2/29全国発売 麺ニッポン 函館塩ラーメン
2/29全国発売の日清「麺ニッポン 函館塩ラーメン」を食べました!
もともとは北海道・東北限定でしたが、販売地域が広がりました!
函館の塩ラーメンというと、北海道において旭川の醤油ラーメン、
札幌の味噌ラーメンと並ぶ存在のご当地ラーメンとして有名ですね!

こちらも「尾道ラーメン」と同様に3つの特徴が書かれてますが、
函館の塩ラーメンは旭川や札幌のご当地ラーメンと比べると、
その特徴がやや曖昧なところが多かったりもするのですよね!
ここではホタテが重要なポイントとして書かれてはいますが、
ホタテを使わずにスープを取っているお店もかなり多いですし、
塩という点は共通しつつも実際の味は多岐に渡っているようです!
ここにあるような「海鮮系メインの塩スープ」といった路線は、
もともと函館のラーメンの多くが塩ベースだったことに加えて、
主に本州以南の人が抱く函館のラーメンに対するイメージを
取り入れることで生まれた側面もあったりするのでしょうね!(*゚ー゚)

内容物はかやく2袋と液体スープという構成になっています!
どうもこのシリーズはかやくを2袋に分ける傾向がありますね!
そのほうがチャーシューにねぎの風味が移らなくていいのですが!
チャーシューにねぎの風味が強く移ると高級感が薄れますしね;

かにかまぼこやわかめも加わっていかにも海の香りがしてきます!
まずはスープですが・・・おっ、ホタテが非常に効いてますね!(●・ω・)
ここまでホタテを主役に立てたスープは珍しいぐらいですね!
貝系のスープというと特有の強いクセを見せるものも多いですが、
こちらはホタテらしい自然な甘さを軸にした風味となっているので、
貝の特徴的な風味があまり得意でない人にも受け入れやすいでしょう!
そのホタテの丸みのある旨味を中心に据えつつ、具材のわかめや
かにかまぼこから出る風味もまた海鮮系スープらしさを高めます!
そこに豚脂を加えることでコクをプラスする形となっていますが、
全体的に動物系の要素は下支えのための存在に近くなっています!
前面に出て旨味を主張するのはほぼ海鮮系にしぼられていますね!
函館の塩ラーメンは昆布を使うことがけっこう多いのですが、
こちらは昆布らしい風味は特に感じられたりはしないです!
そのかわりごく軽めに椎茸の旨味もじんわりと感じられます!
また、塩カドも優しく全体的にとがった印象はあまり持たせません!
そのため、ややインパクトが弱いと思う人もけっこういそうですが、
旨味にしっかりとした深みがあるので自分は不満はなかったですね!(=゚ω゚)
スープの原材料は魚介エキス、豚脂、醤油、魚介調味油、食塩、
発酵調味料、糖類、チキンエキス、魚粉、椎茸エキスとなっています!
この組み合わせからもあくまで海鮮系が主体なのが見えますね!
また、昆布についてはどうも今回は使われなかったみたいですね!
そのほうが海鮮の旨味がダイレクトに伝わるからかもです!
麺は中細ストレートのノンフライ麺が使われています!
ややプリンとした食感なのはこのシリーズらしくはありますが、
「尾道ラーメン」に比べると食感はやや優しい感じがしますね!
また、麺の太さについてもこちらのほうがいくぶん細く見えます!
細かい調整ながらも、ラーメンごとに麺は変えているのでしょう!(*゚◇゚)
中細でなおかつ麺単体で強い主張を見せるタイプの麺でないので、
今回のこの優しく滋味深いスープとの相性もなかなかいいです!
麺の量は70gで、カロリーは329kcalとなっています!
脂質は7.9gで、やはりけっこう軽めの数字となってますね!
具はチャーシュー、かにかまぼこ、メンマ、ねぎ、わかめです!
チャーシューはおそらく「尾道ラーメン」に入っているものと同じで、
小さいながらもしっかりとした旨さを持ったものとなっています!
サイズこそ小さいものの噛みしめたときの味に関しては
高級系チャーシューと遜色ないものを持っていますしね!
特に脂身のまったりとした旨さはなかなかのものです!
小さいながらも数回に分けて食べたくなるチャーシューですね!
サイズだけでなく、味もやはり大事なのだなと感じさせてくれます!
かにかまぼこはなぜかちょっと崩れた感じになって入ってましたが、
おそらくはたまたま個体差でそのようになったのだと思います!
崩れたことでスープに味が出やすくなったような気もしますが!
メンマは標準的ながらも食感・風味ともにほどよい感じで、
わかめも麺と絡めて食べることで海の香りが軽く広がります!
ねぎは白い部分が多く、辛さよりも甘さを生かした感じですね!
こうして見るとカップ麺でのねぎは青いものは刺激や香りを重視、
白いものは甘味や単体の具としての存在感重視と言えそうですね!(*・ω・)
これだけホタテを立てた塩ラーメンは非常に珍しいと言えるもので、
もともと定義に曖昧なところがある「函館ラーメン」という枠の中で、
しっかりと味の面での個性を立ててきたのは見事だったと思います!
具材の構成を含め、いかにも函館以外の地域の人が持っている
「函館ラーメンのイメージ」そのものといった感もありましたが、
これはこれで明確な個性を持ったラーメンなのは間違いないですしね!
ホタテの優しい旨味をしっかりと堪能することができるラーメンでした!(゚x/)モッキュルー
【関連記事】
・麺ニッポン 函館塩ラーメン
・麺ニッポン 尾道ラーメン
・麺ニッポン 横浜家系ラーメン
・麺ニッポン 八王子ラーメン
・麺ニッポン 信州味噌ラーメン
・麺ニッポン 近江ちゃんぽん
もともとは北海道・東北限定でしたが、販売地域が広がりました!
函館の塩ラーメンというと、北海道において旭川の醤油ラーメン、
札幌の味噌ラーメンと並ぶ存在のご当地ラーメンとして有名ですね!

