綿麺 フライデーナイト Part111 (16/6/10) 鶏醤油ラーメン
6月第2週の綿麺フライデーナイトに行ってまいりました!
今日は18時30分開店に対して18時ちょうどに到着と、
けっこういい時間にお店に着くことができたのですが、
その時点ですでに12人待ちとすごい行列になってました;
この時間でこれだけの待ちになるのはさすがに珍しいですね;
さて、今回の限定メニューは「鶏醤油ラーメン」です!
綿麺の限定では鶏のスープもけっこうよく使われるのですが、
普段は丸鶏なのに対して今回は鶏がらベースなのですよね!
以前に提供された「鶏塩らーめん」も丸鶏スープでしたし、
スープの違いという点でも今回は注目度が高いのですよね!
ところで自分のラーメンができる直前に隣の人が席を立ったのですが、
そのときに女将さんが「ありがとうございました」と言うところを
間違えて「お待たせいたしました」と言ったのには笑いましたが!(゚◇゚)

おぉ、これはまた見ただけで食欲がそそられるビジュアルですね!
でもって、どことなく岡山の笠岡ラーメンを連想させますね!
また、メンマだけでなくタケノコが入ってるのも面白いですね!
まずはスープですが・・・おぉ、やはりいつもの鶏スープとは違いますね!(●・ω・)
丸鶏が鶏肉の旨味を湛えた、食べる者を優しく包み込むような
旨さを見せるスープなのに対し、こちらはより力強さを感じます!
それでいて鶏油などでガンガンと攻め立ててくるタイプとは違い、
スープそのものにしみ出した鶏の旨味をじっくり味わわせてくれる、
力強さがありながらもじんわりとした旨さを感じさせるスープです!
また、綿麺の清湯スープは家庭的な優しさもよく感じられますが、
そうした綿麺らしさもスープからしっかり感じ取ることができますね!
特にちょっと甘めに仕上げられたタレが優しさを演出していて、
少し奥地にある老舗で食べているような気分にさせてくれます!
魚介の旨味なども感じられますが、その比重は普段より控えめで、
鶏そのものの風味を主軸に据えているのがはっきりと伝わります!
ところで、今回のスープは親鶏を使っているとのことですが、
この親鶏(ひね鶏)は採卵を終えた鶏のことを指していて、
若鶏よりもコクの深いスープが取れることでも知られています!
なるほど、今回の鶏そのものの旨味が凝縮されたスープは
この親鶏のガラならではという部分もかなりありそうですね!
また、今回はこの鶏肉のトッピングも非常に気になりますね!(=゚ω゚)
これまでの鶏メインのラーメンでは大ぶりにカットされた
鶏肉がトッピングとして乗せられることが多かったのですが、
今回はあえてかなり薄めにスライスされたものが乗っています!
でもって、左上の鶏チャーシューはやや色が濃いめとなっていて、
右下の鶏チャーシューはそれに比べると淡い色合いとなっています!
その鶏チャーシューですが・・・あ、食べるとその意味がわかりますね!
この歯ごたえのある肉質、これは間違いなく親鶏の肉ですね!
親鶏の肉は非常に旨味がある一方で肉質は硬めになるのですが、
それを楽しみやすくするために薄めにカットされていたのですね!
薄めにカットされているので硬いと感じさせられることはなく、
「歯ごたえを楽しめながらも食べやすい」仕上がりとなっています!(`・ω・)+
左上の色が濃いめの鶏チャーシューはコリコリとした食感が強く、
またやや甘辛めの風味にしっかりと煮込まれているのが特徴です!
右下の色が淡い鶏チャーシューは肉の旨味を楽しめる仕上がりで、
噛むたびに親鶏ならではの深い旨味がじわっとしみ出てきますね!
同じ親鶏でもこうして2種の具材になると楽しさがさらに増しますね!
そういえば笠岡ラーメンも親鶏を煮たものが乗るのですよね!
もちろんスープも親鶏の鶏ガラが使われるのが基本となってます!
そう考えると、今回はアナウンスは特にされていなかったものの、
これまでの鶏系ラーメン以上に笠岡ラーメンが意識されていますね!
しっかりとした旨味と優しさの共存も歴史のあるラーメンを思わせますし!
そしてメンマとタケノコはどちらも甘辛く仕上げられていますが、
食感の対比と素材そのものの風味の違いが実に面白いですね!
両方が入っているからこそ、その違いを楽しめる面もありますね!
軽く発酵感を感じさせながらコリッとした食感を楽しめるメンマと、
特有の春らしい風味とサクッとした軽快な食感が楽しめるタケノコと、
同じタケノコ系の素材でもその表情は大きく違ってくるものですね!
そして薬味である青ねぎですが、これが面白いほどに合うのですよね!(*゚◇゚)
今回の鶏の旨味の生きたスープにはベストパートナーと言える相性で、
それもできるだけスープにつけずにこのみずみずしさを維持したままで、
麺に絡めながら食べたときに加わる風味と刺激が実によくハマります!

