3/8発売 滋賀 幻の中華そば 加藤屋監修 まぼちゅー

3/8発売の明星「滋賀 幻の中華そば 加藤屋監修 まぼちゅー」を食べました!

昨日紹介した「和海」などと同様に、3/8に発売された
近畿2府4県の有名店のカップ麺化商品のうちの1つです!

3/8の発売当時は滋賀のみでの販売となっていましたが、
4/5に改めて大阪などでも販売が開始されています!

3/8発売 滋賀 幻の中華そば 加藤屋監修 まぼちゅー

こちらのお店の名前もけっこう頻繁に耳にしますね!
どういうラーメンなのかはよくわかっていなかったですが!

どうもこれを見るに魚介がメインのラーメンのようですね!

3/8発売 滋賀 幻の中華そば 加藤屋監修 まぼちゅー(内容物)

面白いのは乾燥かやくとして背脂が入っているという点ですね!

大抵のカップ麺では背脂は液体スープの一部となってますが、
明星はこうした乾燥背脂をときどき使ってくるのですよね!

乾燥具材なので形が崩れないという利点があるのが大きいです!(*゚ー゚)

3/8発売 滋賀 幻の中華そば 加藤屋監修 まぼちゅー(できあがり)

背脂がなかなか印象的な仕上がりとなっていますね!

まずはスープですが・・・おぉ、これは想像以上の魚介の強さです!

背脂と魚介ということでどういったバランスなのかと思いきや、
背脂や豚脂は魚介だけでは足りないコクを補うサポート的な役割で、
前面に立って旨味をアピールしてくるのは魚介となっています!

また、その魚介は煮干ではなくかつおが主軸となっているので、
魚介の旨味は強めながらも煮干系のような無骨さはあまりなく、
力強さと同時に和風麺のだしに通じる深みを持ち合わせています!

そのかつおも魚粉がメインなのでそのパワフルさは光ってますね!
これだけかつおをガツンと押したスープもなかなか珍しいです!

魚介系のラーメンが苦手な人なら避けたほうが無難なぐらいですね!
でも煮干のようなクセはないので、けっこう食べやすいと思いますが!(●・ω・)

ここに加わる動物系の要素はかやくとして入っている背脂と、
後入れ調味油の大半を構成するラードとなっています!

魚介系ラーメンの場合、調味油も魚介の風味であることが多いですが、
このラーメンに関しては調味油には魚介の要素はほとんどないです!

むしろ油脂に関してはほぼ豚系で統一されていると言えるほどですね!

これによってかつおだけでは出せない厚みがスープに加わって、
魚介メインながらもコクもしっかり感じられる仕上がりとなります!

後半になってくると油脂の主張が下がるのでより魚介優位となり、
和風麺に通じるしっとりとした味わいへと変化してきますね!

このメリハリのつけ方は自分としてはかなり気に入りましたね!

スープの原材料はラード、デキストリン、食塩、かつおぶし粉末、
香味油、かつおエキス、さばぶし粉末、しょうゆ、鶏肉エキス、
酵母エキス、香味調味料などによって構成されています!

デキストリンが入るためか、ごく軽くスープにとろみがありますね!
あくまでほんのちょっととろみがあるという程度ではありますが!

麺はこのシリーズとしては珍しくノンフライ麺となっています!(=゚ω゚)

明星の「スチームノンフライ」らしいポソッとした食感の麺で、
小麦の香りは強めで、断面の丸い中細ぐらいの麺となっています!

少し前に明星の縦型で頻繁に見かけたタイプの麺に近いですね!

麺は醤油やソースが練り込まれているので色がけっこう濃いです!
また、それによってスープとのなじみもなかなか良くなってます!

ノンフライ麺ということでスープへの味の影響が極めて小さく、
スープの旨味がダイレクトに味わえるようになっていますね!

今回のスープに関してはそれが功を奏しているように感じました!

麺の量は65gで、カロリーは349kcalと軽めになっています!
脂質は9.8gで、ノンフライ麺ということで低めの数字ですね!

具は背脂、チャーシュー、メンマ、ねぎとなっています!(*゚◇゚)

背脂は具というよりはスープの一部といった感じですが、
本物に近いやわらかさで背脂らしさはよく出ています!

