12/12発売 驚愕の麺1.5玉 豚みそ担担麺
12/12発売のエースコック「驚愕の麺1.5玉 豚みそ担担麺」を食べました!
この「驚愕の麺1.5玉」の新作の登場もけっこう驚きましたね!
最近は全く新作がなかったので、もう終わったと思ってましたし(;゚ω゚)
てっきり原材料費などが上がったことでコスト的に難しくなり、
新作を発表することができなくなったのかと思っていました!

前回の記事が昨年9月なので、もう1年と3ヶ月ぶりになるのですね!
ただしこのシリーズ、ある時期からクオリティが落ちたのですよね;
初期の頃は大盛でありながらスープの本格度が非常に高くて、
特に豚骨の個性を出したスープはかなりの力を持ってたのです!
それがある時期以降はスープの濃度もすっかりと弱まってしまい、
ただただ麺の多さを楽しむシリーズになってしまったのですよね;
これが原材料費の高騰などによるものなのか、単にエースコックの路線が
本格派豚骨からコラーゲンを多用するギミック系に移行したためなのか、
そのあたりはわからないですが、どうにも初期を懐かしく思ってしまいます;
これだけ麺の質・量、スープの質の3つがそろったシリーズはなかったですしね!
それでもこのシリーズで使われている多加水麺はクオリティが高いので、
それが大盛で食べられるというだけでもかなりの価値はあるのですが!

内容物は液体スープと後入れかやく入り粉末スープとなっています!
後入れかやく入り粉末スープはさすがにけっこう困りますね;
具を整えるという点からすると最も向かないタイプですし;

かやくがまだ多少の粉末スープをまとったままではありますが、
それでもちょっと工夫して粉末スープとかやくを分離しました!
まずはスープですが・・・うーん、悪い意味で予想通りですね(;・ω・)
やはり今のこのシリーズにスープの本格度を求めてはいけないですね;
エースコックというと、かつては日清に次いで担々麺に強い、
練りごま系スープから洗練されたタイプの担々スープまで作れる、
そうしたメーカーなのですが、その強みはあまり見えないですね;
動物系で一定のベースを作り、その上で練りごまのコクを効かせ、
そこに味噌で味に締りを持たせたスープという構成ではありますが、
動物系も練りごまもちょっと十分とは言い難い濃度になってます;
そのため最も前面に出てくるのは味噌ダレの存在感になっていて、
しかも塩分濃度がかなり高めに調整されてしまっているのですよね;
花椒も多少は効いていますが、これもタレに押されてしまってますね!
そのあたりはお湯をちょっと多めに入れれば解消されはするのですが、
そうすると当然その分だけさらにごまと動物系は希釈されるので、
いずれにしても本格的な濃厚さを楽しむのは難しいと言えますね;
そしてそうした弱みをうま味調味料的な形で補完していることで、
どうしてもタレ・塩分主体で旨味過多はスープになってしまってます!
また、本格感を打ち出すために豆板醤も使用されているのですが、
豆板醤ってもともと辛さだけでなく、カドの強い風味があるので、
ベースが弱いスープに合わせると余計に鋭くなるのですよね;
どうもいろんな面がチグハグになっている印象が否めないですね(;゚◇゚)
かつては「大盛なのにスープも本格派」というシリーズでしたが、
その面影を感じ取るのは今回ばかりはちょっと難しかったですね;
スープの濃度の弱さだけならまだ許容できなくもなかったのですが、
塩分濃度の高さとうま味だけに頼る路線はちょっと参りましたね;
どうしてもベースが弱いところに主張の強い味噌を合わせたのかも、
自分としてはちょっと疑問を感じさせるところではありましたが;
液体スープの原材料は鶏・豚エキス、植物油脂、糖類、ねりごま、
みそ、食塩、豆板醤、香辛料などといった構成になっています!
粉末スープの原材料は砂糖、ごま、豚エキス、植物油脂、おからパウダー、
みそ、動物油脂、香辛料、でん粉、唐辛子などとなっています!
麺はエースコックが得意とするストレート感の強い多加水麺です!
スープに対しては酷評と言ってもいい内容になってしまいましたが、
この細めで断面の丸い多加水麺は充実した仕上がりになっていますね!
ただ、担々麺には低加水麺のほうが相性がいいと言われることが多く、
また今回はスープのベースに弱さを抱えてしまっていることもあり、
スープとのバランスは完全に麺勝ちの方向に傾いてしまってますが!