そして今回の麺ですが・・・これが今回は非常にツボでしたね!(*・ω・)
中ぐらいの太さの断面がやや丸みを帯びたストレート麺なのですが、
風味もさることながら、密度感の高さを感じさせる食感が絶妙でした!
そこそこ細めの麺ながらも、プツッと切れるような質感ともまた違い、
プリプリと弾けるのとも違う、噛むたびにむちっとした押し返しがあり、
食べるほどに麺そのものの持っている旨さが広がってくるのですよね!
以前にもこれぐらいの太さの麺が何度か登場したことがありますが、
今回は食感・風味ともにその中でも最も気に入る仕上がりでしたね!
現代的でありながら、素朴さも感じさせてくれるところもあり、
今回のスープの持っている雰囲気と重なるものもありましたね!

そして今回ももちろん「替え玉」を注文いたしました!
最近は基本の麺が太麺のときは、替え玉専用の細めの麺が使われますが、
今回はもともとの麺が細めなので、基本の麺と同じものと思われます!
綿麺では替え玉にはラーメンのタレがかけられて出てきますが、
このタレを少し味わうと、鶏の旨味がギュッとつまってました!
ほんのりと甘みのあるタレで、これは親鶏のチャーシューを
作るときに使ったタレが応用されているのではないですかね!(*゚ー゚)
とすると、スープには親鶏のガラの旨味が引き出されていて、
タレのほうにはその肉の旨味も生かされているのでしょうね!
ところで自分は他のお客さんよりも食べるのが遅いのですが、
店主さんもそれを見越して替え玉を提供するタイミングを
他の人よりも少しずらしてくれていたみたいなのですよね!
おかげで麺の食べ終わりと替え玉のタイミングがピッタリでした!
そうしたところまで配慮してもらえるのは本当にありがたいですね!
親鶏の深い旨味をとことんまで味わえる一杯でございました!(゚x/)モキー
[メニュー]

お店の住所と地図 大阪府松原市松ヶ丘3丁目6-15
【関連記事】
・自己流ラーメン 綿麺 総合メニュー
今日は18時30分開店に対して18時ちょうどに到着と、
けっこういい時間にお店に着くことができたのですが、
その時点ですでに12人待ちとすごい行列になってました;
この時間でこれだけの待ちになるのはさすがに珍しいですね;
さて、今回の限定メニューは「鶏醤油ラーメン」です!
綿麺の限定では鶏のスープもけっこうよく使われるのですが、
普段は丸鶏なのに対して今回は鶏がらベースなのですよね!
以前に提供された「鶏塩らーめん」も丸鶏スープでしたし、
スープの違いという点でも今回は注目度が高いのですよね!
ところで自分のラーメンができる直前に隣の人が席を立ったのですが、
そのときに女将さんが「ありがとうございました」と言うところを
間違えて「お待たせいたしました」と言ったのには笑いましたが!(゚◇゚)

