね!

韓国ラーメンらしさは維持しながら日本向けに風味を調整したり、
コンビニ販売に向けて麺のクオリティも改善をはかってくるなど、
コンビニ市場に向けた農心の本気を垣間見ることができましたね!

農心からすると特定のコンビニ向けなので流通量が安定しやすく、
今後もこうした商品が定期的に登場してくる可能性がありますね!

ある意味で今回は試験的な第1弾商品という雰囲気もありますし、
ちょっと今後の展開が気になってくるところでもありますね!

自分としては「辛ラーメン」風味の焼そばあたりを期待したいですね!
あの味は焼そばなどに応用してもなかなか上手くハマりますからね!

農心とファミマのコラボという、実に意外性抜群な一杯でした!(゚x/)モッキルー

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テーマ : カップめん | ジャンル : グルメ

コメント

 
こんなの出てたのですね!
知りませんでした。
しかし農心がコンビニ限定とは驚きました。
でもそこはキムチラーメンということでなんか安心感があります。
スープは牛骨じゃなくポーク系なのもキムチには合いそうで
スープを味わってみたいです。

これはなかなか気になる商品なので来週に空きができれば食べてみたいですね!

価格は200円くらいでしょうか?
なんと辛ラーメンがコンビニ専売品で出るとは!

そうそう、辛ラーメンと言えばビーフと椎茸なので、
この差だけでも随分と印象は異なりそうですね_φ(. .*)

自分はキムチ版のカップを食べたことがないので、
新鮮味が感じられそうです。が、イメージ的には無難かな(笑)

個人的に農心と言えば「カムジャ麺」なので
いつか技術力が上がったら製品化してほしいですね!

そして辛ラーメンの汁なしはナイスアイディアです♪
たういさん、こんにちは!

自分はいつもサークルKが最初の買い出しのお店なので、
すぐに見つけたのですが最初は「?」となりましたね!

「本当に新商品なのかなぁ」と迷いつつ手に取りましたし!

キムチを中心に据えて、具材も今回は充実しているので、
いつもの「辛ラーメン」よりは手に取りやすいでしょうね!(●・ω・)

それでいてベースのスープは違いつつも韓国ラーメンらしさがあり、
上手い具合にバランスを取ってきたなぁ、と思わせてくれました!

価格はおぼえてないですが、たしか200円ぐらいでしたね!

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
takaさん、こんにちは!

今回は椎茸要素が皆無なので、印象は間違いなく違いますね!
牛清湯ならではのじわっと来る旨味ともまた違ってますし!

動物系が変わることで印象が変わることがはっきりわかりましたね!
逆に豚というなじみのあるスープなので飲みやすさは高まってますし!(●・ω・)

味に関しては基本的に韓国ラーメンとしては無難なのですよね!

ただ、コンビニ向けにどのような進化を成し遂げてきたかなど、
そうした背景には注目すべき点がたくさんあったりしますからね!

「カムジャ麺」の超もちもち麺はほんと独自性が高いですからね!
あの再現は難しそうですが、いつかはカップ化してほしいですよね!

ちなみに「辛ラーメン」での焼そばは袋麺でよく作ってました!(=゚ω゚)

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)

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