とはいえ、この麺はもちっとした食感が魅力で風味もいいですし、
むしろ麺勝ちになることでスープをカバーしている面すらあって、
結果的にそれが功を奏しているところもあったりはしましたが!
最近ではあまりアピールポイントにはされなくなってきましたが、
今でもエースコックは多加水麺に関しては非常に力があるので、
麺に関しては間違いなく安心して食べられるものがありますね!
この麺は大きな武器なので、もっとどんどん活用してほしいですね!
麺量は大盛の90gで、カロリーは484kcalとなっています!
脂質は11.8gで、ノンフライということで抑えられてますね!
具は鶏・豚そぼろと青ねぎ、唐辛子という組み合わせになっています!
さすがにこの具材で担々麺を名乗るのは厳しいと思いますね;
しかもそぼろは例によってあの味のないそぼろですからね;
今回は後入れなのでガリガリとした硬い食感になってますが、
湯戻しすべき具材を単に後入れにするのはどうかと思いますね;
たしかに湯戻ししなければ無味ではなく多少の味はありますし、
スカスカとしたスポンジみたいな食感にはならないのですが、
ただ硬いだけのガリッとした食感がいいわけではないですからね;
おそらくかやくの袋を分けないことでコスト調整したと思いますが、
それならせめて粒を小さくするとか少しは工夫してもらいたかったです;
スポンジそぼろであること以前の問題という感じすらしましたね!(●・ω・)
しかし何とも麺以外のあらゆるところに無理やり感があるというか、
ひさびさの新作でこれはちょっとよろしくないように思いましたね;
担々麺って具材の不足感を感じてしまいやすいラーメンですし、
濃度の足りなさもダイレクトに出てしまうタイプのものなので、
麺以外のコストを抑える方針で作るのは無理がありましたね;
これだったら変に濃厚をうたわずに清湯路線のラーメンにして、
後入れ調味油などでコクを補完するような形を取ったほうが、
今のこのシリーズの方針には向いているように思いましたね!
いいシリーズだっただけに次こそはいいものを期待したいですね!(゚x/)モキリール
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・驚愕の麺1.5玉 濃コク豚骨しょうゆラーメン
・驚愕の麺1.5玉 濃コク鶏白湯ラーメン
・驚愕の麺1.5玉 濃厚豚骨しょうゆラーメン
・驚愕の麺1.5玉 こってり豚骨ラーメン
この「驚愕の麺1.5玉」の新作の登場もけっこう驚きましたね!
最近は全く新作がなかったので、もう終わったと思ってましたし(;゚ω゚)
てっきり原材料費などが上がったことでコスト的に難しくなり、
新作を発表することができなくなったのかと思っていました!

前回の記事が昨年9月なので、もう1年と3ヶ月ぶりになるのですね!
ただしこのシリーズ、ある時期からクオリティが落ちたのですよね;
初期の頃は大盛でありながらスープの本格度が非常に高くて、
特に豚骨の個性を出したスープはかなりの力を持ってたのです!
それがある時期以降はスープの濃度もすっかりと弱まってしまい、
ただただ麺の多さを楽しむシリーズになってしまったのですよね;
これが原材料費の高騰などによるものなのか、単にエースコックの路線が
本格派豚骨からコラーゲンを多用するギミック系に移行したためなのか、
そのあたりはわからないですが、どうにも初期を懐かしく思ってしまいます;
これだけ麺の質・量、スープの質の3つがそろったシリーズはなかったですしね!
それでもこのシリーズで使われている多加水麺はクオリティが高いので、
それが大盛で食べられるというだけでもかなりの価値はあるのですが!

内容物は液体スープと後入れかやく入り粉末スープとなっています!
後入れかやく入り粉末スープはさすがにけっこう困りますね;
具を整えるという点からすると最も向かないタイプですし;

かやくがまだ多少の粉末スープをまとったままではありますが、
それでもちょっと工夫して粉末スープとかやくを分離しました!
まずはスープですが・・・うーん、悪い意味で予想通りですね(;・ω・)
やはり今のこのシリーズにスープの本格度を求めてはいけないですね;
エースコックというと、かつては日清に次いで担々麺に強い、
練りごま系スープから洗練されたタイプの担々スープまで作れる、
そうしたメーカーなのですが、その強みはあまり見えないですね;
動物系で一定のベースを作り、その上で練りごまのコクを効かせ、
そこに味噌で味に締りを持たせたスープという構成ではありますが、
動物系も練りごまもちょっと十分とは言い難い濃度になってます;
そのため最も前面に出てくるのは味噌ダレの存在感になっていて、
しかも塩分濃度がかなり高めに調整されてしまっているのですよね;
花椒も多少は効いていますが、これもタレに押されてしまってますね!