おぉ、これはまた見ただけで食欲がそそられるビジュアルですね!
でもって、どことなく岡山の笠岡ラーメンを連想させますね!
また、メンマだけでなくタケノコが入ってるのも面白いですね!
まずはスープですが・・・おぉ、やはりいつもの鶏スープとは違いますね!(●・ω・)
丸鶏が鶏肉の旨味を湛えた、食べる者を優しく包み込むような
旨さを見せるスープなのに対し、こちらはより力強さを感じます!
それでいて鶏油などでガンガンと攻め立ててくるタイプとは違い、
スープそのものにしみ出した鶏の旨味をじっくり味わわせてくれる、
力強さがありながらもじんわりとした旨さを感じさせるスープです!
また、綿麺の清湯スープは家庭的な優しさもよく感じられますが、
そうした綿麺らしさもスープからしっかり感じ取ることができますね!
特にちょっと甘めに仕上げられたタレが優しさを演出していて、
少し奥地にある老舗で食べているような気分にさせてくれます!
魚介の旨味なども感じられますが、その比重は普段より控えめで、
鶏そのものの風味を主軸に据えているのがはっきりと伝わります!
ところで、今回のスープは親鶏を使っているとのことですが、
この親鶏(ひね鶏)は採卵を終えた鶏のことを指していて、
若鶏よりもコクの深いスープが取れることでも知られています!
なるほど、今回の鶏そのものの旨味が凝縮されたスープは
この親鶏のガラならではという部分もかなりありそうですね!
また、今回はこの鶏肉のトッピングも非常に気になりますね!(=゚ω゚)
これまでの鶏メインのラーメンでは大ぶりにカットされた
鶏肉がトッピングとして乗せられることが多かったのですが、
今回はあえてかなり薄めにスライスされたものが乗っています!
でもって、左上の鶏チャーシューはやや色が濃いめとなっていて、
右下の鶏チャーシューはそれに比べると淡い色合いとなっています!
その鶏チャーシューですが・・・あ、食べるとその意味がわかりますね!
この歯ごたえのある肉質、これは間違いなく親鶏の肉ですね!
親鶏の肉は非常に旨味がある一方で肉質は硬めになるのですが、
それを楽しみやすくするために薄めにカットされていたのですね!
薄めにカットされているので硬いと感じさせられることはなく、
「歯ごたえを楽しめながらも食べやすい」仕上がりとなっています!(`・ω・)+
左上の色が濃いめの鶏チャーシューはコリコリとした食感が強く、
またやや甘辛めの風味にしっかりと煮込まれているのが特徴です!
右下の色が淡い鶏チャーシューは肉の旨味を楽しめる仕上がりで、
噛むたびに親鶏ならではの深い旨味がじわっとしみ出てきますね!
同じ親鶏でもこうして2種の具材になると楽しさがさらに増しますね!
そういえば笠岡ラーメンも親鶏を煮たものが乗るのですよね!
もちろんスープも親鶏の鶏ガラが使われるのが基本となってます!
そう考えると、今回はアナウンスは特にされていなかったものの、
これまでの鶏系ラーメン以上に笠岡ラーメンが意識されていますね!
しっかりとした旨味と優しさの共存も歴史のあるラーメンを思わせますし!
そしてメンマとタケノコはどちらも甘辛く仕上げられていますが、
食感の対比と素材そのものの風味の違いが実に面白いですね!
両方が入っているからこそ、その違いを楽しめる面もありますね!
軽く発酵感を感じさせながらコリッとした食感を楽しめるメンマと、
特有の春らしい風味とサクッとした軽快な食感が楽しめるタケノコと、
同じタケノコ系の素材でもその表情は大きく違ってくるものですね!
そして薬味である青ねぎですが、これが面白いほどに合うのですよね!(*゚◇゚)
今回の鶏の旨味の生きたスープにはベストパートナーと言える相性で、
それもできるだけスープにつけずにこのみずみずしさを維持したままで、
麺に絡めながら食べたときに加わる風味と刺激が実によくハマります!