こちらも「尾道ラーメン」と同様に3つの特徴が書かれてますが、
函館の塩ラーメンは旭川や札幌のご当地ラーメンと比べると、
その特徴がやや曖昧なところが多かったりもするのですよね!
ここではホタテが重要なポイントとして書かれてはいますが、
ホタテを使わずにスープを取っているお店もかなり多いですし、
塩という点は共通しつつも実際の味は多岐に渡っているようです!
ここにあるような「海鮮系メインの塩スープ」といった路線は、
もともと函館のラーメンの多くが塩ベースだったことに加えて、
主に本州以南の人が抱く函館のラーメンに対するイメージを
取り入れることで生まれた側面もあったりするのでしょうね!(*゚ー゚)

内容物はかやく2袋と液体スープという構成になっています!
どうもこのシリーズはかやくを2袋に分ける傾向がありますね!
そのほうがチャーシューにねぎの風味が移らなくていいのですが!
チャーシューにねぎの風味が強く移ると高級感が薄れますしね;

かにかまぼこやわかめも加わっていかにも海の香りがしてきます!
まずはスープですが・・・おっ、ホタテが非常に効いてますね!(●・ω・)
ここまでホタテを主役に立てたスープは珍しいぐらいですね!
貝系のスープというと特有の強いクセを見せるものも多いですが、
こちらはホタテらしい自然な甘さを軸にした風味となっているので、
貝の特徴的な風味があまり得意でない人にも受け入れやすいでしょう!
そのホタテの丸みのある旨味を中心に据えつつ、具材のわかめや
かにかまぼこから出る風味もまた海鮮系スープらしさを高めます!
そこに豚脂を加えることでコクをプラスする形となっていますが、
全体的に動物系の要素は下支えのための存在に近くなっています!
前面に出て旨味を主張するのはほぼ海鮮系にしぼられていますね!
函館の塩ラーメンは昆布を使うことがけっこう多いのですが、
こちらは昆布らしい風味は特に感じられたりはしないです!
そのかわりごく軽めに椎茸の旨味もじんわりと感じられます!
また、塩カドも優しく全体的にとがった印象はあまり持たせません!
そのため、ややインパクトが弱いと思う人もけっこういそうですが、
旨味にしっかりとした深みがあるので自分は不満はなかったですね!(=゚ω゚)
スープの原材料は魚介エキス、豚脂、醤油、魚介調味油、食塩、
発酵調味料、糖類、チキンエキス、魚粉、椎茸エキスとなっています!
この組み合わせからもあくまで海鮮系が主体なのが見えますね!
また、昆布についてはどうも今回は使われなかったみたいですね!
そのほうが海鮮の旨味がダイレクトに伝わるからかもです!
麺は中細ストレートのノンフライ麺が使われています!
ややプリンとした食感なのはこのシリーズらしくはありますが、
「尾道ラーメン」に比べると食感はやや優しい感じがしますね!
また、麺の太さについてもこちらのほうがいくぶん細く見えます!
細かい調整ながらも、ラーメンごとに麺は変えているのでしょう!(*゚◇゚)
中細でなおかつ麺単体で強い主張を見せるタイプの麺でないので、
今回のこの優しく滋味深いスープとの相性もなかなかいいです!
麺の量は70gで、カロリーは329kcalとなっています!
脂質は7.9gで、やはりけっこう軽めの数字となってますね!
具はチャーシュー、かにかまぼこ、メンマ、ねぎ、わかめです!
チャーシューはおそらく「尾道ラーメン」に入っているものと同じで、
小さいながらもしっかりとした旨さを持ったものとなっています!
サイズこそ小さいものの噛みしめたときの味に関しては
高級系チャーシューと遜色ないものを持っていますしね!