そのあたりはお湯をちょっと多めに入れれば解消されはするのですが、
そうすると当然その分だけさらにごまと動物系は希釈されるので、
いずれにしても本格的な濃厚さを楽しむのは難しいと言えますね;
そしてそうした弱みをうま味調味料的な形で補完していることで、
どうしてもタレ・塩分主体で旨味過多はスープになってしまってます!
また、本格感を打ち出すために豆板醤も使用されているのですが、
豆板醤ってもともと辛さだけでなく、カドの強い風味があるので、
ベースが弱いスープに合わせると余計に鋭くなるのですよね;
どうもいろんな面がチグハグになっている印象が否めないですね(;゚◇゚)
かつては「大盛なのにスープも本格派」というシリーズでしたが、
その面影を感じ取るのは今回ばかりはちょっと難しかったですね;
スープの濃度の弱さだけならまだ許容できなくもなかったのですが、
塩分濃度の高さとうま味だけに頼る路線はちょっと参りましたね;
どうしてもベースが弱いところに主張の強い味噌を合わせたのかも、
自分としてはちょっと疑問を感じさせるところではありましたが;
液体スープの原材料は鶏・豚エキス、植物油脂、糖類、ねりごま、
みそ、食塩、豆板醤、香辛料などといった構成になっています!
粉末スープの原材料は砂糖、ごま、豚エキス、植物油脂、おからパウダー、
みそ、動物油脂、香辛料、でん粉、唐辛子などとなっています!
麺はエースコックが得意とするストレート感の強い多加水麺です!
スープに対しては酷評と言ってもいい内容になってしまいましたが、
この細めで断面の丸い多加水麺は充実した仕上がりになっていますね!
ただ、担々麺には低加水麺のほうが相性がいいと言われることが多く、
また今回はスープのベースに弱さを抱えてしまっていることもあり、
スープとのバランスは完全に麺勝ちの方向に傾いてしまってますが!
とはいえ、この麺はもちっとした食感が魅力で風味もいいですし、
むしろ麺勝ちになることでスープをカバーしている面すらあって、
結果的にそれが功を奏しているところもあったりはしましたが!
最近ではあまりアピールポイントにはされなくなってきましたが、
今でもエースコックは多加水麺に関しては非常に力があるので、
麺に関しては間違いなく安心して食べられるものがありますね!
この麺は大きな武器なので、もっとどんどん活用してほしいですね!
麺量は大盛の90gで、カロリーは484kcalとなっています!
脂質は11.8gで、ノンフライということで抑えられてますね!
具は鶏・豚そぼろと青ねぎ、唐辛子という組み合わせになっています!
さすがにこの具材で担々麺を名乗るのは厳しいと思いますね;
しかもそぼろは例によってあの味のないそぼろですからね;
今回は後入れなのでガリガリとした硬い食感になってますが、
湯戻しすべき具材を単に後入れにするのはどうかと思いますね;
たしかに湯戻ししなければ無味ではなく多少の味はありますし、
スカスカとしたスポンジみたいな食感にはならないのですが、
ただ硬いだけのガリッとした食感がいいわけではないですからね;
おそらくかやくの袋を分けないことでコスト調整したと思いますが、
それならせめて粒を小さくするとか少しは工夫してもらいたかったです;
スポンジそぼろであること以前の問題という感じすらしましたね!(●・ω・)
しかし何とも麺以外のあらゆるところに無理やり感があるというか、
ひさびさの新作でこれはちょっとよろしくないように思いましたね;
担々麺って具材の不足感を感じてしまいやすいラーメンですし、
濃度の足りなさもダイレクトに出てしまうタイプのものなので、
麺以外のコストを抑える方針で作るのは無理がありましたね;
これだったら変に濃厚をうたわずに清湯路線のラーメンにして、
後入れ調味油などでコクを補完するような形を取ったほうが、
今のこのシリーズの方針には向いているように思いましたね!