そして今回の麺ですが・・・これが今回は非常にツボでしたね!(*・ω・)
中ぐらいの太さの断面がやや丸みを帯びたストレート麺なのですが、
風味もさることながら、密度感の高さを感じさせる食感が絶妙でした!
そこそこ細めの麺ながらも、プツッと切れるような質感ともまた違い、
プリプリと弾けるのとも違う、噛むたびにむちっとした押し返しがあり、
食べるほどに麺そのものの持っている旨さが広がってくるのですよね!
以前にもこれぐらいの太さの麺が何度か登場したことがありますが、
今回は食感・風味ともにその中でも最も気に入る仕上がりでしたね!
現代的でありながら、素朴さも感じさせてくれるところもあり、
今回のスープの持っている雰囲気と重なるものもありましたね!

そして今回ももちろん「替え玉」を注文いたしました!
最近は基本の麺が太麺のときは、替え玉専用の細めの麺が使われますが、
今回はもともとの麺が細めなので、基本の麺と同じものと思われます!
綿麺では替え玉にはラーメンのタレがかけられて出てきますが、
このタレを少し味わうと、鶏の旨味がギュッとつまってました!
ほんのりと甘みのあるタレで、これは親鶏のチャーシューを
作るときに使ったタレが応用されているのではないですかね!(*゚ー゚)
とすると、スープには親鶏のガラの旨味が引き出されていて、
タレのほうにはその肉の旨味も生かされているのでしょうね!
ところで自分は他のお客さんよりも食べるのが遅いのですが、
店主さんもそれを見越して替え玉を提供するタイミングを
他の人よりも少しずらしてくれていたみたいなのですよね!
おかげで麺の食べ終わりと替え玉のタイミングがピッタリでした!
そうしたところまで配慮してもらえるのは本当にありがたいですね!
親鶏の深い旨味をとことんまで味わえる一杯でございました!(゚x/)モキー
[メニュー]

お店の住所と地図 大阪府松原市松ヶ丘3丁目6-15
【関連記事】
・自己流ラーメン 綿麺 総合メニュー
<<6/6発売 日清 麺職人 沖縄そば | ホーム | 6/6発売 明星 3種肉盛麺 焼肉醤油味>>
たういさん、こんにちは!
最近はいろんなラーメン屋さんで限定が出されてますが、
限定数を気にしながら訪問しないといけないのに対して、
綿麺の場合は「第2・4金曜なら確実」と日が決まってるので、
訪問するときに安心して行けるのもありがたいところです!
でもって、特に今年は面白いラーメンがよく出てきますね!(●・ω・)
今回のように新たな試みをふんだんに入れてくることも多いですし、
定番の限定にも何か変化をつけてくるなど見どころがありますからね!
今回の限定はたういさんにはかなり合ったと思えますね!
親鶏のガラならではの深く力強い旨さがしっかりと広がり、
それでいて同時に優しさの内包したスープに仕上がってましたし!
また親鶏の肉は普通にカットすると硬かったりもするのですが、
スライスすることによってその食感をプラスに生かしているなど、
あらゆる点に気を配られているのが手に取るようにわかる一杯でした!
ぜひともたういさんと一緒に訪問する機会も作りたいものですね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
最近はいろんなラーメン屋さんで限定が出されてますが、
限定数を気にしながら訪問しないといけないのに対して、
綿麺の場合は「第2・4金曜なら確実」と日が決まってるので、
訪問するときに安心して行けるのもありがたいところです!
でもって、特に今年は面白いラーメンがよく出てきますね!(●・ω・)
今回のように新たな試みをふんだんに入れてくることも多いですし、
定番の限定にも何か変化をつけてくるなど見どころがありますからね!
今回の限定はたういさんにはかなり合ったと思えますね!
親鶏のガラならではの深く力強い旨さがしっかりと広がり、
それでいて同時に優しさの内包したスープに仕上がってましたし!
また親鶏の肉は普通にカットすると硬かったりもするのですが、
スライスすることによってその食感をプラスに生かしているなど、
あらゆる点に気を配られているのが手に取るようにわかる一杯でした!
ぜひともたういさんと一緒に訪問する機会も作りたいものですね!
ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
| ホーム |
今回のラーメンは特に気になりますね!
しょうゆ味好きの自分にはたまりませんよ~♪
機会あれば、ぜひ連れて行ってほしいものです!