ただ背脂の風味がそれほど強いというわけではないので、
調味油のラードとの合わせ技といった感じではありますが!

チャーシューはごく普通の甘めのチャーシューチップですが、
量が多いこともあって満足度はなかなかのものがあります!

メンマもごく普通ですが、こちらも量はけっこう多いですね!

かつおの風味をガツンと立てつつ背脂とラードでコクも加える、
魚介系らしい良さを出しながらしっかりとした厚みもあって、
なおかつ煮干系ともまた違った個性を感じさせる一杯でした!

麺量は少なめなものの魚介系好きなら十分納得できる内容で、
自分としても「井出商店」に次いでこれが気に入りましたね!

ただ、「井出商店」も今回の「加藤屋」も明星の担当なので、
明星の応用力の高さが貢献したという側面が大きそうですが!

どうも大阪の西中島南方に煮干系の支店もあるようなので、
そちらの店舗へも実際に足を運んでみたくなりましたね!(゚x/)モッキュウ

【関連記事】
滋賀 幻の中華そば 加藤屋監修 まぼちゅー
兵庫 らーめん専門 和海監修 塩味
大阪豊崎 らーめん弥七監修 鶏白湯醤油
和歌山 井出商店監修 醤油豚骨

にほんブログ村 グルメブログ カップ麺・カップラーメンへ このエントリーをはてなブックマークに追加
(クリックしてくださる際にはCtrlキーを押しながらすると非常に楽です。)

テーマ : カップめん | ジャンル : グルメ

コメント

 
これ、自分は(予想通り)ダメでした (^_^;)
ほんとにガッツリの魚粉系のカップ麺でした。
お店に行ってことのある方のコメではなかなかお店のスープの再現は
難しいみたいですが、その再現度が気になります。

でこの一連の企画は
「セブンイレブン関西地区出店25周年企画」なんですね。
きのう袋麺の「桃花春」発見したので即購入しました。
袋麺は麺とスープのクオリティ高いでしょうから袋も追っていく予定です。
たういさん、こんにちは!

こちらは煮干ではなくかつおメインのスープでしたが、
ここまで魚介攻めだとたういさんはダメみたいですね!

でも魚介好きなら満足できる水準にはあったと思います!(=゚ω゚)

大阪の支店はスープの路線はけっこう違ってるようなので、
本店の味を知るには滋賀まで行く必要があるのが辛いですね;

そういえば今回カップ麺化された一連のラーメンは
以前から袋麺で販売されていたものが多いようですね!

なので、もともとセブンイレブンとパイプのあった
お店が主に選ばれたといってもいいのかもですね!

ただ今回初めてカップ麺&袋麺化されたお店もあるはずですが!

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)
煮干ではなく節がメインとは言え
魚粉のパンチは明白なようですね!

調味油には魚介の要素がない
というのは確かに少し意外でした。

麺の質感は「ラーメン紀行」シリーズの
ノンフライ麺っぽい雰囲気ですね。

あのシリーズどうなったんだろう…(苦笑)

このカップ麺は自分もハマれそうです!
takaさん、こんばんは!

魚介系でパンチの効いたラーメンというと
煮干がメインに据えられていることが多いですが、
こちらはあえてかつおなのが個性になってますね!

魚介系のスープに対して魚介系の油脂を合わせずに
動物系の油脂を加えるのは燕三条系などもそうですよね!

意外と動物系の要素を油脂だけに絞るのはあるみたいですね!

>麺の質感は「ラーメン紀行」シリーズの
>ノンフライ麺っぽい雰囲気ですね。

そうそう、あのシリーズの麺にけっこう近いですね!

「ラーメン紀行」シリーズはなかなか面白かったのですが、
いつのまにかすっかりと見ないようになってしまいましたね;

明星って何度か縦型ノンフライのブランド確立に挑戦してますが、
出だしは何とか頑張るもののなかなか続かないことが多いですね(;゚ω゚)

ではでは、コメントありがとうございました!(゚x/)

コメント

 
管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

Powered by FC2 Blog
/ ある事件の記録ブログ版
Copyright © He can eat anything but himself! All Rights Reserved.