特に脂身のまったりとした旨さはなかなかのものです!
小さいながらも数回に分けて食べたくなるチャーシューですね!
サイズだけでなく、味もやはり大事なのだなと感じさせてくれます!
かにかまぼこはなぜかちょっと崩れた感じになって入ってましたが、
おそらくはたまたま個体差でそのようになったのだと思います!
崩れたことでスープに味が出やすくなったような気もしますが!
メンマは標準的ながらも食感・風味ともにほどよい感じで、
わかめも麺と絡めて食べることで海の香りが軽く広がります!
ねぎは白い部分が多く、辛さよりも甘さを生かした感じですね!
こうして見るとカップ麺でのねぎは青いものは刺激や香りを重視、
白いものは甘味や単体の具としての存在感重視と言えそうですね!(*・ω・)
これだけホタテを立てた塩ラーメンは非常に珍しいと言えるもので、
もともと定義に曖昧なところがある「函館ラーメン」という枠の中で、
しっかりと味の面での個性を立ててきたのは見事だったと思います!
具材の構成を含め、いかにも函館以外の地域の人が持っている
「函館ラーメンのイメージ」そのものといった感もありましたが、
これはこれで明確な個性を持ったラーメンなのは間違いないですしね!
ホタテの優しい旨味をしっかりと堪能することができるラーメンでした!(゚x/)モッキュルー
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takaさん、こんばんは!
函館塩ラーメンはいろんなご当地ラーメンの中でも
特に定義づけが難しいラーメンと言えそうですね!
おそらくそこは日清も苦労した点だと思われますが、
そこで使うお店もいくつかあるホタテに目をつけて、
それを強調したのがこのラーメンなのでしょうね!(●・ω・)
半ば強引に方向性を明確にしたような感もありますが、
味の面から言えばこれは正解だったと言えそうです!
ホタテの持つ甘味などがしっかりと生きてましたし!
ではでは、コメントありがとうございましたっ!(゚x/)
函館塩ラーメンはいろんなご当地ラーメンの中でも
特に定義づけが難しいラーメンと言えそうですね!
おそらくそこは日清も苦労した点だと思われますが、
そこで使うお店もいくつかあるホタテに目をつけて、
それを強調したのがこのラーメンなのでしょうね!(●・ω・)
半ば強引に方向性を明確にしたような感もありますが、
味の面から言えばこれは正解だったと言えそうです!
ホタテの持つ甘味などがしっかりと生きてましたし!
ではでは、コメントありがとうございましたっ!(゚x/)
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定義(特徴)付けが難しそうですね。
しかも今回の特徴となっている2項目の
「透き通った塩スープ」「中細ストレート麺」なんて
全国的に見ても大概の塩ラーメンに当て嵌まりそうですしw
「北海道産ホタテエキス使用」という項目が唯一
北海道らしさを感じさせてくれる特徴となっていますが、
ホタテが主役級のスープなら個性と価値が見出せそうです。
このカニカマを見たらシーフードヌードルを思い出しますけどw
完成度は「麺ニッポン」シリーズらしいクオリティのようですね!
> 具材の構成を含め、いかにも函館以外の地域の人が持っている
> 「函館ラーメンのイメージ」そのものといった感もありましたが
道民の方々からすれば賛否両論なのかもしれませんが、
そのバランスによる安定感は日清食品らしいと思いますし、
全国展開する上では正解だと思います。と、関西在住者の意見w