いいシリーズだっただけに次こそはいいものを期待したいですね!(゚x/)モキリール
【関連記事】
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・驚愕の麺1.5玉 こってり豚骨ラーメン
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1年と3ヶ月ぶりって…そもそもシリーズ的にどうよw
って感じですけど、また懲りずに忘れた頃の
「全国ラーメン店マップ」が出ますし(^_^;)
しかも今回は悪い意味で予想通り&塩カドの強さと来れば
間違いなく自分のブログでも酷評コース;
でも…買っちゃったし(´;ω;`)
麺は良い意味で相変わらずみたいですが、
ちょっと食べるの億劫になってきました;
って感じですけど、また懲りずに忘れた頃の
「全国ラーメン店マップ」が出ますし(^_^;)
しかも今回は悪い意味で予想通り&塩カドの強さと来れば
間違いなく自分のブログでも酷評コース;
でも…買っちゃったし(´;ω;`)
麺は良い意味で相変わらずみたいですが、
ちょっと食べるの億劫になってきました;
たういさん、こんにちは!
これはちょっと麺以外は評価のしようがなかったですね;
担々スープがごく普通だったのはまだ良かったのですが、
カドを立てる方向に向きすぎてるのが特にダメでしたね;
豆板醤や味噌のとがりと塩分濃度の高さが目につくうえに、
うま味調味料が強くて、本来の主役のごまや動物系が弱く、
コスト制限があるにしてもちょっと許容できなかったですね(;゚◇゚)
しかも後入れスポンジはガリガリとした食感ですし、
あのそぼろで担々麺を名乗るのは無理がありましたね;
あれだけいいシリーズだっただけにもったいないですね!
清湯路線でいいので、もう一度復活してもらいたいです!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
これはちょっと麺以外は評価のしようがなかったですね;
担々スープがごく普通だったのはまだ良かったのですが、
カドを立てる方向に向きすぎてるのが特にダメでしたね;
豆板醤や味噌のとがりと塩分濃度の高さが目につくうえに、
うま味調味料が強くて、本来の主役のごまや動物系が弱く、
コスト制限があるにしてもちょっと許容できなかったですね(;゚◇゚)
しかも後入れスポンジはガリガリとした食感ですし、
あのそぼろで担々麺を名乗るのは無理がありましたね;
あれだけいいシリーズだっただけにもったいないですね!
清湯路線でいいので、もう一度復活してもらいたいです!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
takaさん、こんにちは!
エースコックは休眠シリーズがほんと多いですよね;
このシリーズの場合はコスト面で難しくなってきたのか、
クオリティが落ちてきたのでやむをえないとも感じてたので、
逆にその内容のまま復活したことのほうが疑問ではありました(;゚ω゚)
>って感じですけど、また懲りずに忘れた頃の
>「全国ラーメン店マップ」が出ますし(^_^;)
ニュースリリースを確認してみたら、また「空」じゃないですか!笑
このシリーズって、もう「空」しか出てない状態ですよね!(゚◇゚)
それが「全国ラーメン店マップ」の名前なのもおかしいですよね!
これはおそらくtakaさんもアウトな路線でしょうね;
塩カドが強くてもスープがよくできていればいいのですが、
そこに様々な弱さが感じられてしまうのは痛かったですね;
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
エースコックは休眠シリーズがほんと多いですよね;
このシリーズの場合はコスト面で難しくなってきたのか、
クオリティが落ちてきたのでやむをえないとも感じてたので、
逆にその内容のまま復活したことのほうが疑問ではありました(;゚ω゚)
>って感じですけど、また懲りずに忘れた頃の
>「全国ラーメン店マップ」が出ますし(^_^;)
ニュースリリースを確認してみたら、また「空」じゃないですか!笑
このシリーズって、もう「空」しか出てない状態ですよね!(゚◇゚)
それが「全国ラーメン店マップ」の名前なのもおかしいですよね!
これはおそらくtakaさんもアウトな路線でしょうね;
塩カドが強くてもスープがよくできていればいいのですが、
そこに様々な弱さが感じられてしまうのは痛かったですね;
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
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かーとさんにしては珍しくキビシイ評価ですね・・・。
でもなんかスープは特長なくて、印象に残らない内容で肩透かしでした。
そしてこれスープ、一見フツーに美味しいだけに質が悪い!
でも今の担担麺スープはこんなものなのかもしれません。
このシリーズ、麺に特化した商品ということで
ある程度の犠牲は織り込み済の製品って感じなんですかね?
あのスポンジ状も犠牲のひとつということで (>_<)
って笑っていられませんが!
でもこの麺でこの大盛りは貴重!
その特長を他の項目で潰してほしくないです。